営業代行サービスを探せるマッチングサイト10選!メリットや注意点も解説

営業代行サービスを探せるマッチングサイト10選!メリットや注意点も解説

記事更新日: 2024/03/08

執筆: 桐野ひさや

フリーランスの営業代行は、一般的には営業代行会社よりも柔軟かつ料金を抑えて仕事を発注できます。

しかし、自社にあった人材を探すのは至難の業であり、SNSや求人サイトだけでは見つけきれないもの。

そこでおすすめなのが、ビジネスマッチングサイトの活用です。

ビジネスマッチングサイトは「営業代行」として登録している人材を検索し、効率よく自社にあったフリーランス人材が見つけられます

今回はビジネスマッチングサイトを活用するメリットと、選び方について詳しく解説します。

■フリーランス人材を探すのが大変と感じる方は、営業代行会社に依頼するのもおすすめ

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フリーランスの営業代行に依頼する前に知っておきたいこと

フリーランスの営業代行は個人との契約になり、営業代行会社では出会えない即戦力級の人材に出会える可能性があります。

依頼できる業務や分野も異なるため、フリーランスの営業代行へ依頼を検討している場合は、次の3つについて確認しておきましょう。

  • 営業代行会社との違い
  • 依頼できる業務
  • 費用相場

一つずつ解説します。

営業代行会社との違い

フリーランスの営業代行と営業代行会社の大きな違いは、下記の2つです。

  • 契約単位
  • アサインされる営業スタッフ

営業代行会社は契約する際、会社同士で契約を締結しますが、フリーランスに営業代行を依頼する場合は個人との契約になります

そのため、依頼できる営業代行の内容や代行期間など、個人の裁量で柔軟に対応してもらえる可能性が高いです。

また、アサインされる営業代行スタッフは営業代行会社が独断で選定しますが、フリーランスの場合、発注する企業が経歴やスキルなどをチェックしてアサインできます。

ニッチな分野で活躍していた人材ともマッチできるため、フリーランスの営業パーソンを希望する企業も少なくありません。

依頼できる業務

フリーランスの営業代行に依頼できるおもな業務は、以下の通りです。

テレアポ営業 新規開拓営業
リファラル営業 営業支援ツールの運用
インサイドセールス カスタマーサクセス
クロージング 営業コンサル


見込み顧客への商談から、新規開拓営業など、さまざまな営業活動を依頼できるのがフリーランスの営業代行の特徴です。

営業代行会社のようにパッケージングされていないため、自社で強化したい営業活動があれば個別対応できるフリーランスに代行依頼するとよいでしょう。

費用相場

フリーランスの営業代行には3つの報酬体系があります。

成果報酬型

成果報酬はその名の通り、依頼した業務に成果が発生した場合に報酬を支払います

テレアポ営業であればアポ取得件数、飛び込み営業であれば商談数など、成果が上がるまでは支払いが発生しません

成果報酬型の費用相場は下記の通りです。

  • アポ取得1件:15,000〜20,000円
  • 商談実施:10,000〜30,000円
  • 商談成功:売上の30〜50%

固定報酬型

固定報酬は中長期的に営業代行したい企業におすすめで、一定の報酬を毎月支払います。

予算取りがしやすく、成果がたくさん上がった月でも費用は変わりません

ただし、成果がない月でも一定の報酬を支払わなければならない点は、デメリットともいえます。

固定報酬型の費用相場は、フリーランス1人当たり30〜70万円程度です。

専門性の高いフリーランスに依頼すると、費用も高くなる傾向があります。

複合報酬型

複合報酬型は、固定報酬と成果報酬を組み合わせて支払う方法です。

通常の固定報酬よりも安価な月額と、成果に応じて報酬が支払われるため、受注側も発注側もメリットある報酬形態でしょう。

複合報酬型の費用相場は、固定報酬が10〜20万、そこに成果報酬が上乗せされるケースが多いです。

報酬の割合については、双方で納得いく金額になるよう契約時に慎重に設定しておきましょう。

■おすすめの営業代行会社もチェックしておきましょう!

