コーチングスクールでは、「答えを創り出すサポート(コーチング)」による人材育成のための知識やスキルを学ぶことができます。
指導すべき部下がいる人・チームや部署のトップとしてまとめ役にいる人は、コーチングの習得により部下やメンバーのモチベーションやエンゲージメントを高めやすくなります。
本記事では、コーチングの概要やおすすめのコーチングスクール12選と比較ポイントを詳しく解説します。
このページの目次
コーチングスクールとは、コーチングスキルを習得できるスクールのこと。
組織力をアップしたい企業は、トップ層がコーチングスキルを身に付けることで状況を改善できるかもしれません。
コーチングスクールとはどのようなものなのか、概要や学べる内容をご紹介します。
コーチングスクールとは、有益なコーチングに必要な知識やスキルを習得できるスクールです。
コーチングとは、指導対象者を目標達成やパフォーマンス向上に導くためのメソッドの1つです。
「ライフコーチング」「ビジネスコーチング」「スポーツコーチング」の3種類があり、ビジネスシーンではビジネスコーチングの需要が高まっています。
コーチングスクールに通うことで、受講者は以下のことを学べます。
講座では、コーチングの資格を持ったプロコーチが直接指導に当たります。
多くのスクールではアウトプットの時間もたっぷりと取られており、学んだ知識をスムーズに定着させることが可能です。
またスクールによっては、複数人の仲間とともにグループ学習を行います。
異なるバックグラウンドの人々とコーチングを行うことは、「対象者に合わせたコーチング」を実現する上で有益です。
コーチングスクールで適切なコーチング力を身に付けた受講者は、部下やチームメンバーへの指導において以下のような効果を実現することが可能です。
適切なコーチングを実施するには、適切に「話す力」「聞く力」が必要です。
コーチングスクールで学ぶことで、受講者自身のコミュニケーション力が向上します。
国際コーチング連盟(ICF)は、アメリカで創設された非営利のコーチング団体です。
「適切に訓練を受けたコーチングの専門家による、世界的なネットワークを構築すること」を主旨に設立されました。
ICFの会員は世界166カ国・59,754人に上り、コーチング団体としては世界最大規模です。(2024年2月時点)
ICFはコーチングスクールやコーチのレベルを担保するため、厳しい基準に基づく認定制度を設けています。
ICF認定を受けているスクールは、「ICF基準に則った質の高いカリキュラムを提供している」と判断することが可能です。
コーチングスクールを選択するときは、「ICF認定を受けているか」「ICF認定を受けた講師が在籍しているか」が重要なチェックポイントとなります。
参考:ICF JAPANについて: ICF Japan Chapter | 一般社団法人国際コーチング連盟 日本支部
コーチングスクールによっては、受講によってコーチング関連の資格を取得できます。
コーチングスクールで取得可能な資格について、詳しく見ていきましょう。
国際コーチング連盟(ICF)が認定する資格には、3つのレベルがあります。
資格を取得することで、「ICFが定める高い基準のコーチングスキルを身に付けていること」「コーチとしてプロフェッショナルな水準にあり、倫理規定をクリアしていること」を証明できます。
ICFが認定する資格は、以下のとおりです。
【Associate Certified Coach (ACC)】
基礎的なコーチングスキル、知識、能力があることを証明できる
【Professional Certified Coach (PCC)】
基礎レベル以上のコーチングスキル、知識、能力があることを証明できる
【Master Certified Coach(MCC)】
高度なコーチングスキル、知識、能力があることを証明できる
社内で「コーチングのメンター」として活動したり相談役として社員のケアをしたりしたい人は、ICF認定資格を取得しておくと説得力が増します。
ただし認定を受けるには、ICFが定めるパフォーマンス評価や認定試験をクリアすることが必須です。
コーチングスクールが独自に資格を発行しているケースも少なくありません。
以下は、コーチングスクールの独自資格です。
【GCS認定コーチ/GCS認定プロフェッショナルコーチ】
銀座コーチングスクールが設定するコーチング資格
【JCLAコーチ認定】
JCLA一般社団法人ジャパンコーチラーニングが実施するコーチング認定
【RWCC資】
ラッセル ウェルビーイング コーチング カレッジが設定するコーチング資格 など
認定基準や難易度はさまざまですが、スクール認定資格の取得によりICF資格試験の一部が免除となるケースがあります。
ツール名 | 受講料 | オンライン対応 | ICF認定 | 取得できる資格 |
---|---|---|---|---|
コーチ・エィ アカデミア | 1,100,000円~ | ◯ | あり(レベル2) |
|
コーチビジネス研究所 | 要問い合わせ | ◯ | あり(レベル1・レベル2) |
|
銀座コーチングスクール | 49,500円~ | ◯ | あり(レベル1・レベル2) | GCSコーチ認定資格 |
