AnyX

記事更新日: 2024/03/14

執筆: 編集部

編集部コメント

国内外複数のECチャネルを一元管理。EC運営の効率化＆最適化を実現

「AnyX」は、複雑化するECチャネルの運用を効率化＆最適化できるECマネジメントプラットフォーム。

複数の販売チャネルのデータを一元的に管理することで、ECチャネルごとのきめ細やかな収益比較・分析が可能となります。

またECサイトの構築から運用まで、ニーズに応じた幅広いサポートを受けられるのもポイント。

多角的なEC戦略を目指す企業には、越境展開や海外販売に関するソリューションも用意されています。

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複数のECチャネルを一元的に管理することで、データ集計や管理・分析の手間を大幅にカット。各ECサイトの傾向と課題を把握しやすくなり、少ない手間で効率的な運用が可能となります。

利用料は、基本ドル払いです。為替レートの影響を受けやすく、利用料がアップダウンしやすい点に注意が必要かもしれません。

費用対効果：

ECサイト運用全般のサポートを受けられますが、利用コストは企業によって異なります。

知名度：

2022年にローンチされたばかりのサービスであるため、一般的な知名度は先行サービスに劣るかもしれません。

社外連携：

国内外の多彩なECプラットフォームと連携可能です。

このページの目次

1.
AnyXの導入メリット4つ
1.1
1. EC運営に必要なデータを自動取得して一元管理
1.2
2. 新規販売チャネルへの参入もスムーズ
1.3
3. 越境展開・海外販売まで対応
1.4
4. ECサイトの構築・運用代行にも対応
2.
AnyXのデメリット2つ
2.1
1. 開発中の機能もある
2.2
2. TikTok Shopに対応していない
3.
AnyXの料金プラン
3.1
競合製品との料金比較
4.
AnyXを導入すべき企業・向いていない企業
4.1
導入すべき企業
4.2
向いていない企業
1.
まとめ

目次を開く

AnyXの導入メリット4つ

1. EC運営に必要なデータを自動取得して一元管理

AnyXは、複数のECチャネルを横断して必要な情報を収集します。ECチャネルの運用に関わるデータを同一画面で確認できる上、チームメンバーとの共有も可能です。データドリブンで確実性の高いECサイト戦略を立てやすく、EC事業を確実な成功へと導きやすくなります。

ECチャネルごとの販売傾向を簡単に把握

2. 新規販売チャネルへの参入もスムーズ

Amazonや楽天といった国内外の大手ECプラットフォームとの連携に対応しているのも、AnyXの大きな魅力の一つです。ユーザーが各種ECプラットフォームに新規出店を果たした際は、AnyXからダイレクトに販売チャネルの商品管理・編集が可能。在庫の調整や商品追加のための工数が大幅に削減され、効率のよいECサイト運用がかないます。

ECモールへの出店フォローも受けられる

3. 越境展開・海外販売まで対応

AnyXを提供する「AnyMind Group株式会社」は、日本及びアジア各国・地域のECモール運用を支援しています。ECサイトの越境展開や海外に販路を見い出したい企業にとっては、心強いパートナーとなるに違いありません。

AnyMind Group株式会社は各地域の拠点に、現地メンバーが在籍中です。AnyXを活用することで、現地の商習慣や言語・トレンドに最適化されたECサイト運用が可能となります。

ECサイトの海外出店にも対応

4. ECサイトの構築・運用代行にも対応

「売れるECサイト」を目指す企業には、サイト構築から運用代行までをトータルでサポート。確実性の高いデータを元に精度の高い経営戦略を立て、顧客に刺さるサイト構築・運用を可能にします。

またECサイトを構築する際は、プラン・アプリの選定から、UIのデザイン設計までを丸投げ可能です。ECサイト構築ノウハウのない企業・リソース不足の企業でも、収益率の高いECサイトを構築できます。

自社ECサイトの構築・運用サポートもあり

AnyXのデメリット2つ

1. 開発中の機能もある

AnyXのローンチは2022年であり、随時機能が追加されている状態です。機能追加は利便性の向上につながりますが、たびたびの仕様変更に戸惑うユーザーもいるかもしれません。

2. TikTok Shopに対応していない

現在TikTok Shopと連携しているのは、中国、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、シンガポール、イギリスで提供されているAnyXです。TikTokのメインユーザーである若い世代をターゲットとしているECサイトは、物足りなく感じることもあるでしょう。

AnyXの料金プラン

AnyXの料金は、機能やサポート内容の違いにより3プランが提供されています。

編集部のおすすめは、どれだけ売れても上限料金が20万円に設定されている「MAX LIMITプラン」です。

またECサイトの運用サポートを希望する場合は、EC運用代行プランの選択が必要です。

	スタンダードプラン	MAX LIMIT プラン	EC運用代行 E-commerce enablement
月額費用	10,000円＋ GMV * 0.35%	10,000円＋ GMV * 0.35% ※どれだけ売れても「20万円」	要問合せ
利用できる機能	複数ECチャネルの一元管理で EC運営を支えるコマースプラットフォーム		～AnyX Platform～レポート受注管理商品マスタ管理在庫管理～Marketplace～ページ最適化広告配信最適化商品登録・更新フルフィルメント～D2C～ ECサイト構築会話型コマース生産/仕入れ倉庫オペレーション～その他～ SNSアカウント運営

※14日の無料トライアル付き

競合製品との料金比較

EC管理システムは従量課金制を採用するサービスが多数派です。AnyXは複数のECサイトを横断して管理できるため、コスパは良好といえます。

	AnyX	CROSS MALL （プラン1000）	助ネコ（ベーシック版）
初期費用（税別）	要問合せ	0円	30,000円
月額費用（税別）	100ドル	9,000円 × サイト数	【連携2モール以上】 20,000円（301件から従量課金）

AnyXを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・複数のECサイト運用によりリソース不足に陥っている企業

ECサイト運用に手が回っていない企業は、AnyXの導入でサイト運用のムダを省けます。AnyXのECサイト運用に最適化されたプラットフォームがあれば、受発注管理や商品登録、売上データの収集や分析まで一気通貫で行うことが可能。担当者は煩雑な管理工程に頭を悩ませる必要がなく、スマートでスムーズなECサイト運用を行えます。

・ECサイトの売上が安定しない企業

売れるECサイトがある一方、売れないECサイトもある…、このような課題を抱えている企業も、AnyXの導入で売上アップが見込めます。

肥大化したECサイト市場で勝ち抜くには、サイトページや広告の最適化、販売チャネルの適切な選択が必要です。ノウハウがない企業はサイトの最適化が難しく、売上が安定しません。

AnyXを導入すれば、ECサイト運用のトータルサポートを受けることが可能です。ストアやページの最適化はもちろん広告戦略のサポートも受けられるため、「売れるサイト」を実現しやすくなるでしょう。