Google Analytics

3.5

記事更新日: 2021/10/20

執筆: 松木大誠

編集部コメント

アクセス解析で最も使われているツールがGoogleアナリティクスです。このツールさえあれば、解析に必要なほぼすべてのデータが取れると言ってもいいでしょう。有料にする必要がないほど、無料での機能が充実しているので、アクセス解析を導入するならこのツールはマストです。

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1. 「ユーザー」レポート機能

サイトの訪問者数、ページレビュー数、平均セッション数の可視化

2. 「集客」レポート機能

ユーザーがどこからサイトに訪れたのかがわかる

3. 「行動」レポート機能

ユーザーがサイトでどのような動きをしたのか、といった行動パターンがわかります。

良い点

「リアルタイム」「ユーザー」「集客」「行動」「コンバーション」の5つの機能を使うことで、アクセス解析に必要なほとんどの情報を集めることができます。

悪い点

有料プランのコストが高いです。しかし、基本的には無料で使うことができるので、不安要素としては低いです。

費用対効果:

無料版でも十分な機能を使うことができるので、コスパはとても良いです。

UIと操作性:

機能が多い分、始めはどう使えば良いのか難しいので、操作性は慣れる必要があります。

導入ハードル:

申し込みからトラッキングコード作成までと手順はありますが、他の解析ツールと比べると手順は簡単です。

知名度:

アクセス解析ツールの中で最も有名であり、Googleが提供しているサービスなので、知名度は高く信頼度もあります。

サポート体制:

電話対応やメールサポートなどがあり、サポート環境は良いでしょう。有料版の場合、さらにサポート体制が強化されます。

はじめに

ウェブサイト立ち上げの際に、ユーザーはどこから来ているのか、どんな記事がよく見られているのか、といった情報はSEO対策などで必須になってきます。そのような情報を集約し、解析することができるのがGoogleアナリティクスです。

しかし、導入方法が大変そう、機能が多すぎていまいちわからない、といった疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか?

実はGoogleアナリティクスは3つのステップで登録することができ、5つの機能を抑えるだけで使いこなすことができます!

今までGoogleアナリティクスに手がつけづらかった人でも、この記事を読めば簡単に使いこなすことができるので、ぜひ一読をおすすめします!

導入方法

Googleアナリティクスの導入方法は難しいと思われていますが、意外にも3つの手順を踏むだけで、簡単に導入することができます!

1. Googleアカウントの作成

Googleアナリティクスに登録するには、Googleアカウントが必要になります。

普段からGoogleドライブやGmailなどの、Googleサービスを利用している人は、そのアカウントを使用することができます。

2. Googleアナリティクスに申し込む

ここでは、モニター(分析)したいサイトのURLや、サイト名などの基本情報を入力します。入力が終わり、登録が完了すると、トラッキングコードIDが発行されます。

3. トラッキングコードを設置

取得したトラッキングコードIDを全ページのHTMLに貼り付けます。一つでも貼り忘れると、正確な計測ができないので気をつけてください。

このたった3つの手順でGoogleアナリティクスの導入は完了です!

5つの便利な機能・使い方

Googleアナリティクスはたくさんの機能があり、始めて使う人には複雑に感じます。しかし、下記の5つの機能(レポート)を抑えるだけで、「Googleアナリティクスで何ができるのか」を抑えることができます。

1. 「リアルタイム」レポート

このリアルタイム機能では、分単位・秒単位でのベージレビュー数を見ることができ、他にはページの参照サイトなどを知ることができます。

2. 「ユーザー」レポート

このユーザー機能では、サイトの訪問者数、ページレビュー数、平均セッション数などといった、ユーザーに関するあらゆるデータを見ることができます。

この機能を使うことで、サイトにどれくらいの人が来ているのか、またどのくらいの時間みてくれているのか、などの細かな情報を得ることができます。

「ユーザー」レポートページ

さらには、ユーザー機能の中に「モバイル」という項目もあり、この項目は「ユーザーがどのデバイスからアクセスしに来たのか?」がわかります。

デバイス元を可視化することで、多くのサイトユーザーが使っているデバイスに合わせたデザインにサイトを変更することができます。


デバイスの流入数確認できる

3. 「集客」レポート

この集客機能は、ユーザーがサイトにどこから訪れたのかがわかります。

例えば、「Googleから流入した」「他サイトのリンクから流入した」などがわかります。

「集客」レポートページ

集客機能では以下の集客元を知ることができます。


4. 「行動」レポート

行動レポートでは、ユーザーがサイトでどのような動きをしていたのか、などのユーザーの行動パターンがわかります。ページごとのレビュー数を「%」などで可視化することもできたり、ページ滞在時間などを可視化することが可能です。