THE COACH ICP™︎ | 132,000円~ | ◯ | あり | CICP™︎ |
東京コーチング協会 | 88,000円~ (入会金:10,000円) |
◯ | あり(レベル1~レベル3) |
|
CAM Japan | 308,000円~ | ◯ | あり |
|
ヘルスコーチ・ジャパン | 418,000円~ | ◯ | あり(レベル1・レベル2) |
|
CTI JAPAN | 132,000円~ | ◯ | あり(レベル1・レベル2) | CPCC® |
共創コーチ®養成スクール | 88,000円~ | ◯ | あり(レベル1・レベル2) | 共創コーチ® |
コーチングプラットフォーム | 386,100円~ | ◯ | あり(レベル1・レベル2) |
|
CoachEd | 要問い合わせ | ◯ | なし | なし |
ORSC | 811,800円~ | ◯ | あり | ORSCC |
(税込価格)
画像出典元:「コーチ・エィ アカデミア」公式HP
「コーチ・エィ アカデミア」は、従来のマネジメントにコーチングをプラスした「コーチングマネジメント」を学べるコーチングスクールです。
受講者には、大手・中小企業の管理職、経営層などが名を連ねています。
コーチ・エィ アカデミアが目指しているのは、「相手の主体性を高めるマネジメント」の実現です。
受講者はコーチングの「理論」「マインドセット」「実践方法」「スキル」をバランス良く学ぶことにより、コーチング対象者の自発性・応用力・再現性向上につながるコミュニケーションを実現できるようになります。
評価の高いポイント3つ★★★
リーダー向けコース | プレミアムコース | |
初期費用 | なし | なし |
月額利用料 | 1,100,000円 | 1,650,000円 |
(税込)
画像出典元:「株式会社 コーチビジネス研究所」公式HP
「コーチビジネス研究所」は、経営者や経営幹部を対象とした「エグゼクティブコーチング」に定評のあるコーチングスクールです。
国際コーチング連盟(ICF)が認定するカリキュラムがあり、本校の認定を受けることで「プロフェッショナルコーチ(PCC)」「アソシエイトコーチ(ACC)」の実技試験が免除となります。
選択できるコースは、管理者の成長支援と組織の発展を目的とする「エグゼクティブコーチング」や、企業全体の組織改革や人材育成を目指す「人財育成・コーチング研修」などさまざま。
受講形式は、対面あるいはオンラインから選択できます。
評価の高いポイント3つ★★★
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「銀座コーチングスクール」公式HP
「銀座コーチングスクール」は、職場や家庭で活用したい人から国際資格取得を目指す人まで、ニーズに合わせたコーチングを学べるコーチングスクールです。
全国46ヶ所(2024年6月時点)で少人数クラスを展開しているほか、オンラインでの受講にも対応しています。
段階別に設定された全てのコース修了後に、GCSコーチ認定試験に合格すると「GCS認定コーチ」の資格が授与されます。
より高いレベルを目指したい人は、国際コーチング連盟(ICF)の資格取得に向けたプログラムの受講がおすすめです。
またコーチングを研修に取り入れたい企業には、法人向けのコーチング研修も用意されています。
評価の高いポイント3つ★★★
レギュラー クラス |
クラスA | クラスB | クラスC | クラスD | GCSコーチ 認定試験 |
総額 |
受講料 | 49,500円 | 49,500円 | 60,500円 | 60,500円 | 24,200円 | 244,200円 |
(税込)
国際資格取得 コース (ICF レベル1) |
クラスJ | クラスk | クラスC | クラスL | メンター コーチング |
ICFレベル1認定 修了実技評価 |
総額 |
受講料 | 104,500円 | 156,200円 | 156,200円 | 60,500円 | 165,000円 (最多価格) |
27,500円 | 609,400円 |
(税込)
画像出典元:「THE COACH ICP™︎」公式HP
「THE COACH ICP™︎」は、コーチングの基礎から応用までを体系的に学べるオンラインのコーチングスクールです。
全てのコースが国際コーチング連盟(ICF)による「継続コーチ専門教育(CCE)」認定を受けており、世界標準に準拠した質の高い学びを得られます。
スクールの特徴は、授業の約7割が実践や議論の時間に充てられていること。
積極的に参加する受講スタイルにより、受講者の挫折リスクを低減できます。
受講者自身がコーチングを受ける機会も豊富にあり、コーチング効果を実体験としてとらえられる点も魅力です。
評価の高いポイント3つ★★★
基礎コース | 応用Aコース | 応用Bコース | インテグレーションコース | |
受講料 | 132,000円 | 187,000円 | 187,000円 | 506,000円 |
(税込)
画像出典元:「一般社団法人 東京コーチング協会」公式HP
「東京コーチング協会」は、日本におけるコーチングの普及と発展のために設立された団体です。
