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自然言語処理(NLP)とは、人間が普段使用している言語をコンピューターに認識・処理・利用させるための技術です。
言語処理開発研究分野の発達により、現在では高精度の自然言語処理技術を搭載したサービスやツールが数多く登場しています。
自社業務に積極的に導入することで、業務効率化やサービスの精度向上に役立てることが可能です。
本記事では、自然言語処理AIを搭載したツールやサービスを種類別にご紹介します。
ツールごとの特性やメリットを見極めて、自社の課題解決につながるものを選択してください。
このページの目次
自然言語処理(NLP)とは、日常生活で人間が使用している言語をコンピューターに認識・処理・利用させる技術です。
人間が使用する言語は、文脈によって違う意味を表わしたり助詞1つで意味が変わったりと曖昧です。
コンピューターが機械的に分析・処理するのは難しく、高度な技術が必要とされてきました。
しかし近年、言語処理開発分野は目覚ましい発展を遂げ、コンピューターは高精度で自然言語の処理を行えるようになっています。
自然言語処理(NLP)の活用は世界的に活発化しており、さまざまなツール・サービスに利用され始めているのです。
コンピューターはあらゆるデータを二進数で処理しており、「ゼロか1か」でしか命令を出せません。
曖昧さの多い自然言語を処理するときは、コンピューターが理解しやすいよう整える必要があります。
このとき主に使われるのが、以下の4つの基礎技術です。
形態素解析 | 文章を「形態素」という単位ごとに分割し、情報ごとに分類する作業 |
構文解析 | 抽出した形態素がどの形態素と同じかたまりになるのかを確認する作業 |
意味解析 | ひとかたまりに抽出した形態素について「辞書」を用いて正しい解釈を探す作業 |
文脈解析 | 形態素解析から意味解析までを行った複数の文章について、文章同士の関連性を解析する作業 |
それぞれのステップは一見シンプルですが、実際のところ一つ一つの処理を正しく行うことは簡単ではありません。
とりわけ意味解析・文脈解析は機械処理の難易度が高過ぎるとして、「実用分野への応用はほぼ不可能」とまでいわれていました。
これらの工程をスムーズに機械処理できるようになったのは、ChatGPTに代表されるような、進化的な学習モデルが登場したためです。
対話型AI(チャットボット)は、企業のコーポレートサイトなどで活用されています。
ユーザーが質問を投げ掛けると、ボットに搭載されたAIエンジンが質問・疑問にマッチした答えをデータベースから検索します。
Amazon「Alexa」やApple「Siri」、Google 「Googleアシスタント」といった音声対話システムも、自然言語処理技術が使われています。
各種バーチャルアシスタントと「対話」という形式が成立するのは、システムがインターネット上のデータを解析して得た回答を再び音声データに変換しているためです。
スマホなどで文字を打とうとすると、最初の1文字で単語の候補が表示されます。
この「予測変換」機能も、自然言語処理(NLP)によるものです。
翻訳機能では、AIが構文解析や意味解析を行って自然な言い回しを選択しています。DeepL翻訳やGoogle翻訳などが有名です。
テキストマイニングとは、大量のテキストデータから必要な情報を抽出・分析する技術です。
膨大なテキストデータから、AIエンジンが必要な情報や言葉を抽出・分析・可視化します。
感情分析とは、AIが人間の感情変化を適切に読み取り解析することです。
AIは音声データやテキストデータに含まれる単語や言い回し・言葉使いをデータベースと照合し、文章に含まれる感情を分析・可視化します。
音声認識システムは、音声を認識してテキスト化するシステムです。
例えば自動で議事録を作成するツールなどでは、自然言語処理AIが欠かせません。
画像出典元:「ChatGPT」公式HP
「ChatGPT(Chat Generative Pre-trained Transformer)」は、OpenAIが開発・提供する、対話型AIによるチャットボットサービスです。
ユーザーが何らかの質問を入力すると、チャットボットが人間の言葉と遜色ない自然さで返信します。
ユーザーが正しい方法で要求すれば、ニーズに合わせた文章の生成・要約・翻訳も可能です。
ChatGPTの特徴は、対応分野が幅広いこと・拡張性が高いことです。
違和感のない自然な言語処理技術は、カスタマーサポートやコーポレートで活用できます。
APIで各種SaaSと連携させれば、文書の要約やバックオフィス業務の自動化など、さまざまな業務に適用できます。
利用料金は無料です。
ただしより多機能な「ChatGPT Plus」を利用する場合、月額料金は20ドルです。
ChatGPT Plusは、無料版と比較して「処理・言語能力が高い」「新機能やアップデートへのアクセスが優先される」などのメリットがあります。
