記事更新日: 2024/04/10
インサイドセールスは、自社に合った代行会社を利用することで「営業活動の効率化・人手不足解消・成約率アップ」が見込めます。
この記事ではインサイドセールス代行会社の効果的な選び方や、おすすめサービス27選の特徴や料金比較、向いている企業や注意点も説明するので、ぜひ参考にしてください。
おすすめサービスの比較を無料で！
このページの目次
インサイドセールスとは、「顧客に対して非対面で行う営業活動」のことです。
見込み客育成を目的として、電話・メール・Web会議システムなどを活用して顧客と接点をもち、商談成立につなげるためのアプローチを行います。
非対面で行うため、営業コストの大幅カット・営業効率のアップというメリットがありますが、効果を最大化するにはノウハウやそのための人員確保が必要となります。
そこで活用したいのがインサイドセールスを専門で行っているインサイドセールス代行会社です。
自社にインサイドセールスに関するノウハウが無くても、
といったメリットがあり、結果として成約率の向上・業績の向上まで期待できます。
画像出典元：「g-wic」公式HP
| 初期費用 | 月額費用 |
| 10万円～ | 30万円～50万円 |
画像出典元：「アースリンク」公式HP
アースリンクの「Sakura Outsourcing（サクラアウトソーシング）」では、1500社以上の豊富な実績を活かし状況や要望に合わせて柔軟な代行業務に対応してくれます。
Salesforceの認定アプリSakura outbound/CTIを合わせて利用することで、内製化に向けた営業データの蓄積も可能で、インサイドセールス研修サービスなども提供。
成果報酬型の料金体系は採用していません。
詳細は代行内容によるため、問い合わせがが必要です。
画像出典元：「セイヤク」公式HP
人材派遣や人材紹介サービスの「ウィルオブ・ワーク」では、BtoB特化の営業代行サービス「セイヤク」を提供。
26年間2800社を超える取引実績で獲得した中小企業やエンタープライズ企業とのパートナーシップと、豊富な人材供給力を活かしたエリアや業界を問わない営業活動が強みです。
求めるスキル、業務難易度、商材により料金が異なります。
案件相談は無料で行っているため、事前相談をおすすめします。
画像出典元：「コンフィデンス」公式HP
「コンフィデンス」は、1998年から営業代行サービスをスタートしている業界の先がけのような存在。
導入実績累計1,000社超えで、無形商材・複雑大型高額のコンプレックス商材での実績が豊富、事業戦略やマーケティングの課題解決まで踏み込んだサポートが強みです。
固定料金制からスタートし、状況に応じて成功報酬制に移行するなど状況に応じて対応。
詳細については、問い合わせが必要です。
画像出典元：「SORAプロジェクト」公式HP
「SORAプロジェクト」では、代行を依頼すれば16年間に蓄積された800万社の企業リストを無料提供してもらえます。
平均アポ獲得率4.6%の経験豊富な営業のプロたちが高品質なリード獲得してくれます。
| テストマーケティングプラン | テレアポプラン | |
| 初期費用＋月額費用 （税別） |
300,000円～ | 300,000円～ |
※コール数に応じて料金は変動
※3ヶ月契約～（短期は別途相談）
画像出典元：「リクルートスタッフィング」公式HP
「リクルートスタッフィング」では、全国約250社の派遣会社とパートナー契約を締結し、自社採用と同時進行で全国一斉に採用をします。
またリクルートグループだけでなく、様々な募集媒体を使用しスタッフを採用しています。
さらには、計画の策定・業務の可視化・定型化によって独自のKPIマネジメントを実施し、個人ではなく組織で売れる仕組みを作ります。
案件毎に専任担当者がつくので、営業に関するノウハウが確立していなかった企業でも、生産性が高く質の良い営業組織を構築できます。
「リクルートスタッフィング」の公式HPでは具体的な価格は表記されていません。
支援内容に応じて価格が変動するため、相談を通して見積りが提示されます。