「行動」レポートページ

他には、「サイトコンテンツ」の中から「ランディングページ」をクリックすると、より詳しくページごとの情報を知ることができます。

ちなみに、ランディングページとは、ユーザーがサイトに訪問した際に最初に見たページのことを指します。このランディングページの分析はとても重要です。なぜならランディングページは、ユーザーがサイト閲覧を続けてコンバージョンするかどうかの最初の分かれ道だからです。

ユーザーがランディングページを見ただけで離脱(直帰)してしまえば、サイトの中身を見てもらうことができず、コンバージョン数も増えることがありません。

具体的には、新規ユーザー数やコンバーション率、さらには目標を設定することで、期間内の目標達成率を見ることができます。

ランディングページ

5. 「コンバーション」レポート

コンバージョンとは、商品購入や会員登録などの、サイト別に設定した目標のことです。

コンバージョン率を知ることにより、目標を可視化することができ、目標を達成するための対策を練ることができます。

料金プラン

Googleアナリティクスは基本的に無料で使うことが可能です。

有料プランのGoogleアナリティクス360Suiteというプランもありますが、こちらは下記での比較で詳しく説明します!

有料プランとの比較

結論から言ってしまうと、ほとんどは無料プランで十分です。

しかし、有料プランも存在するので、有料プランの内容と無料プランとの比較を検討したい方は下の項目を読んでみてください。

 有料プラン

Googleアナリティクスには、有料プランのGoogleアナリティクス360という機能があります。この機能を使うには、Googleアナリティクス360Suiteというプランに登録する必要があります。

Googleアナリティクス360Suiteというプランは、大企業向けのプランとなっており、4つのツールを使うことが可能です。

Googleアナリティクス360Suiteというプランの中の一つに、Googleアナリティクス360という機能が入っている、ということを理解しておきましょう。

次は無料プランと有料プランでは何が違うのかを具体的に比較していきます!

無料プランと有料プランの比較

一つ目の違いは、「ヒット数の増加」です。有料プランにすることで1ヶ月のヒット数を1000万から10億に増やすことができ、扱える量が増加します。

二つ目は手厚いサポートや保証制度などがあることです。具体的には、緊急時の時間外対応、導入設定サポート。教育トレーニングなどの、無料プランにはない支援を受けることができます。

基本的には無料プランで十分

基本的には有料プランを使う必要はなく、無料プランで十分です。1ヶ月のヒット数が1000万を越えることはあまりないですし、無料プランでも機能が十分すぎるほどあるからです。

これから導入しようと考えている方は、無料プランを使うことをおすすめします!

評判・導入事例

ここでの導入事例は有料プランの導入事例となります。

エンゲージメント率が高いユーザーを獲得
パナソニック
アナリティクス360では、セッションあたりの閲覧ページ数やセッション継続時間といったエンゲージメント指数を、年齢や性別、インタレスト(ゲーム好きやテレビ好き)別に確認できます。このような分析によって、特にエンゲージメント率の高いユーザー層を把握したパナソニックは、そのユーザー層と似た特徴をもつ類似ユーザーを対象に、Googleディスプレイネットワークなどで広告を表示できるようになりました。
改善点を迅速に把握
Travelocity
アナリティクス360によって、あらゆるチームのメンバーがウェブサイトのインサイトを確認できるようになったため、情報アーキテクトやプロジェクトマネージャーも改善点を迅速に把握できるようになりました。一例をあげると、ユーザーによる共有が少ないと思われていた一連のページの直帰率を分析したチームは、そのページの構成のままでは達成し得ないユニークな共有行動を発見し、問題を解決しました。

※「Googleアナリティクス」公式HP参照

まとめ

Googleアカウントを持っている人であれば、3ステップでGoogleアナリティクスを使うことができるので、導入は思っているよりも簡単です。

Googleアナリティクスには、レビュー数や滞在時間、コンバーション率などのさまざまな面からサイトの情報を得ることができるので、今よりもサイトの集客率や、収益を上げる手助けになります。

導入する際には基本的には無料プランで十分です。無料プランにしては十分するぎるほど機能がたくさんあり、上限ヒット数も1000万までなので、むりをして有料プランにする必要はないでしょう。

導入方法もとても簡単で無料でできるので、一度、検討することをおすすめします!