画像出典元:「KUZEN」公式HP
株式会社クウゼン(旧:株式会社コンシェルジュ)が提供する、ノーコード型AIチャットボット作成サービスです。
自社で利用している外部システムと連携することで、「社内における問い合わせの削減」「カスタマーサポートの精度向上」「各チャネルにおけるコンバージョン率の改善」を期待できます。
AIチャットボットを作成したいときは、回答や条件などを設定し、矢印でつなげていくだけと簡単です。
プログラミング知識は不要なため、誰でも簡単に自社に最適化したAIチャットボットを作れます。
自社の課題に合わせてチャットボットをカスタマイズすれば、業務効率化・経営戦略の精度向上に役立てることが可能です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「たよれーる」公式HP
OA機器の専門商社「大塚商会」が提供するAIチャットボットサービスです。
IBM Watsonの自然言語処理機能を元に、大塚商会が独自に開発を行いました。
サービスを導入する際は、経験豊富な大塚商会のエンジニアによる、丁寧かつ分かりやすいサポートを受けられます。
チャットボットを作成するときは、提示された質問に答えていくだけと簡単です。
運用後は精度の測定・利用ログの収集・修正までがワンパッケージで提供されるため、AIチャットボットの運用経験がない企業でも、高い運用効果を期待できます。
ベーシックコース | テンプレートコース | |
導入支援 | 300,000円~ | 110,000円~ |
環境構築費用 | 100,000円(キャンペーン価格:0円) | |
月額費用 | 40,000円~ |
(税抜価格)
※トライアルプラン
プラン名 | 3ヶ月トライアルプラン | 1ヶ月トライアルプラン |
期間 | 3ヶ月 | 1ヶ月 |
料金 | 110,000円 | 無償 |
(税別価格)
画像出典元:「BOTCHAN」公式HP
サイトのCVR向上・顧客満足度向上に有益なBX(Brand Experience)プラットフォームです。
自社仕様にカスタマイズされたチャットボットを設置したい場合は、「BOTCHAN AI」サービスの利用で実現できます。
BOTCHAN AIの特徴は、シンプルで使いやすいUIを採用していることです。
質問者が迷いにくいよう質問のバリエーションが豊富にそろっている上、独自の自然言語処理アルゴリズムによって生成される返答は、高い精度を誇ります。
疑問・質問をスムーズに解決できるチャットボットを作成・設置することにより、企業は購入に至らず離脱する「サイレントユーザー」を取り込みやすくなるでしょう。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「音声と IVR のソリューション」公式HP
「NUANCE」が提供する、カスタマーエクスペリエンス向上のための音声・ IVRサービスです。
顧客がセルフで疑問・質問を解決できるサービスがそろっており、自社のニーズに合わせて選択できます。
ボイスボットを導入したい企業は、会話型 IVRの導入がおすすめです。
サービス導入後は、高精度AIがユーザーのニーズを予想して、正しい答えを返します。
ボイスボットは会話のコンテキストに基づいて話し方を変えられるため、ボイスボットにありがちな無機質で冷たい印象を与えにくいのが魅力です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「AmiAgent」公式HP
多彩な音声応答の選択肢をそろえた、最先端の音声対話ソリューションです。
IVR(電話自動応答)はもちろん、チャットボット・音声対話にも対応しています。
AIとのボイスボットでは、高精度な描画エンジンによって生み出されたバーチャルキャラクターがユーザー対応する仕組みです。
また音声合成には、国内最高品質といわれる「ReadSpeaker」が採用されています。
高精度の音声認識技術「AmiVoice」や自然言語処理エンジン「AOI」も搭載されており、質の高い自動応答の実現が可能です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「AI suite」公式HP
「株式会社NTTドコモ」が提供する、AI機能をAPIとして利用できるAIプラットフォームサービスです。
企業は自社の課題解決に有益な各種AI機能を、自由にピックアップして利用できます。
例えば「対話型・自然言語AI」を導入すれば、ユーザーの発話意図や背景・文脈などを踏まえた応答を実行できます。
返答に必要な言葉はAIが単語レベルで生成するため、自然かつ適切な応答が可能です。
また「マルチモーダルAI」なら、テキスト・音声・映像から得た情報を統合解析し、感情分析や対話応答に役立てられます。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「要約AI Samaru」公式HP
