請求書発行システムは、請求書の作成・発行を効率化・自動化するシステムで、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応はもちろん、請求書発行の手間を96%削減できるものもあります。
本記事では、専門家アドバイスを参考に「編集部おすすめ請求書発行システム23選」を徹底比較!
比べやすい資料の一括ダウンロードや、サービスごとのダウンロードもできるので、最短・予算内で自社にぴったりのサービスを見つけたい方は、まず資料請求がおすすめです。
このページの目次
請求書発行システムには、請求書を単にデータ化するだけでなく請求書関連業務を効率化させるさまざまな機能が搭載されています。
機能が充実すればコストも上がるので、どのような便利な機能があって、どれが自社に必要なのか確認しましょう。
① 請求書・納品書・支払明細書の作成 | 取引先情報・自社情報の自動入力 |
テンプレートを使用した一括作成 | |
請求書⇔納品書の簡単変換 | |
② 請求書発送 | 取引先ごとに個別の設定で送信 |
郵送代行(発行・封入・郵送を代行) | |
③ 入金管理 | 金融機関と連携、入金データの取り込み・自動消込 |
期限を知らせるアラート機能 | |
④ 会計ソフトなどとの連携 | 自動取り込み/仕訳など周辺システムとのデータ連携 |
⑤ 売上レポートの作成 | 各月の請求金額を簡単に把握できる |
⑥ 各書類の保管 | 電子帳簿保存法への対応 |
過去の書類が見つけやすい検索機能 |
2023年10月にはインボイス制度がスタート、2024年1月から電子取引における帳簿や書類はすべて電子データでの保存が義務化(改正電子帳簿保存法)されました。
請求書発行システムを導入すれば、各種制度への対応と請求書業務の効率化が同時に叶います!
バラエティに富んだ請求書発行システムをまずは一覧で比較するので参考にしてください。
ツール名
月額費用
無料トライアル
郵送代行
入金管理
システム連携
売上レポートの作成
各書類の保管
楽楽明細
freee会計
MakeLeaps
奉行Edge 発行請求書DXクラウド(旧奉行Edge 請求管理電子化クラウド)
BConnectionデジタルトレード
Bill One
invox発行請求書
請求QUICK
プロワン
ONEデジInvoice
上記比較表のすべてのサービスは、資料で詳しく案内されています。
複数の資料を比較することで、コスト・機能ともに納得できるサービスを見つけやすくなります。
画像出典元: 「楽楽明細」 公式HP
CMでもお馴染みの「楽楽明細」は、10,000社を超える導入実績(※2024年4月時点)で面倒な請求書発行の手間を96%削減*できます。
既存のシステムから出⼒される請求データを取り込むだけで簡単にデータ連携ができるため、誰でもスピーディに導入できる点も魅力です。
*月の発行件数500件の場合の月間の導入効果(ラクス調べ)
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
初期費用 | 月額費用 | 郵送代行 |
無料デモ | |
費用 | 100,000円 | 25,000円~ | 1通169円~ |
あり |
その他
1001人以上
申請から承認までスムーズに行える
小口や交通費、出張、経費/原価支払をこのツールひとつで対応できます。支払期日が逼迫している等、急ぎの申請にも対応が可能です。領収書/請求書を修正する場合、一度明細との紐付けを解除する必要があり手間がかかります。
金融
1001人以上
共有機能がないのが不便
承認者ではなく他の者が対応を行っていることを報告することや、閲覧してほしいことがありますが、システム上他の方に閲覧権限などを登録することができず、その点は多少不便に感じたことがあります。閲覧権限だけでも付与出来たら便利です。
画像出典元:「freee会計」公式HP
「freee会計」は、簿記の知識が乏しい人が会計を担当している会社にもおすすめで、誰にでも使いやすく感覚的に操作できるUIが魅力です。
初期費用や解約料が0円でコストパフォーマンスがよく、無料トライアルでしっかり確認できるので安心して始められます。
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
専任担当の手厚いサポートが受けられるエンタープライズプランも別途提供されています。
ベーシック | プロフェッショナル | |
月額費用(税抜) 【年一括払いの場合】 |
3,980円 | 39,800円 |