画像出典元:「Googleアナリティクス」公式HP

Google Analyticsの評判・口コミ


投稿日: 2023/01/01
会社名
非公開
所在地
大阪府
業界
不動産/建設/設備
職種
営業職
従業員
1001人以上
匿名ユーザー
役職
一般
利用状況
利用中
アカウント数
不明
費用感
無料
導入年
2020年2月

総合評価点5

料金
5
機能の充実度
5
操作性・UI
5
サポート体制
3
社内での評判
5

ユーザーの年齢や性別がわかり営業に役立つ

利用にかけた費用

無料です。

導入に至った決め手を教えてください。

物件に実施しているWeb広告の効果測定をしたいため。

利用期間

2020年2月から2022年12月現在利用中

使いやすいと感じた点を教えてください。

・Google広告の解析にはGoogleアナリティクスが1番良い。

・無料で導入できるのが何よりメリット。

広告の効果だけでなく、ユーザーの年齢や性別、試聴時間なども見れるので広告効果だけでなく、営業のサポートにも使えるので便利です。

・これまでチラシなどの紙媒体の広告がメインだったがウェブ広告の分析がGoogleアナリティクスで実施出来たので若年層の問い合わせが増えた。

外部ツールとの連携はしやすいと感じましたか?

スプレッドシートやGoogleフォームと連携できるので、その先にMicrosoftのアプリケーションとも簡単に連携できます。

他の会社にもおすすめしますか?

Googleアナリティクスならば、「無料」で広告分析、サイト分析、ユーザー分析まで出来るので、大手から中小までWeb解析を希望する方にはおすすめです。

投稿日: 2023/01/01
匿名ユーザー

総合評価点5

料金
5
機能の充実度
5
操作性・UI
5
サポート体制
3
社内での評判
5
役職
一般
費用感
無料
導入年
2020年2月
所在地
大阪府
職種
営業職
利用状況
利用中
アカウント数
不明
会社名
非公開
業界
不動産/建設/設備
従業員
1001人以上

ユーザーの年齢や性別がわかり営業に役立つ

利用にかけた費用

無料です。

導入に至った決め手を教えてください。

物件に実施しているWeb広告の効果測定をしたいため。

利用期間

2020年2月から2022年12月現在利用中

使いやすいと感じた点を教えてください。

・Google広告の解析にはGoogleアナリティクスが1番良い。

・無料で導入できるのが何よりメリット。

広告の効果だけでなく、ユーザーの年齢や性別、試聴時間なども見れるので広告効果だけでなく、営業のサポートにも使えるので便利です。

・これまでチラシなどの紙媒体の広告がメインだったがウェブ広告の分析がGoogleアナリティクスで実施出来たので若年層の問い合わせが増えた。

外部ツールとの連携はしやすいと感じましたか?

スプレッドシートやGoogleフォームと連携できるので、その先にMicrosoftのアプリケーションとも簡単に連携できます。

他の会社にもおすすめしますか?

Googleアナリティクスならば、「無料」で広告分析、サイト分析、ユーザー分析まで出来るので、大手から中小までWeb解析を希望する方にはおすすめです。

投稿日: 2023/01/01
会社名
非公開
所在地
東京都
業界
マスコミ/広告/デザイン
職種
専門職
従業員
51人〜100人
匿名ユーザー
役職
一般
利用状況
利用中
アカウント数
不明
費用感
無料
導入年
2020年4月

