働き方改革を考える!福利厚生で従業員が喜ぶおすすめサービス14選

働き方改革を考える!福利厚生で従業員が喜ぶおすすめサービス14選

記事更新日: 2023/12/19

執筆: 編集部

人が職場に求めるものは、その時代を大きく反映していると言われます。

ここ数年で、日本の労働環境や価値観は大きく変化していて、特に学生たちは、就職先を選ぶ上で「福利厚生が充実している」ことを重視する傾向にあると言われています。また近年、国主導で「働き方改革」が進められています。

もはや会社の経営者にとって、「福利厚生」は無視できない重要課題となっているのです。

今回はそんな「福利厚生」で悩む企業のために、従業員が喜ぶおすすめサービス14選を紹介します。

充実の福利厚生は企業に何をもたらすか

まずは、福利厚生が企業にとってどのような意味があるのか確認しておきましょう。

優秀な人材の確保

「終身雇用」「年功序列」「企業別組合」の3つは、長い間日本的な雇用システムの特徴と言われてきました。

しかし、就職情報大手「マイナビ」が行った転職動向調査によると、「2018年の転職率(正規雇用者に占める転職者割合)は5.3%で、16年の同調査と比べて1.6ポイント増加した」と報じています。

また、厚生労働省が発表した「平成29年雇用動向調査結果の概要」によると、転職者の前職を辞めた理由として「労働時間、休日などの労働条件が悪かった」が第1位に挙げられました。

以上のことから、従業員の離職防止、そして企業間の採用競争の中で優位に立つため、多くの企業が、自社の福利厚生制度の見直しを始めて、更なる変化が見込まれる就職市場への対応策を講じています。

福利厚生サービスを充実させ、個々のライフワークに合わせた労働環境を整えることは、優秀な人材を確保する上でとても大切な要件の一つです。

「社員思い」の健康経営というイメージが定着

前述のとおり、最近の求職者は、労働条件の一部として「福利厚生」を重視する傾向にあり、「福利厚生」が充実していない企業=労働環境が整っていない企業として位置づけされる場合もあります。

企業だけではなく、日本政府も企業の福利厚生制度の見直しを支持

経済産業省が健康経営に積極的に取り組む企業を「健康経営銘柄」として選定するなどの策を投じたこともあり、福利厚生が充実している会社の信用が高まる傾向にあります。

節税できる

企業側のメリットとして、福利厚生に係る費用(福利厚生費)は経費扱いとなり、法人税が非課税の対象になるものも多く存在します。

企業側だけではなく従業員も同様に、福利厚生として得た報酬は非課税所得となるものもあるので、福利厚生は会社と社員の双方に、節税対策としてのメリットがあります

では実際に、どのような経費が「福利厚生費」として認められるのでしょうか。

社員に支給したものを「福利厚生費」として認定してもらうためには次の3つの条件を満たしている必要があります。

1. 社内規定を整備しておくこと

福利厚生費の項目ごとに金額を明示

2. 従業員全員を対象としていること

一部の従業員のみが対象者になる場合は、「給与」扱いとなり所得税の対象になる可能性がある

3. 社会通念上で適当と思われる金額であること

具体的な基準はないので、常識の範囲内というスタンス


以上のような条件を満たす福利厚生サービスが提供できれば、企業と従業員がWIN-WINの関係になれるというわけです。

では次に、実際にどのような福利厚生サービスが従業員に喜ばれているのか、おすすめのサービスをご紹介します。

従業員を支援するサービス

食事をサポート!社食サービス

社食サービスは福利厚生サービスとして定番のサービスです。

従業員が健康的なランチを割安に食べられるようになることで、従業員が健康維持できる、ランチを買いにいく時間が削減されるなどのメリットが得られます。

オフィスのお昼を100円で!「オフィスおかん」


画像出典元:「オフィスおかん」公式HP

  • 初期費用無料
  • 企業が用意するものは電子レンジだけ
  • 管理栄養士が監修した、安全・健康的・美味しい商品を提供
  • オフィスにいながら1品100円で健康的な食事が取れる食の福利厚生サービス
  • 月額利用料金の中に配送費・サービス開発費・冷蔵庫のレンタル費用・資材費などが全て含まれており、申し込みから最短1週間でスタートできる
 

 

社食を通して健康管理!「Fit Food Biz Lite 」

画像出典元:「Fit Food Biz Lite」公式HP

 
 
  • 写真の弁当を1食税込500円で購入可能
  • 導入企業が運営費用として月額利用料金を支払い。(料金は配送地域や企業の規模・導入環境により異なる)
  • カロリーを 500kcal 台、糖質量を 60g 以下、塩分を 2g 前後に抑えつつ、こだわり抜いた健康弁当
  • 導入前に無料試食会、健康セミナーの実施も可能

 

 健康な料理を低コストで導入できる!「オフィスでごはん」


画像出典元:「OFFICE DE YASAI」公式HP

  • 導入実績は1,000拠点以上
  • 社員は1つ100円で購入可能
  • エリアの制限なく全国どこでも簡単に導入
  • 食べたい時に冷凍庫から好きな商品を取り、その場で支払うだけ
  • 無添加や国産食材にこだわったメニュー30種類が毎月リニューアル

 

