産休前に贈るメッセージの書き方!注意点やフォーマットも紹介

産休前に贈るメッセージの書き方!注意点やフォーマットも紹介

記事更新日: 2024/02/02

執筆: 川崎かおり

産休に入った社員とは、1年以上お別れとなるのが一般的です。

身近に産休に入る人がいたら、ひと言贈ると喜ばれるでしょう。

本記事では、産休を控えている社員に贈るメッセージの書き方をビジネスシーンでの関係性別に紹介します。

妊婦さんに喜ばれるプレゼントも紹介するので、ぜひ活用してくださいね。

産休に贈るメッセージで注意するポイント

  • お祝いの言葉を伝えること
  • ポジティブな言葉を選ぶこと
  • プレッシャーを与えないこと

 

ねぎらいの言葉をかける

ひとまず「妊娠おめでとう」は伝えましょう

相手は、体調が不安定な中頑張ってこられたはずです。

これまで仕事を勤め上げたことへのねぎらいの言葉も、ぜひ伝えてください。

不安をあおるような言葉は避ける

一方、注意したいのは「寂しいです」など、ネガティブな言葉を入れないこと。

「出産は大変ですが……」など、不安をあおる言葉も厳禁です。

「元気な子どもを産んでください」「生まれたらすぐ知らせてください」なども、相手へのプレッシャーとなるので控えましょう。

「自分が言われたら……」と想定して、相手の立場で考えることが大切です。

目上の人に贈る産休前のメッセージ

産休に入る目上の人や先輩・さらにビジネスでのお客様などには、改まった言葉遣いがベターです。

具体例を見ていきましょう。

1. 無難なメッセージの例文

このたびはご懐妊おめでとうございます。

○○さんがご不在の間は、班全員で業務にまい進する所存です。

どうぞ不安なくお休みください。

また○○さんにお会いする日を楽しみにしています。

お体を大切に、ゆっくりお過ごしください。

ご懐妊おめでとうございます。

しばらくは仕事を忘れてご自愛ください。

またお会いする日を楽しみにしています。

 

2. 親しい先輩・上司宛メッセージの例文

○○さん、このたびはご懐妊おめでとうございます。

いつも相談にのってくださってありがとうございます。

○○さんが戻られるころには、一回り成長した姿をお見せできるよう頑張ります。

お体を大切に、ごゆっくりお過ごしください。

 

3. 面白いメッセージの例文

○○さん、おめでとうございます!

○○さんがご不在の間は、私がチームを守るのでご安心ください!

どうぞ会社のことは気にせず、おいしいものを食べてゆっくりしてください。

お体を大切に!

 

親しい人に贈る産休前のメッセージ

親しい人や同僚に贈るメッセージは、フランクな口調でOKです。

改まり過ぎると、「水くさい」と思われてしまうかもしれません。

具体的な例文を紹介します。

1. 応援メッセージの例文

妊娠おめでとう!

○○ちゃんがママになるなんて、びっくり!

体に気を付けて、ゆっくり過ごしてね。

落ち着いたら会いに行くよ。

妊娠おめでとう!

仕事を忘れてゆっくりしてね!

 

2. 遠方の友達へのメッセージの例文

このたびは妊娠おめでとう!

なかなか会えないけれど、嬉しい知らせにドキドキしています。

体を大切に、のんびり過ごしてね。

落ち着いたら、遊びに行かせてね。

 

3. 初めて出産する友達へのメッセージの例文

妊娠おめでとう!

自分のことのように嬉しく感じています。

何か役に立てることがあれば、遠慮なく教えてね!

体を大切に!

 

部下や後輩に贈る産休前のメッセージ

会社の部下や後輩には「仕事のことは気にしなくてよい」と伝えると、安心して休んでもらえるでしょう。

具体例な例文を紹介します。

1. 無難なメッセージの例文

○○さん、ご懐妊おめでとうございます。

いつも一生懸命業務に当たってくれてありがとう。

仕事のことは気にせず、ゆっくり休んでください。

○○さんとまた一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

2. 親しい部下・後輩に贈るメッセージの例文

○○さん、妊娠おめでとう。

いつも頑張っていたから、これを機にゆっくり休んでね。

○○さんが帰ってくるまで、班のみんなで頑張るつもりです。

仕事のことは気にせずにのんびり過ごしてね。

 

