TOP > SaaS > 営業 > 商談獲得 > 営業代行の費用や相場はいくら?契約形態やおすすめの営業代行会社と選び方も紹介!
営業代行の費用は、固定報酬型、成果報酬型、複合型によって大きく相場が変わってきます。
今回は、営業代行にかかる費用と相場を契約別に解説していきます。
他にも、費用だけではない点から営業代行会社の選び方など解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
複数の営業代行会社を比較したい方はこちら!
このページの目次
■あわせて読みたい
【2024年版】営業代行おすすめ26社を徹底比較!成功させる秘訣と注意点
契約別の営業代行の費用相場は以下になります。
契約名称 | 費用相場 |
---|---|
固定型報酬 | 月50万円〜60万円(営業1人あたり) |
成果型報酬 | 1.5万円〜2万円(1アポイント取得) |
複合型(固定+成果報酬) | 月25万円〜50万円(固定型のみ) |
「固定報酬型」とは、クライアントが代行会社に対して、受注や売り上げの成果に関わらず、一定の月額料金を支払う仕組みとなっています。
固定型報酬は、事前に費用の見積もりが可能であり、決まった予算内で依頼したい場合におすすめです。
商材の専門性が高い場合、100万円近くになる可能性もありますが、通常は営業1人あたり月50万円から60万円程度(日当2.5万円〜3万円)が一般的な相場です。
成果が期待通りに出なくても、報酬の支払いは発生しますが、「成果報酬型(成功報酬)」よりも総費用が低く抑えられる場合もあります。
固定報酬型は新規事業や顧客獲得だけではなく、成果以外の業務も任せやすい特徴があるので、「営業活動の全体サポートもしてほしい!」という企業にぴったりの契約形態です。
「成功報酬型」とは、アポイントメントや受注などの成果に応じて料金が発生する仕組みです。
月額の固定費用はかからず、成果が得られない場合は料金の支払いが不要なため、無駄な経費を抑えるメリットがあります。
その一方で、料金は一般的に高めに設定されており、成果によって変動することがあり、「固定報酬型」に比べて割高になる可能性も。
具体的な金額を提示するのは難しいものの、1アポイントメント取得時には約1.5~2万円が見込まれ、クロージング(成約)までを請け負う場合は通常、売上の30%から50%ほどが一般的な費用の相場とされています。
主に既存営業のテレアポや訪問代行などのサービスで活用され、成果に応じて報酬を受ける代行会社は限られています。
「複合型」は、上述の2つの料金体系を組み合わせた形態であり、基本的には「成果報酬型」がベースとなり、固定費用として支払われるのは主に営業活動に関連する最低限の経費です。
固定費の相場は営業スタッフの稼働量によって異なりますが、一般的には月に25万円から50万円程度で、「固定報酬型」と比較しても安く抑えられています。
一方で、成果報酬額は固定費との割合によって変動するため、代行会社によって設定価格は異なる傾向があります。
フリーランスや個人に営業代行を委託した場合はいくら?
営業代行をフリーランスや個人に頼む場合、通常の報酬率は売上20%から50%程度とされています。
ただし、報酬の具体的な金額は業者によって異なるため、細かな交渉を行う前に事前に打ち合わせを行うことが重要です。
1人の営業人材を採用するには、求人の掲載から面接、採用、商材研修など、多くの時間と人が必要です。それが複数人となると、かかるコストは相当に増加します。
営業代行会社に仕事を依頼すれば、余計な手間や費用をかけずに営業活動を委託して、浮いた資源を他のプロジェクトに投入できるのです。
この結果、コストを削減し同時に成果を上げることができ、生産性が向上するという大きなメリットが得られます。
営業代行会社に所属しているのは、すべてが営業のプロフェッショナルです。
自社で営業人材を育てるよりも、迅速に実績を築くことができます。
また、自社に拠点がない地域の開拓や、販売ノウハウのない新市場の開拓においても、営業代行は非常に有益です。
営業活動を委託する都合上、日々の営業活動や進捗が適切に進んでいるか見えにくく、不安を感じることがあります。
全て最初から任せるのではなく、定期的なMTGの開催や営業レポートの提出などを取り決め、営業活動がしっかり進んでいるかを確認することが重要です。
営業代行は便利なサービスですが、依存しすぎると営業の内製化が進まなくなり、営業代行会社の評価や見直しができない状態に陥る可能性があります。
将来的に営業の自走を考えているのであれば、意向を営業代行会社に伝え、営業ノウハウを蓄積できる環境を整えるようにしましょう。
営業代行サービスの利用を検討している方はこちら!
