WisdomBase

記事更新日: 2023/07/04

執筆: 山川知沙

編集部コメント

試験機能が充実したオンライン研修サービス

WisdomBaseは社外向けにオンライン研修サービスを展開・販売できるEE-LMS(拡張エンタープライズ学習管理システム)です。

社外に自社のナレッジやノウハウを販売するため、ECと学習管理システムが連携されている点が大きな特徴です。

最大の強みはオンライン上でも大規模な試験を実施できる点。

一般的なeラーニング型の学習管理システムに備わっているような簡易的な確認クイズ機能ではなく、数千人が受講する大規模試験をオンライン上でおこなえます

従来の紙テストをオンライン化する自信がない企業でも、専任のカスタマーサクセス担当者に伴走支援してもらえるので安心です。

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良い点

オンライン上でも大規模な試験の実施が可能です。社外向けオンライン講座を配信・販売するための機能が充実しています。

悪い点

複雑な試験も作成できる分、細かい設定を⾏う必要があります。どこを設定すれば、どのような変更ができるのか、使い⽅を理解する必要があります。

費用対効果:

UIと操作性:

管理画面から、研修や試験の進捗を確認可能。本格的な試験作成には細かい設定が必要ですが、WordPress感覚で作成できると利用企業からは好評です。

多言語対応:

日本語の他に英語、ベトナム語、韓国語、ポルトガル語、中国語(簡体字と繁体字)に対応。多通貨決済も可能です。

 WisdomBaseの導入メリット5つ

1. オンライン上でも大規模テストを実施できる

WisdomBase最大の強みは、オンライン上でも本格的な試験を実施できることです。

競合他社サービスの試験機能は、理解度を確認する程度の簡易なクイズ機能にとどまるツールが多いのが現状です。

しかしWisdomBaseなら、数千人が一斉に受験できるレベルの大規模なオンライン試験を作成し、実施できます。

自社独自の認定試験や検定試験を実施でき、それをゴールとするダイナミックなオンライン研修コースの構築が可能となります。

オンライン試験イメージ

2. 紙試験をそのままデジタル化できる

WisdomBaseでは、なんと6千万パターンの試験項目の設定が可能です。

この柔軟な試験作成機能により、今まで行ってきた紙試験をスムーズにデジタル化できます。

時間制限の有無や試験の大問ごとの制限時間設定、時間を決めた一斉試験開始、全問解答を条件にした試験終了、試験終了後の結果表示の有無など、実に細かな設定が可能。

自社が行ってきた紙試験と合致するパターンが必ず見つかるはずです。

仮に、自社のテストパターンと合致するパターンが見つからない場合は、問い合わせにより相談してみることもできます。

専任のカスタマーサポート担当者が徹底的に伴走支援してくれるので安心です。

6千万パターンの豊富な設定項目

3. オンライン試験でも完璧な不正行為対策が可能

オンライン試験となると、やはり気になるのがカンニングなどの不正行為でしょう。

WisdomBaseのオンライン試験は、インカメラ監視とデスクトップ監視のダブル監視で不正行為を防止します。

インカメラ監視

PCのインカメラを使用し受験者の顔を監視します。

替え玉受験や複数人受験を防止します。

インカメラ監視

デスクトップ監視

Googleの検索ページを開き調べものをした場合、不正受験とみなします。

不正実施時のデスクトップの様子をスクリーンショットし、証拠として残せます。

デスクトップ監視

その他にも、試験中にしてはいけない行為を設定することが可能。

たとえば、タブの移動や問題文のコピーを禁止したり、デバイスをPCのみに設定したりすることが可能です。

4. EE-LMSを成功させるための豊富な機能が充実

WisdomBaseは社員教育の枠を超え、社外向けのステークホルダーをも学習者対象とできるEE-LMS(拡張エンタープライズ学習管理システム)です。

より複雑な利用用途に対応するため、豊富な機能を備えています

たとえば、決済機能

自社のナレッジやノウハウを外部販売するため、豊富な決済方法、セール・クーポン対応、多通貨対応など、決済機能が充実しています。

主な決済機能

機能 機能
決済方法 ・クレジットカード
・コンビニ決済
・銀行振込
・PayPal
・NgânLượng(ベトナムでの決済)
セール・クーポン対応 期間限定セールの開催や特定ユーザーへの
クーポン発行などが可能。
多通貨対応 ・日本円
・米ドル
・ベトナムドン
・中国人民元
・台湾ニュードル

