請求書管理の方法は?ポイントや業務効率アップのお勧めツール7選

請求書管理の方法は?ポイントや業務効率アップのお勧めツール7選

記事更新日: 2021/04/07

執筆: 編集部

6請求書の発行、整理、管理はバックオフィスの重要な仕事の一つです。

とはいえ、請求書1枚には、作成、発送、入金確認など多くの仕事がつきまとい、手間がかかるという印象を持っている人も多いでしょう。

請求書にかかる業務をスムーズに行い、適切に管理・保管するにはどうしたらよいのでしょうか。

本記事では、請求書の管理方法や注意点、さらにはおすすめの請求書管理ツールなど紹介します。

請求書の整理・管理

請求書は、取引先へ料金を請求するときに発行するものです。また、仕入れ先や取引先から支払いの請求を受けた際は、反対に受け取ることもあるでしょう。

これらの請求書は、領収書や納品書と同様に「証憑(ひょう)書類」とよばれ、取引の証拠となるものです。

勝手に処分することは許されず、保存期間は「会社法」「法人税法」によって定められています。保存期間は以下のとおりです。

法人 個人
7年または10年(欠損金が発生した場合) 5年


これは、会社の規模や、青色申告・白色申告関係なく適用されます。

万が一税務調査などを受けた場合は提示を求められることもあるため、適切に管理しておかねばなりません。

請求書の整理・管理はどのように行えばよいのでしょうか。

1. 請求書の状態を把握しておくことが大切

請求書を管理する際は、それぞれの請求書がどのような状態にあるのかを適切に把握しておかねばなりません。

請求書には前述のとおり、

  • 自身で発行した請求書
  • 取引先から受け取った請求書


があります。これらはさらに、次のような状態に分類できるでしょう。

取引先に送った請求書 取引先から受け取った請求書
請求中 請求内容確認未確認
入金日が過ぎたもの 請求内容確認済み
入金済みを確認したもの 支払い済み


請求書を適切に整理・管理するなら、それぞれを状態ごとに分類し、まとめておきます。

基本的に、売上や経費計上のタイミングは、商品を渡したり受け取ったりした時点です。

ですから、分類する際は入金や支払いがあった日ではなく、請求日でまとめまておきましょう。

2. 発行した請求書の管理

未入金の請求書の保管→入金確認→入金済の請求書として保管


自身で発行した請求書は、「未入金」「入金済」の2つに分けて整理します。

それぞれ請求日順にきちんとまとめ、後で見やすいようにしておきましょう。

入金予定日を過ぎたら、請求書どおりに入金されているかどうか確認します。

きちんと入金されていれば、印を押したりチェックを入れたりなどして、「入金済」に分類しましょう。このとき入金日を記入しておくと、後での確認が容易です。

入金済みと分類されたものは、日付別・取引先別と、主に2つの管理方法があります。

それぞれの特徴については、以下を確認してください。

  日付別(発行日順にまとめる) 取引先別(取引先別にまとめる)
メリット 月ごとの取引を把握しやすい 個々の状況がわかりやすい
デメリット 取引先が多いと見づらい 全体の取引を把握しづらい


どちらの管理方法がよいかは一概にいえませんが、取引先の数が多い場合は取引先別、少ない場合は日付別の管理がおすすめです。

取引先が10社を超えるようなら、個別に管理した方がきれいにまとまります。

後の確認のしやすさや管理の手間なども考え、適切な方法を選択してくださいね。

3. 受け取った請求書の管理

確認前請求書として保管→確認済み請求書として保管→支払い完了→支払い済請求書として保管


取引先から受け取った請求書は、支払いをする前に内容をよく確認せねばなりません。

そのため、支払い前に「未確認」「確認済」に分類し、内容が正しいと確認できたものから支払いを行います。

支払日を過ぎて支払いが終わった請求書は「支払い済」の印やチェックを入れるなどし、「支払い済」として保管します。

このとき振込証明書などつけておくと、後の確認が容易です。

4. 電子化すると保管は容易に

増え続ける請求書をスマートに保管するなら、請求書を電子化するとよいでしょう。

1998年に施行された「電子帳簿保存法」及び2005年に施行された「e-文書法」により、請求書は電子化して保管することが可能となりました。

ただし、請求書は国税に関する書類のため、電子化は電子帳簿保存法に規定される方法で行わなければなりません。

請求書を電子化する場合、まず管轄区の税務署長への申請、承認が必要です。そのうえで、以下の要件を満たせば、電子化での保管が認められます。

出典:国税庁 電子帳簿保存法関係パンフレットPDF「始めませんか、帳簿書類の電子化」

電子化の場合、ポイントとなるのは「記録の真実性及び可視性等の確保」です。詳細は国税庁の「電子帳簿保存法の概要」にて確認できます。

請求書管理ツールを選ぶポイントは?