営業代行会社のウェブサイトや提案資料を調べたり、営業担当者に実績を尋ねてみたりなど、細かく確認しましょう。
同業他社との取引実績や類似商材の取り扱い経験があれば、その営業代行会社には自社のプロジェクトを安心して委託できる可能性が高まります。
ウェブサイトや資料に取引企業との実績が掲載されていれば、確認して営業代行の利用についてイメージをつかむと良いでしょう。
単に売れるかどうかだけでなく、製品説明が十分か、ブランドイメージを適切に維持できているか、そして適切な情報が開示されているか確認しましょう。
これらは営業代行会社を選ぶ上での重要なポイントです。
上記の観点は、導入を検討している段階だけでなく、導入後も定期的に営業過程の公開をしているか把握する必要があります。
会議中に提案された内容が的確かどうかは、チェックすべきポイントです。営業戦略において鍵となるのは、トレンドや顧客ニーズを把握し、自社の強みを最大限に発揮することです。提案に対して解決策が外れてしまうと、いくら数をこなしても成果に結びつきにくくなります。
従って、「提案が自社に適しているか」「提案が時代の流れに合ってるか」「この提案で課題を解決できるか」など、提案が自社と時代に適しているか確認することが重要です。
営業代行会社の担当者との対話は、自社商品を委託する際の非常に重要なポイントです。
案件の成功には円滑なパートナーシップが必要で、いくら条件が優れていても、自社と代行会社の担当者同士の相性が合わないと、案件が思うように進まないことがあります。
営業代行を導入した企業の最終的に選んだ理由が担当者の人柄だった、という事例もよく耳にします。
自社の営業活動を共にする信頼できるパートナーかどうか、慎重に検討しましょう。
「Sales Lab」は、インサイドセールスの営業支援において高い信頼を得ており、営業手法の確立や効果的な売り込みの構築にも期待できるサービスです。
Sales Labでは、ITを活用して営業に関するデータを収集し、それを元に現状を数値で詳細に分析することができます。
データドリブンな営業体制を整えることで、個人に依存せず、かつ営業スキルを均一化する可能性が広がります。
分業制の営業組織や、営業リソースが不足している企業においておすすめなサービスです。
料金については問い合わせが必要になります。
支援内容や営業組織によって変わってくるため、自社の課題感や導入目的を明確にしておきましょう。
セリーズは、「営業支援に特化したオンラインアシスタントサービス」です。
テレアポ中心の営業代行とは異なり、セリーズのサポートは主にインサイドセールス(獲得後の顧客育成やフォロー、商談の進行支援)が中心です。
リードの獲得から育成、マーケティング、セールス、クリエイティブな支援を月額12万円から利用できます。
契約プラン(6ヶ月単位) | 契約金額 |
---|---|
マーケティングプラン | 159,000円 |
セールスプラン | 168,000円 |
クリエイティブプラン | 126,000円 |
※3ヶ月〜契約の相談可
稼働時間は平日9:30〜17:30(相談で対応可能)となり、年末年始・お盆・土日祝は休業になります。
「g-wic」は、顧客のニーズをヒアリングし、客観的な視点から提案を行い、成約を目指します。
女性特有の共感力を生かして、通常は聞きづらい情報も引き出すことも可能です。
商談で得た情報をもとに、アプローチする対象やトークの展開を考えてくれるため、営業戦略の向上やアポイントの精度も向上します。
初期費用 | 10万円〜 |
---|---|
月額費用 | 30万円〜50万円 |
SalesX株式会社は、深い業界理解と経験を有する強力なBtoB営業支援のパートナーです。
クライアントのニーズに適したソリューションの提供と、市場動向をリアルタイムで把握するために5万社以上のデータを日々更新し、柔軟に支援を提供しています。
