エクセルで契約書管理をする方法とは?作成手順や注意点を解説

エクセルで契約書管理をする方法とは?作成手順や注意点を解説

記事更新日: 2025/03/25

執筆: 川崎かおり

エクセルでの契約書管理は使い慣れている社員も多いため、現場への導入から運用までをスムーズに実行できます。

本記事では、エクセルで契約書管理を行う方法やメリット・手順、さらにはすぐに使えるテンプレートをまとめました

エクセルでの契約書管理が適さない企業にはエクセル以外の方法も紹介しているので、非効率な契約書管理が負担になっている担当者はぜひチェックしてみてください。

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このページの目次

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「契約書管理台帳」とは?

契約書管理台帳とは、契約書の検索性・一覧性を確保するための台帳です。

台帳には企業が取り交わした契約書の重要な内容がまとめられており、契約書を取り出さなくても必要な情報を確認できるよう作成されています。

きちんと整理・管理された契約書管理台帳があれば、契約に関する業務がスムーズになり、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

契約書管理台帳の重要性

契約書管理台帳によって契約書の内容をすぐに確認できるようにしておくことは、取引先との紛争防止・社会的信頼喪失の抑止につながります。

万が一、契約書の紛失・確認漏れ・対応ミスなどが発生した場合、企業には以下のようなリスクが想定されます。

  • 契約条件の不履行や違約金の発生による損害賠償リスク
  • 機密情報や個人情報の漏えいリスク
  • 取引先や顧客からの信頼が低下するリスク
  • 相手の業務不履行に対し強制力を発揮できないリスク
  • 法令違反リスク

そもそも契約書は、取引における当事者間の合意内容を明文化した、法的拘束力を持つ文書です。

法律によって適切な保存が義務付けられており、法令遵守の観点からも契約書管理台帳を作成して適切に管理する必要があります

なお、契約書の保存期間は、会社法では「10年間」、法人税法では「7年間」です。

参考:会社法(平成十七年法律第八十六号)第四百三十二条|e-Gov 法令検索
参考:No.5930 帳簿書類等の保存期間|国税庁

エクセルで契約書を管理する方法

エクセルを活用すれば、簡単に契約書管理台帳の運用ができます。

エクセルで契約書管理台帳を作成するステップは、以下の通りです。

  1. 契約管理に必要な項目を決定する
  2. 決定した項目をヘッダー行に入力する
  3. 契約書ごとに必要な項目を入力する
  4. ヘッダー行にフィルタを設定し、検索性を向上させる
  5. 日付や金額のセルについて、適切なデータ形式を設定する
  6. パスワード保護やアクセス制限を設定する

また、以下のポイントに注意すると、エクセルでの契約書の管理・活用がスムーズになります。

  • 「条件付き書式」機能で契約期限が迫っている契約書をリマインドする
  • 日付や金額のセルは、「yyyy/mm/dd 形式」「円マーク」「カンマ区切り」などに設定する
  • 作成した契約書管理台帳をテンプレートとして保存しておく