 

外部サービスとの連携機能にも優れています。

自社で利用しているCRMやコミュニケーションツールなど、様々なツールと連携できるので、WisdomBaseを含んだ統合的なシステムの構築が可能となります。

連携できる主なサービス

ツールの種類 ツール名
CRM・SFAツール ・Salesforce
・HubSpot
コミュニケーションツール ・Slack
・mailchimp
・LINE
認証・ログインツール ・Google
・Facebook
・LINE
・Azure
コンテンツ掲載・埋め込みツール ・vimeo
・YouTube
・WISTIA
・slideshare
・Google Slides
・Google Forms
・SurbeyMonkey
データ分析ツール ・Google Analytics
・Google Tag Manager
・redash

 

ご紹介した決済機能や連携機能はほんの一例で、その他にも下の図のように、社外向けのオンライン研修を成功させるための機能が充実しています。

機能一覧

5. 専任担当者による手厚いサポート

WisdomBaseでは専任カスタマーサクセス担当者による手厚いサポート体制が用意されているので安心です。

「WisdomBaseをどのように活用すればいいかわからない」、「何から準備していいかわからない」といった企業でも、自社の目的や体制に応じた無理のない運用設計を提案してもらえます。

WisdomBaseの活用方法が決まったなら、オンライン研修スタートまでのスケジュール管理やタスクの確認など、専任担当者がしっかり伴走しサポートしてくれます。

運用開始後のアフターフォローについては、利用企業より多くの高い評価が集まっています。

現地の受験生にうまくコンテンツが表示されない事象が起こった際、機敏に回避策を出していただけるなど、普通の会社ではできないだろうという対応を数々していただきました。

デジタルハリウッド大学

こちらからの操作方法を問い合わせした際の、レスポンスの速さは非常に助かっています。今後の展開についても相談したり、先々一緒にやってくれる安心感もあります。

一般社団法人新技術応用推進基盤

WisdomBaseサポート担当者は、弊社との関わりを一つのプロジェクトとして捉えてくれています。

株式会社D&I

*「WisdomBase」公式HP参照

WisdomBaseのデメリット2つ

1. 本格的な試験の作成には細かい設定が必要

WisdomBaseは、シンプルに理解度をチェックする形式から、数千人の一斉受験にも対応した試験形式など、さまざまなパターンの試験に対応できるのが魅力である一方で、本格的な試験の作成には、細かい設定を⾏う必要があります。