ユーザー数 | 3名まで(4名以上は追加料金) | 10名まで(11名以上は追加料金) |
※月額1,980円で利用できる小規模法人向けプランも別途提供
※30日間無料トライアルあり(有料プランとほぼ同じ機能の操作が可能)
コンサルティング
2人〜10人
やたらとアップグレードを勧められる
費用を安く抑えることに注目をし、勘定奉行・弥生会計・マネーフォーワード・freeeの4つで比較を行ってfreee会計を導入。スマホからの入力が思いのほか楽なため、後で事務所で会計処理や伝票整理をしなくてよいので、本業に集中できるところが良い。プランをアップグレードするようメッセージが出てくるのが気になる。
非公開
11人〜30人
複式簿記を理解している人達には使用しにくい
請求書の発行をすれば売掛金として仕訳が登録されるので、その点が使いやすいです。CSVデータを連携させて仕訳登録するという想定のものなので、複式簿記を理解している人達には使用しにくい。
画像出典元:「MakeLeaps 」公式HP
「MakeLeaps(メイクリープス)」はクラウド上で見積・請求・入金管理ができるサービスで、リコーグループに属する安心感もあります。
30種類以上の外貨対応・書類デザインもカスタム可能で、有料契約だけでも5,400社を超える実績があるので安心して利用できます。
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
メール送付(無料)・郵送代行(1通 158円/税抜)
事前契約ではなく、ひと月毎の利用状況で料金が変動するため、無駄なく導入できます。
個人プラン | 法人プラン | エンタープライズ プラン |
無料プラン | |
費用(税抜) | 600円/ユーザー | 1,000円/ユーザー | 30,000円/社 | 0円 |
取引先の上限 |
10社まで |
従量課金* |
無制限 |
3社まで |
ユーザーの上限 |
3人まで |
従量課金 |
無制限 |
1人まで |
送付通数の上限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
300件/月まで |
※すべての機能を試せる30日間無料トライアルあり
*取引先11社以上:月額取引先単価40円~90円
サービス
11〜30人
電子領収書がメインの会社にはおすすめ
請求書も領収書も簡単に作ることができます。宛名件数に上限があり、顧客名簿がいっぱいになったときに削除しなくてはならないことが多々発生していて困ります。こまめに整理をしないといけないのは楽ではありません 。
外食
101〜250人
UIがわかりやすく入金管理機能に特化していて便利
UIがわかりやすく、入金管理の機能に特化しているところが便利でした。経理としての人員や手間を増やさずに請求書作成の質とスピードを上げることができたので良かったです。
画像出典元:「奉行Edge 発行請求書DXクラウド」公式HP
「奉行Edge 発行請求書DXクラウド(旧奉行Edge 請求管理電子化クラウド)」は、請求業務の電子化によってコスト削減や担当者の業務負担軽減に期待ができるサービスです。
紙で取り扱っていた請求書を全て電子化することができ、データ取込から送付までの業務を自動化することができます。
他の基幹システムや販売管理システムと自動連携することもでき、バックオフィス業務のDXを推進することができるでしょう。
経理のリソース不足を解消したい企業やDXを推進していきたい企業におすすめのサービスです。
年間のスペック契約発行数600枚までで月額7,000円の費用がかかります。
初期費用は不要で、年間のスペック契約発行数や管理ライセンス数によって料金が変わる料金体系となっています。
項目 | 内容 |
月額費用 | 7,000円〜 |
年間利用料 |
84,000円~ |
スペック契約発行数(年間) | 600 |
ライセンス数 | 管理者1ライセンス |
(税抜き表示)
※契約は、法人単位で年間契約のみ
※グループ企業で検討の場合、別途専用プランあり
画像出典元:「BConnectionデジタルトレード」公式HP
「BConnection(ビーコネクション)デジタルトレード」はNTTコミュニケーションズにより提供されている標準機能が無料のクラウド型請求書発行システムです。
外貨と多言語に対応しているため、海外に取引先を多く持つグローバル企業に特におすすめです。
「BConnectionデジタルトレード」は無料の標準機能と有料の追加機能とで構成されています。
標準機能は、自社・取引先とも無料で利用できる点が最大の魅力です!