要約AI Samaruは、長くて複雑な文章を、素早く確実に要約してくれる日本語要約システムです。
日本語文章の要約に最適化するため、日本語要約データを深層学習させた、独自開発のAI。
URLの入力やファイルをアップロードすれば、すぐに自動要約が完了します。
キーワード 、 NGワードや敬体 、 常体の指定など、要約の調整も可能。
要約AI Samaruの要約機能を、APIとして提供しています。
システムへの要約AIの組み込みや、Excelなどのソフトウェアから呼び出して利用することができます。
エンタープライズプラン | |
月額料金 | 要問合せ |
字数・回数 | 要問合せ |
無料トライアル | 2週間~ |
画像出典元:「GINGER」公式HP
自然で正しい英文作成に必要な、あらゆる機能を備えた英文校正ツールです。
文法や英語のスペルチェック機能はもちろん、辞書機能や翻訳機能・復習機能なども搭載しています。
Ginger Pageが高精度な英文校正を実現できるのは、ネイティブが使用したオンライン上の英語フレーズを収集・解析しているためです。
英文チェックを実施した場合は、1.5兆もの英語フレーズのデータをベースに、より自然かつ正しい英文に修正されます。
モバイル版・ブラウザ版・ソフトウェア版が提供されており、いつでもどこででも英文校正を実施することが可能です。
利用料金は無料ですが、より充実した機能を持つ「Ginger校正機能プレミアム」は有償です。
料金の詳細については、お問い合わせが必要となります。
画像出典元:「文賢」公式HP
株式会社ウェブライダ-が提供する、日本語文章推敲・校閲・校正支援ツールです。
ツールに登録された文章は、文賢が独自に研究を続けた100の視点からチェックされます。
誤字脱字はもちろん、冗長表現や言い回しの改善まで、幅広い修正に対応可能です。
また「AIアシスト(β版)」を利用すると、AIが文章の質を上げるために必要な改善点の指摘・提案を行います。
文法的なミスの指摘だけではなく「炎上リスクのチェック」「要約」「文章の感想の共有」まで実施されるため、誰でも簡単に文法的に印象のよい文章を作成できます。
新規購入時のみ、初期費用 11,880円(税込)がかかります。
通常購入 | まとめ買い割引 | |||
まとめ買い数 | 4ライセンス以下 | 5ライセンス以上 | 15ライセンス以上 | 30ライセンス以上 |
更新費用 (1ライセンス当たり) |
2,178円 | 5% OFF | 10% OFF | 15% OFF |
(税込価格)
画像出典元:「Shodo」公式HP
「株式会社ゼンプロダクツ」が提供する、AI文章校正ツールです。
AI「BERT」と自然言語処理技術を利用し、文脈を把握しながら誤字脱字・文法のミスを修正します。
搭載された高精度AIは、置き換え修正では難しい同音異義語のミス・敬語や二重敬語の間違いも見逃しません。
「ら抜き言葉」のチェックにも対応しており、日本語に頻出しがちなあらゆるミスを適切にカバーします。
ブラウザ版・Chromeのアドオン版・Google Docsアドオン版が利用できるほか、API連携で自社システムに組み込むことも可能です。
【基本のプラン】
プラン名 | ベーシック | プレミアム | ビジネス | エンタープライズ |
月額料金 | 無料 | 1,000円 | 2,000円 | 要問い合わせ |
(税込価格)
【API連携プラン】
プラン名 | APIプラン100 | APIプラン500 | APIプラン1000 |
月額料金 | 40,000円 | 80,000円 | 120,000円 |
(税込価格)
画像出典元:「Rosette」公式HP
「BasisTech」が提供する、テキスト解析プラットフォームです。
20から40もの言語の業務要件・テキストデータに対応しており、「基本的言語解析」「言語判定」「エンティティの抽出」などを実施できます。
抽出要件をうまく組み合わせられれば、膨大なデータから必要な知見・気付きを得ることが可能です。
なおツールの利用形態は3種類あり、自社のニーズに合わせて選択できます。
クラウド環境で利用する「Rosette Cloud」、オンプレミスでも使える「Rosette Enterprise」のほか、プラグインで自社システムに組み込んで利用することも可能です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「VOC(お客様の声)分析サービス」公式HP
コールセンターやカスタマーサポートに寄せられた、顧客の声を分析できるサービスです。
サービスでは、AIが音声データをテキスト化し、分析に適した状態に整えます。
依頼できる分析の種類は「簡易分析」のほか、生産性向上を目的とするもの・製品企画・品質管理向上を目的とするもの・販売戦略・新商品企画の精度向上を目的とするものなどとさまざまです。
