複数ユーザーの同時編集が可能で、誰もが分かりやすく書き込みができる情報共有ツールです。ページ同士がリンクでつながることで情報が自動で整理され、ドキュメントが増えても管理に悩むことなく快適に使用できます。
複数ユーザーの同時編集が可能で、誰もが分かりやすく書き込みができる情報共有ツールです。ページ同士がリンクでつながることで情報が自動で整理され、ドキュメントが増えても管理に悩むことなく快適に使用できます。
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このページの目次
「Scrapbox」は、文章の作成や編集が複数人で同時に行えます。情報は自動でクラウド上に保存され、閲覧も即刻可能なので、情報共有のスピードが格段にアップします。
例えば、会議の議事録を「Scrapbox」のページに残す場合、複数人が同時にページに書き込むことができるので、大事な情報をもらすことなく記録でき、リアルタイムで情報の共有や修正が可能になります。
その他にも、複数のユーザーで1つのページに書き込みながら議論を行うといった活用も可能です。
チャットのように情報が流れることがなく、議論の過程が分かりやすく可視化できるため、意思決定までスムーズに進めることができます。
「Scrapbox」は、書式をそろえるためのルールである記法が簡単で、誰もがルールに則って分かりやすく記述できるように工夫されています。
情報共有ツールの中には、ITエンジニアが使用するような記法を採用しているものがあります。いろんな表現ができる反面、書き方を覚える必要があるので、ITツールに苦手意識のある社員は、使わなくなってしまう可能性があります。
せっかくツールを取り入れても、一部の社員だけが活用している状態では、情報共有は定着しません。
対して「Scrapbox」の記法は、基本的に角カッコ(単語を[ ]で囲む)を用いたものとなっており、簡単なのですぐに慣れることができます。
この角カッコの記法さえ覚えておけば、文章の編集ができるので、社員全員で情報の共有が可能になります。
「Scrapbox」は内部リンクでページが相互につながることによって、情報を構造化しています。
フォルダなどによる階層型の管理方法とは違い、自動で情報の分類や整理を行ってくれるので、管理に気を遣う必要はありません。
「Scrapbox」はユーザーがリンクを作成すると、自動で関連するページ同士を結びつけて、情報を整理してくれます。リンクの作成方法は非常に簡単で、テキストを角カッコで囲うだけです。
リンク先のページには、リンク元や関連情報ページが表示されており、気になることや知りたい情報を移動して調べることができます。
フォルダのような階層で情報を分類する場合、情報量が増えれば増えるほど、管理が難しくなります。また、階層が多くなると情報は埋もれていき、知りたい情報が探しにくくなります。
その点、「Scrapbox」は情報の整理に頭を悩ませることはなく、必要な情報も探しやすいので、社内wikiなどナレッジ蓄積にふさわしいツールといえるでしょう。
企画を進めるうえで悩みをもっている若手が、「Scrapbox」で似たような議題のミーティング議事録を検索して探し出し、自分で問題をクリアするといったことが可能になりました。以前から議事録を取る文化はあったのですが、見つけにくかったのです。「Scrapbox」のおかげで参加すべきミーティングが激減しましたね。
*「Scrapbox」公式HP参照
この記事では「Scrapbox」の特徴・評判・料金を解説しました。
複数ユーザーで共同編集できる「Scrapbox」は、社内の情報やナレッジの共有に課題や問題を抱えている企業にふさわしいツールです。
独自の記法により、社員全員誰もが使えるので、仕事の属人化を防ぎ、ノウハウを共有できます。
また「Scrapbox」は、ページ上でディスカッションを行うのにも向いているので、リアルなミーティングにかける時間を削減したい企業にもおすすめです。
画像出典元:「Scrapbox」公式HP
いずれのプランも容量・人数共に無制限で使用できます。公開プロジェクトと、個人・非営利で利用の場合は無料です。
ビジネス利用は、月額1ユーザー1,000円です。100ページまで使用でき、メンバーを10名追加するごとに無料枠が100ページ増加します(上限300ページ)。
オンプレ・セミオンプレでサービスを提供しているエンタープライズ版は、お問い合わせをする必要があります。
最近では、エンジニアが自分の作業メモや調べたものをどんどん追加してくれるようになっています。いままで暗黙知になっていた技術的な情報などが明文化され、自然と社内で共有されるようになりました。