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SmartRead(旧:Tegaki)は、「定型・非定型文書」などが読み取り可能なAI-OCRからさらに発展したIDP(Intelligent Document Processing)サービスです。
Tegakiで培ってきた独自のエンジンを継承しており、手書き・活字含め高い読み取り精度が特徴となっています。
読取機能が高精度なだけでなく、登録されたテンプレートをもとに種類が異なる文書を自動で仕分けてくれたり、社内メンバーでの文書管理を楽にする機能が搭載されているなど、便利な機能が充実しているのがメリット。
定型・非定型文書など様々タイプの文書の処理・管理に時間がかかっている企業におすすめです!
手書き・活字の読み取りだけでなく文書仕分け機能を搭載しているのが他社と比較した場合の大きなメリットです。
30日間の無償トライアルが利用できますが、処理できる帳票は500枚と制限されています。
月額費用は30,000円~。他社サービスと比較した場合、平均的な価格設定ですが、機能の充実度を考慮するとコストパフォーマンスの良いツールと評価できます。
スキャンで簡単にデータを取り込め、難しい操作は必要ありません。
BizRobo!(Robot-Hub)とUiPath(UiPath marketplace)のRPAとの連携が可能です。
このページの目次
SmartReadは「ひらがな・カタカナ・漢字・数字・アルファベット・記号・印刷によりかすれた文字」など、多彩な文字を認識可能なので、印刷された文書に手書き文字が入っている文書などタイプの違う文字が混在している文書の読み取りもスムーズです。
また、SmartReadは、手書き文字・活字の読み取りに加えて文書仕分けも高精度でおこなえるという点が大きなメリットでもあります。
登録されたテンプレートをもとに、タイプの違う文書を仕分けてくれるので、例えば、申し込み書と領収書の仕分けに時間がかかっており、「フォーマットが異なる文書の仕分けを短時間でおこないたい」と考えている企業では重宝するでしょう。
SmartReadは、「準定型・非定型文書」でも、文書内の情報をすばやく抽出できるというのが特徴です。
定型文書
申込書/申請書/アンケート/作業報告書など、帳票フォーマットが固定さている文書をAIが読み取ってくれます。
テンプレートを作成すると、高精度の読み取り結果データを取得することが可能。
非定型文書
レポートや契約書などは、テンプレート不要で、AIが文書内の文字を自動で検出・読み取ることが可能。
認識結果はPDFで出力して文書管理画面やPDFビューアで検索できるのが便利です。
準定型文書
レイアウトが異なる文書は読取定義をしなくても、AIが文書構造を解析し読み取ってくれます。
対応可能文書:預金通帳/給与支払報告書
このように、定型文書と非定型文書を同時に取り扱っている企業でも使いやすいのが魅力です。
SmartReadは、社内メンバーとの間で文書管理がしやすいというのもメリットになっています。
テンプレートやファイルへのアクセス権をグループ単位で設定することが可能。
ファイルの閲覧や編集権限はメンバーごとに付与できるので、例えば、「○○契約書の閲覧権限は部長以上」など、詳細設定をすることで重要文書を取り扱う上でのセキュリティ対策も万全です。
また、SmartReadには、RPAとの連携機能もあります。
SmartReadへの画像アップロードや認識結果のダウンロードなどの作業を自動化することが可能です。
BizRobo!(Robot-Hub)とUiPath(UiPath marketplace)のRPAについては、SmartReadのAPIを利用した連携部品を各社のMarketplace等で公開しています。
スモールプラン | スタンダードプラン | エンタープライズ プラン |
|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 30,000円 | 80,000円 | 200,000円 |
月間処理枚数 | 1,000枚前後(※) | 5,000枚前後(※) | 22,000枚前後(※) |
サポート | カスタマーポータル | カスタマーポータル | カスタマーポータル |
オンボーディング サポート |
個別オンボーディングサポート | 個別オンボーディングサポート |
(※)定型帳票1枚10項目のみ場合
契約期間は1年間です。
30日間の無償トライアル(処理できる帳票:500枚)が用意されています。
今回「SmartRead(旧:Tegaki)」の導入によって、お客様の宅配伝票の記入、弊社での専用用紙の転記、伝票と専門用紙の横持ち、製造部での伝票の仕分けの工程が削減されました。
これによって、お客様が商品を購入する際には、伝票ではなく新たに作成した申込書に記入してもらい、従業員が接客中にスキャニングをし、処理を待っている間にお客様の商品登録や精算を行なっています。
そのため弊社内にてお客様情報のデータ化や、製造部で伝票の発行、ピッキングや検品、出荷業務を行なっています。
*「SmartRead」公式HP参照
この記事では、SmartReadの特徴・評判・口コミ・料金を解説してきました。
SmartReadは、読取機能が高精度なだけでなく、文書の自動仕分け機能や使いやすい文書管理機能が搭載されているので、初めて利用する企業でも導入しやすいサービスとなっています。
AI-OCRを利用していても読取精度が低く困っている企業や、文書仕分けの処理に時間がかかっている企業にはおすすめです!
画像出典元:「SmartRead」公式HP
100社の導入事例まとめがついてくる!
起業LOG独自取材!
導入前は、申込数が30件程度の学校を1人が1日かけて3校ほど対応できるくらいのスピード感でしたが、「SmartRead(旧:Tegaki)」を活用し始めてからは他の事務作業と同時並行で、3~4時間で5~6校ほど対応できるようになりました。
以前は、自社システムへの登録とエクセルへのデータ入力にそれぞれ5分程度、計10分ほどの時間がかかっていましたが、「SmartRead(旧:Tegaki)」を使った場合は読み取りから修正まで5分程度と、作業時間が半減しました。
これに加えて、自社システムへのデータ連携などで効率化された時間を考慮すると、従来に比べ半分以上作業時間を短縮することに成功しています。