手間のかかる請求書の作成や処理は、請求書管理ツールを使うと容易になります。

なかでもクラウド型なら手間もかからず、アクセスする端末を選びません。一度打ち込んだ情報はクラウドに一括保存されるため、その後の処理も楽になります。

ここでは、使いやすい請求書管理ツールを選ぶためのポイントを紹介します。

1. コスト

請求書管理ツールは月額制がほとんどで、料金体系はそれぞれ異なります。

シンプルなものは『5通まで○円』『100通まで○円』など、請求書の数に応じて料金が決まります。

一方、利用するユーザー数に比例して、コストがアップするものもあります。

このタイプは初めからある程度必要な機能が充実しており、便利な機能を自由に使えるものが多いでしょう。

ただし、使える機能が多いほど、ベース料金が高額になりがちです。「どんなサービスがあるとよいか」は自身できちんと検討しておく必要があります。

2. 機能性

  • カスタマイズは可能か
  • 自社ソフトやツールと連携できるか


管理ツールのなかには、テンプレートの変更が利かないものがあります。

自由に使いたい場合は、文面を変えたりロゴを入れたりなど自由度の高いものを選びましょう。

また、別に会計ソフトなど使っている場合は、そちらと連携可能かどうかも大切なポイントです。

連携可能なものならば、請求書を作成した時点で必要なデータが会計ソフトに転送・共有されます。

3. セキュリティやサポート

  • どのような方法でセキュリティ・データ管理が行われているか
  • どのようなサポートを受けられるか


クラウド型の請求書管理ツールなら、データの取扱や保安について不安があってはいけません。

請求書管理ツールを選ぶ際は、次のようなポイントをチェックしてください。

  • 通信は暗号化されているか
  • マイナンバーなど重要なデータも暗号化されているか
  • ログイン回数の制限はあるか
  • 細かくバックアップが取られているか


また、万が一トラブルが発生した際、サポートはどうなっているのでしょうか。

24時間のサポートを行う会社もあれば、サポートには料金がかかる会社もあります。使用に不安がある場合は、サポート体制の充実も重要なポイントです。

おすすめの請求書管理ツール7選

ここでは、おすすめの請求書管理ツールを選りすぐって6点紹介します。それぞれ強みやコスト等異なるので、よく比較して検討しましょう。

1. 帳票の共有や郵送、会計管理までワンストップで可能!「MakeLeaps」

画像出典元:「MakeLeaps 」公式HP
 

特徴

「MakeLeaps」は見積書・請求書の発行など経理業務をクラウド化・AI化することで効率化を図るサービス。

作成した帳票の共有や郵送、更には会計管理までワンストップで実現し、金銭の流れを管理できるようになります。

結果的に経理業務の80%を削減可能。時間的コスト・肉体的コスト共に大幅に節約できるでしょう。

料金プラン

  初期費用 個人向け月額 法人向け月額 無料お試し
費用 0円 500円 800円 30日間

ユーザー数・取引先数に上限はありませんが、取引先数が10社を超えると1社につき50円~80円の費用が発生します。

事前契約ではなく、ひと月毎の利用状況で料金が変動するため、無駄なく導入できます。

※詳細は資料をダウンロードしてご参照ください。

 

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2. 経理業務全てに対応!「BtoBプラットフォーム請求書」

画像出典元:「BtoBプラットフォーム 請求書」公式HP

特徴

「BtoBプラットフォーム 請求書」は、企業間の取引で発生する請求書業務をクラウド上で完結できる便利なサービスです。

初期費用や基本利用料金はやや高額という印象ですが、実際に導入した企業の口コミを確認してみると評判は上々、請求書業務に関わる時間の削減や、郵送料などのコスト削減に役立ったという声が多く挙がっています