標準機能でできること・有料機能の詳細は資料でご確認ください。
画像出典元:「invox発行請求書」公式HP
「invox発行請求書」は、業界最安値水準の料金で利用でき、社内の利用人数・得意先数は無制限、月契約で開始できる請求書発行サービスです。
請求書のレイアウトは、Excelベースで自由にカスタマイズでき、さまざまな書類送付業務を効率化できます。
ミニマムプラン | ベーシックプラン | プロフェッショナル プラン |
|
初期費用 | 0円 | ||
月額利用料 | 1,980円 | 9,800円 | 29,800円 |
データ処理料金* |
発行 50円/1件 | 発行 50円/1件 入金消込 50円/1件 |
発行 50円/1件 入金消込 50円/1件 |
請求書の郵送代行** |
白黒100円/1通*** カラー150円/1通 |
||
社内利用人数・得意先 | 無制限 |
(金額はすべて税抜)
* 請求データを取り込んで確定したタイミングで件数をカウント
** データ処理料金+郵送費用が発生、A4片面のみ印刷で最大8ページまで送付可能
***2ページ目以降:A4白黒片面5円/ページ、A4カラー片面50円/ページの追加料金
3カ月伴走の導入サポートや無料トライアルあり、資料を確認して個別相談会に参加してみましょう!
画像出典元:「請求管理ロボ」公式HP
「請求管理ロボ」は、継続的に発生する請求書業務の自動化に強みのある請求書発行システムで、自動集金の仕組み化、入金催促の自動化まで可能です。
顧客管理システムや会計システムとも連携可能で、請求書の発行・送付・入金消込まで一括管理でき請求業務の効率化がはかれます。
「請求管理ロボ」には、請求書を電子化したい企業向けの電子化プラン/請求書の電子化と入金消込をしたい企業向けの請求管理プランが用意されています。
電子化プラン | 請求管理プラン | |
対象 | 請求書を電子化したい企業 | 請求書の電子化+入金消込をしたい企業 |
月額費用 | 10,000円 | 30,000円 |
請求件数に応じた 従量課金 |
10,000円~ | 10,000円~ |
サービスの概要について、詳しくは以下の公式ホームページからご確認ください。
IT
2人〜10人
人為的ミスが大幅に減り時間短縮になった
請求管理ロボは一度データを設定してしまえば請求書データの作成をリアルタイムで自動作成してくれる為、人為的なミスが大幅に削減されました。請求書作成などが完了した際に完了報告通知などがあるとさらに良いかと思います。
IT
51人〜100人
導入費用も固定費も高い
請求書の内容を訂正する際のステップが多い。システム上で使われている単語がわかりにくい。請求件数が月100件以上はないと、費用対効果は見込めないと思います。
画像出典元:「Bill One」公式HP
「Bill One」は、名刺管理で有名なSansanが提供する受取請求書データ化サービスで、請求書発行システムとしても利用できます。
従業員数100名以下なら無料で利用でき、請求書受け取り・支払い申請・承認・保管・経理対応まで完結できるのが大きなメリットです。
従業員数100名以下 | 従業員数101名~ | |
初期費用 | 無料 | 要問合せ ※専任コンサルタントによる導入支援あり |
年額費用 | 無料 | |
請求書の受け取り | 100件/月まで無料* | 無制限 |
*全社で受け取る請求書が月100件を超えた場合は次月から有料プランに切替
画像出典元:「BtoBプラットフォーム請求書」公式HP
「BtoBプラットフォーム請求書」は、企業間の取引で発生する請求書の発行・受取をクラウド上で完結できるサービスです。
利用実績100万社超え(2022年BtoBプラットフォーム全体実績)、無料で利用できるプランの提供など、初めて導入する企業でも安心して利用開始できます。
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
初期費用 | 月額費用 | 郵送代行 | 無料デモ | |
費用(税抜) | 100,000円~ | 20,000円〜 | 1通120円 |
あり |
小売/流通/商社
251人〜500人
サポートもしっかりしている