総合評価点2

料金
5
機能の充実度
1.5
操作性・UI
1.5
サポート体制
3
社内での評判
1.5

細かい設定が難しい

利用にかけた費用

無料

利用期間

2020年4月から2022年12月現在も利用中

不便だと感じた点を教えてください。

・Googleアナリティクスの操作が難しい。

ページビューだけならばわかるが、ホームページの遷移の様子など細かい設定は難しい

・日本語のフォーマットではあるが、結構英語表記も多いので難しい。

・Googleアカウントで管理するので、少しセキュリティ面が気になる。

投稿日: 2023/01/01
匿名ユーザー

総合評価点2

料金
5
機能の充実度
1.5
操作性・UI
1.5
サポート体制
3
社内での評判
1.5
役職
一般
費用感
無料
導入年
2020年4月
所在地
東京都
職種
専門職
利用状況
利用中
アカウント数
不明
会社名
非公開
業界
マスコミ/広告/デザイン
従業員
51人〜100人

細かい設定が難しい

利用にかけた費用

無料

利用期間

2020年4月から2022年12月現在も利用中

不便だと感じた点を教えてください。

・Googleアナリティクスの操作が難しい。

ページビューだけならばわかるが、ホームページの遷移の様子など細かい設定は難しい

・日本語のフォーマットではあるが、結構英語表記も多いので難しい。

・Googleアカウントで管理するので、少しセキュリティ面が気になる。

投稿日: 2022/06/14
会社名
非公開
所在地
非公開
業界
その他
職種
非公開
従業員
1人
匿名ユーザー
役職
-
利用状況
-
アカウント数
-
費用感
-
導入年
-

総合評価点3.5

直感的操作は難しい

利用にかけた費用

特に費用はかかっていません。

 

導入に至った決め手を教えてください。

最初は特に地域別によるアクセス数を確認したいため。

 

利用期間

2017年7月頃~2022年6月現在も利用中。

 

使いやすいと感じた点を教えてください。

・市区町村レベルまでアクセスユーザー様の地域がわかる。

・ユーザーフローによって、どのページからどのページにアクセスユーザー様が、サイト上でどのように動いているのか特定できる。

無料でここまでたくさんの機能を利用できる

・アクセスユーザー様のデバイスを特定できる。

 

不便だと感じた点を教えてください。

・機能が多すぎるため使いづらい。

・操作方法の説明がほとんどないため使いづらい。

直感的操作が難しい

・専門用語が多すぎるため使いづらい。

 

外部ツールとの連携はしやすいと感じましたか?

Wordpress、Wixなどと連携。

連携についてはしやすかった。ただ私がホームページ作成やウェブの知識に慣れているからだとも思います。慣れていればコピーアンドペーストするぐらいの操作だと思いますが、もし慣れていなかったらどのように操作するのか調べて時間がかかり、混乱するかもしれないとも思えます。

 

他の会社にもおすすめしますか?

おすすめできるのは、ホームページ作成、ウェブマーケティングの知識のある方が1人でもいる会社です。

投稿日: 2022/06/14
匿名ユーザー

総合評価点3.5

役職
-
費用感
-
導入年
-
所在地
非公開
職種
非公開
利用状況
-
アカウント数
-
会社名
非公開
業界
その他
従業員
1人

直感的操作は難しい

利用にかけた費用

特に費用はかかっていません。

 

導入に至った決め手を教えてください。

最初は特に地域別によるアクセス数を確認したいため。

 

利用期間

2017年7月頃~2022年6月現在も利用中。

 

使いやすいと感じた点を教えてください。

・市区町村レベルまでアクセスユーザー様の地域がわかる。

・ユーザーフローによって、どのページからどのページにアクセスユーザー様が、サイト上でどのように動いているのか特定できる。

無料でここまでたくさんの機能を利用できる

・アクセスユーザー様のデバイスを特定できる。

 

不便だと感じた点を教えてください。

・機能が多すぎるため使いづらい。

・操作方法の説明がほとんどないため使いづらい。

直感的操作が難しい

・専門用語が多すぎるため使いづらい。

 

外部ツールとの連携はしやすいと感じましたか?

Wordpress、Wixなどと連携。

連携についてはしやすかった。ただ私がホームページ作成やウェブの知識に慣れているからだとも思います。慣れていればコピーアンドペーストするぐらいの操作だと思いますが、もし慣れていなかったらどのように操作するのか調べて時間がかかり、混乱するかもしれないとも思えます。

 

他の会社にもおすすめしますか?

おすすめできるのは、ホームページ作成、ウェブマーケティングの知識のある方が1人でもいる会社です。

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