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自社でメディアやwebサイトを運営している場合、アクセス解析ツールは必須になります。
ただ多くの場合、アクセス解析といえばGoogleアナリティクスが導入されて他のツールはどれを選んだら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方々のために、おすすめのアクセス解析ツール13選や選定ポイントをご紹介し、導入する際の参考にしてもらえればと思います!
さらにSNS分析に特化したツールも記事も紹介していきます!
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このページの目次
アクセス解析を選ぶ上で、最も重要となるのがツールに求める機能です。
多くの人は「とりあえずGoogleアナリティクスを入れておけばいい」と思いがちですが、Googleアナリティクスが全てのサイトに対して最適かと言われると、そんなことは決してありません。
例えばヒートマップ分析や足跡分析ができないなど、Googleアナリティクスには弱点もあります。
「これだけは分析したい計測値」「サイト収益をあげるために必要な機能」をあらかじめ準備して、自社にあった最適なツール選びをしましょう。
アクセス解析は他のサービスと比べ、かかる費用の桁が違います。高いツールであれば、月/5万〜数十万かかることもあります。
そして、アクセス解析には無料で使えるツールもありますが、やはり有料の方が豊富な機能を持っていることが多いです。
無料ツールでは使える機能が限られていたり計測できる数に限度があるため、事前にツールの機能や計測できる数を調べておくのは必須と言えます。
例えば、「自社メディアの計測したい数はこのくらいで、無料ツールでは足りないからこの有料ツールを導入しよう」といった仮説を立て、多少お金がかかっても効果の期待できるツールを選ぶべきです。
3つ目のポイントは、導入した後に実際に使いこなすことができるかどうかです。機能が豊富なことは良いことですが、機能の使い方が複雑で設定が細かすぎることはよくあります。
これにより、「なんだかよく分からないから使わなくていいか」と諦めてしまいがちです。
多くのツールでは無料お試し期間なるものがあるので、導入する前に一度試してみてから、最終的に導入するか判断することをおすすめします。
アクセス解析ツールとして最も知名度が高く、なおかつ導入されているのがGoogleアナリティクスでしょう。GoogleアナリティクスはGoogleアカウントと、自社のホームページのURLさえあれば、意外にも3つのステップで簡単に導入することができます。
Googleアナリティクスの特徴として、無料にも関わらずUU数やCV数、直帰率や離脱率などといった細かな分析を行えることにあります。無料でここまでの機能を使えるツールは他にないので、まず選んでおけば間違いのないツールです。
反面、ヒートマップ機能の不足から、ユーザーの動向を分析することには適しておりません。サイト上でのユーザーの動きをビジュアル化し、視覚的に分析したい場合は、他ツールを検討するべきでしょう。
Googleアナリティクスは無料で使うことができるため、費用は一切かかりません。
アナリティクス360によって、あらゆるチームのメンバーがウェブサイトのインサイトを確認できるようになったため、情報アーキテクトやプロジェクトマネージャーも改善点を迅速に把握できるようになりました。
一例をあげると、ユーザーによる共有が少ないと思われていた一連のページの直帰率を分析したチームは、そのページの構成のままでは達成し得ないユニークな共有行動を発見し、問題を解決しました。
*引用元:「 Googleアナリティクス」公式HP参照
User Insightは、アクセス解析機能とヒートマップ機能の2つを使うことができるのが特徴です。
ヒートマップ機能では、サイト訪問者の動きを色別に視覚化することができ、クリックエリアを表示することもできます。この機能により、ユーザーが興味関心を示す部分はどこなのか、改善すべきところを見つけるのに役立つでしょう。
さらに、ヒートマップ機能がモバイル端末に対応しているのも、User Insightの魅力の1つです。2017年の総務省が調査した通信利用動向調査によると、54.2%もの人が主にスマホでインターネットを閲覧しています。
つまり、PCよりもスマホでサイトを見る割合が多く、スマホ対策は必須になりました。スマホに対応したヒートマップ機能により、ユーザーの動向を細かに分析できるのは大きな強みと言えるでしょう。
初期費用50,000円/月額50,000円〜
※User Insightの料金をさらに詳しく知りたいという方は、公式サイトにある「料金プラン表ダウンロード」から各自お申込みください。
User Insightは、記事上での読者の動きを視覚的に伝えてくれるので、サイトの改善のヒントをスムーズに伝えてくれます。
読者の属性に加えて、サイト内での行動も可視化してくれるので編集面でのフォードバックや、広告営業にも生かしていくことができています!