具体的な支援を検討したい場合、問い合わせて相談してみましょう。
画像出典元：「セリーズ」公式HP
「セリーズ リードコンシェル」は、営業オンラインアシスタント「セリーズ」が運営するリード獲得プランです。
テレアポ代行のような短期的な成果獲得ではなく、顧客との中長期的な関係構築をメインとしたリード獲得や商談機会創出を強みとしています。
利用プランには、リード獲得数や利用できるオプションメニューの異なる3つのプランがあります。
初月はトライアルとして月額プランを8,500円/件で利用できます。
ただし、下記の金額はリード獲得の単価となり、他にリスト作成や資料送付メール送付などのオプション料金が発生する点に注意が必要です。
| 初月トライアル | 月額プラン | 6ヶ月プラン | カスタマイズ プラン |
|
| 初期費用 （税別） |
50,000円 | |||
| リード獲得単価 （税別） |
8,500円 /件 | 10,000円 /件 | 8,500円 /件 | 別途見積もり |
| リード獲得数 （税別） |
10件固定 /月 | 10件固定 /月 | 〜20件/月 | 20件以上/月 |
| オプション | ・リスト作成 ・メール資料 送付 |
・リスト作成 ・メール資料 送付 |
・リスト作成 ・メール資料 送付 ・フォロー架電 ・メルマガ配信 |
・リスト作成 ・メール資料 送付 ・フォロー架電 ・メルマガ配信 ・リード育成 ・レター送付 |
画像出典元：「株式会社SalesX」公式HP
SalesXの料金プランは、成果報酬型の商談獲得と、月額費用型のIS/FS/FS代行が用意されています。
より詳細な情報は、問い合わせをする必要があります。
サービスの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
画像出典元：「MAXIM」公式HP
代行する業務ごとの固定報酬制となっています。
| 訪問販売 | コールセンター | その他業務 | |
| 初期費用 | 要問合せ | ||
| 月額費用 | 650,000円 | 500,000円 | 要問合せ |
（税表示なし）
画像出典元：「エンSXセールス」公式HP
*特定のアカウントに集中アプローチする手法
月額70万円〜で、高品質なアポ創出を重視するため成果報酬型での契約は受けていません。
稼働するメンバーとの事前面談も可能です。
画像出典元：「My Assistant」 公式HP
上場企業「Caster（キャスター）」が運営する「My Assistant」は、資料作成やリサーチ、SNSの投稿や事務作業など、あらゆる業務を低価格で依頼できるオンラインアシスタントサービスです。
発注先の選定や費用相場の確認などが不要で、すぐに依頼がしやすいようにカテゴリから検索ができるテンプレートが豊富。
アウトバウンドコールのパッケージもあり、小ロットの架電や、ツールやトークスクリプトの準備などにも対応しています。
最小工数で依頼ができるため、日々の事務作業やルーティンワークに追われている方におすすめです。
My Assistantは依頼業務の時間に応じて金額が変動します。
5時間ごとに契約時間をカスタマイズ可能ですが、月の契約時間を超過する場合は、オプション料金として「時間単価×1.2倍」が加算されるため注意が必要です。
| 料金 | 25,000円 | 40,000円 |
| 利用時間 | 10時間 | 20時間 |
| 契約期間 | 3ヶ月 | |
| 支払い方法 | 銀行振込 or クレジットカード | |
| 支払いタイミング | 1ヶ月ごとの前払い or 一括払い | |
画像出典元：「ちょくコミュ！」公式HP
返金保証プランではサポート期間内に売上300万円を未達の場合、差額分を全額返金してもらえます。
料金の詳細は、以下の資料をダウンロードしてご確認ください。
| 返金保証プランLight | 通常価格Light | |
| 初期費用 | 300万円一括 （月換算375,000円） |
ー |
| 月額利用料 | ー | 350,000円 成果報酬10% |
