Torioは大人数でのプロジェクトを運用している企業におすすめのタスク管理サービスです。一方、無料プランが用意されていないこともあり、Trelloなどと比べると導入ハードルは上がるでしょう。
Torioは大人数でのプロジェクトを運用している企業におすすめのタスク管理サービスです。一方、無料プランが用意されていないこともあり、Trelloなどと比べると導入ハードルは上がるでしょう。
タスク入力を1秒で行えることを謳っているTorio。その有難さを感じるのは、会議中や作業中にも即座に次回予定や、やるべき作業をメモ感覚で記録できることです。
インターフェースもリスト形式を主体とした見やすい構成になっており、必要な情報をすぐに確認できます。閲覧範囲の指定や権限付アクセス等の設定も行えるので、限定公開情報も安心して登録できます。
管理職はもちろん作業者同士もプロジェクト内の別メンバーの動向や、複数のプロジェクトと並行しての作業確認が容易になる事で、プロジェクト全体の作業効率をあげることができるでしょう。
運用イメージ
Torioは単体で使用することも可能ですが、外部ツールと連携して活用することで使用価値を格段に上げることができます。
世間でもおなじみのGoogleカレンダーやGoogleドライブ、チャットツールでお馴染みのSlack、Chatworkと組み合わせて使用することで、タスク管理と確認がより把握し易くなります。
Torioの導入が必須ではなくなるので、社外のお客様とのコミュニケーションもより効率的に行えるようになります。
外部ツールイメージ
Torioで管理されたタスクは外出先でも確認できます。iPhone向けアプリが提供されており、AppleStoreでも高い評価を受けています。ブラウザ版と同じくシンプルで分かりやすいインターフェースが採用されており、タスク確認やGoogle等の外部ツールと連携させた操作が行えます。
客先での会議中にチャットで社内のメンバーと意思疎通を行ったり、その場で次回打ち合わせの予定を入れたり、フレキシブルな活用が可能です。
ただ、2018年9月時点でAndroid向けアプリが提供されていないため、今後の展開に期待されるところです。
モバイルアプリイメージ
Torioは、これまで従業員1人1人が管理していた作業タスクをプロジェクトメンバー間に「見える化」して共有することで、チームとしての作業効率を向上することができるツールと言えます。
Torioはより大人数のプロジェクトを運用している企業にオススメです。大人数で使用するほど割安になり、Torioの有難みも感じることができるでしょう。
一方で現在も頻繁に機能は更新されているので、今後の機能追加や使い勝手の向上、Androidアプリの提供などが期待されるところです。
画像出典元:「Torio」公式HP
初期費用は無料です。まずは30日間無料で全機能を使用できるフリープランから導入するのがお勧めです。
他プランは対応するユーザ数の違いのみで、機能的には違いはありません。大人数で使用する方が割安のプランとなっています。
いままでチャットワークのタスク管理で確認していた個人のタスクが、プロジェクト単位で(より広い範囲で)一元管理できるようになった。個々人のタスクも、チームとしてのタスクも、担当者ごとに管理できて分かりやすい。
タスク1つにつき、リンクがコピーできない点が使いづらい。個人タスク、チームのタスク管理には使いやすいが、チーム以外のメンバーに現在のタスクを共有したいときにはメンバーを追加しなければならないという手間が発生する。また、タスクごとにリンク引用・挿入機能がないので「このプロジェクトのこのタスクを今やっている」と説明する手間が必要だった。
個人タスク、チームのタスク管理には使いやすいので、一元管理に悩む企業にはおすすめしたい。チームメンバーが変わりやすい場合や、チームメンバー以外の者(上司や社外の担当者)に共有する場合は、共有機能がなくて使いにくいのでおすすめできない。
導入決定者
ベーシックプラン(無料プランとの違いはデータ引継ぎができること)
2019年4月ごろ〜2021年11月現在も利用中
数人単位のチームで進捗を進めるプロジェクトが多発したため、全員で進捗やタスク等を管理する機能が必要になり導入しました。
直感的で変更などもやりやすかったこと、アプリでも管理できるので出先でのチェックや入力が簡単なところが使いやすいです。過去は社内で自作のGoogleスプレッドシートを使用していましたが、見やすさや管理の簡単さが段違いでした。
強いてあげるならスマホのアプリで見た時にタスク量が増えるとフォントが小さくなって見えづらくなる事です。過去は自作のWebベースだったためPCでしか管理しておらず、スマホでの管理は慣れていなかったので、管理や入力がやや難しいと感じました。
Googleカレンダーやチャットワークと連携していましたがしやすかったです。TODOやタスクをすぐに連絡したいことが多かったのが連携した理由です。
Web制作やIT系などタスクを複数のチームで共有するような会社には特におすすめです。出先で管理できる(アプリで簡単)ところ、タスクの期限や優先度なども一目でわかってミスを防げるところなど、気に入っているポイントは多いです。
2019年8月〜2021年11月現在も利用中です
タスクの振り分けとその進捗状況の後追いがしやすいこと、それぞれのメモの記述欄が無制限で設けられていること、そしてファイルなどのアップロードもしやすいところが便利に感じました。
タスクのスクロールバーがでてきてしまうところやデザインの種類が少ないところが気になりました。また、タスクの進捗に関する通知もあまり目立たないように感じました。スクロールバーの非常時や通知の仕方など、もっと自分たち仕様でカスタマイズしやすくなれば面白くなるというように感じました。
仕事のフロー作成やタスクの振り分けなどが強いのが特徴的です。日頃からチームで動いたり1人1人が抱える仕事量がどうしても多くなってしまうというような場合にオススメできます。