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近年、IT化やDX化の推進に伴い、社員向けにプログラミング研修を実施する企業が急増しています。
今まさに、社内でプログラミング研修の必要性を感じている企業も少なくないでしょう。
この記事では、おすすめの法人向けプログラミングスクール13選の紹介と、スクールの選び方や効果的な研修にするためのポイントなどを詳しく解説していきます。
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このページの目次
企業がプログラミング研修をおこなう主な目的は、以下の2点です。
それぞれ解説していきます。
エンジニアやプログラマーの育成は、独学もしくはOJT(職場内実務訓練)でも可能です。
しかしながら、そのような方法は、あまり効率的とはいえません。
教える側・教わる側、どちらも業務の合間を縫ってやらなければならず、細かいところまでケアすることができないからです。
その点、プログラミング研修では、外部の経験豊富な専任講師から、的確な指導を集中的に受けることができます。
そのため、新人は早い段階で確実なスキル習得を目指すことができ、先輩社員は指導の負担が軽くなります。
社員研修を目的として、プログラミング研修を受講させるケースもあります。
これは、業務のIT化やDX化に対応するためです。
近年では、日常業務にもITツールを取り入れ効率化を図る企業が増えており、ツールを有効活用するためにも基礎的なITスキルは必要です。
さらに自社サイトの運用やマーケティング、カスタマーサービス業務などになれば、基礎以上のITスキルが求められるでしょう。
IT化やDX化が進む昨今において、プログラミングは特定の人材だけでなく、経理や人事、営業などさまざまな部署でも必要なスキルといえるのです。
プログラミング研修の受講スタイルは、主に「オンライン型」と「オフライン型」の2種類です。
オンライン型研修では、「オンデマンド型」と「ライブ配信型」の2タイプが、主な受講形式となっています。
あらかじめ録画した動画コンテンツなどを配信し、受講者の都合にあわせて研修が受けられるタイプです。
時間と場所を問わず、いつでも受講することができるので、スケジュールにあわせて自分のペースで進められます。
動画は繰り返し何度でも見返すこともできるので、復習や事前学習ツールとしても有効です。
パソコンなどの端末を用いて、講師がおこなう講義をリアルタイムで視聴するタイプです。
あらかじめ決められた日程のもとおこなわれるため、時間に制限はありますが、受講する場所は問いません。
質問やディスカッションなど、講師と受講者とのコミュニケーションも可能です。
近年、コロナ禍の影響により、ZoomなどWeb会議ツールを利⽤するケースが急増しています。
オフライン型研修は、指定された日時や場所にあわせて自ら出向き、直接講義を受けるタイプです。
質疑応答やディスカッションなど、講師との直接的コミュニケーションが取れるほか、受講者同士の繋がりも生まれやすくなります。
その場で講師と受講者がフィードバックし合えるのは、オフラインならではの魅力です。
企業によっては自社に講師を招き入れ、社内研修という形でおこなうケースもあります。
画像出典元:「RUNTEQ Business」公式HP
「RUNTEQ Business」は、社内にてプロダクトの開発やメンテナンスを手がける法人向けの、プログラミング研修サービスです。
新卒などの未経験者から初学者、リスキリングなどまで幅広く対応。
同社が運用するWebエンジニア養成スクール「RUNTEQ」の強みを活かし、実務に必要な要素が詰め込まれています。
そのため、現場で使える実践的な知識や技術を学ぶことが可能です。
研修終了後、アプリケーションの作成だけでなく、エンジニアとして実務を熟せる人材となるよう重点が置かれています。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「侍テラコヤ」公式HP
「侍テラコヤ」は、法人向けのサブスク型オンラインプログラミングスクールです。
プログラミングを学習する上で必要な基礎知識から、WEBサイト制作やアプリ開発まで実践的な知識までを幅広く学習することができます。
月額定額制の料金体系を取っており、他の研修サービスと比較しても、低コストで導入できる点も魅力です。
育成や研修コストを抑えつつ、IT人材の育成を図っていきたい企業におすすめのサービスです。
月額利用料以外はかからない料金体系で、一人あたり3,980円(税込)の料金設定になっています。
月額料金のみで、全ての教材を利用可能で、いつでも好きなタイミングで学習できる点が魅力です。
プラン | |
月額費用 (税込) |
3,980円/一人当たり |