| 平均商談回数 | 10件/月 | |
| サポート期間 | 返金期日8ヵ月 | 6ヵ月 |
（税表示なし）
画像出典元：「SALES PARTNERS」公式HP
固定報酬制を採用しており、メンバー1人あたりの月額業務委託費が発生。
メンバー5人につき1人の営業リーダー費、10人につき1人のマネージャー費が発生します。
| 料金の目安 | |
| SV（スーパーバイザー） | 30万円 |
| プレイングリーダー(専任) | 80万円 |
| 営業メンバー | 75万円 |
| 営業アシスタント | 65万円 |
| トレキャン（AIロープレ） | 要問い合わせ |
（税表示なし）
画像出典元：「TETRAPOT株式会社」公式HP
TETRAPOT株式会社では、明確な料金プランは設定されていません。
「成果報酬型」「時間単価型」「従量課金型」から事業内容に合わせて設定することが可能です。
| 成果報酬型 | 時間単価型 | 従量課金型 | |
| 適したケース | ・固定費を抑制したい ・トライアルで試したい ・求める成果が明確である |
・どの程度業務が発生するか 不透明 ・料金は事前に定めておきたい |
・実施業務のボリュームが事前に ある程度わかっている ・料金は事前に定めておきたい |
また、開始時には従量課金型でトライアル検証をし、本格展開時には最も適した設定に変更も可能です。
画像出典元：「プロセルトラクション」公式HP
支援領域や稼働人月によって料金が変わります。
スモールスタートからの効果検証も可能です。
画像出典元：「レタル」公式HP
【無料】今すぐ資料をダウンロードする
レタルの料金体系は、以下の通りです。
プランによって、手紙の作成パターン数や月の送付上限数などが異なります。
詳細は資料にてご確認ください。
画像出典元：「セルメイト」公式HP
セルメイトは基本的な料金プランが以下の3種類です。
詳細な料金は問い合わせが必要ですが、まずは基本プランについて確認してみると導入のイメージがつきやすいでしょう。
また、これらの基本プランがマッチしなかった場合、より適した個別にプランの提案も可能です。
セルメイトのサービスに関心のある企業は、基本プランに固執することなく、導入前に納得いくまで相談してみるといいでしょう。
| スモール | スタンダード | プレミアム | |
| 初期費用 月額料金 |
要問合せ | ||
| コール件数/月 | 800～1,000件 | 1,600～2,000件 | 800～1,000件 |
| 主なサービス | ・電話やメールを用いた顧客育成とフォロー ・リスト/スクリプトの作成と準備 ・アウトバウンドチャンネルの戦略策定 |
・電話やメールを用いた顧客育成とフォロー ・リスト/スクリプトの作成と準備 ・アウトバウンドチャンネルの戦略策定 |
・電話やメールを用いた顧客育成とフォロー ・リスト/スクリプトの作成と準備 ・アウトバウンドチャンネルの戦略策定 ・オンラインセールス |
画像出典元：「セリーズ」公式HP
「セリーズ（Selly-s）」では、営業・マーケティング部門のオンラインアシスタントがフロントオフィス業務をトータルで支援してくれます。
新規顧客の集客からカスタマーサポートまで、幅広い業務を任せられる点が特徴です。
すべての支援メニューが一律料金のシンプルな価格体系。
当月に契約時間分利用できなかった場合には、翌月に繰り越せる点も嬉しいポイントです。
MAツールなどテクニカルなルーティン業務を請け負うBtoB向けプランも別途提供。
| セールスプラン(営業支援・インサイドセールス) | |
| 初期費用 | 要問合せ |
| 6ヶ月契約（税抜） | 168,000円/月 |
| 12ヶ月契約（税抜） | 159,000円/月 |
※月間の稼働時間は30時間まで、超過時は1時間あたり1.2倍の時間単価で精算
※初回契約時のみ契約期間の利用料金を前払い
画像出典元：「Sales Lab」公式HP
料金については問い合わせが必要になります。
画像出典元：「SALES BASE」公式HP
詳細については、お問い合わせが必要です。（最短で3か月から利用可能）