3. 親しくない部下・後輩に贈るメッセージの例文

ご懐妊おめでとうございます。

○○課長より産休に入られると伺いました。

よい機会なので、ゆっくり休んでくださいね。

また会社に戻られる日をお待ちしています。

ご懐妊おめでとうございます。

仕事を離れてご自愛くださいね。

またお会いしましょう。

 

もらって嬉しい!産休に入る人に喜ばれるプレゼント集

産休を取る人には、プレゼントを贈ってもよいでしょう。

あまりに高額なプレゼントは、受け取る人に負担がかかる場合も。

「お返ししなくちゃ……」と相手に思わせないよう、プレゼントの予算は3,000~5,000円程度を相場としてください。

産休に入る人に贈りたい、おすすめのプレゼントを紹介します。

1. タオルセット

タオルは、入院中の必須グッズの1つ。

受け取るほうも気兼ねがなく、無難な贈り物となるでしょう。

相手の好みがよく分からない場合や、さほど親しくない相手へのプレゼントにおすすめです。

やはりプレゼントなら、特別感も演出したいですよね。

女性に好まれるブランドのタオルや、素材・製法にこだわりのあるタオルをチョイスしましょう。

1. TRUE TOWEL



TRUE TOWELは製造会社の正岡タオルの製品は多くの高級ホテルで愛用されています。

洗濯しても質感が変わりにくい上質な仕上がり、そしてやわらかさとやさしさをかねそなえたハイエンドタオルは喜ばない人はいないでしょう。

高級感満載のタオルは産休前の方にプレゼントするには無難な贈り物と言えますね。

2. 育てるタオル

育てるタオルは、使っていくうちに薄く硬くなってくる一般的なタオルとは異なり、見た目や肌触りはもちろん吸収力や速乾性も育っていきます。

結婚や出産関係にぴったりのネーミングでギフトとして嬉しい商品だと思います。

お腹の赤ちゃんと共に成長していくこのタオルは思い出の一品になるのではないでしょうか。

2. ハンドクリームやボディクリーム

妊娠中は妊娠線の予防のため、ボディオイルやボディクリームを塗る人が少なくありません。

妊婦さん用ボディクリームやボディオイルを贈ると喜ばれるでしょう。

あまりにも香りが強いものは好き嫌いが分かれますので、オーガニック系で、香りの少ないものがおすすめです。

「オーガニック系のボディクリームだと、予算オーバー……」という場合は、ハンドクリームを検討してみてもよいでしょう。

 1. ジュリーク ハーブケアハンドクリーム

ジュリーク ハーブケアハンドクリームはベストコスメ賞を受賞しているオーガニックコスメです。ハンドクリームなので予算を抑えて買うことが出来ます。

べたつかないしっとりとした使い心地で、冬の乾燥する時期に手肌をいたわるハンドクリームはプレゼントにぴったりです。

妊婦さんに限らず、女性には嬉しい商品だと思います。

香りは4種類(ローズ、シトラス、ジャスミン、ラベンダー)で送る相手のイメージに合ったものを贈りましょう。

2. プレマーム ボディクリーム

プレマームのボディクリームは、肉割れや妊娠線のケアに使用できる商品です。

妊娠することで体の変化を気にする女性は多くいるので、ボディクリームをプレゼントすれば間違いないです。

妊娠線予防もアフターケアも自宅で塗るだけなので簡単にケアすることが出来ます。

3. 冷え対策グッズ

妊娠中は、体を冷やすのは厳禁といわれているので、産休に入る人には、冷え対策できるグッズも喜ばれるでしょう。

例えば、羽織物や靴下・ブランケットは、季節を問わず使えるため、実用的なプレゼントとなります。

注意点は、プレゼントにふさわしいデザイン・ブランドを選び、「お家感」を出しすぎないことです。

相手の好みや普段のコーディネート・持ち物のテイストから、雰囲気に合うものを選びましょう。

1. 昭和西川 タオルケット

昭和西川の今治タオルケットは、寝具の老舗メーカー「昭和西川」が今治タオルを採用して手掛けたタオルケットです。

綿100%で適度な保温性があり、夏にも冬にも使いやすい素材。

体が冷えやすい妊婦さんや生まれてくる赤ちゃんにも優しい素材のタオルケットは心も体も温まること間違いなしです。

シンプルなデザインで好みに左右されにくいので、プレゼント選びで失敗したくない方にオススメです。

2. ドルチボーレ ルイボスティー

ドルチボーレは、最高級グレードのオーガニック茶葉を使用し、加えてノンカフェインのため赤ちゃんや妊婦さんも安心して召し上がることが出来ます。