特定の条件に合致するセルの背景色を自動で変えられる「条件付き書式」を設定すれば、終了・更新が近づいている契約書の見落としを抑制できます。

また、作成した契約書管理台帳をテンプレートとして保存しておくと、新しい契約書管理台帳を作成する際の手間が省けます。

契約書管理をエクセルで行うメリット

ここでは、契約書管理にエクセルを使う主なメリットを5つご紹介します。

  • 必要な項目を迅速に検索できる
  • 契約更新のタイミングを確認できる
  • カスタマイズが可能
  • 低コストで導入できる
  • 業務効率化が図れる

必要な項目を迅速に検索できる

エクセルにはフィルタリング機能があり、特定の条件に基づく検索が可能です。

項目にフィルターを設定しておけば、契約相手や契約期限・契約種類などの情報をスムーズに絞り込めます。

契約更新のタイミングを確認できる

エクセルでは、シート上で契約の締結日、有効期限、更新日などの重要な情報を一覧化できます。

フィルター機能を使えば有効期限別に契約書を抜き出せるので、契約更新時期の確認が容易な点もメリットです。

契約更新業務の抜け漏れ対策をより強化したい場合は、「条件付き書式」機能によって視覚的なアラートを設定できます。

カスタマイズが可能

エクセルで契約管理台帳を作成する場合、決まったフォーマットはありません。

自社の業務に合わせて必要な項目を設定できるので、契約書情報の入力や契約書の検索が容易になります。

低コストで導入できる

すでにエクセルを導入している企業なら、追加のコストは不要で契約書管理を始められます。

また、エクセルは多くの従業員が日常的に使用しているため、特別なトレーニングも必要ありません。

研修や教育にかかるコストを抑えられるのも、エクセルを利用するメリットといえます。

業務効率化が図れる

契約書の情報がエクセル上で一元管理されれば、担当者は必要な情報へのアクセスが容易になります。

さらにMicrosoft社が提供するクラウドベースサービスを利用すれば、エクセルで作った契約書管理台帳を複数の社員で共有することも可能です。

異なる部署間での情報共有がスムーズになれば、契約書管理の業務負担が減り、全社的な生産性の向上につながります。

契約書管理をエクセルで行うデメリット

エクセルは便利なツールですが、機能に不足を感じるケースもあります。

エクセルで契約書管理を行う際の主なデメリットを見ていきましょう。

  • 業務が属人化する可能性がある
  • アラート機能がない
  • セキュリティの脆弱性
  • データ量により処理速度が落ちる

業務が属人化する可能性がある

エクセルはカスタマイズ性に優れており、作成者が項目や仕様・機能を自由に変更できます。

しかし、作成者が自分の使いやすさを重視して台帳を作成すると、第三者には分かりづらい仕様になり、管理の質が低下する恐れがあります。

また、ほかの社員が必要な情報にアクセスしにくくなることで、特定の担当者に依存してしまい、契約書管理が滞る可能性も出てきます。

アラート機能がない

エクセルで利用できるアラート機能は、「条件付き書式を使う」「数式を使う」などが一般的です。

しかし、視覚的なアラートだけでは契約終了日や契約更新日を見逃す恐れがあります。

重要な情報をメール通知などでアラートしたい場合は、Microsoft Power Automateなどの外部ツールとの連携や、VBA(Visual Basic for Applications)の活用が必要です。

セキュリティの脆弱性

エクセルには、以下のようなセキュリティの脆弱性があります。

  • 権限のないユーザーに共有されるリスク
  • ヒューマンエラーによる情報漏えい
  • データ改ざんのリスク

エクセルは、複雑な権限設定やユーザー管理には対応していないため、意図しない情報漏えいが発生しやすくなります。

また、エクセルの契約書管理では、複数の担当者が手入力でデータを管理するため、誤って重要な契約情報を削除したり、書き換えてしまったりするリスクがあります。

さらに、自動バックアップや変更履歴の管理機能が十分でないため、復元に手間と時間がかかることも少なくありません。

データ量により処理速度が落ちる

エクセルは、大量のデータ処理には不向きです。

契約書管理台帳のデータ量が増えると、処理速度が遅くなる傾向があります。

管理する契約書数が少ない場合でも、条件付き書式や関数・数式を多用すると、操作性や処理速度の低下は避けられません。

その結果、契約書の検索や集計、分析業務にかかる時間が長くなり、担当者の業務効率が低下してしまいます。

エクセルで契約書管理を行う手順

エクセルを使用して効率的に契約書管理を行うには、ルールや入力方法を明確にしておきましょう。

エクセルで契約書管理を行う手順は、以下の7ステップです。

  1. 契約書管理の責任者を選定する
  2. 管理する契約書を決める
  3. 契約書管理台帳の項目をエクセルで作成する
  4. 契約書管理台帳の入力を行う
  5. 契約書管理台帳の管理ルール・入力ルールを設定・周知する
  6. 運用を開始する
  7. 定期的に点検・見直しを行う