 

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営業代行を探せるマッチングサイト10選

ここからはフリーランスの営業代行を探すのにおすすめのビジネスマッチングサイトをご紹介します。

kakutoku(カクトク)

kakutokuは国内最大級のビジネスマッチングサイトで、営業フリーランスや営業代行会社から自社の条件に合わせた営業チームを構築できます。

一部の営業活動の代行だけでなく、営業戦略の立案から商談、マネジメントまで、丸ごと代行してもらうことも可能です。

特徴 法人向け(toB)の営業拡大をおもに支援
営業フリーランスは14,000人以上、営業代行会社は600社以上登録
マッチング時の
サポート
商材や営業課題に合わせて、営業代行を3〜10名程度ピックアップ
サービスの
利用費用*
基本料金:15万円(税別)
取引手数料:報酬額の7.5%

*「カクトク」ヘルプページ参照

複業クラウド

採用手数料が無料で、何名でも採用し放題なのが複業クラウドです。

登録後すぐに利用できるため、求人掲載からマッチングまでスピーディなのが特徴。

掲載する求人は簡単な質問に答えるだけで、AIが自動生成してくれます。

特徴 採用成功率85%以上と高い水準のマッチングサイト
求人を約2分で自動生成できるため、採用にかかる手間が少ない
マッチング時の
サポート
AIにより自社に適した人材がピックアップされる
サービスの
利用費用
成功報酬:無料
データベース利用:要問合せ

 

Workship(ワークシップ)

Workshipは、フリーランスのマネジメントが不安な企業におすすめのマッチングサイトです。

登録している人材の多さはもちろんですが、求人掲載からマッチング後の稼働管理までお任せできるため、フリーランス人材を複数稼働させる際も負担が軽減されます。

特徴 低コストで成約後も14日間の返金保証アリ
条件にあった人材のピックアップや稼働管理など、丁寧なサポートが特徴
マッチング時の
サポート
機械学習によるスコアリングで、ミスマッチを防止できる
サービスの
利用費用
*
サービス利用料:
・3ヵ月更新プラン:月額4万円~(税別)
・1ヵ月更新プラン:月額9.6万円~(税別)
月額報酬:時給単価×稼働時間

side bizz(サイドビズ)

新規開拓やリファラル営業を強化したい企業におすすめなのがside bizzです。

導入コストがかからず、新規開拓やリファラル営業に強い人材と出会えるため、営業力強化を目指している企業に向いています。

フリーランスへの報酬設定アドバイスの相談も可能なので、はじめて営業フリーランスに代行を依頼する企業も安心です。

特徴 新規開拓営業、リファラル営業に強い人材が多数登録しているマッチングサイト
イニシャルコストゼロで最短1週間後から、求人の掲載が可能
マッチング時の
サポート
報酬設定についての無償アドバイスを受けられる
サービスの
利用費用
要問合せ

Saleshub(セールスハブ)

新規開拓営業に特化した営業フリーランスを探すなら、Saleshubがおすすめです。

営業をかけたい企業を指定すると、決裁権者とつながりのある人材(サポーター)が紹介を支援してくれます

サポーターは業界に精通している可能性があるため、同一業界で複数の企業とつながりたい企業にもおすすめです。

特徴 新規開拓営業を効率化させたい企業向けのマッチングサイト
営業をかけたい企業につながりのあるサポーターとマッチングするため、アポイントの取得率の向上が期待できる
マッチング時の
サポート
コンシェルジュが自社のターゲット層にあったサポーターをマッチング
サービスの
利用費用
初期費用:30万円(税別)※キャンペーン価格(通常50万円
月額:7万円~(税別)
※別途紹介協力金として人材へ報酬の支払いあり

SHARES MARKET(シェアーズマーケット)

SHARES MARKETは、自社商材を紹介してくれる営業フリーランス、営業代行会社とマッチングできるサービスです。

マッチングした人材へ継続して紹介依頼もできるため、まずは成果が上がってから継続を検討したい企業におすすめ。

特徴 企業向け(toB)だけでなく、スクールやリフォームといった個人向け(toC)商材の掲載も可能
マッチング時の
サポート
商材登録代行サポートなど、紹介数アップにつながるサポートが充実
サービスの
利用費用
要問合せ