わからないことはメールを入れておくと大体は2時間後くらいには電話が入り、問題点を解決してくれる。自社の請求書データを直接読み込めないため、データを一度CSVに変換するのだが、データを取り込めない(セルの文字設定が文字になっているなど)時、原因を探すのには大変時間がかかってしまう。
郵送/交通/物流/倉庫
251人〜500人
事務職
請求書の処理状況が分かりづらい
「今、どの請求書がどういう状態なのか」が一目で分かりづらい。未処理の請求書が分かりづらく、締日に間に合わなくなりそうなことがあった。請求書の作成雛形に自由度があまりないため、取引先へ発行する請求書でも、こちらのツールを使用できない場合もある。
画像出典元:「invoiceAgent」公式HP
「invoiceAgent(インボイスエージェント)」は電子帳票プラットフォームのシリーズ製品で、invoiceAgent 電子取引において請求書発行も可能です。
請求書の送受信がワンプラットフォームで実現するため、経理業務を効率化できます。
小規模利用 | 標準 | |
初期費用 | 0円 | 200,000円 |
月額費用 | 15,000円 | 45,000円 |
配信数 | 200通まで | 700通まで |
追加料金 | 120円/通 | 配信数に応じた従量課金 |
(税抜)
※利用は年間契約
※30日無料トライアルあり
画像出典元:「奉行Edge 受領請求書DXクラウド」公式HP
「奉行Edge 受領請求書DXクラウド(旧奉行Edge 支払管理電子化クラウド)」は、だれもが知る「勘定奉行」など”奉行シリーズ”を提供している株式会社オービックビジネスコンサルタントのクラウドサービスです。
請求書の受領から支払処理までを広範囲に自動化し、ある調査では請求書支払の業務時間を約72%削減可能です。
初期費用は無料で、利用料は年額156,000円~となっており、月額に換算すると13,000円~になります。
奉行Edge 受領請求書DXクラウド | |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 13,000円~ |
スペック 受取請求書枚数(年間) | 600枚 |
ライセンス構成 | 管理者1ライセンス ユーザー1ライセンス |
(税抜き)
画像出典元:「OPTiM 電子帳簿保存」公式HP
「OPTiM 電子帳簿保存」は株式会社オプティムが運営する電子帳簿管理サービスです。
AIによる自動解析機能を搭載しており、あらゆる取引書類をアップロードするだけで、金額や日付などの情報を管理台帳に自動入力可能です。
多様な書類の一元管理も可能で、高度な検索機能も搭載していることから、導入後は保存書類を効率よく参照できるようになるでしょう。
電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、法令遵守と書類管理業務の効率化に貢献するサービスです。
初期費用と月額料金を無料から利用することが可能です。
アップロードの上限数によってプランが異なり、プラン毎に年間並びに、月間でそれぞれ上限数があります。
上限数はオプションで上げることが可能です。
無料トライアルの場合はファイル保存期間が登録日から6ヶ月間しかないため、無期限でファイルの保存を希望する場合はプランの変更が必要となります。
無料トライアル | スターターS1 | スターターS2 | スターターS3 | |
初期費用 | 無料 | |||
月額費用 (税別) |
無料 | 9,980円 | 19,800円 | 29,800円 |
年間アップロード上限数 (月間上限数) |
120 (月間:10) |
1,200 (月間:100) |
6,000 (月間:500) |
12,000 (月間:1,000) |
ファイル容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ユーザー作成上限数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ファイル保存期間 | 6ヶ月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ビジネス B1 | ビジネス B2 | ビジネス B3 | |
初期費用 | 無料 | ||
月額費用 (税別) |
34,800円 | 39,800円 | 49,800円 |
年間アップロード上限数 (月間上限数) |
18,000 (月間:1,500) |
