オフィスコンビニとは、一般的にはオフィス内に設置された無人のコンビニを指します。
ドリンクやお惣菜、スナック類などが入った専用の冷蔵庫やケースをオフィスの一画に設置し、そこですぐ商品を購入できる便利なサービスです。
オフィスコンビニの導入をすることによって、以下のようなメリットを得ることができます。
このページでは、オフィスコンビニの導入目的や導入方法、おすすめのオフィスコンビニ11選をわかりやすく紹介していきます。
おすすめサービスの比較を無料で!
ダウンロード時にご登録された個人情報は資料ダウンロードボタンが表示されているサービス運営会社(その連携会社)に提供されます。
このページの目次
オフィスコンビニを導入する方は、何を目的として導入しているのでしょうか。
オフィスコンビニを導入している企業の目的としては、以下のようなものが挙げられます。
以上のように、オフィスコンビニを導入する目的は多様です。
そして、これらの内容にピンときた方にはオフィスコンビニの導入をおすすめします。
オフィスコンビニを選ぶ上で、チェックすべきポイントは多くあります。
その中でも、編集部が特に注意すべきだと思う3つの選定ポイントを紹介していきます。
なお、下の表では本ページで紹介するオフィスコンビニの特徴をまとめたものになります。
オフィスコンビニを導入する際には、商品メニューやラインナップにまず目が行きがちです。
しかし、同時に会社の業務内容や作業体系に合った提供タイプのサービスを選ばなければ、期待する導入効果が得られない場合があるので注意です。
オフィスコンビニには、取り扱う商品によって提供タイプは大きく分けると
A. 商品をオフィス内に備蓄しておき、社員が直接取り出す「備蓄型タイプ」
B. 社員からそれぞれ注文を受けて、指定場所に配達する「注文型タイプ」
の2通りがあります。
Aの備蓄型タイプの場合、「商品補充はすぐ来てくれるのか?」「決まった頻度での対応となるのか?」も確認しておきましょう。
商品が品切れになる状態が続くようでは、社員がオフィスコンビニ自体の利用をあきらめてしまうかもしれません。
Bの注文型タイプの場合は、「注文が1つでも配達してくれるのか?」「注文してからどのくらいの時間で届くのか?」「24時間配達可能なのか?」を確認しておきましょう。
注文可能時間が限られている場合、外で買い物した方が早いと思われ、せっかく導入したオフィスコンビニが利用されなくなってしまいます。
Aの備蓄型タイプのオフィスコンビニでは、提供される商品棚をオフィス内のどこかに設置する必要があります。
商品棚のサイズが入る場所というのはもちろんですが、社員のコミュニケーションの円滑化を目的として導入した場合は、全社員が集まってコミュニケーションを取れる場所を作ることをおすすめします。
同時に、定期的に商品補充のためオフィスコンビニの業者が社内フロアに出入りすることになりますので、セキュリティ対策を十分行う必要があります。
できれば作業フロアを通らずに直接出入りできる場所に設置すると良いでしょう。
オフィスコンビニでは、社員自身が決済する手段を取る場合が多いです。
そのため、商品を購入する際の決済手段を確認しておきましょう。
決済手段としては、大きく分けて
1. 現金決済
2. 電子マネー決済など
の2種類があります。
現金決済の場合、一時的に売上金を管理する場所を考えねばなりません。また、現金管理のため社内で担当者を設ける必要があるかもしれません。
また、売上金の盗難などに十分注意する必要があります。
その一方、電子マネー決済などが導入されていれば、現金を集金し管理する担当者を置かなくて済みます。
画像出典元:「オフィスでやさい」公式HP
「オフィスでやさい」がチョイスした選りすぐりの新鮮野菜・フルーツが職場に届くサービスです。
コンビニまで行かなくても新鮮な野菜を1商品100円と手ごろな価格で購入でき、オフィスタイムが飛躍的に充実します。
商品発注や管理を全て行ってくれるので導入・運用も簡単。
社員の健康管理に直結するため、福利厚生として導入する企業が増えています!