*引用元:「User Insight」公式HP参照
PtengineもUser Insghtと同様に、アクセス解析機能とヒートマップ機能の2つの機能を使うことができます。ヒートマップ機能とアクセス解析機能の両方を使うことができるので、視覚的なユーザーの行動と、数字によるユーザの行動の両方の視点で判断できるようになります。
このことにより、より細かく「ユーザーがサイト内でどう行動したか」を分析することができるでしょう。
イベント分析が便利で、ボタン別のクリック率がわかります。Googleアナリティクスでボタン別のクリック率を計測する場合は、ボタンごとにタグを設置するなど複雑ですが、Ptengineの場合、画面から名前をつけて登録できるので非常に便利です。
Ptengineは、コストパフォーマンスが高いですね。他社のツールと比較しても、機能的に劣っているわけではなく、必要な機能はそろっていますし、使いやすいです。また、ABテストツールなど外部のツールとの連携もできるのがよいです!
*引用元:「Ptengine」公式HP参照
画像出典元:「SINIS」公式HP
「SINIS」はInstagramに特化した、アクセス解析ツールです。現在、Instagramを活用したSNSマーケティングは重要視されています。
しかしビジネスアカウントを作成しても運用に失敗してフェードアウト。という企業も少なくありません。
「SINIS」では、Instagramのインサイトデータをパソコンで確認・管理できます。CSVデータでダウンロードしたり、指定した期間でのデータ抽出が可能なため、効率的なSNSマーケティングに活用できます。
さらに「SINIS」は、競合アカウントの動向も把握することができます。競合アカウントのフォロワー数の推移や、コンテンツのエンゲージメント、コンテンツとフォロワー数推移の相関関係なども分析が可能です。
画像出典元:「SocialDog」公式HP
「SocialDog」は、Twitterの運用に課題がある企業におすすめのTwitter管理ツールです。
Twitterアカウントの分析や自動化の機能があるので、効率的にフォロワーを増やすことができます。日本で開発されたツールなので安全性も高く、現在は企業・個人に関わらず幅広い層に利用されていて、そのアカウント数は20万以上に上ります。
画像出典元:「Social Insight」公式HP
Social Insightの優れている点は、様々な分析ができる点です。アカウント&ユーザー分析、時間帯分析、競合アカウント分析などです。
アカウント&ユーザー分析については、特定のキーワード、ドメイン、ハッシュタグを指定し、そのキーワードを含むツイートについてグラフにすることができます。
画像出典元:「FURUMAI」公式HP
「FURUMAI」は、自社で運営するWebサイトをAIが自動で分析し、ユーザーに合わせて最適化できる自動解析ツールです。
キーワード検索への対策や、ダッシュボードによる解析レポートの確認機能等、サイト運営に必要な機能が標準実装されている点が特徴です。
自動で課題抽出から改善策の実行まで対応してくれるため、Webサイト運営のノウハウがない企業や担当者のリソースが限られている場合に、特におすすめです。
・Webアクセスの解析結果から目標数値を自動設定
・ログデータを基にPDCAサイクルで継続的に改善
・サイトの閲覧経路を見える化し、最適なCVルートを提示
・Webの改修作業は専任のプロに依頼可能
料金については個別に問い合わせが必要になります。
詳細につきましては、以下の無料資料をご確認ください。
FURUMAI 含むアクセス解析ツールの資料を一括DL
画像出典元:「ミエルカヒートマップ」公式HP
「ミエルカヒートマップ」はサイトに訪問したユーザーの動向を正しく分析して、コンバージョン改善につなげることができるツールです。
3つのヒートマップを一画面にまとめて表示でき、多角的な視点でのユーザーの行動分析が可能となります。
A/Bテストやポップアップの機能も搭載されているので、UI/UXデザイン改善までワンストップで実施できます。
無料プランもあり、フリーランスや企業サイトでのお試し導入にもおすすめです。
・ヒートマップ:アテンションヒートマップ/スクロールヒートマップ/クリックヒートマップ
・自動キャプチャ取得機能
・分析機能:期間比較、A/Bテスト、イベントセグメント機能、クリックリンク確認機能など
金額は(税抜)
無料 | ミニマム | ビジネス | エキスパート | スーパー | |
初期費用 | 無料 | ||||
月額費用 | 0円 | 9,800円/月 | 19,800円/月 | 49,800円/月 | 99,800円/月 |
計測PV数 | 3,000PV/月 | 10,000PV/月 | 10万PV/月 | 50万PV/月 | 100万PV/月 |
プランによって計測PV数、同時ログイン数、データ保管期間が異なり、上位のプランほど使える機能が多くなります。
画像出典元:「Keywordmap」公式HP
「Keywordmap」は特にSEOやWeb広告の分析に強く、あらゆる単語やキーワードを詳細に分析するため、精度の高いデータを求めている企業に好評のツールです。