1. 契約書管理の責任者を選定する

契約書管理業務には、複数の部署・部門が関わります。

まずは契約書管理全般の責任者を選定し、適切な管理体制を構築しましょう

契約書管理責任者の業務は、契約書の作成から保存・更新・廃棄までの管理・監督です。

契約書管理における全てのプロセスが適切に管理されることで、入力漏れや更新手続きの対応漏れ・誤った廃棄によるトラブル・法令違反などのリスクを低減できます。

2. 管理する契約書項目を決める

契約書の種類は多岐にわたるため、事業形態や企業規模によっては契約書の一元管理が難しいかもしれません。

契約書の重要度や優先度を精査し、管理対象とする契約書を決めてください

例えば以下のような契約書は、契約書管理台帳を作成して優先的な管理が必要です。

  • 法的な保存義務が定められている契約書(売買契約書・業務委託契約書など)
  • 企業の収益やコストに直接影響を与える契約書(販売契約書・開発契約書など)
  • 頻繁な更新が必要な契約書
  • 複雑な内容を含む契約書

3. 契約書管理台帳の項目をエクセルで作成する

契約書管理を行うために必要な項目を決め、エクセルで契約書管理台帳を作成します

契約書名、契約相手、契約締結日などの管理したい情報を洗い出し、エクセルシートの1行目に列の見出しとして入力しましょう。

視認性を確保したい場合は、罫線を整えたりセルの色を変えたりするのがおすすめです。

なお、インターネット上には、無料で使えるエクセル版の契約書管理台帳テンプレートがさまざま公開されています。

作成の手間をかけたくない場合は、テンプレートを活用するのも一つの方法です。

契約書管理台帳の入力を行う

管理対象となる契約書の情報を、項目にしたがって入力していきましょう

契約書の入力処理をそれぞれの担当部門に一任する場合は、入力例があると入力ミスを防げます。

契約書管理台帳の管理ルール・入力ルールを設定・周知する

契約書管理台帳について、「どのタイミングで」「誰が」「どのように入力するのか」を明確にしましょう

アクセス権の設定についても明確にし、情報漏えいリスクを抑制することが大切です。

また、担当者が独自の基準で情報を入力すると、フィルタリングやソートが難しくなります。

データ入力の際は、「yyyy/mm/dd 形式」「円マーク」「カンマ区切り」で入力するなどの具体的なルールを設けましょう。

運用を開始する

契約書管理台帳の使用方法やルールを周知したら、各部門・部署の担当者に入力してもらいます

運用開始直後は、契約書管理についてのトラブルや質問が頻発するかもしれません。

現場の状況に合わせ、エクセルの仕様や運用ルールを改善してください。

定期的に点検・見直しを行う

契約書管理業務は、常に同じフロー・内容で進むとは限りません。

市場の変化や法改正により、常に新しいニーズが発生する可能性があります。

作成した契約書管理台帳は定期的に点検し、現状に合わせて最適化することが重要です

また、契約書管理台帳を点検するときは、以下のポイントをチェックしてください。

  • 最新の契約内容が反映されているか
  • 契約期間の更新が適切に行われているか
  • 契約相手の情報が正確であるか
  • 必要な情報が抜け漏れなく網羅されているか
  • 不要な項目はないか

ミーティングやレビューで定期的に担当者の声を集めれば、契約書管理台帳の運用品質が向上するはずです。

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【テンプレートあり】エクセルの契約書管理台帳に記載すべき項目

契約書管理台帳の項目は、自社のニーズに合わせて設定できます。

契約書管理に必要な基本項目を押さえつつ、必要な項目をプラスしましょう。

ここでは、エクセルで契約書管理台帳を作成するとき、必要な項目をご紹介します。

基本的な項目

  • 契約番号:契約書を一意に識別するための番号
  • 契約名:契約の名称や種類
  • 契約相手:契約の相手先の名称、住所、連絡先
  • 契約締結日:契約が締結された日付
  • 契約期間:契約の開始日と終了日
  • 取引金額:契約に関わる金額
  • 支払条件:支払方法や支払日など
  • 更新条件:契約の更新に関する情報、自動更新の有無
  • 担当部署/担当者:契約を管理する担当者や部署の情報
  • 保管場所:契約書の保管場所(電子データの場合はファイルパス)
  • 契約内容:契約の目的や主要な条件の概要