データ分析の結果「オペレーションの改善が必要である」と考えられる場合は、ベンダーにフォローまで依頼できます。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「見える化エンジン」公式HP
さまざまなチャネルで集められたVOCを可視化できる、テキストマイニングツールです。
収集対象はSNS・コーポレートサイトからコールログ・営業日報までと幅広い上、アンケートを作成して新たにVOCを収集することもできます。
VOCを分析したいときは、40種類以上の分析機能からニーズにマッチしたものを選択できる仕組みです。
分析に使用される自然言語処理エンジンは20年以上更新され続けており、日本語の文脈を適切に理解した上で顧客の感情・要望・不満を読み取ります。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「Moribus」公式HP
Instagramの運用支援に特化したソーシャルメディアマーケティングツールです。
投稿計画・投稿・分析・改善に必要な機能を網羅的に備えており、Instagramの売上と集客を最大化します。
必要な情報の収集・分析に使われているのが、独自開発によって生み出された「Moribus AI」です。
Instagramの投稿を適切に解析して顧客インサイトを拾いあげ、トレンド予測やターゲット層のイメージを高精度化します。
またMoribus AIは、人気投稿のハッシュタグについてランク化することも可能です。
そのときどきで上位表示されやすいハッシュタグを提案してくれるため、ハッシュタグをトレンドや状況に合わせて最適化できます。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「ポケトーク」公式HP
世界74言語に対応している、AI搭載の通訳デバイスです。
ユーザーがボタンを押して話すだけで、翻訳結果が音声で流れます。
お互いに相手の言語が分からない状態でも、デバイスを通して意思疎通を図ることが可能です。
ポケトークの特徴は、通訳の際クラウド上の最新エンジンを利用すること。
言語ごとに最適なエンジンが選択されるため、通訳された文章はネイティブ並みの高い精度を誇ります。
また「何語か分からない」という場合は、カメラ翻訳機能が有益です。
AIが画像から拾ったデータを自動翻訳してくれるため、読めない文字・単語にも困ることはありません。
機種 | ポケトークW | ポケトークS | ポケトークS Plus |
販売価格 | 14,850円 | 32,780円 | 34,980円 |
(税込価格)
画像出典元:「CHIVOX」公式HP
182の国と地域で利用される、英語スピーキング評価AIです。
中国では、23の自治体によって大学・高校入試の自動採点に使用されています。
スピーキング評価の項目は、「音素」「単語」「文章」から「正答分岐」「自由発話認識」までと多彩です。
単語のアクセント・リズム・流ちょうさまでAIが判定するため、評価の精度に不安はありません。
ツールはブラウザ版のほか、IOSやAndroid版もあり、実装したいプラットフォームに合わせて選択することが可能です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「shutto翻訳」公式HP
最短3分でWebサイトを多言語化できる、Webサイト翻訳ツールです。
自動翻訳・セルフ編集機能は世界100以上の言語に対応しており、アジア・ASEAN圏を中心にさらに拡大していく予定となっています。
翻訳に対応しているのは、HTMLが出力される全てのWebページやサイトです。
翻訳は自動翻訳・プロ翻訳・セルフ翻訳機能を組み合わせて行われるため、高い翻訳精度が期待できます。
またWebサイトのテキストや画像は、プレビュー画面を見ながら編集・置換が可能です。
誰でも直感的に操作でき、特別なスキルや開発の知識は必要ありません。
エントリー | ベーシック | ビジネス | |
初期費用 | 無料 | ||
月額料金 | 6,600円 | 33,000円 | 66,000円 |
(税込価格)
画像出典元:「AmazonRekognition」公式HP
さまざまな IT リソースをオンデマンドで利用できる、AWS(Amazon Web Services)の1つです。
AIや機械学習の専門知識がない人でも、簡単に画像認識やビデオ分析機能を利用できます。
Amazon Rekognitionでできることは、画像・動画内の物体・人物の特定やシーンの検出、テキストの検出などです。
このほか動画では、特定の人物を追いかけたり特定のクレジットを検出したりなどもできます。
感情分析については、AIが人の表情や顔の向きなどから「その人がどのような感情を持っているか」を判定する仕組みです。