画像出典元:「TECH CAMP」公式HP
「TECH CAMP」は、総合職や営業職などの非IT職に向けて提供している、オンライン型の法人向けプログラミングスクールです。
未経験者から実務で活躍できるIT人材へと育成することを目標に、自ら手を動かす実践的なプログラミング研修が行われます。
未経験者だけでなく、社員のITリテラシー向上やエンジニア養成など、企業の目的や希望に合わせて研修内容もカスタマイズすることが可能です。
使用する教材は、5.000回以上ものアップデートを重ねた質の高いもので、IT未経験者でも理解しやすい内容となっています。
研修を進めていく中で、わからないことがあれば、いつでもメンターに聞ける環境が整っているので挫折しにくいと好評です。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「ITCOLLEGE」公式HP
「ITCOLLEGE」はIT企業に所属する新入社員やIT未経験の中途社員向けのエンジニア研修サービスです。
98.2%と高い受講満足度を獲得し、修了率も新入社員研修で99.4%、未経験エンジニア研修では100%と、社員全員が満足できる研修プログラムが提供されています。
すべての研修コースが厚生労働省の人材開発支援助成金の対象のため、研修コストを抑えて質の高い研修を導入したい企業にうってつけです。
研修会場は東京のみで、講師派遣を希望する場合はオーダーメイド研修になるなど、一部制限がある点には注意しましょう。
ITCOLLEGEには15種類以上の研修コースが用意されていて、採用タイミングと社員のレベルに合わせて選択可能です。
Javaに限らずPythonやC#.NET、PHPなど各種プログラミング研修からAWS資格対策などインフラ研修まで、若手エンジニア向けの研修コースが通年で開講されているので、必要な研修をいつでも低コストで導入できます。
その中から以下に3つのコースを紹介します。
Java 2ヶ月研修 | Java 3ヶ月研修 | AWS資格研修 | |
初期費用 | 不要 | ||
研修費用 (税別) |
438,500円 | 669,500円 | 220,000円 |
助成金利用後の 費用 |
40,450円/名 (中小企業) 225,250円(大企業) |
46,350円/名 (中小企業) 336,250円/名(大企業) |
11,500/名 (中小企業) 108,600円/(大企業) |
研修日数 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 1ヶ月 |
画像出典元:「テックアカデミー」公式HP
「テックアカデミービジネス」は、優秀な現役のエンジニアから直接学べる、オンラインに特化したプログラミングスクールです。
IT人材の育成に強いスクールで、メンターはすべて実務経験3年以上、通過率10%の選考に合格した優秀な人たちで構成されています。
プログラミングをはじめ、AI研修、IT教養研修、デザイン研修など、全部で50を超える多彩なコースから選ぶことができ、企業の目的に合わせて、カリキュラムをカスタマイズすることも可能。
研修は、高いスキルを持ったメンターが丁寧にマンツーマンでサポートしてくれます。
受講が修了してもカリキュラムを閲覧することができるほか、研修後の継続学習が可能なところもポイントです。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「CodeCamp」公式HP
「CodeCamp」は、これまで50,000人以上のパソコン初心者を、エンジニアやプログラマーとして輩出してきた実績のあるプログラミングスクールです。
こうしたプログラミングスクールとしてのノウハウを法人向けコースにも活かし、企業の即戦力として活躍できる人材育成をサポート。
講師は皆、経験豊富な現役エンジニアなので、表面的な知識だけでなく現場で使える技術や考え方も身につけられます。
企業の課題や目的に合わせたカリキュラムのカスタマイズができ、「オンライン・オフライン」など受講方法も選ぶことが可能です。
企業のニーズに合わせ、柔軟にカスタマイズしながらカリキュラムが進められるのは、CodeCampならではといえるでしょう。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「Aimax IT スクール」公式HP
Aimax IT スクールは、企業の新人・中途社員向けに、基礎から実践までを網羅したJavaプログラミング研修を提供しています。
プログラミング未経験を前提に構成された例題と演習問題を中心とした実践形式の授業を、開発経験豊富な元技術者の講師が担当します。
また、導入前に企業と打ち合わせを行い、ニーズに合わせて日程やカリキュラムを決定します。
