昇進の挨拶例文をシーン別で紹介!差がつくすぐに使える例文は?

昇進の挨拶例文をシーン別で紹介!差がつくすぐに使える例文は?

記事更新日: 2024/01/17

執筆: 太田繙

昇進時の挨拶で、具体的に何を話せばよいのかわからなくて困っていませんか。

この記事では、昇進の挨拶例文をシーン別に紹介します。

スピーチやメールなど、「上司向け」「社外向け」の挨拶例文も参考にしてください。

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昇進したらするべきこと

昇進した際にすべきことは、次の3つです。

  • 引き継ぎの確認
  • 部下とのコミュニケーションを取る
  • 社内、社外への挨拶

 

1. 引き継ぎの確認

昇進時には、後任への引き継ぎをしっかりおこないましょう。

一般的に昇進の打診は、昇進の数週間〜数ヵ月前におこなわれるので、引き継ぎに必要な時間は充分にあります。

引き継ぎの際は、スケジュール管理や引き継ぎ内容のリストアップなど、抜け漏れがないようにしましょう。

2. 部下とのコミュニケーションを取る

昇進したら、新しい部下ができます。

今後の仕事を円滑に進めていくために、部下から信頼されることも大切です。

部下の得意なことや好きなことにも耳を傾け、良好な関係を築きましょう。

3. 社内、社外への挨拶

昇進の際は、社内外の日頃お世話になっている方々へ挨拶をします。

挨拶は、朝礼時や直接出向くのが望ましいですが、タイミングが合わない時には取り急ぎメールにて挨拶をしましょう。

その場合、メールで失礼する旨を書き添えておくと安心です。

【スピーチ編】昇進の挨拶で使える例文

続いて、昇進の挨拶で使える短い例文を紹介します。

昇進への感謝の言葉

例文1

この度、〇〇に任命されました△△です。

これも、□□さん(上司)をはじめ、皆様のご支援の賜物でございます。

今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

例文2

本日、〇〇を拝命いたしました△△です。

この度の人事に関しまして、誠にありがたく思っております。

これもひとえに皆様の日頃からのご支援の賜物だと、心より感謝申し上げます。

今回、このような役職を仰せつかりまして、責任の重大さに身の引き締まる思いです。

前任の□□さんは幅広い分野でリーダーシップを発揮される方でした。

まだまだ若輩者ですので、今の私では力が及ばない部分もあるかと思いますが、努力を惜しまず精進していく覚悟でございます。

微力ながら、今後も会社の発展のために力を尽くしていきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

なりたい上司像

例文1

本日付けでリーダーを拝命いたしました、△△でございます。

この度の人事に関しましては、日頃から皆様からのご支援の賜物と思っております。

誠にありがとうございます。

リーダーとなるのも初めての経験ですので、至らぬ点も多々あるかと思います。

しっかりと1つひとつのことを大切にして、日々精進していきたいと思っております。

前任の□□さんには遠く及びませんが、すこしでも早く近づけますよう努力をおしまない所存です。

微力ながら、皆様のお役にたてるよう精一杯邁進いたします。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

例文2

この度、○○課長を拝命いたしました△△です。

これも皆様のご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。

前任の□□課長はご存じのとおり、幅広いリーダーシップでチームの信頼を勝ち得ていらっしゃいました。

いまの私では遠く及びませんが、少しずつでも前課長に近づけるよう、そして自分らしさもそこに出していけるように努力を積み重ねていく所存です。

みなさまにはご迷惑をおかけしてしまうことも多々あるかと思いますが、力の限り尽くしていく決意です。

チーム一丸となって、今まで以上の結果を出すことができるよう取り組んでいきたいと考えております。

お力添えのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

達成したい目標

例文1

いつもお世話になっております。

△△でございます。

この度はひとかたならぬお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

今回〇〇に任命いただき、期待に応えたいという気持ちとともに、責任の重大さを痛感しております。

まだまだ若輩者ですが、会社の発展のために精一杯尽くしてまいります。

今後とも、より一層のご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

例文2

〇〇に着任いたしました△△(名前)と申します。

これまでは、▽▽支社営業部にて♢♢の立ち上げに携わってまいりました。

今後はこれまでの経験を生かし、本社営業部において♢♢事業の発展に尽力していく所存でございます。

ご迷惑をおかけすることも多いかと存じますが、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 

【社内編】昇進の挨拶メールで使える例文

朝礼でのスピーチや、部署にいるメンバー全員が集まる機会がない場合は、メールで昇進を伝えます。

昇進の挨拶はできる限り口頭で伝えることが望ましいので、お世話になった人にはメール送信後に改めて挨拶に行き、直接感謝を伝えましょう。

【例文1】全社向けの昇進挨拶メール

件名:着任のご挨拶

◯◯課 各位

お疲れさまです。

本日付で◯◯(役職)を拝命いたしました△△です。

この度の人事に関しましては、皆さまからのご支援の賜物と感謝申し上げます。

私がこのような役職を仰せつかり、責任の重さに身の引き締まる思いです。

今までとは異なる立場となるため、より一層精進いたします。

微力ながら会社の発展のために尽くしてまいりますので、変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

【例文2】お世話になった上司へ

件名: 昇進のご報告とお礼(名前)