Amazon Rekognition には、以下の4 種類の使用法があり、料金はそれぞれ異なります。
例えば、Amazon Rekognition Imageでは、API を使用して画像を分析するたびに料金が追加されます。
グループ | API | 最初の100万ページ | 次の400万ページ | 次の3,000万ページ | 3,500万枚以上の画像 |
グループ1の料金(画像分析ごと) | AssociateFaces CompareFaces DisassociateFaces など |
0.0013 USD |
0.001 USD |
0.0008 USD |
0.0005 USD |
グループ2の料金(画像分析ごと) | Detect Faces DetectModerationLabels DetectLabels など |
0.0013 USD |
0.001 USD |
0.0008 USD |
0.0003125 USD |
Image Properties | 0.000975 USD |
0.00075 USD |
0.0006 USD |
0.0002344 USD |
Amazon Rekognitionには最低料金や初期費用は必要ありません。
料金は、分析した画像・動画の数と保存した顔のメタデータの量に応じて決まります。
階層的料金モデルが採用されているため、利用が増えるほど単価が安くなる仕組みです。
画像出典元:「Empath」公式HP
音声データからその人の気分やメンタルの状態を適切に判定するプログラムです。
独自のAIエンジンが、数万人の音声データをベースに解析を実施。
声のスピードやトーン・抑揚などを独自のアルゴリズムで判定し、ストレス・メンタルの変化を見逃しません。
ツールの特徴は、言語ではなく「声」によって分析を実施することです。
言語の対象を特定しないため、多言語対応が必要な海外展開中の企業でも使えます。
またAPI連携を実施すれば、自社で提供中のサービスに埋め込むことも可能です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「thanks!」公式HP
従業員間に「感謝のサイクル」を作ることで、労働生産性・顧客満足度・業績向上を目指すツールです。
ツールでは、AIが従業員のコンディションやメンタルの状態を把握・チェックするサーベイ機能を利用できます。
例えば「感情分析×コンディションサーベイ」は、AIが頻出するフレーズから従業員の感情を読み取る仕組みです。
サーベイの利用により、従業員の満足度・離職リスクなどを客観的に把握できます。
万が一離職やトラブルの兆候が見られた際は、事態が深刻化する前に手を打つことが可能です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「Googleドキュメント」公式HP
オンラインで文書を作成・編集・共有できるツールです。
作成した文書はクラウド上で管理され、パソコンはもちろんスマホやタブレットでも閲覧したり編集したりできます。
議事録を作成するとき役立つのは、「音声入力」機能です。
デバイスのマイクをオンにしておけば、Googleエンジンが自動で音声を収集・テキスト化します。
リアルタイムの文字起こしにも対応しているため、会議中の音声をそのままテキスト化することが可能です。
※Google Workspaceの料金
プラン | パーソナル | Business Standard |
月額料金/ユーザー(1年契約) | 無料 | 1,360円 |
(税表記なし)
画像出典元:「Sloos」公式HP
無償で利用できる、高精度の文字起こしツールです。
ツールでは独自技術のレザバーコンピューティングが活用されており、発言者を適切に識別します。
議事録の作成では発言者を特定しやすく、会議後のフォローや質問が容易です。
話者識別のために必要な事前登録は、10秒程度で完了。
一般的な話者識別型のツールと比較すると短時間で済むため、参加者に負担をかけません。
Google翻訳と併用して対応言語とUIを英語に設定すれば、英語での文字起こしにも対応できます。
サービス拡大のため、無償で提供を行っています。
画像出典元:「AmiVoice」公式HP
高精度・高速の音声認識エンジンです。
「株式会社アドバンスト・メディア」が提供するさまざまなサービスに活用されており、議事録の作成や文字起こしにも対応しています。
例えば「AmiVoice ScribeAssist」サービスは、AIが音声の録音からテキスト化・要約までを一気通貫で実施するサービスです。
スタンドアロン型でインターネットにつなぐ必要がなく、機密性の高い会議でも安心して利用できます。
より気軽に議事録の作成を実施したい企業は、クラウド型の議事録作成ツール「CyberScribe」サービスを選択してもよいでしょう。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「toruno」公式HP
