中部国際空港株式会社(セントレア)の決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

執筆: 編集部

LCC向け第2ターミナル完成で、さらなるイン&アウトバウンドを歓迎する「中部国際空港」の2019年3月期(2018年度)の決算

2019年3月期(2018年度)決算

  • 売上高:642億9,000万円
  • 営業利益:99億円
  • 経常利益:92億8,000万円
  • 当期純利益:64億4,000万円

となりました。

業績推移

決算期
(百万円)
16/03
(第-期)
17/03
(第-期)
18/03
(第-期)
売上高 54,810 58,960 64,290
営業利益 7,700 8,910 9,900
経常利益 6,460 8,020 9,280
当期純利益 4,180 5,440 6,440

売上高は前期比9.0%増の642億9000万円となり、このうち空港事業は国際線で韓国、台湾をはじめとする東南アジア方面の就航、増便が続き、国内線は鹿児島線新規就航、那覇の増便などもあり、開港直後の2005年度以来、過去最高の旅客数を記録しました。

売上⾼、最終利益の他、各利益についても過去最⾼を更新しました。旅客数の伸びと、訪日外国人による免税店売上の押し上げがけん引材料です。

商業事業については、旺盛な訪日需要を背景に拡⼤する訪日外国人需要を取り込み、免税店売上⾼が過去最⾼を更新する等、売上⾼全体をけん引した他、新複合商業施設の開業も増収に寄与しました。

 

事業内容

空港の安全・安心を守る業務

滑走路・誘導路・エプロン・航空保安施設の管理・運用、CSの推進

空港の収益向上とマーケティングを推進する業務

航空路線(旅客便・貨物便)の誘致、航空旅客及び航空貨物の需要喚起
商業施設やイベントの企画・運営
旅客ターミナルビルほか各種施設の貸出・料金徴収等

空港経営を支えるコーポレートスタッフ業務

経営方針や需要予測、料金戦略・投資戦略の策定、企業法務、人事、広報、経理、調達、環境対策、地域との連絡調整等

2019年度業績予想

航空ネットワークの拡⼤や旅客数の増加などにより、売上⾼は693億円、当期純利益51億円の増収を⾒込んでいます。

国際線は、過去最⾼となる690万人を目指しています。
国内線も今期の新規就航等の通年化の他、成田便の増便が⾒込まれることから、660万人とし、合計1,350万人を目指しています。
発着回数も過去最⾼の11万回を想定しています。

費⽤は、経年劣化に伴い増加傾向にある施設維持費の他、空港としての量的、質的拡⼤に向けた取り組みを積極的に推進していく見込みで、先⾏費⽤が増加し、増収減益の⾒通しを立てています。

出典元:「中部国際空港株式会社」決算説明資料

 

会社概要

会社名 中部国際空港株式会社
事業内容 中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理
旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理
上記に付帯する事業
所在地 愛知県常滑市セントレア一丁目1番地
設立日 1998年05月
代表 犬塚 力
資本金 836億6,800万円

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