24,000 (月間:2,000) |
36,000 (月間:3,000) |
ファイル容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ユーザー作成上限数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ファイル保存期間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
※「ビジネス B3プラン」以上の利用規模を希望する場合、別途エンタープライズプランの見積もりが必要です。
※アップロード数の上限を上げる場合、月額費用:1万円 /1,000件となります。
※ビジネスB1以上のプランには、IPアドレス制限機能があります。
画像出典元:「e-メイサイプロ」公式HP
「e-メイサイプロ」は請求書の発行はもちろん、受取り・管理までクラウド上で簡単にできる請求書作成サービスです。
受取側が請求書を発行する側(取引先)のアカウントを発行し、イーメイサイプロで請求書を発行してもらうことで一括管理が可能となります。
請求書発行システムとして利用する場合の費用です。
Aプラン | Bプラン | |
初期費用(税抜) | 150,000円(キャンペーン中は50,000円) | |
月額料金(税抜) | 5,000円 | 22,500円 |
発行可能件数 | 100通/月 | 500通/月 |
※30日間無料トライアルあり
※発行件数の多い場合のお得なパック料金の設定もあり
非公開
2人〜10人
中小企業中心におすすめ
中小企業をメインに導入することをオススメします。専用フォーマットを使用する際は別途オプション料金が発生しますが、特に拘りが無ければe-メイサイプロのフォーマットでも充分利用できます。会計ソフトと連携することで仕分け作業なども自動化されます。
金融
51人〜100人
相手がシステムを導入しなくても受渡しを行えると良い
相手先に請求書をスムーズに受け渡すには、その相手にもシステムの導入をしてもらう必要があるところは不便だと思いました。対企業であればシステム導入の交渉などもしなければならず、お客様であれば依頼しづいところもあります。
画像出典元:「Square」公式HP
Square請求書は主にtoC事業向けのクラウド請求書作成ツールで、請求書アプリ/ POSレジアプリ/ デスクトップ/ モバイル端末のいずれからでも請求書を発行できます。
請求書の75%以上が1日以内に支払いを完了していることから、利便性の高さがうかがえます。
Squareのサービスは初期費用・月額費用不要!
かかる費用は、クレジットカード利用による決済手数料のみです。
VISA、MasterCard、AmericanExpress、Discover、Diners | JCBカード | |
決済手数料 | 3.25% | 3.95% |
※日常業務をまるっと効率化する「請求書プラスプラン」も提供、詳細はこちらでご確認ください。
画像出典元:「マネーフォワード クラウド請求書」公式HP
マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成/送付/保管まで一元管理できる、個人事業主や中小企業に特におすすめの製品です。
請求書はテンプレートから柔軟にカスタマイズでき、請求書発行に必要な基本的な機能は網羅されています。
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
各プランの基本料金に利用人数に応じた従量課金が追加されます。
個人向け | 法人向け | 郵送代行 | 無料お試し | |
月額費用(税抜) | 1,280円~ | 3,980円~ | 1通170円~ |
1か月間 |
マスコミ/広告/デザイン
101人〜250人
経理・会計
カテゴリ別に分けやすく集計がしやすい
マネーフォワード 会計や債権債務ソフトとも連携が出来た。タグ機能があったので、カテゴリ別に分けやすく集計がしやすかった。中小企業であれば、オススメできると感じる。クラウドのため導入もしやすく初期設定も簡単であり、どこからでもログインすることが出来る。
メーカー/製造
251人〜500人
経理・会計
承認ルート機能がない