幅広いレストランの食事を社内で!「CLOUDMEAL」


画像出典元:CLOUDMEAL公式HP

  • 600以上の幅広いメニュー
  • 朝食~夕食まで利用可能
  • 社員が各自で発注できる
  • 初期費用・月額費用0円

 

今回紹介した以外の社食サービスについては、以下の記事で解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

 

健康をサポート

次に、健康・ヘルスケア面でサポートしてくれる福利厚生サービスを紹介します。

オフィスde健康チェック・プラス


画像出典元:「オフィスde健康チェック・プラス」公式HP

  • オフィスで仕事の合間に健康チェックが受けられる
  • 10種類以上の豊富な検査メニューがある
  • モバイルやWebで検査結果を提供してくれる
  • 最少30名から利用できる
  • 気軽に、そして定期的に生活習慣病を予防できる

 

オフィスでフィットネス!運動教室



画像出典元:「オフィスでフィットネス!運動教室」公式HP

  • 社内で体の状態を測る「測定会」を開催し、トレーナーから生活改善アドバイスを受けられる
  • 社内で運動教室や健康セミナーを開催
  • 従業員数、利用回数によって入会金、年会費が異なる
  • 契約によっては、従業員の家族も利用できる
  • 着替えずに行える運動から本格的なヨガまで、要望に応じて対応

 

社内イベントをサポート

社内イベントをサポートしてくれるサービスもあります。

社内イベント.COM

画像出典元:「社内イベント.COM」公式HP

  • 納涼祭・夏祭り・暑気払いなどの社内イベントの運営を代行
  • 社内施設・社外施設、両方での開催に対応
  • ケータリングにも対応
  • 立ち上げから当日の進行まで一貫して委託できる
  • 各行事にあわせた備品準備リストを参照に、必要な箇所だけ利用できる

 

従業員の家族みんなを元気にしてくれるサービス

共働き支援

共働きを支援する家事代行の法人向けプランもあります。

CaSy法人プラン

画像出典元:「casy」公式HP

  • 掃除・料理代行スポットサービスを1時間2千円から利用可能
  • スピーディ&簡単に導入できる
  • 訪問前にキャストのプロフィール確認および担当変更ができる
  • サービス導入後は、WEBで簡単に予約可能
  • 企業の要望に合わせてさまざまなプラン有

 

子育てや介護を支援

子育てや介護を中心とした、様々な特典を受けられる福利厚生サービスも人気です。

ベネフィット・ステーション


画像出典元:「ベネフィット・ステーション」公式HP

  • 企業で加入する場合は1名から加入できる
  • 企業内担当者が利用状況を確認できる
  • 会員本人と配偶者、さらにそれぞれの二親等以内の親族が会員同様の会員特典を受けることが可能
  • 映画やフィットネス、ショッピング、旅行などの割引優待が受けられる
  • 英会話教室などの受講も割引利用できる

 

福利ぱっと


画像出典元:「福利ぱっと」公式HP

  • 掲載されているサービス料金の割引率が高い
  • 育児、介護の支援サービスがある
  • 優良サービスを厳選している
  • 従業員100名以下だと無料になるキャンペーンを実施中

 

福利厚生倶楽部


画像出典元:「福利厚生俱楽部」公式HP

  • 子育てや介護にかかわる従業員の支援に役立つサービスが充実
  • 仕事に必要な資格取得や外国語の習得などの自己啓発をサポート
  • 全国約3,800ヶ所以上のスポーツクラブや、約600ヶ所のゴルフ場と提携
  • マネープランや住宅に関する相談サポート、冠婚葬祭に関連するサービス有
  • 家事代行やペットの世話など、日常生活を快適にするお得なサービスを用意

 

家族旅行を支援

旅行などの特典を用意した福利厚生サービスもあります。従業員の有給休暇の取得率向上にも貢献すること間違いなしです。

えらべる倶楽部

画像出典元:「えらべる俱楽部」公式HP

  • スマホや公式アプリなど、さまざまなツールで情報を発信
  • JTBグループというだけあって、旅行や娯楽施設の割引サービスが充実
  • 基本セットにオプションを追加できる
  • カスタマイズできるプランも有
  • 入会金の他、従業員1名あたり月額300円から利用可能

 

WELBOX

画像出典元:「WELBOX」公式HP

  • 20代~60代まで、ライフステージに応じた幅広いメニューを用意
  • 幅広いニーズに対応可能な充実の3万施設を割引価格で利用可能
  • 高品質な独自宿泊施設を35施設保有
  • 東急不動産が親会社なので、東急不動産が運営する会員制リゾートホテル、「東急ハーヴェストクラブ」の利用が可能
  • 導入後は、専用WEBやガイドブックから提携先の施設やサービスを検索し、いつでも自由に会員価格で利用できる

 

まとめ

今後のさらなる労働人口の減少が懸念される中、2018年には、経団連と大学が通年採用拡大で合意するなど、日本の雇用慣行が転機を迎えようとしています。

福利厚生を充実させることで、社員の満足度をあげていけば、社員のモチベーションが上がるだけではなく、企業の組織力向上にもつながると言えます。

企業は、これまでの福利厚生の制度を見直し、時代の、そして従業員のニーズに合った福利厚生制度を設ける努力が必要とされています。

それぞれの企業で、どのような福利厚生サービスが従業員にとって利用価値の高いサービスなのか、従業員への愛情を表すツールとして検討してみてください。


画像出典元:写真AC、pixabay

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