コーチングの基礎から応用までを学べる講座もあり、国際コーチング連盟(ICF)や東京コーチング協会の有資格者から質の高い指導を受けられます。
カリキュラムは国際コーチング連盟(ICF)のレベル1~3認定を受けており、グローバル基準でのコーチングを学ぶことが可能です。
コーチング講座は「TripleAプログラム」のみで、3つのステップを順番にアップしていくシステム。
全てのコースを修了して一定の条件をクリアすると、ICF認定資格試験の実務試験が免除されます。
評価の高いポイント3つ★★★
エッセンシャル キーストーン |
エッセンシャル | エキスパート | エクセレンス | マスター | |
入会金 | 10,000円 | 10,000円 | 既会員の方 不要 |
既会員の方 不要 |
既会員の方 不要 |
受講料 | 88,000円 | 429,000円 | 415,800円 | 302,500円 | 742,500円 |
(税込)
画像出典元:「Rapo Talk-ラポトーク-」公式HP
ラポトークは、心理学をベースとした人材・組織開発の専門家と実践家がタッグを組んで開発されたコミュニケーションデザインサービスです。
管理職、経営者、企業と、ターゲットごとに多彩な研修、カウンセリング、コーチングサービスを展開しています。
ラポトークは、大手外資系メーカーや大手コンサルで人事プロジェクトを率いた実践家の経験をもとに、組織心理学を専門とする大学教授が体系化し、心理学のエビデンスに基づいて設計開発されており、ビジネス現場における実践に特化しています。
社内の信頼関係を強化することで、組織全体のパフォーマンス向上、企業価値を高めたい会社におすすめです。
評価の高いポイント3つ★★★
Rapo Talk-ラポトーク-の料金体系は、公開されていません。
具体的な費用は、問い合わせが必要です。
画像出典元:「CAM Japan」公式HP
「CAM Japan」は、「コーチ的マインド」と「コーチ的コニュニケーション能力」の習得を目指すコーチングスクールです。
国際コーチング連盟(ICF)の認定を受けた質の高い講座を、オンライン・少人数(1クラス12名限定)で受講できます。
コーチングを体系的に学べる「CCAPコース」がおすすめですが、
特定の授業のみを学びたい人は、授業を個別に選択して受講することも可能。
なお受講中のクラス運営は、チャットツール・Slackを使って行われます。
Slackでは自由に質問できる上、受講者コミュニティによる交流が活発です。
上手に活用することで、仲間との交流を図りながら実践的なコーチングスキルを身に付けられます。
評価の高いポイント3つ★★★
セットコース | CCAPコース | ICF資格取得コース |
受講料 | 308,000円 | 498,000円 |
(税込)
個別コース | コーチ的アプローチ基礎 | コーチ的アプローチの統合 | グループメンターコーチング | 変化・転換・変革 | コーチングと脳科学 |
受講料 | 99,000円 | 99,000円 | 110,000円 | 99,000円 | 99,000円 |
(税込)
画像出典元:「NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン」公式HP
「ヘルスコーチ・ジャパン」は、目的や用途に合わせたコーチングを学べる非営利のコーチングスクールです。
国際コーチング連盟(ICF)の認定を受けたコースから更新用アドバンスプログラムまで、多彩なカリキュラムがそろっています。
国際コーチング連盟(ICF)の資格取得を目指すコースは、サポート期間が3年と長いのが魅力です。
クラス運営を担当しているクラスコーチ・サブクラスコーチは全員Associate Certified Coach (ACC)以上の資格を保有しており、授業の質についても不安はありません。
評価の高いポイント3つ★★★
コース | コーチングスキル 完全マスターコースL1 |
コーチングスキル 完全マスターコースL2 |
L1+L2 |
受講料 | 418,000円 | 561,000円 | 913,000円 |
(税込)
画像出典元:「CTI JAPAN」公式HP
「CTI JAPAN」は、「Co-Active」という独自の理念に基づくコーチングを学べるコーチングスクールです。
コーチ・トレーニング・プログラムは国際コーチング連盟(ICF)によりLevel2の認定を受けており、国際基準に則っているのが特徴。
CTIの認定資格「CPCC」を取得すると、ACCの申請に必要な要件をほぼクリアできます。
またリーダーシップを発揮したい経営者や管理者は、ワークショップや体験型のトレーニングにより革新的なリーダーシップのモデルを学べます。
CTI認定のプロトレーナーによるサポートを受けることで、参加者は短期間で行動・意識の変革を実現することが可能です。
評価の高いポイント3つ★★★
【Co-Activeコーチング】
基礎コース | 132,000円 | 【計5コース】 792,000円 |
【計6コース】 1,507,000円 |
||
応用 コース |
フルフィルメント | 220,000円 | 【計4コース】 748,000円 |
||
バランス | 220,000円 | ||||
