2019年3月期の当期純利益は、昨年の第33期に引き続き10億3,500万円の最終黒字となりました。
利益剰余金も36億9,000万円と、同じく黒字となっています。
また、流動資産54億9,300万円に対し、流動負債は15億1,500万円と資金繰りには余裕がある状態です。
東京証券取引所や証券保管振替機構等における必要不可欠なシステムの開発から運用まで数多く手がけてきた経験により、蓄積された豊富なノウハウや技術を使い、インフラの企画から設計・構築、運用・管理の提案などもおこなっているようです。
潤沢な資金のもとに来期の決算も期待できそうです。
第33期は、当期純利益、利益剰余金ともに前期に比べ増加しています。
東証システムサービス2018年3月期の売上高は114億円。当期純利益は、昨年の第32期に引き続き6億9,500万円の最終黒字となりました。利益剰余金も33億4,900万円と、同じく黒字となっています。
これまで東証システムサービスは、東京証券取引所や証券保管振替機構等のシステム開発から運用、arrownetのネットワーク管理など、幅広く手がけてきました。
主な事業内容としては「システム開発」「運用サービス」「ネットワーク」の3つ。
東証システムサービスには、実績に裏付けされた、豊富なノウハウや技術の蓄積があり、メインフレーム・オープン基盤等、プラットフォームに依存しないソリューションの提供が強み。
外部からの影響も少なく、また、JPXグループの一員であること、日本の金融資本市場インフラ構築に貢献していることからも、東証システムサービスは、今後も安定していくと予想されます。
画像出典元:「JPX(日本取引所グループ)」公式サイト
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