新人教育、配置換えに伴う新規メンバーへの教育などに備え「マニュアル」をきちんと整備することは大幅な業務効率化につながります。
しかし、そもそもマニュアルが無かったり、昔作成した紙ベースのマニュアルは長年更新しておらず現状に合っていないなど、十分活用できていないケースが多いのではないでしょうか。
そんなときに検討したいのが、動画や電子媒体でのマニュアル作成・管理ができる動画マニュアル作成ソフトです!
今回は世間に数多く展開されている動画マニュアル作成ソフトの中から、おすすめの9選をご紹介します!
選び方も合わせて解説するので、比較検討の参考にしてください。
おすすめサービスの比較を無料で!
ダウンロード時にご登録された個人情報は資料ダウンロードボタンが表示されているサービス運営会社(その連携会社)に提供されます。
このページの目次
動画マニュアル作成ソフトとは、電子化したマニュアル作成に必要なツールや手順をサポートしてくれるサービスです。
具体的には、以下のような作業が実現できます。
マニュアル作成の工数や時間が短縮できるので担当者の負担を減らしつつも、より効果的な教育・指導が行えるようになります。
tebiki(テビキ)は、誰でも簡単に動画マニュアルが作れ、スタッフの習得度合いを管理できる動画マニュアル作成システム。
製造業・サービス業・IT企業や会計事務所まで、幅広い業種・業界で実績があるのも特徴です。
動画マニュアルは扱えるファイルの種類が多く、また操作性の高さが評判。初心者でも直感的に操作できます。
自動字幕機能や100ヶ国以上の自動翻訳機能も搭載しています。
・直感的に操作できる動画マニュアル作成機能
シーンカット、静止などもかんたんに編集できる
・習熟度をクラウドで管理
誰がマニュアルをみたか、できるようになったかをレポートで管理
・100ヶ国語以上に対応
ボタン1つでマニュアルを自動翻訳
無料トライアルがあります。詳細は資料をご参照ください。
Teachme Bizは、認知度も非常に高い王道のマニュアル作成ツール。小売・飲食・宿泊・製造・ITなど幅広い業種で使われています。
スマホやタブレットで動画の撮影から編集、マニュアル作成までを完結することが可能。感覚的な操作でマニュアルを作成できる点が大きな魅力です。
また、マニュアルの作成だけでなく浸透や改善までサポートする機能も。
機能性の高さの代わりに料金は月額5万〜30万円とやや高めにはなっています。
・マニュアル作成機能
感覚的な操作で、かんたんにマニュアルをスピーディーに作成
・マニュアル承認機能
マニュアルの公開・更新時の承認フローの設定をして、品質維持を図れる
・トレーニング機能
新人教育のコース作成・配信ができる
初期導入にかかる費用はいずれも50万円で、編集アカウントと閲覧アカウントの数で月額(5万円〜30万円)が変動します。
どのプランでも閲覧回数・マニュアル作成の回数が無制限で利用できます。
詳細は資料をご参照ください。
画像出典元:「はたらきかたマニュアル」公式HP
マニュアルの調査・作成委託・クラウド編集・配信という4つのサービスから成る業務マニュアルの総合サービスです。
全ての機能を利用することはもちろん、必要なものだけを個別に契約することも可能なので、自社の課題に合わせたオーダーができる使い勝手のよいサービスです。
ドラッグ&ドロップで編集できるマニュアルエディターを搭載。もちろん動画にも対応しています。
多言語化・リライトにも対応。マニュアルの電子化や現場とのミスマッチに悩んでいる会社にうってつけです。
調査、分析サービス
ワークフローを調査・分析し、マニュアルを精査
・マニュアル作成
HTML化・多言語化・構成設計もお任せ可能
・マニュアル作成エディター
クラウド上でマニュアルを作成できるツール
スタンダードプランは月50,000円。10ユーザー・5ブック 作成・10GBストレージの範囲で使用可能です。
12か月契約で月払いとなるため、1年間継続して使用する必要があります。
無料トライアルで使用感を確かめてから、自社に合うかどうか判断すると良いでしょう。
料金詳細は資料をご参照ください。
<起業ログでの資料請求で無料トライアルができる!>
起業ログからの資料ダウンロードで特別に1ヶ月間の無料トライアルが可能に!