また、新たにリモートプランが誕生。自宅で働く従業員様に野菜やお惣菜を送り、健康をサポートすることができます。
全国
月額40,000円から利用可能です。有料ですが、3か月トライアルも用意されています。
※詳細は資料をダウンロードしてご参照ください。
小さな冷蔵庫と棚をオフィスに設置。自動販売機よりも省スペースでありながら、取り扱う商品は飲み物から小腹を満たすものまでバリエーション豊かに揃えています。
近くに買い物ができる場所がないという社員の不満を解消したいけれど、管理の煩わしさに躊躇しているという会社にはうってつけといえるでしょう。
東京都23区・神奈川県・大阪府・兵庫県
冷蔵庫などの導入費用は全て無料です。必要なのは月々の電気料金約700円程度のみです。
設置に際しては、在籍人数が10人以上で、1日500円程度の利用が条件となっています。
日本最大のコンビニチェーンセブンイレブンが注目のオフィスコンビニサービスを開始しました。
その名も「セブン自販機」。セブンイレブンの人気オリジナル商品、そして鮮度の良い商品をオフィスや学校でも購入できるとして人気です。
従業員のニーズも高く、福利厚生として導入する企業も増えています。
全国
セブン自販機の搬入・設置は費用は一切かかりません。電気代のみ、設置施設で負担します。
画像出典元:「KIRIN NATURALS」公式HP
「KIRIN NATURALS」は、オフィスに野菜と果実をブレンドしたスムージーと健康セミナーをお届けする法人向け福利厚生サービスです。
初期費用0円で導入しやすく、オフィスに冷蔵庫を設置するだけで品質にこだわった安心・安全なスムージーが楽しめます。
販売だけではなく体験型の健康セミナーを開催しており、社員の健康をトータルサポートしてくれる点も魅力です。既に70社以上の実績があり、無料トライアルも可能です。
全国
初期費用は0円。月額36,000円〜。
厳選した貴重なパンが冷凍で定期的にオフィスへ届けられるサービスです。朝早く出勤して会社で朝食をとる社員も多くなっているため、出勤前に添加物が入っていないパンが食べられるのは嬉しいサービスです。
また冷凍パンなので日持ちなどを気にする必要がないのも大きなメリットです。
ちょっと小腹を満たしたい時に、コンビニよりおいしいパンを手軽に食べられるので最近人気のサービスです。
全国(セルフプランの場合のみ)
料金プランは2通りあります。
1. おまかせプラン 30,000円~/月
商品の補充・在庫管理まですべて任せられるプランです。キャッシュレス決済にも対応しています。導入の際は、無料で試食会ができます。その後プランを検討・相談してから導入となります。
2. セルフプラン 0円~/月
オフィスにある冷凍庫を使って冷凍パンを保存するプランです。できるだけ経費を抑えて導入したい場合におすすめのプランです。
※詳細は資料をダウンロードしてご参照ください。
画像出典元:「無人コンビニ600」公式HP
無人コンビニ600は運用を専任のコンシェルジュがやってくれるため、気軽に導入することができます。
また「600」の特徴は商品をフルカスタマイズできる点。しかもLINEやSlackなどのチャットツールから専任のコンシェルジュと直接コミュニケーションでき、従業員一人一人が欲しい物を品揃えに追加することができます。
東京都23区・横浜市・川崎市
無人コンビニ600の導入に必要な初期費用は25万円です。
導入後は利用人数や利用頻度にかかわらず、月額料金5万円が必要になります。
「プチローソン」はオフィス内にローソン商品を収納するボックスを設置し、セルフレジで販売するサービスです。
ローソン側がセレクトしたお菓子を中心とした商品から、交通系電子マネーでのセルフレジ決済でいつでも手軽に購入できます。カップ麺等の食品やマスク等の日用品も展開可能。オプションとしてコーヒーマシン・冷蔵庫・冷凍庫も設置可能です。
現在東京23区内限定ですが、順次提供範囲を拡大予定です。
画像出典元:「CLOUDMEAL」公式HP
オフィスコンビニとは少し違う印象をもたれると思いますが、「CLOUDMEAL」はオフィスコンビニのように利用できるとして今注目のサービスです。
CLOUDMEALと提携しているレストランのランチを、各社員がオフィスから自由に注文でき、注文するとレストランの食事をお弁当にしてオフィスまで届けてくれます。
本記事で紹介しているオフィスコンビニの中では、唯一の「注文型タイプ」のオフィスコンビニになります。
600社を超えるレストランと提携しているため、コンビニのようにお弁当の種類に制限がありません。この点は大きなメリットと言えます。
注文個数制限もありません。
要問い合わせ
5名から利用でき、初期費用・月額費用0円です。
