RPAツールのシェアを徹底解説!人気ランキングTOP7・市場の今後は

RPAツールのシェアを徹底解説!人気ランキングTOP7・市場の今後は

記事更新日: 2023/01/23

執筆: 桜木恵理子

昨今のDX推進や働き方改革に欠かせないのが「RPAツール」です。

日本国内のみならず世界中の企業で活用されており、業務効率化や作業の自動化を実現しています。

本記事ではRPAツールの概要、国内の導入率、シェアランキング、今後の市場ニーズなどを解説します。

自社のRPAツール選定にお役立ていただければ幸いです。

RPAツールとは?

RPA(Robotic Process Automation)ツールとは、人が手作業で行っている定型業務やルーティン業務を、ロボットで自動化させるツールのことです。

転記や入力など、判断を必要としない業務の自動処理ができます。

RPAツールで自動化できる業務の一例は、以下のとおりです。

  • ルール化ができる業務(例:電話やメールによる定型的な返答)
  • 定期的に行う業務(例:請求書や経費の処理)
  • PCだけで完結する業務(例:データの収集・分析)など

従来のRPAツールでは、プログラミングスキルが必要不可欠でした。

しかし、現在のRPAツールの多くが、マウス・キーボード操作などの普段の業務手順を記憶させることで簡単に再現できるようになっています。

RPAツールの導入率

ここからは、国内のRPAツールの導入率について解説します。

RPAツールを導入している国内企業は38%

MM総研の「RPA国内利用動向調査2020」によると、2019年11月時点での日本企業におけるRPA導入率は、全体で38%と4割近くとなっています。

2018年6月時点では全体で22%だったため、約1年半で16ポイント増加した結果です。

また企業規模別に同年の導入率を見てみると、年商1,000億円以上の大手企業は51%、年商50億円以上から1,000億円未満の中堅・中小企業は25%となっています。

ちなみに、MM総研の最新データ「RPA国内利用動向調査2022」によると、RPA導入率は年商50億円以上で45%、年商50億円未満で12%という結果でした。

RPAツールの国内市場シェア

少し古いデータになりますが、IDC Japan株式会社によると、2018年のRPAツールの国内市場シェアは以下の通りです。

1位:NTTデータ
2位:UiPath
3位:富士通
4位:Automation Anywhere
5位:Blue Prism

しかも、上位3社の合計がシェアの75.0%を占めています。

RPAツール人気ランキングTOP7

ここからは人気のRPAツールをランキング形式で7つご紹介します。

今回紹介する7つのツールは、当メディア「起業ログ」によせられた口コミ数と内容をもとに作成しています。

【RPAツールの人気ランキング】※起業ログ編集部調べ

1位: WinActor
2位: UiPath
3位: BizRobo!
4位: Robo-PatDX
5位: ipasロボ
6位: Snych Roid
7位: Automation Anywhere

 

1位 WinActor

画像出典元:「WinActor」公式HP

WinActorは、NTTグループの技術とノウハウが詰まった純国産RPAソリューションです。

2022年1月時点で、7,000社以上の導入実績を誇ります。

WinActorは、Windows端末上のアプリケーションの操作を学習し、自動実行可能。

利用できるアプリケーションに制限はありません。

また、「UIが見やすく誰でも簡単に理解することができる」という口コミが多く、IT部門以外のユーザやツールの使い方に不安がある方にもおすすめです。

ただし、他ツールと比較して料金設定が高めであるため、費用対効果が望める業務であるかを必ず精査しましょう。

 

2位 UiPath

画像出典元:「UiPath」公式HP

UiPathは、Windowsに対応する能力が高いRPAツールです。

柔軟性が高く、日本国内のみならず世界中で利用されています。

ドラッグ&ドロップで操作でき、プログラミングやコーディングなどの専門的な知識は必要ありません。

小規模から大規模までスケールが可能で、企業・個人問わずに利用できる仕様です。

また、「Excelとの連携が良い」「教育体制が充実している」という口コミも多くよせられています。

ただし、PCのOSや機種の違いによりUIがうまく検出できない状況もあるため、無料プランなどを利用して事前にチェックしておきましょう。

 

3位 BizRobo!