プロセス | 220,000円 | ||||
シナジー | 220,000円 | ||||
上級コース | 825,000円 |
(税込)
画像出典元:「共創コーチ®養成スクール」公式HP
「共創コーチ®養成スクール」は、一人ひとりが持つ能力や可能性に光をあてることにより組織や集団を変えていく「共創コーチング」を学べるコーチングスクールです。
受講により、スクール独自の共創コーチ®資格または国際コーチング連盟(ICF)の認定資格取得を目指せます。
授業は「共創コーチング®ラーニングウェア(オリジナルラーニングシステム)」で進められるため、受講者の学習はオンラインで完結する仕組み。
カリキュラムにはライブセミナーやレポート、現場実践なども含まれており、アウトプットのチャンスも豊富です。
履修期間は、最初に受講を始めた日から1年となっています。
評価の高いポイント3つ★★★
1コースのみ | 4コースまとめ | |
リード・トゥ・ゴールコース | 88,000円 | 330,000円 |
コミュニケーションコース | 88,000円 | |
リレーションシップコース | 88,000円 | |
パーソナルベースコース | 88,000円 |
(税込)
画像出典元:「コーチングプラットフォーム」公式HP
「コーチングプラットフォーム」は、「自己基盤(ファウンデーション)」をベースとしたコーチングを学べるコーチングスクールです。
受講者はカリキュラムに沿って学ぶことで自己理解を深め、自己受容や自己信頼を高められるようになります。
プログラムは国際コーチング連盟(ICF)のレベル1・レベル2認定を受けており、グローバル基準のコーチングを学ぶことが可能です。
また自社にコーチングの組織文化を定着させたい企業は、社内コーチ育成のサポートを受けることができます。
評価の高いポイント3つ★★★
ベーシックコース | アドバンスコース | |
受講料 | 386,100円 | ACCコース:220,000円 PCCコース:275,000円 MCCコース:352,000円 |
(税込)
画像出典元:「CoachEd」公式HP
「CoachEd(コーチェット)」は、自律した組織の中核を担うマネージャー育成に特化したコーチングスクールです。
カリキュラムは「組織・チームの自律性向上」に特化されており、マネージャーに必要な思考法やスキルを網羅的に学べます。
プログラムは、改善したい企業目標や数値を明確にした上で設定されるシステムです。
企業に合わせて最適化されたトレーニングを受けることにより、受講者はすぐに現場に投入できる実践的な学びを得られます。
受講者は3~6カ月で目標設定から最終的な振り返りまで実現可能です。
評価の高いポイント3つ★★★
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「ORSC」公式HP
「ORSC」は、組織や人との関係性における課題解決に特化したシステムコーチングを学べるコーチングスクールです。
受講者はチームの自律と自走を支援するコーチング力や、コーチやリーダーとしてあるべきマインドセットを獲得できます。
受講を希望する全ての人は、まず基礎コースからスタートするシステムです。
基礎コース修了後は、応用コース・プロフェッショナル実践コースへとステップアップでき、「組織の関係性そのもの」に働きかける力が身に付きます。
受講スタイルは、対面またはオンラインを選択可能です。
評価の高いポイント3つ★★★
基礎~応用一括コース | 応用一括コース | |
受講料 | 811,800円 | 712,800円 |
(税込)
低品質なコーチングスクールを避けたいなら、ICF認定を受けているかどうかをチェックしましょう。
ICFが設立された目的の1つは、悪質なスクールを排除することです。
ICF認定を受けているスクールであれば、国際基準に則ったレベルの高い授業が提供されます。
コーチングスクールには、オンライン対応のところ・対面式のところがあります。
通学コストや時間を抑えたいなら、オンライン対応のスクールがおすすめです。
またICF資格の取得を目指すのであれば、受講条件に定められた受講時間を確保しなければなりません。
効率的に学習を進められるよう、振替・補講に柔軟に対応してくれるか・受講期限の延長が可能かなどをチェックしましょう。
受講者の属性や目的・課題を明確にした上で、解決につながるコースがあるスクールを選びましょう。
「チームパフォーマンス向上に向けたコーチング」「若手教育」「経営チームコーチング」など、スクールが提供するカリキュラムはさまざま。
「管理者のスキルアップ」「マネージャー育成」など、キーワードを設定して講座のマッチ度を判断することが必要です。
コーチングスクールは、自律した人材育成を実現する「コーチング」の指導法を学べるスクールです。
コーチングを学び自社で実践することにより、部下やメンバーの成長と組織の活性化・ポジティブな行動変容を促進できます。
ただしコーチングスクールによって、講座内容や取得できる資格・授業形態は大きく異なるのが実情です。
受講前に自社の目標・課題を明確にし、目的にかなうコーチングスクールを選択してください。
画像出典元:O-dan