競合他社との比較データなど充実したレポーティング機能があり、日本製ツールの強みとして世界最大量の日本語データを保有しているため、特に国内で展開しているサイト対策に適しています。
インストール不要で、すぐに使える点も魅力です。
・自社・競合サイトを含むSEO対策分析機能
・コンテンツ設計支援
・ユーザニーズの可視化
詳細はお問い合わせが必要です。
サービスの概要は以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
Keywordmap 含むアクセス解析ツールの資料を一括DL
画像出典元:「clicktale」公式HP
clicktaleは、ヒートマップ分析機能や、コンバージョン分析機能により、閲覧者の視点にたってWebページの分析をすることができ、Webマーケティングにおいて重要な機能を抑えているツールです。
画像出典元:「Metaps Analytics」公式HP
Metaps Analyticsは、分析からデータの活用までをこのツール1つで完結できるので、スマホアプリ事業者すべてにおすすめしたいツールです。
また、アプリ外の「市場データ可視化」にも対応し、iOSやAndroidの各ストアデータを元としたベンチマークアプリの特定やレビュー分析を行うことができます。
画像出典元:「FC2アクセス解析」公式HP
FC2アクセス解析は、解析ツールをサイトに導入した時に発生する広告も小さく、数秒で無くなるのが特徴です。
機能面でもただユーザーの訪問数をカウントするだけでなく、行動履歴を分析することができる便利なツールです。
画像出典元:「忍者アクセス解析」公式HP
忍者アクセス解析はページ数が100ページ以内で、アクセス解析に初めて取り組む個人や月間アクセス数が30万件までの商用利用に向いています。
解析機能は非常にシンプルですが、その分使いこなしやすいのがメリットです。
アクセス解析とSEOの関係は切っても切れることができません。
今ではどのサイトであっても、SEO対策をすることは必須です。なぜなら、SEOで上位にならなければユーザーに認知されず、いつまで経ってもサイトが機能しなくなります。サイトが機能しなければ収益をあげることができず、人知れずなくなっていくサイトはいくつもあります。
アクセス解析を使うことで、ユーザー数やCV数、直帰率、離脱率、滞在時間などを数値化することができ、どこに問題があるのかを可視化できます。その問題を解決することでユーザーに好意を持ってもらえるサイトへと変わり、SEOで上位を狙えて収益もupしていきます。
ユーザーが何に関心があって、どこに興味を抱くのかは、いくら運営側が考えたところで当たることはありません。ユーザーを知るには、運営側が仮説を立てそれを検証していくことでしか理解することはできないでしょう。その仮説検証に必要なのがアクセス解析ツールです。
先ほども記載しましたが、ヒートマップ機能はユーザーの興味・関心を測るには最適な機能です。ユーザーの動向をビジュアル化することにより、関心度合いを色別に表示してくれます。
いわばこの機能はユーザーの生の声に近いと言えるでしょう。
このような機能を使うことで、ユーザーの求めているものを理解していくことができ、運営側とのズレを修正することができます。
アクセス解析を使うと、今までぼんやりとしていたペルソナを明確にイメージすることができます。
性別、年齢、住んでいる場所、使う端末、関心を抱く箇所などなど、少なくてもこれだけの情報を集めることができれば、自社サイトがどんな人に需要があるのかをイメージすることは容易でしょう。
アクセス解析を使うことで、サイトも実際のお店のようにお客さん(ユーザー)の顔を認識することができます。逆にお客さんを知らずにお店を運営していたら、誰が何を買ってくれるのかが分からず、お店にどんな商品を並べれば良いのか見当がつきません。
サイトもこれと同じでユーザーの顔がわからなければ、何を提供すればいいのかが曖昧になってしまうのです。アクセス解析を使うことでペルソナを明確にイメージでき、ユーザーが必要としているものを提供できるようになります。
この記事ではおすすめのアクセス解析ツール10選を比較紹介しました。
コストをかけずにユーザーの動向分析をしたい方は、Googleアナリティクスを選んでおけば問題ないでしょう。無料で導入できることはもちろんのこと、機能が十分過ぎるほど揃っているので安心のツールです。
しかし、Googleアナリティクスだけでカバーできないサイト内でのユーザーの動向を知りたい方は、お金を払ってでもヒートマップ機能が付いているUser InsightやPtengineを導入することをおすすめします。
ユーザーの興味・関心をビジュアル化して見れるので、より改善点が明確になります。アクセス解析はウェブを運営していく上で必須のツールなので、必ず導入することをおすすめします!
画像出典元:「Googleアナリティクス」公式サイト、「User Insight」公式サイト、「Ptengin」公式サイト、「pixabay」、他
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