PDF書類をワードファイルに変換する際、従来はファイルを確認しながら手入力で文章を書き起こすという作業が一般的でした。しかし、複数のPFDファイルをこの方法でワードに書き起こしていたのでは、莫大な時間や手間がかかってしまいます。そんな手間を省ける便利なツールが、今回ご紹介する無料で使える「OnlineOCR.net」です。
PDF書類をワードファイルに変換する際、従来はファイルを確認しながら手入力で文章を書き起こすという作業が一般的でした。しかし、複数のPFDファイルをこの方法でワードに書き起こしていたのでは、莫大な時間や手間がかかってしまいます。そんな手間を省ける便利なツールが、今回ご紹介する無料で使える「OnlineOCR.net」です。
このページの目次
「OnlineOCR.net」は、ソフトを購入したりオンプレミスまたはクラウドサービスの申込は必要なく、ダウンロードすれば無料で利用できる利便性の高いツールです。
このツールは登録なしのゲストモードで利用できますが、1時間に15ファイル(ファイルが複数ページある場合では15ページ分)までという利用制限があります。
そのため、変換したいファイルが大量にある場合では、終了までに長時間を必要とする可能性もあります。
登録してからの利用では、複数ページのPDFを変換できたり、あらゆる機能の利用が可能になります。
変換が必要なファイルが多い場合には、ゲストモードではなく登録したうえでの利用をおすすめします。
「OnlineOCR.net」はPDFをワードに変換できるツールで、文章だけでなく、表、囲み文字、図表から元の文書を再現することもできます。
表や囲み文字、図表などは、PDFから書き起こそうとすると手間や時間がかかりますが、このツールを利用すれば、ややこしい手作業の必要がなく、直ちに元の文章を再現できます。
「OnlineOCR.net」はスキャンPDFドキュメントのほか、写真またはデジタルカメラでキャプチャされたイメージからも文章を起こすことができます。
また、このツールはワードだけでなくエクセルやテキストファイルへ変換することもでき流ため、使い勝手が良いツールだと言えます。
また、日本語、中国語、韓国語をはじめ、46か国の言語にも対応でき、実際の文字に忠実に文章を再現できます。
「OnlineOCR.net」は無料で利用できるOCRツールで、ゲストモードまたは登録した状態で利用できます。
ファイル素数やページ数が少ない場合では、サイトにアクセスした状態でゲストモードを利用すれば、登録なしで利用できます。
ただし、ゲストモードでは1時間に変換できるファイル数やページ数が限られているため、大量のPDFファイルがある場合は、登録してから利用することをおすすめします。
画像出典元:「OnlineOCR.net」公式HP
無料で利用できるツールで、利用開始後に料金が発生することはありません。
初期費用・月額費用は両方無料となっています。
2021年7月~2022年3月現在も利用中
PDFファイルを複数続けてでもWordなど他のファイルの形式に変換できて、ファイル数に関わらず無料で使えて社員たちの希望を実現できるところが決め手となり導入することになりました。
・通勤中にスマホで調べ物をしていて仕事で活用できそうなPDFファイルを見つけた際に、その場でPDFファイルからWordファイルに変換できて時間も1分ほどでできたので、助かりました。
・画像をテキストに変換できる機能もあり、5分以内に変換できるようになっています。ただ、同音異義語を中心に毎回平均で3か所程度漢字変換が間違っていることがあります。その度に手作業で修正しなければならず、不便さを感じました。
無料でPDFファイルを容量を気にせずに他の形式のファイルに変換できるようになります。新事業立ち上げのための情報収集の際にPDFファイルに有益な情報があるのを発見することが多い会社、Wordなど他の形式でファイルを管理しているため形式を簡単に変換して効率よく管理できるようにしたい会社などにおすすめです。
月額約7万円。利用上限が1500枚、枚数を上限超える場合は課金されていくというプラン。
2021年8月から2022年4月現在も利用中
毎月5000枚以上の事務処理で社独自のシステムに手入力で事務処理する負担軽減を目的に導入しました。
・AIOCRを使うことで100枚がおよそ5分もかからずにシステムに取り込みできた。
・全体の処理時間は依然と比べると5時間だったのが30分程度で完結できた。
・取り込み手順も特に困難さを感じなかった。
・1人で作業が完結することも人員削減になった。
・AIも完ぺきではないため100枚のうち1枚は読み込みエラーが出る。
・そのエラーの見つけ出しが負荷がある。
・人の目である程度の精査が後で必要。
社のソフトが独自性のためタブレットなら互換性があるが、スマホやガラケーだと連携が無い。
毎月多数でコンスタントに集計や申請、調査を請け負う会社ならばおすすめします。使いやすさはCSVデータを一瞬で作成してくれること、使いにくさはエラーの洗い出しと修正ですが、前者の効率を鑑みると少々の手作業は致し方ない、AIは人手の共存があってこそだという事を忘れてはいけない。