承認ルート機能がないので、取引先・金額のチェック機能がない。MF請求書のメール機能で同じ取引先に複数枚送ることが出来ない。債権債務管理ソフト(v-oneクラウド)と連携すると消費税に1円差異が発生する。
画像出典元:「請求QUICK」公式HP
「請求QUICK」は、請求書の発行から入金消込・仕訳、請求書の買取(オンラインファクタリング)までできるクラウド型請求書発行システムです。
SBIグループならではの「安心」と請求書買取サービス・クレカ決済・スモールスタート対応など、中小企業に寄り添ったサービスに定評があります。
0円から利用開始でき、利用状況に応じて従量で料金がプラスされる仕組みになっています。
基本料金 (無料の範囲) |
従量部分 ※最大3カ月無料 |
|
ユーザー | 無料(無制限) | |
請求書の発行枚数 | 月50通まで | 1通ごとに30円(税抜) |
インターネットバンキング 明細取得 |
30回まで | 30回ごとに300円(税抜) |
※オプション:郵送代行1通ごとに200円(税抜)
画像出典元:「ONEデジInvoice」公式HP
「ONEデジInvoice」とは、高い証明性を確保できる電子請求書発行サービスです。
電子請求に必要な機能がしっかり揃っていながら初期費用0円・月額8,000円から利用可能なので、コスト削減・作業負担の軽減・人的ミスの削減にも大きく繋がります。
画面もシンプルで誰でも簡単に使用できるシステムですが、重要なデータを扱うのでしっかりサポートチームと相談してから導入しましょう。
初期費用は無料で月額費用は8,000円から利用できる、導入しやすい料金体系です。
利用者数などにより月額料金が変わるので、詳しい金額について知りたい場合はONEデジInvoiceまで問い合わせをしてみましょう。
初期費用 (税別) |
0円 |
月額費用 (税別) |
8,000円~ |
画像出典元:「ASPIT」公式HP
ASPITは、外食業界の店舗運営者、経営者、管理者、事務担当者などの様々な業務を、まとめて効率化できる飲食業に特化した業務支援システムです。
日常業務における発注・在庫管理から、売上・財務管理、シフト作成などの勤怠管理、フランチャイズ管理など、経営課題別に必要なサービスを組み合わせて利用することができます。
24時間365日体制の手厚いサポート体制が魅力で、システム導入・導入後も細部まで丁寧な支援を行っています。
評価が高いポイント★★★
ASPITの料金プランは非公開となっています。
詳細は、問い合わせでご確認ください。
画像出典元:「board」 公式HP
「board(ボード)」は見積書や請求書の作成だけでなく営業管理、支払管理、売上見込の把握、キャッシュフロー予測の機能まで搭載している業務システムです。
中堅向け業務システムやERPだと価格が高すぎて手が出しにくいような中小企業や小規模事業者におすすめです。
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
帳票の郵送代行(1通170円(税込))や外部システム連携などのオプションも用意しています。
初期費用はなく、最低契約期間もないため、1ヶ月単位でプランの変更や解約が可能です。
Personal | Basic | Standard | Premium | |
月額(税抜) | 980円 | 1,980円 | 3,980円 | 5,980円 |
利用可能人数 | 1名のみ | 3名まで | 15名まで | 50名まで |
メール送信元 | 固定 | 変更可 | ||
登録データ量 | 制限なし | |||
対象 | 個人(法人不可) | 法人(個人も可) |
※30日間無料トライアルあり
小売
51人〜100人
3ユーザーで承認制度もできる
当社は事務所が2箇所に別れているのですが、3ユーザーで使えて承認制度等も付いているため、別事務所が作ったものを経理で確認してから承認するなどの使い方もできてとても便利でした。安価で使いやすいのでおすすめです。
IT
31人〜50人
会計と連携できなかった
管理会計や予実などは難しい。使用している会計システムと連携していなかった。予算やデータの一元管理を考えたときにセールスフォース連携できるシステムを使用した方が実現可能なことが多かった。10人前後の企業にはおすすめできると思う。安価だが、システム内の動線がしっかりしてて使いやすい。
画像出典元:「プロワン」公式HP