画像出典元：「ベイルズ」公式HP
画像出典元：「ビートレードパートナーズ」公式HP
月額固定制を採用しており、状況に応じて見積りを作成。
営業アウトソーシングの場合、概ね月額60万円～90万円、詳細は問い合わせが必要です。
最低1ヶ月から利用可能。
画像出典元：「エンカレッジ」公式HP
初期費用は問い合わせが必要です。
その他、開封確認オプションも提供されています。
画像出典元：「スケッターズ」公式HP
成果報酬、固定報酬、複合型など、要望に応じて柔軟な価格体系に対応。
トライアルの提供もあり。
画像出典元：「BtoBセールスマーケティング」公式HP
完全成果報酬型
画像出典元：「カタセル」公式HP
画像出典元：「TECH＋」公式HP
画像出典元：「インサイドセールス・アウトソーシング」公式HP
インサイドセールス代行会社にインサイドセールス業務を依頼することで、自社の営業社員はクロージングなど重要な場面の業務（コア業務）に注力できます。
役割分担が確立することで営業活動の効率化が図れ、成約率向上も期待できるでしょう。
営業職の人手不足に悩む企業は少なくありません。
インサイドセールス代行会社を利用すれば、自社の人材が少なくてもスムーズにインサイドセールスを実施できるのがメリットです。
「営業職員が不足→過酷な勤務状況になる→離職者が増える→さらなる人手不足」
といった悪循環を断ち切るためにも代行会社の利用は効果的といえるでしょう。
インサイドセールス代行会社から派遣されるアシスタントは、インサイドセールスに必要な専門の教育を既に受けているため、自社でイチから人材育成する手間とコストを省けます。
様々な実務経験がある優秀なアシスタントに依頼できれば、教育の工数を割かずともアポイント獲得率が上昇、業績アップにつながるでしょう。
インサイドセールスを代行会社に依頼するのであれば、どの代行会社が自社にとって最適なのか、しっかりと見極めることがポイントです。
インサイドセールス代行会社を選ぶ際に重要なのは、自社の求める人材にマッチしていることです。
例えば…
▶IT系の事業→ ITリテラシーが高く、必要なITスキルを取得している人材
▶営業部門の管理まで代行したい→ マネジメントスキルのある人材
代行会社によっても得意分野が異なるため、これまでの実績は必ず確認しましょう。
業界特有の専門知識が求められるケースでは、同じ業界での経験が有効で業務理解も早く、課題解決もスムーズでしょう。
インサイドセールス代行会社の料金体系は、月額固定制・成果報酬制など様々です。
月額固定制でも、月の稼働上限時間が設けられているプランもあるので、細かな部分まで契約内容には気をつけましょう。
どのくらいの時間で業務を依頼する必要がありそうか、事前にシミュレーションしておくとスムーズです。
インサイドセールス代行会社は、「インサイドセールスに特化しているタイプ」と「フィールドセールスなどさらに広い領域まで依頼できるタイプ」の2つに分類できます。
▶テレアポのみ→ インサイドセールス特化、テレアポ単独のプランがあるとなお◎
▶営業部門全体の代行→ 戦略立案から対面営業まで、営業業務を総合的に依頼できるサービス
など、依頼したい業務範囲を明確にしておくことで、どのようなサービスを提供している代行会社に依頼すべきかが見えきます。
インサイドセールス代行会社を利用する最大のメリットは、プロの力を借りられることです。
単に人材不足という問題を解決するだけでなく、ノウハウ教育を受けた専門家に任せられるので、インサイドセールス業務のPDCAサイクルを回し成約率アップに貢献してくれます。
効果を最大化するためには、自社の業務にマッチした人材が在籍しているサービスを利用することが重要です。
また、将来的にインサイドセールスの内製化を検討している場合には、内製化支援に積極的な会社を選びましょう。
インサイドセールスを内製化する場合にはインサイドセールスツールの利用も有効です。
依頼前に、自社の状況と各サービスの特徴をしっかり比較検討してから導入することをおすすめします。
画像出典元：写真AC
