株式会社ソニー・ミュージックエンターテインメントの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

執筆: 編集部

営業利益が前期67億円の赤字から135億円の黒字へ「ソニー・ミュージックエンターテインメント」の2019年決算

平成30年度決算公告

  • 売上高:403億5,000万円
  • 営業利益:135億2,500万円
  • 経常利益:133億5,900万円
  • 当期純利益:149億4,500万円
  • 利益剰余金:227億5,500万円

となりました。

ソニーミュージック・エンタテインメント(SME)およびソニー/ATVはソニーの音楽事業と音楽出版事業を展開する子会社ですが、8月1日付で海外音楽部門と音楽出版部門を統合し、新たにソニー・ミュージック・グループを設立することを発表しました。
ソニーミュージック・エンタテインメントジャパンは現状のまま独立会社として継続します。

ストリーミングサービスの台頭とその他マーケットの変化により、音楽ビジネスのあり方も変わって来ている中で、さらなるビジネスチャンスを狙った再編と思われます。

平成29年度決算公告(2019年7月更新)

ソニーミュージックの業績推移

決算期
(百万円)
16/03
(第13期)
17/03
(第14期)
18/03
(第15期)
売上高 17,090 61,646 15,007
営業利益 4,770 44,299 △6,700
経常利益 4,669 44,699 △6,383
当期純利益 2,997 43,578 14,620
利益剰余金 13,595 7,174 15,119 

2018年3月期は前年度に比べて売上、経常利益ともに大きく落ち込んでいます。売上高150億円(前年同期比75.7%減)、更に経常利益は63億円の赤字となっていることがわかります。

ソニーミュージックのグループ会社には、アニプレックスやソニー・ミュージックレーベルズなどがあり、グループの連結売上高は3,821億円になると予想されています。

中でも、アニメ作品を中心とした映像作品の企画製作販売を手がけているアニプレックスは、2018年3月期の売上高・経常利益ともに約2倍増となっているため、今後の成長が期待できる企業です。

会社概要

会社名 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
事業内容 マーケティング、タイアップ、アーティストやタレント・クリエイター等の発掘・育成、海外事業推進等
所在地 東京都千代田区六番町4番地5
設立日 2003年4月1日(新設分割)
代表 水野道訓
資本金 1億円
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