1食当たり:500円~
※詳細は資料をダウンロードしてご参照ください。
カップ麺からマスクなどの日用品までが揃う豊富な品揃えが魅力。少ないスペースで設置できるため、小規模の会社には特におすすめです。
契約期間などを設けていないため、いつでも自由に設置可能な点も魅力です。
東京都23区・神奈川県
設置の費用、ランニングコストともに一切かかりません。
「オフィスグリコ」は社内でお菓子やアイスを楽しむことのできるサービスです。
設置費用・月額費用がかからず、カエルの貯金箱にお金を入れる形なので社員も楽しく利用することができます。
社内のコミュニケーションを増やしたいと考えている方は、「オフィスグリコ」がきっかけとなるでしょう。
首都圏・愛知県・近畿地方・広島県・福岡県
設置費用・月額費用共にかかりません。商品を利用した時に、その都度料金を支払うようになっています。
冷蔵庫タイプを導入している場合のみ、電気代を負担することになります。
「オフィスのドリンク 置き菓子コンビニ」は、ドリンクやお菓子などのオフィスでのセルフ販売サービスです。
商品の納入やメンテナンスはセールスドライバーにお任せできる他、支払い方法も柔軟に対応できます。
東京都23区・大阪府・兵庫県
冷蔵庫の月々の電気代以外の費用はかかりません。商品の利用料金のみの請求になります。
オフィスコンビニには、主なメリットが大きく分けて3つあります。
従来の福利厚生と言えば「宿泊施設の割引」「家庭用常備薬の割引」など、仕事が終わった後に利用するものがほとんどでした。
これでは休みの取れない忙しい社員は、なかなか利用することができません。
しかし、オフィスコンビニはオフィス内で利用できるサービスです。しかも24時間いつでも利用できますので、特に残業の多い社員にも重宝してもらえます。
また注文は自身でオーダーするセルフ方式ですので、毎回総務部門へ注文書を提出するなどの手間がいらず、手軽に利用してもらえます。
福利厚生の対応は総務部門などが引き受ける場合が多いですが、日々様々な業務に追われている中でさらに業務が増え、従業員毎に都度対応するのは大変です。
その点オフィスコンビニはセルフ決済が基本です。
また商品補充もオフィスコンビニ側で行ってくれますので、総務部門の業務が増えることはほとんどありません。
金額的にも初期費用や固定料金がかからないサービスが多く、利用者の実費のみで導入できる場合が多いので、導入ハードルも比較的低いと言えるでしょう。
オフィス内に商品をストックしておくタイプのサービスであれば、災害時の非常食としても利用できるようになります。
地震や台風で電車が止まってしまうなどで社員が自宅に帰れなくなった時でも、食べ物がないという状況を回避することができます。
非常食として利用することも考える場合は、保存が利くお菓子や即席麺などのメニューを一通り揃えておくと良いでしょう。
一方で、オフィスコンビニを導入するデメリットもいくつかあります。
オフィスコンビニを導入すると、定期的な商品の入れ替えや補充はオフィスコンビニの担当業者が行います。
そのため、定期的に社内に外部の人間が出入りすることになります。
社内に業者が出入りする場合のセキュリティ対応は万全にしておきましょう。
できれば作業フロアを通らずに入れる休憩室などに、商品棚を置くことをおすすめします。
オフィスコンビニを導入すると、従業員はいつでもどこでも誰でも、お菓子や飲み物を手に入れることができるようになります。
そのため特に若い社員などは、お菓子や甘いジュースを大量摂取しがちになってしまい、健康を損ねる可能性が高くなってしまいます。
また仕事中にも常にお菓子を食べながらの作業が続くことで、仕事と休憩時間の混同があまりに多いようであれば、こういった利便性の高いサービスはデメリットにもなってしまいます。
起業ログ編集部おすすめのオフィスコンビニを比較紹介しました。
今回ご紹介したオフィスコンビニの導入によって、誰でも利用できる福利厚生が提供できます。
社員も手軽に気分転換できるようになり、より作業効率の向上も期待できるようになるでしょう。
一度オフィスコンビニを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを始めとしたオフィスコンビニの導入を検討してみることをおすすめします!
画像出典元:O-dan
100社の導入事例まとめがついてくる!
起業LOG独自取材!
100社の導入事例まとめがついてくる!
資料請求した方には、起業LOG編集部が独自調査した導入事例まとめをプレゼント!
ダウンロード時にご登録された個人情報は資料ダウンロードボタンが表示されているサービス運営会社(その連携会社)に提供されます。