プロワン(旧:MeetsOne)は、現場仕事を行うフィールドサービス事業者に向けた業務支援サービスです。
在庫管理や予実管理、ルート最適化や受電システム、電子契約、決済、見積書・受注書・請求書発行など、機能が多岐に渡ります。
料金体系は、導入費用(初期費用)+月額費用で構成、基本的に1年間単位での契約です。
デモの提供もあるので、以下の資料をダウンロードの上お問い合わせください。
画像出典元:「Misoca」 公式HP
Misocaは、会計ソフトで有名な弥生株式会社が提供するクラウド請求書ソフトで、見積書や請求書を短時間で簡単に作成できます。
誰でも簡単に扱える直感的な操作性が魅力で、今まで請求書作成業務にかかっていた膨大な作業時間の大幅カットが実現します。
メリービズ
株式会社
代表取締役社長
工藤博樹氏
現在1年間無料キャンペーンを行っており、いすれのプランでも初年度は無料です。
請求書の郵送には1通160円かかります。
無料プラン | プラン15 | プラン100 | プラン1000 | |
対象 | お試しで利用 |
個人事業主 小規模法人 |
小規模法人 |
中規模法人 |
年額費用(税抜) | 無料 | 8,800円 | 33,500円 | 114,000円 |
月間請求書作成 | 10通まで |
15通まで |
100通まで |
1000通まで |
こちらから、各プランの機能詳細を確認できます。
非公開
2人〜10人
打ち込みや送付の手間を減らせる
画面の内容がそのままpdfになり、pc上から送付もでき、郵送もできる。ベンチャー企業など小規模な会社で、まず無料プランから試してみたい企業におすすめ。大企業や請求書発行数が多い会社には、簡易的すぎるツールなのであまりおすすめしない。
メーカー/製造
1人
履歴から作成できて手間いらず
余計な物がなく、本当に必要な機能だけしかないので、シンプルで非常にわかりやすい。初心者でも難なく利用できる。スマホから簡単に請求書が作成することが出来るので、出かけてる先でや、何かしながらの作成も可能。履歴から作成も出来るので、振込先もその都度入力しなくて良い。手間がかからないのは助かる。
非公開
1人
ほぼ言うことなしの便利会計ツール!
個人でwebライターの仕事をしていて、その請求書を作成するために使い始めました。請求書を一度作成すれば、同じクライアントであれば何度も使いまわしで使用できる点はとても便利だと感じています。また、弥生会計という会計ソフトと連携できるのでそのアカウントでもログインできて、互換性◎。
INVOY(インボイ)は、請求書作成から発行・入金消込まで無料で利用できるクラウド請求書プラットフォームです。
受取った請求書は5秒でデータ化・カード支払い可能で、スマートフォンからでも請求書などの帳票の作成・発行が可能と使い勝手がよいです。
有料プランでは、口座の自動連携や資金繰り表の作成まで可能です。
Free | Standard | 郵送代行サービス | |
費用(税込) | 0円 | 980円 | 1通あたり161円 |
コンサルティング
2人〜10人
一度使用した宛名を再利用できる
一度使用した宛名は再度使用する時に候補としてあがってくるため、何度も入力する手間がなくなりました。請求書、領収書、納品書を一つのアプリで管理できるので管理の面でとても便利です。
コンサル
1001人以上
がっつり利用するには物足りないかも
シンプルであるため多機能ではないですが、画面のナビや、操作をサクサク進められる感覚が他のツールに比べても非常に優れています。見積もりや請求書作成の管理郵送に特化している為、がっつり会計システムと連携して欲しいような大企業からは物足りなく感じてしまうと思います。
画像出典元:「Zoho Invoice」公式HP
「Zoho Invoice(ゾーホーインボイス)」は、無料で始められるクラウド型見積書・請求書作成サービスで、ほかにも工数管理や経費管理など充実した機能を搭載しています。
現金・クレカ・小切手・ACH送金など様々な支払方法に対応しているため、キャッシュフローの安定化も図れます。
無料(広告や追加契約などの料金の発生は無し)
IT
251人〜500人
相手に合わせて請求書の発行や送付ができる
取り引き先によって細かな変更もしながら請求書を発行できます。外資系企業への請求書の発行を行った際に、英語で請求書の発行して欲しいと希望があり、ツールを通して英語がそれほど得意でなくても5分ほどで請求書を発行できたのでありがたかったです。