契約年月日、契約金額、契約相手は必ず管理項目に含めておきましょう。

国税関係に関わる契約書は、電子帳簿保存法で定められた検索性要件を満たす必要があります

参考:電子帳簿保存法 電子取引データの保存方法をご確認ください

テンプレートをダウンロード

必要に応じて追加する項目例

業界によって、管理が必要な項目は異なります

例えば以下の業界の企業では、管理項目の追加を検討しましょう。

  • IT業界:ライセンス数、サポート期間、SLA(Service Level Agreement)の詳細
  • 不動産業界:物件情報、賃貸条件、修繕履歴
  • 金融業:コンプライアンス要件、担保条件、金利条件
  • 製造業:品質保証条項、納期条件、原材料の調達先

2018年の著作権法改正により、著作権侵害に対する罰則が強化されました。

例えば、IT企業ではソフトウェアのライセンス管理をより厳格に行う必要があり、契約書管理ではより細かい項目の設定がおすすめです。

不動産業界では、2020年の民法改正で賃貸借契約に関する規定が変更されたため、新旧の契約条件を適切に管理することが重要です。

このほか金融業や製造業は、契約時の条件を明確に管理することが契約トラブルの抑止につながります。

エクセルで契約書を管理する際の注意点

エクセルで契約書を管理するときは、管理項目の設定や管理方法を自社の業務フローに最適化することが重要です。

エクセルでの契約書管理について、注意すべき4つのポイントをご紹介します。

  • 管理項目は必要最小限に
  • 一元管理を徹底する
  • 定期的に契約書の期限を確認する
  • セキュリティ対策を講じる

管理項目は必要最小限に

契約書管理台帳の管理項目が多すぎると、データ入力や更新作業の負担が大きくなります

過剰な項目設定が業務効率の低下・ヒューマンエラーの増加につながらないよう、管理項目を精査・最適化しましょう。

このほか管理項目を最小限に絞ることで、以下のようなメリットもあります。

  • 視認性の改善:必要な情報をスムーズに確認できる
  • 柔軟性の確保:業務の変化や新たなニーズに応じて台帳を改善しやすくなる
  • セキュリティリスクの低減:契約書の開示情報を最小限に押さえられる

一元管理を徹底する

契約書が部門や部署ごとに分散していると、業務の属人化や契約書の紛失リスクが高まります

特に、契約の更新期限や重要な条件の見落としは、取引先との信頼関係に悪影響を及ぼし、法的トラブルに発展する場合もあります。

契約書を一元管理することで、契約書の検索や閲覧がスムーズになり、必要な情報にすぐアクセスできるようになれば、更新期限の管理がしやすくなり、契約書の紛失リスクを低減することが可能です。

定期的に契約書の期限を確認する

契約に合わせた対応ができるよう、契約書管理台帳で契約書の期限を定期的に確認してください

契約書には、自動更新されるもの・期限がくると失効するものがあります。

また、契約書は会社法や法人税法などの法律によって保存期間が定められています。

期間内の紛失・廃棄が起こらないよう、各契約書の保存期間をチェックしましょう。

セキュリティ対策を講じる

エクセルで契約書を管理するときは、アクセス権限の設定を行いましょう

契約書には、機密性の高い情報が含まれています。

情報漏えいのリスクを低減するなら、契約書管理台帳の閲覧・編集を特定の社員に限定することが重要です。

また、エクセルでの契約書管理は、データ消失・破損のリスクがあります。

ファイルの破損や消失に備え、クラウドストレージや外部のドライブにバックアップを取っておくことも必須です。

エクセルでの契約書管理が適さないケース

エクセルでの契約書管理は簡易的なものであり、機密性の高い契約書・大量の契約書管理には不向きです。

エクセルでの契約書管理をおすすめできない4つのケースをご紹介します。

  • 契約書の種類や量が多岐に渡る場合
  • 高いセキュリティレベルが必要な場合
  • 複数人で同時に作業する場合
  • 契約書の管理ログが必要な場合

契約書の種類や量が多岐に渡る場合

契約書の種類や量が多岐にわたる場合、以下のリスクがあります。

  • 入力ミスにより誤った情報が記録される
  • 検索性の低下により、契約内容の確認や分析に時間がかかる
  • 処理速度の低下により、入力や更新に時間がかかる
  • バージョン管理の複雑化により、最新情報を把握できなくなる
  • 同時編集の制限により、作業効率が低下する

