記事更新日: 2024/02/14
SNS運用は、効果的なマーケティングの手法として、企業にとっても個人でビジネスを行ううえでも重要です。
しかし、実際に運用を行うにあたっては独特のノウハウや経験が求められるため、効率よく学ぶなら、SNS運用・マーケティングのスクールに通うのがおすすめ。
この記事では、SNS運用・マーケティングスクールについて、メリットや比較ポイント、おすすめスクールなどを紹介、解説します。
このページの目次
SNS運用・マーケティングを学ぶ際の選択肢として「独学」を選ぶ人も数多くいます。
実際に、ほとんどのSNS自体は大半の機能が無料で使えるため、運用自体は誰でも経験することができます。
また、書籍やWebサイトなど、ノウハウを紹介したコンテンツは数多くあるため、それを参考にすることもできるでしょう。
それでも、大半の人はどこかで「なぜかうまくいかない」「何を変えれば良いのか分からない」「モチベーションが続かない」といった壁にぶつかります。
また、マーケティングとしてのSNS運用の場合、最終的なコンバージョン（問い合わせや契約）までつなげるための専門的なノウハウも必要になります。
トライアンドエラーを繰り返しながら学んでいくことも不可能ではないものの、より効率よくスキルを身に付けたいのなら、スクールを利用するのがベストです。
SNS運用・マーケティングは、マーケティングに取り組む企業の担当者や起業を考えている人にとっては必須とも言えるスキルで、数多くのメリットがあります。
SNSは若者を中心に幅広い年齢層のユーザーが利用しているため、顧客層を拡大し、売上を向上していくうえでは非常に重要なツールです。
アカウントをうまく運用し、自社サイトやECへの動線を作ることができれば、サービスへの問い合わせや契約件数の向上が期待できます。
また、運用の仕方によっては、ユーザーへの印象づけや企業イメージの向上・改善など、ブランディングにも役立つでしょう。
一度身に付けておけば、会社全体の利益向上に大きく貢献することができるスキルだと言えます。
SNS運用は企業レベルでの重要性はもちろん、個人でビジネスを行う場合にも顧客獲得や情報発信に大いに役立ちます。
SNSで認知を獲得し、そこから自身のサイトやポートフォリオに誘導したり、問い合わせにつなげることができます。
また、企業のSNS運用を代行する副業をしたり、転職する際にも有利になるため、一般のビジネスパーソンにとっても有用です。
プログラミング、Webデザインなど、収入アップにつながるスキルは数多くありますが、そのなかでも特にリターンの大きいスキルと言えるでしょう。
SNS運用を学び、実際にアカウントを運用してフォロワーを獲得していくと、それが直接自分の影響力になります。
自分の考えや主張を万単位の人に伝えられるようになるのです。
マーケティングやビジネスに限らず、この影響力はどんな活動をするのにも非常に役に立ちます。
将来的にSNSのユーザー数や影響力はまだまだ高まっていくことを考えれば、身に付けておいて損はないでしょう。
SNS運用・マーケティングスクールは数多くあり、それぞれ特徴が異なるため、自分のニーズと合致しているかを基準に最適なものを選ぶ必要があります。
SNS運用・マーケティングスクールは、授業の受講方法がそれぞれ異なります。
対面の場合は、講師にその場で質問したり、実際に会話をしながら学ぶことで、理解度が高まりやすく、モチベーションも保ちやすいというメリットがあります。
対して、オンラインの場合は自分の都合に合わせて受講できるほか、通学時間や交通費の節約につながるのがメリットです。
自身の生活スタイルやスケジュール、モチベーションなどにあわせて選びましょう。
生徒のニーズにあわせて受講方法を対面／オンライン両方から選択可能なスクールもあります。
スクールごとに、提供しているカリキュラムも異なります。
まず、SNSマーケティングに特化したスクールとそうでないスクールがあり、後者の場合、Webマーケティング講義の一環として学ぶのが一般的です。
また、具体的な内容については、フォロワー獲得や収益化など、SNS運用自体に強いものもあれば、コンバージョンに焦点を当てたものもあります。
企業として活用したいのか、個人のスキルとして習得したいのかなど、目的によっても最適なカリキュラムは変わってくるでしょう。
多くのスクールが、サイト上でカリキュラムの内容を公開しているため、まずはそれをチェックしてみましょう。
スクールによっては、卒業後の転職や案件の獲得までサポートしている場合もあります。