コンサル
2人〜10人
請求書を手動で作成している会社にはおすすめ
多言語での請求書作成にも使いやすいと感じました。システムに抵抗がある人にも分かりやすいデザインだったと思います。 会計ソフトと連携していないため、銀行口座確認後には、ステータス変更に加え、手動で会計ソフトにも記帳する必要がありました。
画像出典元:「クロジカ請求管理」公式HP
「クロジカ請求管理」は、入金消込や売り上げの集計までしてくれる請求書発行システムです。
契約毎の計上期間や計上額をもとに自動で売上を分割、売上を自動集計してくれるため、サブスクリプション事業を展開している企業は特に使い勝手がよいです。
フリー | スタンダード | プレミアム | |
月額費用(税抜) | 無料 | 4,980円 | 29,800円 |
ユーザー数 | 1人 | 1人 | 3人~ |
顧客数 | 10件まで | 20件まで | 100件~ |
請求書発行システムの導入にあたり、取引先企業の事情もあわせて考えなくてはいけません。
紙の請求書で送って欲しいという企業向けに郵送代行のサービスや取引先への案内・サポートまで整っているかどうか、事前に確認しましょう。
自社で使用しているシステムと連携が出来るかどうかも大事なポイントです。
<システム連携で便利になること>
既存システムと簡単にデータ連携できると、導入のハードルがぐっと下がります。
連携させたいシステムを整理しておきましょう。
JIIMA(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)では、「市販されているソフトウェア/サービスが電子帳簿保存法の要件を満たしているか」をチェックし、法的要件を満たしていると判断したものを認証しています。
JIIMA認証を取得している請求書発行システムのメリット
新しく導入する場合でも、JIIMA認証を取得しているシステムであれば取引先も安心できるでしょう。
クラウド上にデータを保存するにあたって一番心配なのは、データ漏洩です。
などの項目はあらためてチェックしましょう。
データのバックアップが常時行われているかについても、データ紛失のリスクを考える上で確認しておきたいところです。
請求書発行から受け渡しまでの全ての業務をクラウド上で行えるので、今まで何日もかかっていた業務が劇的に改善されます。
テンプレートの利用で請求書の作成を効率化でき、システムによっては入力や発行を自動化できるものもあります。
請求書を完全に電子化する体制が整えば、今まで発生していた紙代、郵送費は全てゼロになります。
紙の請求書の保管スペースも不要、紛失や盗難リスクもなくなる一方、過去の請求書を参照したい場合などの検索性は向上します。
大量の請求書を扱っていると、記入漏れ・誤請求・郵送時の封入漏れなど人的ミスが発生します。
請求書発行システムを導入すれば、業務がシステム化され、人的ミスを予防出来ます。
一番のデメリットは、請求先企業の電子化対応への理解が不可欠ということです。
電子帳簿保存法の施工により減少していますが、紙での請求書を求めてくる取引先・ネット環境が整っていない取引先もあるかもしれません。
取引先に対しても電子化移行の案内や、導入サポートをしてくれるシステムを選ぶと安心です。
同ような事例にどのように対応したのか、他社事例を聞けると参考になります。
請求書発行システムはクラウド上で情報を扱うので、やはりセキュリティが気になるところです。
どのシステムも万全を期してはいますが、100%ではありません。
災害も含め、万が一のシステム停止時にも請求がストップしないような体制を作っておく必要があります。
「毎月の請求書発行の膨大な業務量やコストを改善したい」と感じる経理担当者は多いでしょう。
企業規模が大きくなるほど取引先数も増え、請求書発行業務はより大きな負担となります。
請求書発行システムを導入すれば、請求書発行にかかる業務全てをWEB上で行えるので、経理業務が大きく改善されます。
電子帳簿保存法の対応やインボイス制度(適格請求書)の対応もスムーズです。
今回ご紹介した「請求書発行システムの選定ポイント」を参考に「自分の会社が必要とする機能は何か」を見極め、自社にぴったりなサービスの導入を検討してください。
画像出典元:O-dan