無料期間延長をご希望の場合は、備考欄に「1ヶ月間の無料トライアル希望」とご記入をお願いします。
※無料トライアル期間は本来14日間です。
画像出典元:「iTutor」公式HP
iTutor(アイチューター)は、高品質なマニュアルを「取込・編集・出力」の簡単3ステップで作成できるツール。
PC操作を録画してマニュアル動画化することもできるので、PCでの作業のマニュアル化を考えている企業には特におすすめです。
パソコンに入力した文字を自動音声として動画に利用できるという機能も備えています。
・スピーディーな取込
キャプチャーツールの利用で、動画も含む既存のコンテンツを有効に、かつスピーディーに取り込むことができる
・便利な編集ツール
取り込み後のキャプチャーは、操作手順等が自動でコメント化され、編集ツールで自由に加工・編集が可能
・あらゆる用途へ出力
ドキュメント形式、ムービー形式、HTML形式への書き出しが可能
ソフトをダウンロードする必要があります。
ダウンロード時のライセンス費用と、次年度以降のサポート費用がかかります。
ライセンス費用は25万円〜、サポート費用は37,500円〜/年。
Clip Line(クリップライン)は、文字や紙ベースのマニュアルから、動画やデジタル媒体でのマニュアル配信への切替を希望する会社に適しています。
業務改善・売上向上を実現させるためのお役立ちサービスが売りで、飲食店、百貨店などのサービス業を中心に豊富な導入実績を持ちます。
分かりやすい動画制作のノウハウも揃えているため、初めて動画マニュアルを導入する会社でも安心して使用できます。
COCOMITEは「わかりやすさ」が特徴のオンラインマニュアル作成・運用システムです。
かんたんに画像や動画を含んだマニュアルの作成ができるほか、フォルダでの管理、リンク共有機能などを備えています。
小規模企業向けのエントリープラン(2.2万円/月)と、中規模以上に対応するスタンダードプラン(6万円/月)があります。
どちらも初期費用65,000円がかかります。
画像出典元:「Shouin」公式HP
「Shouin」は、動画マニュアル、スキル評価、トレーニング状況分析など人材育成を中心とした3機能を柱としたサービスです。
スタッフ個人のスマホから利用できるマニュアルの作成、スタッフへの評価が容易になるチェックリストの活用、企業として人材育成の課題を把握・活用など、マニュアル作成だけに留まらず、企業全体の底上げを狙いたい企業におすすめのサービスと言えるでしょう。
・スタッフが使いやすく学びやすいマニュアルの作成サポート
・管理職が教育の浸透度を管理しやすい仕組みの提供
・企業として人材育成の評価と課題を把握するシステムのサポート
基本機能+オプション機能で構成
画像出典元:「TEんDO」公式HP
「TEんDO」は、マニュアル自動作成ソフトをクラウドで利用できるサービスです。
図やテキストはもちろん、動画も活用した判りやすいマニュアルを作成することが可能です。
作成したマニュアルはクラウドで管理され、従業員がどこからでもアクセスできる使い勝手の良さも魅力です。
全国で2,200社の導入実績が「TEんDO」への信頼を物語っています。
・自動で画面保存やエフェクトなどの作成サポート機能
・作成したマニュアルのWord、Excelなどへの出力機能
・クラウド上でどこでもアクセス可能
日本語ライセンス:68,000円 / 月
その他、日本語音声合成などのオプションがあります。
画像出典元:「STORM V」公式HP
「STORM V」は、スライド+音声合成によるプレゼン型コンテンツの作成に強いサービスです。
使い慣れているPowerPointから作成でき、テキストを変更すれば音声も自動変更されるなど、修正も簡単なシステムを提供しています。
マニュアルはURL指定で参照できるので、顧客への公開にも便利。
複数コンテンツを本棚型に整理して掲載できるため、数多くのマニュアルの中から検索も容易です。
・合成音声ナレーションを自動生成
・キャプチャツールで画面操作を簡単録画
・PC/スマホからなど、最適なレイアウトで閲覧可能
・バリュープラン:3,500円/ 月
・レギュラープラン:3,500円/ 月
・エキスパートプラン:12,000円/ 月
他「1ヵ月使い放題」「年間定額」「パッケージ販売」でのライセンス提供も可能です。
マニュアル作成時には実際、どのような手順で作成を進めるのかを確認しておきましょう。
アプローチ手段は動画マニュアル作成ソフトによってまちまちです。
例えば、下記のような手段があります。
マニュアルが全くない状態から作成するのか、紙媒体を電子化または、既にある電子化されたマニュアルを、活用して内容を更新するのか、など企業によって現状もまちまちです。