画像出典元:「BizRobo!」公式HP

BizRobo!は、低コストで無制限にスケールできるソフトウェアロボットです。

2022年5月末時点で、導入実績2,300社を突破しています。

ローコード開発が可能なので、非IT人材でもロボット開発に携わることができ、kintone やSalesforce、Slackなどの外部アプリケーションとの連携も可能です。

また口コミには、「権限管理や実行抑制ができ野良ロボット対策ができる」という声もあり管理機能も充実しています。

ただし、月額使用料が高めであるため、コストに見合ったロボットの稼働時間が想定される業務があるかを必ず確認しておきしましょう。

 

4位 Robo-Pat DX

画像出典元:「Robo-Pat DX」公式HP

Robo-Pat DXは、株式会社FCEプロセス&テクノロジーが開発、運営しているRPAツールです。

2023年1月時点で、導入実績950社を突破しており、利用継続率は98%を達成

ノンプログラミングでロボットを作成できるため、現場の社員でも運用を開始できます。

1ヶ月単位で導入でき、短期運用も可能なうえ、初期費用0円、月額料金も中小企業でも導入しやすい価格に設定されています。

また、「サポート体制が充実している」という口コミが多く、運用に失敗が少ない点もおすすめポイントです。

ただし導入台数が多いと費用が高くなったり、使用できるPCが限定的だったりするため、事前にチェックしておきましょう。

 

5位 ipasロボ

画像出典元:「ipasロボ」公式HP

ipasロボは、直感的に操作できる画面構成となっている国産のRPAツールです。

プログラミング未経験者でもロボット作成が可能で、突発的な単純作業や定型作業を任せることができます。

また、「何かあった時に頼れるオンラインサポートやヘルプデスクがある」という口コミが多く、サポート体制は万全

さらに、専任講師によるスキル向上を支援する無料オンライントレーニングも提供しています。

ただし、初期費用がやや高めに設定されているため、人件費とランニングコストを天秤にかけながら慎重に検討しましょう。

 

6位 SnychRoid

画像出典元:「SnychRoid」公式HP

SnychRoidは、ソフトバンクが提供するソフトウェアロボット(RPAツール)です。

サーバー構築が不要で、ノンプログラミングで業務フローの作成とロボット開発が可能

スモールスタートから大規模導入まで最適な契約体系を選べます。

またRPAの導入から開発、トレーニングまでの全てのプロセスをサポートします。

ただし、自社で複雑なシステムを構築している場合、相性が重要となってくるため、事前に外部ツールとの連携に問題がないか確認しておきましょう。

 

7位 Automation Anywhere

画像出典元:「Automation Anywhere」公式HP

Automation Anywhereは、世界90ヶ国以上で活用されているクラウド型RPAツールです。

米国産のRPAツールですが、完全日本語によるサポート体制が敷かれています。

500種類以上のBotが用意されており、幅広い業務の自動化が可能です。

IDC社によるランキングでは、クラウド型RPAの市場シェアNo.1に輝いています。

ただし、細かい説明書は英語の部分もまだ残っているため、導入後も問題なく対応できるかチェックしておくことを推奨します。

 


さらに、おすすめのRPAツールをもっと詳しく知りたい方はこちらの比較記事をご覧ください!

 

RPAツールを選ぶポイント

ここからはRPAツールを選ぶ際のポイントを解説します。

導入形態

RPAツールの導入形態には、大きく「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。

クラウド型は短期間で安価に導入でき、非IT人材でも利用しやすいのが特徴です。

ただし、自動化できる業務に制限があります。

オンプレミス型は自動化できる作業幅が広く、柔軟に対応ができることがメリットです。

しかし、自社でカスタマイズができるものの、専門的な知識や高額な導入コストが必要になります。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、さらに自動化したい作業や自社環境などを考慮した上で選択しましょう

機能の拡張性・柔軟性

RPAツールを導入して作業の自動化に慣れてくると、対象領域を広げたくなってくるでしょう。

しかし、拡張性や柔軟性が低いツールだと、それに対応できないケースもあります。

それゆえ、将来的に対象範囲を拡張する予定がある場合には、拡張性や柔軟性が高いツールを選んでおくと安心です。

無料トライアルの有無

さまざまな媒体から情報を収集し、自社に最適なツールを見つけても、やはり実際の操作感や使い勝手まではわからないものです。

それゆえ無料トライアルやデモを利用すれば、ツールの細かい部分まで理解でき、導入の失敗リスクを低減できます

無料トライアルをいくつか利用してみて、比較検討するのも良いでしょう。

RPAツール市場の今後

米国のBCC Researchから2022年8月に発行された「Global Robotic Process Automation Market: Trends and Forecast (2022-2027)」によれば、RPAの世界市場規模は、2022年の32億ドルから2027年には153億ドルへの拡大が予測されています

また、2022年から2027年にかけての同市場規模の平均年成長率は36.8%であると分析されています。

今後も、人手不足解消や働き方の変容も伴い、RPAツール市場は拡大傾向にあるといって良いでしょう。

まとめ

今回は、RPAツールの概要、導入率、シェアランキング、RPAツールを選ぶポイントなどを解説しました。

RPAツールを導入する際には、各ツールのメリット・デメリットを踏まえ、自動化したい作業や自社環境などを考慮した上で選択するようにしましょう

本記事を参考にしながら、自社に最適なRPAツールを見つけてみてください。

画像出典元:O-DAN, pixabay, unsplash

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