研修中に中間報告や研修終了後には研修報告書を提出してくれるので、従業員の研修の様子もわかりやすいのも特徴です。
研修期間は1ヵ月を単位として設定しています。
コース | 月額 |
1ヵ月コース | 148,000円 |
2ヵ月コース | 296,000円 |
3ヵ月コース | 444,000円 |
(税別表示)
画像出典元:「Craft College(法人向けAIスクール)」公式HP
Craft College(法人向けAIスクール)は、データ活用を自ら行い課題解決できる「自走力」を身に着ける学習を重視したAI・データサイエンススクールです。
データアナリスト、データサイエンティスト、AI・機械学習エンジニアに必要なスキル習得を目標に、ビジネスで実践的に使える人材育成を図ることができます。
9ヶ月間の期間中、オンラインの1on1形式で、他社以上の数のカリキュラムを受けられるという点は、コスパの面からも嬉しいポイントです。
Craft College(法人向けAIスクール)は2つの料金プランを用意しています。
ライトプラン | スタンダードプラン | |
料金(税抜) | 270,000円 (月額30,000円) |
540,000円 (月額60,000円) |
受講期間 | 9ヶ月 | |
形式 | オンライン完結型 回数無制限の質問対応 週1回メンタリング |
オンライン完結型 回数無制限の質問対応 メンタリング |
Craft College 含むプログラミングスクールの資料をDL
画像出典元:「リスキルテクノロジー」公式HP
「リスキルテクノロジー」は、自走するエンジニア(自分で調べ・自分で考え・自分で作れる)を育てるための、IT専門スクールです。
導入企業数1,000社以上、年間1,800人以上の新人エンジニアを育成するなど、スクールとしての高い実績を誇ります。
「エンジニアの入り口」をミッションとし、新入社員・未経験中途社員に向けた研修に特化。
プログラミングをはじめインフラ技術、ビジネスの基礎などが学べます。
すぐに現場で活躍できることを重視した良質な研修が受けられるので、実務に必要なスキルを早い段階で習得できるでしょう。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「インターネットアカデミー」公式HP
「インターネットアカデミー」は、プロのクリエーターやエンジニアを育成する、1995年に創業した、業界初のIT・Web専門スクールです。
IT基礎やプログラミング、Webサイト構築など、受講生のレベルに合わせた全217種類もの豊富な研修ラインナップで、自由に組み合わせることができます。
また、集合研修をはじめ、個別通学、オンライン、eラーニング、プライベートレッスン、公開講座など、さまざまな研修スタイルから選べるのも魅力。
講師は皆、現場を熟知したプロフェッショナルなので、クオリティの高い授業とフレキシブルな研修が受けられます。
実務経験のない新入社員はもちろん、企業の中堅を担う社員やマネージャ層、役員などに向けた研修を実施することもでき、企業全体のITリテラシー向上を促すことができるでしょう。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「侍エンジニアビズ」公式HP
「侍エンジニアビズ」は、企業の課題や目標に合わせてカリキュラムを作成するフルオーダーメイド研修が特徴の法人向けプログラミングスクールです。
最初から最後まで同一の経験豊富な現役エンジニアが講師として伴走支援し、PCに触れる機会の少ない未経験者でも、安心して適切なITスキルを習得することが可能。
すでにエンジニアとして業務に就いている社員のスキルアップや、DX化におけるITリテラシー向上のための研修としても活用できます。
社員研修のほか、DX化や新規事業開発に向けて伴走支援する「SAMURAIメンタリングサービス」も用意されています。
そのため、社員育成だけでなく、組織における基盤の改善や強化にも活用できるのです。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
画像出典元:「KENスクール」公式HP
「KENスクール」は、株式会社シンクスバンクが運営する研修機関で、開校30年以上の実績とノウハウを持つ法人向け研修サービスです。
未経験者の「0を1」にするという教育を得意とし、個人のレベルに合わせた最適な研修を提供しています。
研修形式は「個別指導・集合型・講師派遣型」の3タイプに分かれており、都合に合わせて選択することができます。
実務経験はもちろん、年間を通じて生徒を指導している教育のプロが講師としてつくため、身につきやすい質の高い研修が受けられます。