請求書業務の煩わしさから解放されたい、あるいはコスト削減を狙いたい場合には、「BtoBプラットフォーム 請求書」の導入の検討をおすすめします。

料金プラン

  初期費用 月額費用 無料お試し
費用 30,000円~ 15,000円〜 1週間
 
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3.データ連携が簡単!「楽楽明細」

画像出典元: 「楽楽明細」 公式HP

特徴

「楽楽明細」は、請求書、納品書などの帳票を、Web上で発行するクラウド型のシステムです。

既存の⾃社システムなどから出⼒できる請求データを⼀括で取り込むだけで簡単にデータ連携ができるため、システム導入の際にネックとなる初期設定をスピーディに行うことができます。

操作画面も簡単でシンプルなデザインで使いやすく、豊富な機能を取り揃えている分、納得の価格設定となっています。

料金プラン

  初期費用 月額費用 無料お試し
費用 100,000円 24,000円~ あり

 

楽楽明細の資料を無料DL

 

 

4. マネーフォワードクラウド請求書


画像出典元:「マネーフォワードクラウド請求書」公式HP
 

特徴

マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成から郵送までを自動で行える便利なサービスで、導入することで請求書の作成時間を節約できるだけでなく、郵送のコストも削減できます。

請求書作成をクラウド化することが人為的ミス軽減にもつながるため、よりスピーディーに正確な請求書を作成できるでしょう。

機能

・請求書を自動で生成
・ワンクリックで自動郵送
・複数人数でのデータの共有が可能

料金プラン

  個人向け 法人向け 無料お試し
月額費用 1,280円~ 3,980円~ 1か月間

各プランの基本料金に利用人数に応じた従量課金が追加されます。

 

5. Misoca

画像出典元:「Misoca」 公式HP
 

特徴

Misocaは、見積書や請求書をたった1分で作成できるクラウド請求書サービスです。誰でも簡単に扱える直感的な操作性が魅力で、今まで請求書作成業務にかかっていた膨大な作業時間の大幅カットが実現します。

機能

・書類作成
・管理機能
・代金回収機能

料金プラン

  個人向け 小規模法人向け 大規模法人向け 無料お試し
年額費用 無料 8,000円 30,000円~ 1年間

現在1年間無料キャンペーンを行っており、それ以降は表の料金となります。

どのプランも機能に大差はなく、月間請求書作成数やユーザー追加可能数に違いがあるシンプルでわかりやすい料金体系です。

 

6. freee(フリー)

クラウド会計ソフトシェアNo.1を誇るfreeeは、初心者でも感覚的に操作できる使いやすさが魅力です。

請求書の郵送代行も1クリックでOK。郵送代は業界最安の150円/1通なので、コストも時間も節約できます。

請求書を作成できるベーシックプランなら、決算書の作成も可能です。

特長

・会計知識の無い人でも使いやすいデザイン
・メール、チャット、電話、ヘルプページなど充実したサポート
・入金確認や消込、帳簿への反映
・支払管理、振込ファイルの自動作成
・証憑管理(電子帳簿保存対応)など

 

 

7. 請求管理ロボ

より生産性の高い請求書管理体制を整えたい人におすすめのツールが請求管理ロボ。

国際基準のセキュリティを備え、電話やメールで担当スタッフが導入から運用までをサポートしてくれます。

クラウド型なので各部署との情報共有がリアルタイムにでき、外部連携も容易です。

特長

・会社ごとの周期に合わせて、自動的に請求書発行/送付業務を実行
・複数の決済手段を一つの画面で管理
・Salesforce®などSFA/CRMサービスとの外部連携可能
・権限、承認機能

 

まとめ

請求書を適切に整理・管理できれば、作業効率は大幅にアップします。

会社ごと・請求日ごとなど適切に仕分け、きちんと管理しておきましょう。

請求書の作成や管理に時間をかけたくない人は、請求書管理ツールの利用がおすすめです。

近年はクラウド型が主流となっており、端末・時間を問わずに請求書の発行や管理業務を行えます。

うまく活用できれば、請求書管理にかかる手間は大幅に削減できるでしょう。

請求書の作成や発送に特化したシンプルなものから、会計ソフトと組み合わせて会計システムの一部として運用できるものまで、種類はさまざまです。

必要な機能やコストなどよく考え、使いやすいものを見つけてください。

画像出典元:Pexels、Unsplash

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