設定項⽬が多いため、どこを設定すれば、どのような変更ができるかが分かりにくく、使い⽅をしっかりと理解しなければ、理想の試験を作成することができません。

実施したい試験の内容や目的を明確にし、適切な設定を⾏うことは、担当者の負担になる可能性もあります。

2. ディスカッション機能がない

WisdomBaseにはディスカッション機能は搭載されていません。

受講者同士がオンラインでディスカッションを⾏いながら学ぶタイプのツールではなく、受講者が1⼈で受講を進めるeラーニング型のサービスです。

ただし、外部サービスと柔軟に連携できるため、Slackなどのコミュニケーションツールと連携することで、コミュニケーション関連の機能を強化できる可能性はあります。

 WisdomBaseの料金プラン

問い合わせにより、利用用途に応じた適切な料金プランを提案してもらえます。

料金は未公開ですが、導入企業からは「コスト的にもやさしい」と好評です。

競合製品との料金比較

WisdomBaseは教材の作成機能に優れたツールなので、同じタイプのオンライン研修ツールであるLearn0、Generalist/LWと比較してみました。

WisdomBaseが抜きん出ている点は、メリットの項でもご紹介したオンライン上でのテスト実施機能です。

簡易的なクイズ機能にとどまるツールが多い中、WisdomBaseの数千人規模に対応し、6千万の試験パターンに対応できるオンラインテスト機能は魅力です。

  WisdomBase Learn0 Generalist/LW
初期費用 要問い合わせ 0円 0円
月額費用 要問い合わせ 4,900円(税別)〜
50IDまで
20,000円〜
(税表示なし)
100IDまで
※社外展開には複数
法人ライセンス
オプションが必要
特徴 オンライン試験の
実施に強い
単発で利用可能 既存コンテンツも
充実

 

 WisdomBaseの評判・口コミ

WordPress感覚で試験を作成できる
デジタルハリウッド大学

WordPress感覚で、試験問題を自分たちで作って、自分たちで流し込める点が決め手でした。WisomBaseが本来教材の管理システムであることは知っていましたが、試験活用にもここまで使えるんだ、という印象を感じました。

要望をしっかり聞いてもらえる
株式会社D&I

eラーニングは安かろう悪かろう、導入後はアップデートされないイメージでしたが、WisdomBaseで利用できるShareWisの学習コンテンツはバックボーンがしっかりしている安心感がありました。当初、コンテンツのレベルが利用者にとって高すぎるという意見を率直に出させてもらいましたが、そこから新しいコンテンツを提案していただき、とても助かりました。

ユーザーが使いやすいツール
株式会社LOCOBEE

類似のLMSサービスも調査しましたが、導入実績が多く、コスト的にも優しい WisdomBaseに決めました。今でも、こちらの想いを親身に聞いてくれてとても助かっています。WisdomBaseを活用した「NIPPON★GO」のサービス開始から1年で会員が6.5万人に成長しました。

*「WisdomBase」公式HP参照

 WisdomBaseを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

これまで積み上げてきたものをオンライン化したい企業

WisdomBaseは、自社独自の紙媒体の教材コンテンツは揃っているけど、それをどうやってオンライン化していいかわからない、という企業に注目してほしいツールです。

紙の教材があるからといって、それをそのままオンライン教材として使用できるかといえばそうではありません。

紙教材をデジタル化し、オンライン研修に使用するには、オンライン研修のポイントをしっかりおさえている必要があります。

この点において自信のない企業は、ぜひWisdomBaseのカスタマーサクセス担当者に頼ってください。

より最適な方法で、より効果的なオンライン研修サービスの構築のため伴走し、サポートしてくれるはずです。

海外(特にアジア)向けに研修を展開したい企業

多通貨決済と多言語に対応しているので、海外向けにオンライン研修サービスを展開していきたい企業にうってつけです。

英語の他にベトナム語、韓国語、ポルトガル語、中国語(簡体字と繁体字)に対応できるため、日本に興味を持つアジアの若者への発信に向いています。

特に、ベトナム語対応は稀な機能です。

技能研修のため来日を計画しているベトナム人向けの研修サービスなら、WisdomBase一択です。

 

向いていない企業

試験のオンライン化に抵抗がある企業

WisdomBaseは、試験・研修のデジタルトランスフォーメーションを実現してくれるツールです。

紙の試験運用にこだわりがある企業には向いてないと言えるでしょう。

そのような企業でも、コロナ禍において、試験開催を悩んだ経験はありませんか。

WisdomBaseは、SaaS型でスモールスタートが可能、さらに多要素認証などを導入すれば、ログイン時のセキュリティを強化することも可能です。

一度検討してみてはいかがでしょうか。

 まとめ

WisdomBaseは、自社のナレッジ・ノウハウを社外向けに配信・販売できるEE-LMS(拡張エンタープライズ学習管理システム)の機能を備えたオンライン研修サービスです。

社外向け配信・販売を実現させるための豊富な機能や数千人規模の大試験がオンライン上で行える試験機能などが強みです。

教材のデジタル化に自信がない企業でも、手厚いサポート体制が敷かれているので安心です。

画像出典元:「WisdomBase」公式HP

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