ITやCADなど技術系の研修に加え、ビジネスマナーに特化した研修も用意されており、技術系とビジネス系を組み合わせることも可能です。
▶入会金:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
これまで紹介したように、法人向けのプログラミングスクールは多数存在します。
そのなかで、もっとも自社にあったスクールを選ばなければなりません。
ここでは、法人向けのプログラミングスクールの選び方として、意識しておきたいポイントを4つ紹介します。
それぞれ解説していきます。
研修を行う目的を明確にすることが、スクール選びでもっとも重要となる部分です。
Webサイト制作スキルが必要なのか、それともプログラミングスキルが必要なのか、あるいはITリテラシーを高めたいのかなど。
企業によって、それぞれ研修すべき目的が必ずあるはずです。
プログラミング研修は、スクールによってカリキュラム内容が異なります。
スクール選びをスムーズかつ的確に行うためにも、研修目的は明確にしておきましょう。
社員が受講しやすいかどうかを確認するのも、忘れてはいけません。
前述のとおり、プログラミングスクールの受講スタイルには、複数のパターンがあります。
実際に通うのであれば、スクールの場所など利便性を確認すべきですし、オンラインであれば、モチベーションの維持にも考慮すべきです。
また、必要時に適切なサポートを受けられるかも重要なポイントです。
特にオンライン受講では、わからない時にいつでも質問ができる体制になっているかもチェックしておきましょう。
講師の質に関しても、プログラミングスクールを選ぶ際の大事な項目です。
企業がプログラミングスクールを活用するのは、単にプログラミングの知識を学んでもらうためだけではありません。
1人のITエンジニアとして、実際の現場で活躍できるスキルを身につけてもらうための、人材育成がほとんどのはずです。
ITエンジニアのような専門的な分野は、講師の質やレベルによって、学びに大きく影響してくるといっても過言ではありません。
少なくとも「人に教えられる経験やスキルを有しているのか」「知識や実務経験は十分にあるのか」については事前に確認すべきです。
SNSや比較サイトなどで、気になるプログラミングスクールに関する口コミや評判を確認するのも有効です。
もちろん、そこに書かれている内容すべてが正しいというわけではありません。
しかしながら、事前にスクールの雰囲気や講師の質をチェックする際の参考にはなり得るでしょう。
さらに、無料カウンセリングがあれば積極的に受け、全体の雰囲気や料金、学習期間、カリキュラムの進め方などを確認することをおすすめします。
プログラミングスクールを選び、単に研修を行うだけでは、あまり効果的とはいえません。
効果的な研修にするためにも、以下3つのポイントを意識すると良いでしょう。
それぞれ解説していきます。
ITに関するスキルをある程度持っている社員が、未経験者に特化したスクールを受講しても意味がありません。
逆に、社員が持つスキルに対して研修内容のレベルが高すぎても、授業についていくことができず、途中で挫折する可能性もあります。
全くの未経験者なのか、ある程度知識のある中級者なのかなど、社員のレベルに適したカリキュラムの実施が重要です。
カリキュラムの進み具合や理解度など、研修期間中における社員の進捗状況を把握するようにすると良いでしょう。
カリキュラムの内容を深く理解しているか、理解が浅いままカリキュラムだけが進んでいないかなど、定期的に状態を確認することが大切です。
理解が浅い状態のまま進んでしまうと、たとえ研修を修了したとしても、上手くプログラミングできないという事態に陥る可能性があります。
効果的な研修にするためにも、社員の進捗状況を把握するようにしましょう。
スクールに受講することが目的なのではなく、スクールで学んだことを実務に活かし、企業のプラスになってこそ目的達成といえます。
プログラミングでは、「Java・JavaScript・PHP・Python・C言語」など、複雑な言語を確実に理解できなければなりません。
プログラミングをマスターするためには、プログラミングに慣れることがもっとも重要で、それにはインプットとアウトプットの繰り返しです。
社内ではプログラミングの練習を行う機会を設け、さらに理解を深めてもらうようにすると良いでしょう。
企業におけるIT・DX化の推進に伴い、プログラミング研修の導入を検討する企業が増えています。
ITエンジニアやプログラマーは独学でも可能ですが、モチベーションの維持が難しいなど、挫折する可能性が高いのが現状です。
スクールでは、プログラミング知識はもちろん、実務で必要とされる対応力などまで身につけることができます。
ぜひ自社の目的にあったプログラミングスクールを選び抜き、社員をより優秀な人材へと成長させていきましょう。
画像出典元:O-DAN