SOKUDAN(ソクダン)

気になる人材を即日見つけられる可能性が高いのがSOKUDANです。

営業フリーランスのなかでも、ミドルクラス*のスキルを持った人材が多く登録しています。

気になる人材には直接オファーが可能で、フリーワードで自社への適正が高い人材を探すことも可能です。
(*ミドルクラスとは専門領域で数年以上の経験をもつ20代後半~40代前半の人材です)

特徴 気になった人材と契約前に面談できるマッチングサイト
最短で即日面談が可能
マッチング時の
サポート
求人掲載からマッチングまで、独自のサポートが受けられる
サービスの
利用費用
要問合せ

ウルマップ for Biz

ウルマップは、最短5営業日で求人を掲載できるマッチングサイトです。

ウルマップ担当者がヒアリングシートをもとに掲載ページを作成してくれるため、求人にかかる手間が軽減されます。

特徴 全国13,000人以上の営業職フリーランスが登録しているマッチングサイト
SaaS系や携帯電話系などの求人を最短5営業日で掲載できる。
マッチング時の
サポート
メルマガやウェビナー開催など充実したサポート体制。
サービスの
利用費用
要問合せ

セルチョク

営業フリーランスも営業代行会社も、まとめて探したい企業におすすめなのがセルチョクです。

週3日だけ稼働など柔軟に稼働してくれる人材探しが可能で、案件の掲載数も制限がありません

特徴 フリーランス以外の営業代行会社にも求人を打ち出せる
自社にマッチするならフリーランスにこだわらない企業向け
マッチング時の
サポート
審査に通った実力ある営業フリーランス、営業代行会社と契約が可能
サービスの
利用費用
要問合せ

Anycrew(エニィクルー)

AnycrewはFacebookを活用して、人材のつながりを可視化できるマッチングサイトです。

信頼性の高い人材が無料でスカウトできるため、コストをかけずに営業フリーランスを探したい企業におすすめ

特徴 無料で人材がスカウトできるマッチングサイト
柔軟な働き方で募集できるため、短期間の営業代行も可能
マッチング時の
サポート
人材のマッチングから稼働までサポートしてくれる有料プランあり
サービスの
利用費用
求人やスカウトは無料
人材ピックアップなど有料プランは要問合せ

営業代行をマッチングサイトで探すメリット・デメリット

フリーランスの営業代行をマッチングサイトで探す際のメリット、デメリットについてまとめました。

マッチングサイトを選ぶ際の基準にもなるので、ここで詳しく確認しておきましょう。

営業代行をマッチングサイトで探すメリット

営業代行をマッチングサイトで探すメリットはいくつかありますが、そのなかでも特に注目したいのが次の3つです。

  • ハイスキル人材を見つけやすい
  • 相見積もりが取得しやすい
  • 条件にあった人材を探しやすい

一つずつ解説します。

ハイスキル人材を見つけやすい

マッチングサイトで営業代行を探すメリットは、営業経験豊富な人材の見つけやすさです。

営業代行として登録している人材は基本的に営業経験があり、自社の社員とは違ったスキルやノウハウを持っています。

特定の分野に特化しているフリーランスも多く、自社が強化したい営業活動を得意としている営業代行が見つかれば、即戦力としての活躍も期待できるでしょう。

相見積もりが取得しやすい

複数の人材から営業代行申し込みが受けられるマッチングサイトは、費用やマッチング条件などの相見積もりが取りやすいです。

応募してきた営業代行のスキルや経験、価格を確認しつつ、フリーランスを選定できるのはマッチングサイトならではのメリットではないでしょうか。

■相見積もりの基準にも役立つ!営業代行の費用相場を知りたい方はこちら

 

営業代行会社の費用や概要が掲載された資料を見る

 