エクセルは、基本的に小規模なデータセットに適したソフトです。

大量の契約書情報や複雑な関係を管理するには、限界があります。

高いセキュリティレベルが必要な場合

エクセルでの契約書管理台帳は、以下のようなセキュリティの課題があります。

  • ユーザーごとにアクセス権限を細かく設定できない
  • 暗号化機能のレベルが低い
  • 監査ログや変更履歴を完全に追跡するのが難しい
  • パスワードの安全性が低い

機密性の高い契約書を扱う場合は、高度なデータの暗号化、アクセス制御、バージョン管理などを備えた契約書管理専用のツールがおすすめです。

複数人で同時に作業する場合

複数のユーザーが同時にエクセルファイルを編集する場合、リアルタイムでの同期は困難です。

変更が適切に反映されず、契約書データの整合性が失われる恐れがあります。

また、エクセルはバージョン管理が難しく、複数人が同じファイルを編集すると「どれが最新バージョンなのか」の把握も困難です。

古いバージョンで更新が繰り返された場合、契約書管理台帳の正確性が損なわれます。

契約書の管理ログが必要な場合

エクセルは基本的な変更履歴機能を備えているものの、「誰が」「いつ」「何を変更したか」という詳細なログまでは確認できません

手動操作が多いことから変更履歴の正確な記録も難しく、ログの正確性と一貫性を確保するのが困難です。

管理ログの信頼性が低いと、契約内容に関する問題が発生した際に証拠を探すのが難しくなります。

不正操作や法令違反のリスクを最小限に抑えたい企業には、エクセルによる契約書管理はおすすめできません。

エクセル以外で契約書を管理する方法

エクセル以外で契約書を管理する方法として、「契約書管理システムを利用する」「電子契約を導入する」の2つがあります。

それぞれについて、詳しくご紹介します。

契約書管理システムを利用する

契約書管理システムとは、契約書管理に関わる業務を自動化できるシステムです。

契約書管理システムには、主に以下のような機能があります。

  • 契約書管理台帳の作成
  • 検索機能
  • 契約期限の管理
  • アクセス権管理
  • バージョン管理
  • 自動アラート機能
  • 契約書の一元管理機能
  • ワークフローの自動化機能
  • セキュリティ機能 など

契約書管理システムはエクセルよりも高度な機能が搭載されており、契約書のライフサイクル全体を包括的に管理できます。

契約書管理業務のセキュリティ、効率、透明性を高いレベルで維持したい企業におすすめです。

電子契約を導入する

電子契約とは、契約書の作成から締結までのプロセスをデジタル化することです。

紙の契約書に代わって電子的に契約を作成、署名、保存することで、契約書の管理が容易になります。

紙の契約書から電子契約に移行したい企業は、電子契約システムを導入しましょう。

電子署名法や電子帳簿保存法などの法的要件に基づいた契約書管理を実現でき、契約書の法的効力を確保しやすくなります。

 

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まとめ

エクセルで作成した契約書管理台帳には、低コストで導入できる、カスタマイズ性が高いなどのメリットがあります。

ただし、セキュリティ対策がしにくかったり、契約更新の作業が煩雑になったりするリスクもあり、全ての企業に適した管理方法とはいえません。

契約書は企業活動の基盤となる重要な書類であり、企業コンプライアンスにおいても不可欠な要素です。

エクセルでの契約書管理に不安がある場合は、より高度な契約書管理を実現できる契約書管理システムや電子契約の導入を検討しましょう

画像出典元:O-DAN

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