起業で成功しやすい業種とは?失敗を避けるノウハウやコツも解説!

起業で成功しやすい業種とは?失敗を避けるノウハウやコツも解説!

記事更新日: 2023/10/31

執筆: 編集部

起業や新規事業を始める際、「どの業種でビジネスを立ち上げるのか」が非常に重要です。

せっかく起業するなら、なるべく成功しやすい業種で、成功しやすいノウハウを知った上でチャレンジしたいですよね。

この記事では、成功しやすい事業の種類や特徴を、市場調査や具体例などと共に紹介します。

また、成功ビジネスのコツやよくある失敗ポイントなどもあわせて解説していきます。

「起業はしたいけれど何をするのか決まらない」という方や「一度起業に失敗したけれど、今度は成功する方法でリベンジしたい」という方もぜひご参考になさってください。

※この記事で紹介する内容にはPRが含まれます。

起業する人が多い業種は?

国内では年間およそ14万5,000社もの企業が、新規に起業しているといわれていますが*、皆、どのような業種で起業をしているのでしょうか?

ここでは、多くの人が起業する業種や、事業としてどのくらい成功しているのか、その実態を紹介していきます。

*帝国データバンク 2021年調査

D2Cモデルに注目

日本政策金融公庫の2022年の調査によると、

  • 起業した業種で一番多いのは「個人向けサービス業」
  • 採算状況が黒字基調と回答した起業家は7割以上

との結果が出ました。

TOP5と採算状況は以下のとおりです。


起業は失敗確率が高いのではないか...と思われている方も多いかと思いますが、こちらの調査で対象となった起業家の7割以上は黒字基調で事業を行っているので、ランキング上位となっている業種でチャレンジすれば、確率として黒字運営の可能性も高くなると思われます。

個人向けサービス業とは何かというと、「一般消費者の需要に応じた直接サービスを提供するもの」であり、「消費水準が質的・量的に高度化・多様化するに伴い、拡大しつつあるもの(※ブリタニカ国際大百科事典)」だそうです。

個人の消費ニーズが多様化している現在、イレクトにサービス・商品を届けるビジネスが拡大するのも自然の流れなのでしょう。

昨今、この流れを受け、Direct to Consumer=D2Cモデルでの起業も注目されています。

D2Cとは、自社で開発した商品を、小売り店などを仲介することなく、ECサイトなどインターネットを利用して消費者にダイレクトにお届けするビジネスモデルです。

D2Cであれば、顧客のニーズを直接確認しながら、その時々の市場に合った事業展開ができます。

起業する業界が思いつかない...という場合は、まずは顧客の生の声を直接聞いて「ニーズはあるが市場にはまだ無いもの」を見つけながらビジネスプランを練るのも良いでしょう。

 

【起業家取材】成功しやすいビジネスのコツは?

それでは、起業の成功のポイントはどこにあるのでしょうか。

ここでは、起業ログ独自の起業家取材で得たポイントや、市場調査でわかった事例などを参考に、成功するビジネスのコツについて紹介していきます。

1. スモールスタートできるビジネス

起業はスモールスタートが得策といわれます。

どんなに魅力的な商品であっても、売れて収益が安定するまでにはある程度の時間がかかります。

その前に資金が尽きてしまわないよう、初期費用や固定費(人件費など)は、なるべく最小限にできることが望ましいです。

固定費削減のためにも店舗を構えず、Webで事業を行うこともスモールスタートには向いています。

自社サービスのWebチャットツール「sinclo」などを提供するメディアリンク株式会社を起業した松本淳志氏も次のように語っています。

メディアリンク株式会社
代表松本淳志氏

設立当初から自社開発を意識していたのですが、「資金調達をせずに自社開発をしていきたい」という想いがありました。
そのため、起業から2年間は受託開発に取り組み資金を貯めました。
「地に足をつけて自分ができる所を積み重ねて行って、雪だるまみたいに事業を大きくしていく」というのが、私が覚悟を持てる経営スタイルでした。→インタビュー全文はこちら

 

松本氏は資金調達を避けるため、2年間の準備期間を設けましたが、事業資金を得る方法には他にも選択肢があります。

例えば、返済不要の公的な補助金や支援金を申請することもできるので、よく検討してみましょう。

 