ハイクオリティなサービスを提供するために、有名なスタートアップやSaaS企業の経験者からなるチームで構成され、各案件にはプロジェクトマネージャーが配置され、全体的な業務を管理します。
これら包括的なサポートは、クライアント企業のビジネス成長と成功を強力にサポートしています。
株式会社SalesXの料金プランは、成果報酬型の商談獲得と、月額費用型のIS/FS/FS代行が用意されています。
より詳細な情報は、問い合わせをする必要があります。
サービスの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
「MAXIM」は、インサイドセールスやフィールドセールス・WEB集客など、多岐にわたる業務に対応する営業代行サービスです。
親会社である光通信社のノウハウを生かし、業界や商材にとらわれず柔軟な支援を提供する特徴があります。
さらに、戦略の設計や顧客リストの作成など、単なるフロント業務にとどまらず、営業活動全体の課題解決も手がけるのが強みです。
MAXIMの料金は、代行する業務ごとの固定報酬制を取っています。
成果によって料金の変動がないため、必要経費の計算がしやすいのが特徴的です。
訪問販売 | コールセンター | その他の業務 | |
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | ||
月額費用 | 650,000円 | 500,000円 | 要問い合わせ |
「エンSXセールス」は、エン・ジャパンが提供する営業支援・コンサルティングサービスです。
エン転職で蓄積されたノウハウとリソースを駆使し、自社の特徴や特性に適したターゲット戦略と戦術の立案、アポ取得を実現します。
潜在層から顕在層まで、精鋭のアポインターや役職クラスのアカウントマネージャーによる的確なアプローチが可能なため、案件の創出も期待できます。
取得したアポの音声データは全て共有されるため、効果的なトークスクリプトの構築にも役立ちます。
エンSXセールスの料金プランは、月額70万円〜で、代行人工によって異なります。
稼働するアポインターとの事前面談も対応。教育目的の面談も依頼できるので必要に応じて相談してみてください。
営業代行サービスをもっとくわしく知りたい方はこちらへ
複数の営業代行サービスを比較したい方はこちら!
営業代行の費用相場には「固定型報酬」「成果型報酬」「複合型」があり、それぞれメリットとデメリットが存在します。営業代行の選定においては、実績の有無や営業過程の公開、提案の適切さなどを確認し、信頼できるパートナーを選ぶことが重要です。
おすすめの代行会社には、それぞれ特徴や料金体系が異なり、営業代行を検討する企業は、自社の課題やニーズに合わせた契約形態と信頼性を重視し、慎重な選定が求められます。
この記事を参考に自社のニーズと費用感にあった営業代行会社を選び、活用してください。
画像出典元:o-dan
■あわせて読みたい
営業代行と相性が良い商材は?扱いにくい商材と営業代行に代わるサービスも解説
ベンチャー企業におすすめの営業代行会社5選!選び方のポイントやメリットなども解説
営業代行を依頼するときに失敗しないポイント!失敗例とおすすめの会社を紹介
BtoC営業は代行に頼もう!おすすめ営業代行5選や選び方のポイントなど詳しく解説
メール営業の代行会社って必要?おすすめ会社やテレアポ代行とどっちが良いかも解説
BtoB向けの営業代行会社10選!料金相場や特徴を比較解説
格安で依頼できる営業代行会社5選!費用相場や依頼できる業務なども解説
営業リスト作成代行おすすめ5選!相場や選び方なども解説
映像制作会社向けおすすめ営業代行5選!相場や新規開拓のコツなど解説
【失敗しない!】営業代行の選び方 成功するために確認すべきポイントや頼める業務を紹介!