会議の様子をテキストデータ・音声・画像で記録できる議事録作成ツールです。
会議中の音声は音声認識AIがリアルタイムでテキスト化するため、議事録を簡単に作成できます。
ツールは録音機能・画面キャプチャ機能も搭載しており、後日会議を丸ごと振り返ることが可能です。
また会議中の重要発言・再度確認が必要な発言は、ブックマークで目印を付けられます。
会議後に確認や事案の精査を行いやすく、業務効率アップ・業務負担の軽減に有益です。
対応しているWeb会議サービスは、ZoomやTeams会議・ Google Meetなど。
招待された場合にも使用できるため、担当者はあらゆる会議の議事録作りから解放されます。
プラン | torunoパーソナル | |
記録時間 | 無料(3時間) | 有料(月10時間) |
初期費用 | 無料 | |
月額料金 | 無料 | 1,650円 |
従量料金 | 無料 | 2.2円/分 |
(税込価格)
プラン | torunoビジネス | ||
記録時間 | 月30時間 | 月100時間 | 月500時間 |
初期費用 | 無料 | ||
月額料金 | 9,000円 | 28,500円 | 135,000円 |
従量料金 | 300円/時 | 285円/時 | 270円/時 |
(税抜価格)
画像出典元:「スマート書記」公式HP
議事録の作成・共有・管理までを一気通貫で行えるツールです。
英語対応も可能なため、海外拠点との会議にも使用できます。
ツールには内部音・マイクでの録音機能が付属しており、Zoom・Microsoft Teams・Google Meet・Cisco WebexといったWeb会議ツールから直接音声を拾う仕組みです。
録音・メモ取り・清書がツール上で完結するため、議事録作成担当者の負担を軽減できます。
また音声からテキストへの変換は、高精度AIが実施。
書き言葉に変換したり要約したりもスムーズで、会議が終わればすぐに議事録が完成します。
月額料金:10,000円~(税表記なし)
画像出典元:「AutoMemo」公式HP
録音した音声をAIが自動で文字起こししてくれるボイスレコーダーです。
収集した音声データは自動でクラウド上に保存されるため、保存容量を心配する必要がありません。
最大で100時間まで会議音声を録音できます。
AutoMemoの特徴は、音声データとテキストデータがシンクロしていること。
再度確認したい音声は、該当テキストをタップするだけで再生できます。
どこを探せばよいか分からない場合は、キーワードで検索することも可能です。
またWebアプリ「AutoMemo Home」と連携すれば、議事録の作成や編集・共有をスムーズに行えます。
スマホ版のアプリもリリースされているため、スマホと連携して使えるのもメリットです。
AutoMemo (オートメモ) S:19,800円
【文字起こしサービス 料金プラン】
お試しプラン | 月額プラン | 年額プラン | 100時間チャージ買い切り | |
料金 | 無料 | 1,480円 /月 | 12,800円 /年 | 14,000円 /1回 |
(税表記なし)
自然言語処理(NLP)技術を搭載したツールがあれば、テキスト化されたあらゆるデータの解析が可能です。
SNSやカスタマーサポート上に蓄積された莫大なデータから、自社に有益な情報のみを抽出する…ということもできるようになります。
自然言語処理(NLP)技術を利用すれば、動画や画像データの解析も可能です。
音声から自動で字幕を生成したり動画や画像上に記された文字を抽出したりが可能となり、活用できるデータの幅が広がります。
自然言語処理(NLP)では、一般概念的・常識的におかしいと思われる文章もそのまま処理するケースがあります。
例えば「4歳の子どもへのお小遣いに100万円あげた」といった文章について、普通の人は「100円の間違いでは」などと気付きます。
自然言語処理(NLP)に任せた場合、意味が通っている文章については、内容の是非を問わずスルーされるケースが少なくありません。
自然言語処理(NLP)技術の発達が著しいとはいえ、文法や単語が異なる全ての言語に対応できるわけではありません。
またニッチな業界の専門用語や独特な言い回しについても、適切に意味を汲み取ることは難しいようです。
自然言語処理(NLP)は、人間が使う言語(自然言語)をコンピューターで適切に処理させるための技術です。
近年の急速な技術革新によって言語処理開発分野も著しく発展し、高精度の自然言語処理技術を搭載したサービスやツールが数多くリリースされるようになりました。
自然言語処理(NLP)を利用したツールは、顧客対応の精度向上や業務効率化の支援に役立てられます。
ツールの特性やメリットは異なるため、適切に見極めた上で自社のDXに役立ててください。
画像出典元:O-dan