実際に、卒業後キャリアアップに成功したケースや、全く未経験で他業種から学びはじめた人が独立、転職に成功したケースなどが数多く紹介されています。
転職に活かしたい人や、独立、副業を考えている人はそうしたサポートが充実しているスクールを選ぶと良いでしょう。
反対に、企業の担当者をはじめスキルの習得に焦点を当てている人は、この点はそれほど重視する必要はありません。
スクールにかかる費用は、初期費用（入会金）が0〜10万円、月額費用が5,000円〜1万円ほどで、買い切りの場合は10万〜20万円ほどが目安です。
これを基準に、実績、カリキュラムの充実度、卒業後のサポートが充実しているかなどを加味してコスパを判断すると、自分にあったスクールを選ぶことができます。
また、スキル習得によって得られるメリット（企業であれば売上向上、個人であれば転職や副業によって得られるもの）をおおまかに計算しておくことも重要です。
スキルとしての有用性と投資のバランスを意識することで、中長期的な失敗を避けられるでしょう。
実際にSNS運用・マーケティングを習得するのにおすすめのスクールを紹介します。
「Udemy」は、アメリカ発のオンライン学習プラットフォームで、世界中で15,000以上の企業が利用する実績豊富なサービスです。
CtoCの仕組みが特長で、「教えたい個人」が動画形式の講義を提供し、「学びたい」ユーザーがその中から選択して買い切りで受講するという利用スタイルです。
SNSマーケティングだけでも2,000件以上の講義が揃っており、幅広いニーズに対応しているのも特長です。
なお、リアルタイムでコミュニケーションが取れるライブ型の講義は提供していないため注意が必要です。
料金
講義ごと（買い切り）：数千円〜数万円
「デジハリオンライン」は、実践的なスキルが身につきやすく、実際の就職や転職に強いオンラインスクールです。
単なる技術や操作ではなく、実際に仕事に使えるノウハウを盛り込んだ授業が特長で、動画だけでなく、リアルタイムで質問できるライブ授業も利用できます。
さらに、卒業後の就職や転職を見据えたゼミや、専門サポートチームによるキャリア形成支援を受けられるのも特長。
SNS運用に関しては、Webマーケティング全体をカバーした全6ヶ月の講座が提供されています。
料金
Web担当者 養成講座（買い切り）：203,500円（税込）
「INTERNET ACADEMY」は、Web制作会社を母体とし、実践的で役に立つ最新スキルを学ぶことができるスクールです。
費用一律で、対面授業、動画型のオンデマンド授業、質問のできるライブ授業、マンツーマン授業から受講スタイルを選べるのが大きな特長。
実際の講義も、現役で活躍しているエンジニアやWebデザイナー、マーケターなどから学ぶことができます。
SNS運用に関しては、「Webマーケティング講座」（全8回）に含まれています。
料金
Webマーケティング講座（買い切り）：184,800円（税込）
「Withマーケ」は、業界でも希少な「SNSマーケティング特化」のスクールです。
実際に自身でSNSアカウントを運用するカリキュラムで、学びとともに実績も得られ、案件の受注や転職につながりやすい仕組みが特長。
サポートも充実しており、専属メンター、回数無制限の質問、プロの講師による添削などが利用可能です。
また、入会金はかかるものの、月額制で月々5,000円程度で利用できるリーズナブルな価格設定も魅力です。
料金
入会金：99,000円
月額：5,478円
（税込）
「ジッセン！オンライン」は、デジタルマーケティングに特化したeラーニング型のサービス。
実績豊富な講師陣の講義をいつでもどこでも受講できるのが特長で、大手企業を含む500社以上で導入されています。
カリキュラムについては、概要から実際のアカウントや広告の運用方法まで、体系的に学ぶことができる構成です。
個人でも利用可能ですが、企業の担当者が学ぶのにも適した内容になっています。
料金
月額（プレミアム月会員の場合）：5,390円（税込）
※法人会員の場合は要問い合わせ
以上5社のほかにもSNS運用・マーケティングスクールを知りたい方はこちらへ！
SNS運用・マーケティングは、企業にとっても、ビジネスパーソンにとっても非常に有用性の高いスキルで、習得しておいて損はありません。
独学で学ぶこともできるものの、より効率よく、実践的なスキルを身に付けたいのなら、やはりスクールを活用するのがおすすめ。
講義のスタイル、カリキュラムやサポートの充実度、費用面などを基準に、自分にあったスクールを選んで学びましょう。
画像出典元：O-dan
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