条件にあった人材を探しやすい

マッチングサイトでは、条件で検索して自社とマッチしやすい営業代行を探せるメリットがあります。

利用するマッチングサイトによって登録されている営業代行数は異なりますが、経歴や予算、稼働可能時期などで検索できるため、効率よくフリーランスが探せます。

いくつかのマッチングサイトでは、契約前にどこまで代行できるかの相談も可能なので、ミスマッチが起きにくいのもメリットでしょう。

営業代行をマッチングサイトで探すデメリット

営業代行をマッチングサイトで探すデメリットは、次の3つです。

  • 必ずマッチングできるわけではない
  • 仕事量に限界がある
  • 情報漏えいなどのリスクがある

マッチングサイトを有効活用するためにも、一つずつ確認しておきましょう。

必ずマッチングできるわけではない

希望の条件に合う人材が見つかっても、費用面や営業代行のリソースによっては、必ずマッチングできるわけではありません

営業代行を依頼したい時期に合わせてマッチングさせるなら、ある程度広く条件を決めて募集をかけておいたほうが良い人材と出会えるでしょう。

反対に、必要以上の応募があった場合は、より自社にマッチしそうなフリーランスをスクリーニングする必要があります。

マッチングサイトを利用しても、採用の手間が完全になくなるわけではないので注意しましょう。

発注できる仕事量に限界がある

営業代行会社とは異なり、営業代行のフリーランスは個人で活動しているため、依頼できる仕事量には限界があります

優秀な人材であれば、ほかの企業からも依頼を受けているケースが多く、自社の案件を受けてもらえない可能性もあるでしょう。

今後も長く営業代行を依頼したいフリーランスが見つかったら、他社よりも好条件で継続発注できないか検討しておくのをおすすめします。

情報漏えいなどのリスクがある

営業代行をしてくれるフリーランスは外部の人材のため、情報漏えいのリスクはなくなりません。

自社の機密情報を守るためにも、マッチングサイトで契約する際はNDAの締結など、トラブルを防止する対策をとっておきましょう。

■営業代行でのトラブルを避けるポイントとは?

営業代行選びで失敗しないためのポイント

最後に営業代行選びで失敗しないための大事な3つのポイントを紹介します。

実績

営業代行を選ぶうえで特に重要なのが、アポ獲得率や商談成功率、社歴などの実績です。

自社の顔として営業してもらうため、一定以上のコミュニケーション力や提案力などのスキルだけでなく、具体的な実績も重要になります。

特にどの分野で営業活動してきたかは依頼後の成果に関わるため、必ず確認しておきましょう。

料金

営業代行には3つの報酬体系があり、フリーランスが独自で料金設定しているため、相場とかけ離れた料金でないか確認する必要があります。

一般的に営業代行を依頼する際は、任せたい業務内容によって見積もりの取得が必要です。

見積もりを取得する際は、報酬形態とともに、見積もり以外に料金が発生しないかも確認しておきましょう。

依頼できる代行内容

営業代行に依頼する際は、自社商材に適した営業方法やスキルはなにが必要なのか、棚卸ししておく必要があります。

自社商材に最適な営業手法やスキルがはっきりしていれば、多数のフリーランスからでも人材を絞り込みやすくなります。

契約段階では、自社が抱えている課題と求める成果を明示したうえで、どこまで営業活動を代行してもらえるのか詳細に確認しておくと将来的なトラブルも防止できるでしょう。

■営業代行の失敗しない選び方を知りたい方はこちら!

まとめ

フリーランスの営業代行は、営業代行よりも柔軟な働き方、代行内容に対応してもらえるのが魅力です。

自社の営業リソースが足りない、弱点を補う優秀な人材と直接契約したい場合は、フリーランスの営業代行を検討してみましょう。

自社にあったフリーランスの営業代行を探すには、ビジネスマッチングサイトで条件検索するのが効率的です。

求人登録しておけば、専任のコンシェルジュやサポートから自社に適した人材の紹介が受けられる可能性もあります。

ハイスキルな人材をお探しの場合は、ぜひ今回ご紹介しているマッチングサイトを利用してみてくださいね。

画像出典元:写真AC

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