マニュアル作成の作成工数を削減するために動画マニュアル作成ソフトを導入するのでしたら、現状に合ったサービスを選ぶことが大事です。
サービスによっては無料で利用できる期間を設けているものもありますので、どの程度活用できるかを事前に確認しておきましょう。
せっかくマニュアルを作成するのですから、日本語だけではなく外国人のためのマニュアルとしても活用したいと思うケースがあるかと思います。
まずは、日本語以外に対応しているかを確認するのはもちろんですが、対応範囲が全ページに及ぶのか、一部のパーツのみになるのかも重要な確認ポイントです。
また文章が多国語対応されていなくても、動画への対応は字幕で対応したり自動音声を付け加えてくれたりするサービスもあります。
効果が見える部分のみ多国語対応するという選択も考えられるので、企業としてどこまで多国語対応が必要かを検討してください。
作成したマニュアルは、動画マニュアル作成ソフトが管理するクラウド上で一括管理されます。
そのため、以下のポイントを確認しておくと良いでしょう。
マニュアルは、数年~数十年の保管と活用が見込まれる貴重なデータです。
サービス運営会社がそれだけ長い期間信用できる体制を整えているのかも、チェックしておきましょう。
動画マニュアル作成ソフトには大きく3つのメリットがあります。
万人に判りやすいマニュアルを作成するのは想像以上に難しく、レイアウトや説明文章の推敲など、手間暇がかかるものです。
動画マニュアル作成ソフトを利用することで、文書の構成や説明ポイントなどがまとめやすく、動画を活用することで紙のマニュアルよりも直観的に理解できる資料が作成できます。
また1度作成したマニュアルは、常に新しい状態を保持していないと有効活用することができなくなってしまいますが、1度電子化してしまえば修正は容易なので、常に最新の状態でマニュアルを維持することができるようになります。
動画マニュアル作成ソフトで作成されたマニュアルは、クラウドにて管理されます。
そのため社内のPCからはもちろん、セキュリティが万全であれば個人のスマホやPCからでもマニュアルを参照することができます。
そのため常に複数の目でマニュアルが閲覧されるようになり、実情に合っていない部分に気づき修正する頻度が多くなることで、常に最新の状態のマニュアルが維持できます。
また従業員も必要な時に必要な個所をマニュアルで都度確認することでミスを減らし、作業効率を上げることができるようになります。
企業としては、せっかくの人材を効率的に育成したいところです。
そのためのマニュアル作成工数を無駄にしないためにも、いかに効果的なマニュアルを作り活用していけるかは重要です。
動画マニュアル作成ソフトを活用することで効果的なマニュアル作成が行え、しかもそのための費用や工数は自社で1から作成するよりも抑えることができます。
一方で、動画マニュアル作成ソフトを導入するデメリットもいくつかあります。
動画での説明があると文章で読むよりも直観的に内容が判りやすいため、是非動画を取り入れたマニュアルを作成したいところです。
しかし、動画自体は自分で用意する必要があります。
サイト上で見ることができれば良いため専門的な知識や設備は必要ありませんが、せっかく撮影するなら手順の1つ1つが判りやすい動画を撮りたいものです。
Youtuberのように照明やタイトル挿入などに凝りだしてしまうと、予定より作成工数が増えてしまうかもしれません。
まずはどこまでのクオリティでマニュアル作成を行うか、事前に決めておくと良いでしょう。
もちろん動画マニュアル作成ソフトではセキュリティに十分配慮したシステムを取り入れていますが、クラウド上にあるマニュアルを参照するにはネットを経由するため、外部にノウハウが知られる可能性は0とは言い切れません。
関係者だけ閲覧できるような仕組みや通信時のセキュリティ対策など、社内のセキュリティ対策を今一度確認し、従業員に不安を持たれないよう十分に配慮しましょう。
起業ログ編集部おすすめの動画マニュアル作成ソフト9選を比較紹介しました。
今回ご紹介した動画マニュアル作成ソフトの導入によって効果的なマニュアルを活用することで、より新人がスムーズに新しい業務に入れるようになり、全体における作業効率の向上にも期待できるようになるでしょう。
一度動画マニュアル作成ソフトを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを始めとした動画マニュアル作成ソフトの導入を検討してみることをおすすめします!
100社の導入事例まとめがついてくる!
起業LOG独自取材!
100社の導入事例まとめがついてくる!
資料請求した方には、起業LOG編集部が独自調査した導入事例まとめをプレゼント!
ダウンロード時にご登録された個人情報は資料ダウンロードボタンが表示されているサービス運営会社(その連携会社)に提供されます。