起業のメリットとデメリットを比較して、自分で納得がいく判断をしよう

起業のメリットとデメリットを比較して、自分で納得がいく判断をしよう

記事更新日: 2018/11/25

執筆: 浜田みか

近年は、起業へのハードルが以前に比べて低くなっていますが、起業にはメリット・デメリットがあるため、安易な気持ちで始めることはおすすめできません。

起業は、人生を左右する決断の一つ。起業するかどうか、自分で納得がいく判断を下すために、起業のメリット・デメリットをしっかりと比較検討していきましょう。

また起業するからには、当然成功したいものです。成功のためのポイントも紹介します。

起業のメリット

大きな経済的リターンの可能性

起業をすれば、普通に会社員として働くのでは得られないような、大きな経済的リターンを得られる可能性があります。

会社員の場合、いくら頑張っても収入が増えない、給料が上がらないといった限界を感じることがあります。

しかし起業をすれば、事業が伸びた分だけ収入に繋がるので、報酬に上限がありません

自由にやりたいことができる

起業をすれば、すべてを自分の裁量で行うことができます。自分がやりたい事業に専念することができるのです。

また、就労時間や休日が会社の規定で決まっているサラリーマンとは違い、起業すれば働き方も自由になります。好きなときに休みをとったり、自分の好きな場所で働くことができるようになります。

人間関係においても、上下関係や相性に振り回されることなく、自分が信頼できる相手とだけつきあえるようになります。組織に属していると上下関係が生まれたり、うまの合わない相手とチームを組んだりすることがありますが、起業すればそれらとも無縁になります。

定年がない

会社員の場合、会社の規定で就労できる上限年齢が決められています。定年退職後、嘱託として再雇用してもらえることもありますが、収入は正社員だった頃よりも下がってしまいます。

起業すれば定年は関係なくなりますので、自分の体が動く限り、働き続けることができます。

起業のデメリット

収入が不安定になる

サラリーマンが起業するということは、それまでの安定した収入や労働環境を手放すということです。

起業してすぐに軌道に乗る人もいますが、大半は軌道に乗せるまで相当な頑張りを必要とします。

この間は収入がゼロの期間が続くことも当然想定されます。生活していけるのか、家族を養っていけるのかは真剣に考える必要があります。

やみくもな挑戦はけっしておすすめできません。

常に決断の連続となり、気苦労が絶えない

当然ながら、起業すれば会社の責任はすべて自分が背負うことになりますし、結果はすべて自分に跳ね返ってきます。

自由には責任が伴うのです。

あらゆることを自分で決める自由がある代わりに、決断が迫られることも増えます。それは多くの人にとって、心理的なストレスになります。

起業家は世間一般に比べ、うつ病などの心理的疾患を抱えていることが多いと言われますが、それも責任の重さからくるストレスが原因でしょう。

会社内に同等の仲間がつくれなくなる

起業後は、あなた自身がその組織のトップになります。サラリーマンであれば、仕事で何かあっても同期と励ましあい、支えあって頑張ってきたことでしょう。

しかし、起業すればあなたの周囲には社員しかいません。会社の苦しい経営事情などを社員に相談できるわけもありません。

同じ目線で相談できる相手がなかなかいない点も、起業のデメリットです。

共同創業の場合は、このデメリットが多少は軽減されるかもしれません。

自分は起業をすべきか

起業するかどうか、自分で納得いく判断を下すためには、とにかくメリットとデメリットを徹底的に比較することです。

もちろん無謀なチャレンジはすべきでありません。しかし一方で、多くの人がデメリットを被ることを過度に恐れて、チャンスを逃しています。

これまでに上げたメリット・デメリットが、あなたにとって本当にそうなのか、またどのくらい重要なのかを自分で問い直してみてください。

家族を持っている人にとっては、収入が不安定になることは大きなデメリットになりますが、学生にとっては大したデメリットにならないかもしれません。

また家族をもっていても、最低限稼げるビジネスの算段があれば、リスクを最小化できているといえます。

このように、メリット・デメリットを徹底的に比較して、もし起業が「割に合う」と思えるのであれば、起業をおすすめします

起業を成功させるポイント

起業するなら、成功確率をできるだけ高めたいものです。

こうすれば成功する!というのは一概にいえることではありませんが、成功を目指すうえで最低限押さえておきたいことを紹介します。

本気じゃないとかならず失敗する

最低限必要なのは、本気でコミットすること。

起業直後は失敗が当たり前とはいえ、「失敗しても大丈夫だから」という心持ちでやっていては、成功するものも絶対に成功しません。

さらに言えば、失敗を次に活かすためにも本気で挑戦することは不可欠です。本気でやればやるほど、経験から得られる学びも比例して多くなりますし、成功確度もあがります。

実際、今成功していると言われる経営者も、言うまでもなく何度も失敗を繰り返しています。それでも成功できたのは、失敗から誰よりも多くの学びを得て次のチャレンジにつなげることはできたからなのです。

勝負する場所を見極める

やりたいことをやる、というのが一番だとは思いますが、自分の強みを活かせる領域を選ぶようにしましょう。

例えば、学生であれば、大学生のキャリア支援事業などは、同じ学生だからこそ問題意識を高く持ってできますし、ユーザーとなる学生との接点を持ちやすいため勝負しやすいと考えることができます。

「PoL」という会社は、東大生の加茂氏が立ち上げた会社ですが、理系学生の就活支援など、研究室にまつわる問題を解決する事業を展開しています。

全国的に多くの学生インターンを組織して、研究室に直接サービスを紹介しに行くという、学生ならではの方法でユーザーを一気に集めることに成功しています。

リスクを最小化する

多くの人の誤解は、最初から正解を見つけないといけないと考えていることです。

最初から成功するということはありえません。起業当初は失敗が当たり前です。だからこそ何回も失敗を重ねて、成功へと近づけていく必要があります。

よって、何回も失敗できる状況を作る必要があります。

よく準備した資金を最初のチャレンジで使い果たしてしまう人がいますが、このようなミスは決してすべきではありません。

アイディアの検証はお金をかけずともできます。最小限のリスクとコストで、何度も試行錯誤を続けましょう。

仮説を立てて、検証するのが試行錯誤です。試行錯誤の方法は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

まとめ

多くの選択と同様、起業にはメリットとデメリットがあります。また、人それぞれ置かれている環境によって、その重みは変わってきます。

メリットとデメリットを徹底的に検証・比較することで、自分で納得できる判断を下しましょう。

また起業するからには、つまらないミスで失敗しないよう、成功するための最低限のポイントは抑えておきましょう。


以下の記事では、成功しやすいビジネス・失敗しやすいビジネスについて解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

画像出典元:ペイレスイメージズ

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