〇〇部長

お疲れさまです、△△です。

この度は(役職)への昇進のお話をいただきまして、誠にありがとうございました。

〇〇部長には〜の頃からお世話になり、これまで多くのことを学ばせていただきました。

今回いただいた◇◇への昇格も、〇〇部長のご指導あってこそです。

いつも温かくお導きくださり、心から感謝申し上げます。

これからも〇〇部長のお言葉を胸に刻んで、より一層精進してまいります。

今後とも変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。

 

【社外編】昇進の挨拶メールで使える例文

昇進の際は、社内だけではなく、社外へも挨拶をする必要があります。

メールの例文を見ていきましょう。

【例文1】メールのみで挨拶する場合

件名:〇〇着任のご挨拶

貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、これまで務めてまいりました部長代理の職務を終え、部長に着任いたしました。

部長代理在任中は、公私にわたりひとかたならぬご厚情を賜りまして、誠にありがとうございます。

後任の部長代理には、前課長の○○が着任いたしました。

私同様、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

まずは略儀ながらご挨拶申し上げます。

 

○○年○月○日           株式会社◎◎ 部長 △△

【例文2】挨拶に出向く場合

件名:(役職名)着任のご挨拶

私事ながら、◯月◯日付にて、(部署名)の(役職名)に着任いたしましたことをお知らせいたします。

前部署在任中には〇〇様より格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。

後任には(後任者名)があたらせていただきます。

近日中にご挨拶の機会を頂戴できましたら幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

昇進の挨拶メールに返信する時のポイント

他の人が昇進した際にメールが届くことがあります。

その際の返信のポイントを見ていきましょう。

部下が昇進した場合

部下が昇進した場合は、フランクなメールの返信をするとよいです。

相手を褒める言葉や、体調を気遣う言葉を入れることで、喜んでもらいやすくなります。

件名:昇進おめでとう!

〇〇部
□□さん

△△です。

異動通知で見たよ。

〇〇に昇進おめでとう!

□□は優秀だから、出世も早いな。

〇〇になると今以上に忙しくなるだろうから、体にだけは気をつけろよ。

部下の面倒もみないといけないから大変だろうけど、頑張れ。

□□の活躍と健康を祈ってる。

忙しいとは思うけど、昇進祝いをどこかでやろうな。

また連絡するよ。

昇進のお祝いまで。

 

署名

 

同期が昇進した場合

同期が昇進した場合も部下の場合と同様に、多少くだけた感じを出すとよいです。

同期として誇りに感じていることを文中に入れることで、相手にも喜んでもらえるでしょう。

件名:□□への昇進おめでとう!

〇〇へ


お疲れ様、△△です。

この度は、昇進おめでとうございます。

入社以来、共に切磋琢磨してきた〇〇の昇進(栄転)とあって、同期としてうれしく誇りに感じています。

これからますます仕事も忙しくなるかと思いますが、くれぐれも体には気をつけて。

時間のある時にでも、様子を聞かせてください。

この度は本当におめでとう。

同期でお祝いをしたいと思っています。

ぜひ来てください。

署名

 

上司が昇進した場合

上司が昇進した場合は、お世話になったエピソードや人柄を褒める内容をメールに盛り込むと、気持ちが伝わりやすくなります。

できれば機会があるときに、改めて直接お祝いの言葉を伝えましょう。

件名:〇〇へのご昇進(ご栄転)おめでとうございます。

□□部長


お疲れ様です。
△△です。

この度は、〇〇にご昇進とのこと、誠におめでとうございます。

入社以来、□□部長からは多くのことをお教え頂き、たくさん経験をさせて頂きました。

言葉では言い尽くせないほど感謝致しております。

□□部長の仕事に対する取り組み方、誰に対しても誠実に向き合われる姿をいつも尊敬しております。

これからも変わらず、ご指導ご鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願い申し上げます。

課長のますますのご活躍とご栄進をお祈りしております。

署名

 

取引先から昇進の連絡があった場合

取引先から昇進した旨のメールを受け取った場合は、なるべくその日のうちに返信するのがマナーです。

今後も良好な関係を築いていけるよう、まずは相手に対する祝意を示しましょう。

結びの文章では体調面を気遣う言葉に加えて、今後の活躍を祈る言葉を添えるとよいです。

拝啓 


○○の候、□□様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

また、平素は当社に格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。

さてこの度は、〇〇(役職)にご昇進されましたとの由、誠におめでたく、衷心よりお祝い申し上げます。

多年に渡る経験と平素からのご精励が、正当に評価されてのご昇進と拝察いたしております。 

今後はさらにお忙しくなるかと存じますが、何卒ご自愛専一にて、存分にご躍進されますことをお祈り申し上げます。

略式ながら、メールにてお祝いを申し上げます。


敬具

編集部

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まとめ

昇進の挨拶の内容は、シーンや相手により変わってきます。

相手への祝意に加えて、思い出深いエピソードや体調への気遣いを盛り込むと、より気持ちも伝わるでしょう。

今回紹介した例文を参考に、ご自身で挨拶の内容を組み換えて使ってみてください。

画像出典元:Pexels

 

 

 

 

 

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