またアスパラチン、ルチン、オリエンチン、イソオリエンチン等ポリフェノールが豊富に含まれているため美容にも嬉しい商品。

ルイボスティーにはリラックス効果、むくみ解消、便秘対策などがあり、女性にとって嬉しい効果が期待できておすすめです。

4. リラックスグッズ

産休に入る妊娠後期ともなれば、外出するのを控える妊婦さんも多いはず。

お家時間をリラックスして過ごせるよう、リラックスグッズを贈りましょう。

例えば、やわらかいクッションや抱き枕は、体を休めてゆっくりしたいときに重宝してもらえそうです。

また肩や首の負担を軽減するネックピローや、むくみがちな足を乗せられるレッグ用クッションも妊婦さんには嬉しいプレゼントとなるでしょう。

1. LIMNE(リムネ) 

妊娠するとホルモンバランスの変化等から、睡眠障害に悩まされるという声が多くあります。

LIMNEの商品は独自の素材と構造が「トロける気持ちよさ」と「頭、首、肩への負担軽減」を実現しています。

枕やマットレスが睡眠の質に関わるというのは知っていても、なかなか買い替える機会がないと思います。

産休前のプレゼントで貰えたら喜ぶこと間違いなしですね。

2. モグストア ビーズクッション

モグストアのクッションは独自開発のパウダービーズを用いており、まるで雲の上のような心地よさを実現しています。

産休に入ると家にいる時間が長くなり、座っている時間も長くなりますよね。

毎日をリラックスして過ごしてもらうためにクッションをプレゼントするのはいかがでしょうか。

5. マタニティウェア・パジャマ

相手の好みが分かっているなら、マタニティウェアやマタニティ用のパジャマも喜ばれます。

前開き・授乳口付き・ゆったりしたデザインなら、産前から入院中・産後まで、長く使ってもらえるでしょう。

マタニティウェアやパジャマはパーソナルな印象が強いので、親しい人へのプレゼントとしてください。

職場だけの付き合いの上司・部下には避けるのがベターです。

スウィートマミー マタニティウェア

スウィートマミーは「らしくない」妊娠中、産後のおしゃれな授乳服・マタニティウェアを販売しています。

マタニティウェアはお腹が目立たない形に設計されており、妊娠中でもおしゃれな毎日を送ることが出来ます

授乳服は授乳口が目立たないため、卒乳後も着用でき、長く愛用することが出来るようになっています。

産休に入る人に送ってはいけないプレゼント

妊婦さんは体調が不安定で、プレゼント選びには十分な配慮が必要となります。

一般に「妊婦さんに贈るのは避けるべき」といわれているプレゼントを見ていきましょう。

1. 匂いのきついもの

たとえ香水好きの女性であっても、匂いが強いプレゼントは相手の具合を左右してしまうので避けましょう。

産休に入るのは、妊娠後期からが一般的です。

つわりの山を超えている人がほとんどですが、中には出産前までつわりが続く人もいます。

人によっては体質が変わり、匂いに敏感になってしまうケースも少なくありません

体の調子が不安定な時期だからこそ、「無香」「かすかな香り」のプレゼントを選んでください。

2. カフェイン入りの飲み物・食べ物

体調が不安定な妊婦さんに、カフェイン入りの飲食物を贈るのは控えましょう。

カフェインが胎児に与える影響はまだ分かっていませんが、厚生労働省やWHOは「控えるべき」としています。

相手がコーヒー好きならノンカフェインのものを選んでください。

参考:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~|厚生労働省

3. 赤ちゃんグッズ・お守り

赤ちゃんグッズは、出産祝いで贈るのが一般的ですので、赤ちゃんが生まれてから用意するようにしましょう。

万が一思わぬ結果になった場合、相手を深く傷つけてしまいます

また、安産のお守りは相手にプレッシャーを与えるうえ、その後の処遇にも困ります。

妊娠後期ならすでに安産祈願を済ませていることもあるため、安易にお守りを渡すのは控えましょう。

まとめ

産休に入る人には、いたわりの気持ちが伝わる言葉を贈りましょう

職場を離れることを不安に思う人も多いため、「また一緒に働けるのが楽しみ」と伝えることが大切です。

プレゼントを贈るときは、「相手の負担にならないこと」を最優先に考えて選びましょう。

産休に入る人がポジティブな気持ちになれるよう、すてきな言葉をかけてあげてくださいね。

画像出典元:Unsplas、Pixabay

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