2. ニッチなビジネス

ニッチなビジネスとは、市場の大多数のニーズに対してではなく、特定、または一部の顧客・ニーズに対して商品やサービスを提供するビジネスのことです。

起業するのであれば、すでに大企業が独占している大衆のニーズではなく、この"まだ開拓されていない"分野を狙うのも成功の鍵になります。

競合他社が少ないので市場を早く独占することができますし、先発優位性を活かし、そこから事業拡大を進めることが可能になります。

ニッチな市場を狙って成功したビジネスには、例えば次のようなものがあります。

商品・サービス名 ニッチなポイント
バルミューダ 5,000円台で買える商品が多い中、2万円の高価格でデザイン性重視のオーブントースターを発売
ツインバード 高機能・多機能化する商品が多い中、ダイヤルを回すだけのシンプル操作の単機能レンジを発売
プニュズ 6Lまでのサイズを揃えた、大きなサイズの女性でもおしゃれがしやすいファッションブランド
コヒナ 140cm台などの小柄な女性向けのファッションブランド
AKRacing ゲーム専用椅子=ゲーミングチェアを開発、コロナ禍のリモートワーク需要でさらに需要拡大


市場の大半を占めているニーズから逆説的に生まれたアイデアも多いので、いいアイデアが浮かばないという場合は、まずは市場を知ることから始めて、そこから足りないものを探していくのも良いでしょう。

3. ユーザーの本当のニーズに応えるビジネス

前述のニッチな市場を狙う際にも大事な視点なのですが、その商品が市場に受け入れられるためは、「誰も手をつけてない」だけではなく「そこにユーザーのニーズがある」ことが重要です。

「ニーズ」というのは奥が深く難しいもので、〇〇に悩んでいる、だけではなく、「〇〇に悩んでいるから〇〇になったら嬉しい」とそこまで理解しなければいい商品は生み出せません。

また、ニーズには、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類が存在するとされ、顧客自身も自覚していない「潜在ニーズ」を拾い上げたほうがヒットに繋がるともいわれます。

ECでモノを買う際に延長保証がつけられるサービス「proteger」を提供する株式会社Kivaを起業した野尻航太氏も次のように語っています。

株式会社Kiva 代表取締役
野尻航太氏

不思議な話ですが、エンドユーザーから「延長保証を追加してほしい」という声がそんなに多いわけではないのに、実際に延長保証を選択肢として追加すると売れるんです。
欲しい自覚はないけれど、目の前に提示されるとつい選んでしまう。隠れた強いニーズがあったようです。→インタビュー全文はこちら


顧客が本当に欲しいもの、それを知るためには、徹底的なユーザー理解の考え方が重要となるので、時には専門家などのアドバイスも参考にしながら分析を進めていきましょう。


ここまで紹介した成功しやすいビジネスの3つのコツ「スモールスタート」「ニッチなビジネス」「徹底的なユーザー理解」、これら全てのポイントをおさえて事業立ち上げや起業をすることができるプログラムの活用もおすすめです。

 

起業で失敗しやすいポイントは?

成功するためには、失敗から学ぶことも重要です。

この章では、起業家領域に詳しい、現HAKOBUNEのファウンディングパートナー栗島祐介氏からヒアリングした失敗例も参考に、よくある失敗ポイントを解説していきます。

1. ノウハウ不足

良いビジネスモデルを思いついただけでは、起業は成功できません。

販売計画、資金計画、また、会社設立前後の公的な手続きなどのノウハウを理解し、滞りなく進めることができなければビジネスとしての成功は成り立たないのです。

アイデアマン、企画力に自信のある方が陥りやすい失敗例です。

そうはいっても具体的な手順がわからない、という方は、以下の記事もご覧ください。


なお、起業家・経営者自身が、ての計画や手続きのノウハウを持っていなければならないわけではありませんので、安心してください。

例えば、マーケティング、法的手続きに詳しい専門家をパートナーにして起業するのも良いですし、外部の専門家に報酬を支払いアドバイスをもらうのも良いでしょう。

2. 資金不足・資金ショート

起業するにあたって、「資金」の問題には誰もが頭を悩ませることでしょう。

起業関心層への調査でも、まだ起業できていない理由の第一位は「自己資金が不足している」ためと回答しています。

※出典:日本政策金融公庫総合研究所「2022年度起業と起業意識に関する調査」より抜粋編集

起業するための資金を準備する段階でつまづいてしまう方も多いのに加え、なんとか無事、起業までこぎつけたとしても今度は資金ショートしてしまうこともあります。

事業を回していくには、商品の仕入れや製造、サービス運営資金だけではなく、人件費などの固定費や、広告宣伝などの費用もかかるからです。

例え販売当初から売上が立ち始めたとしても、利益を出しながら、また、仕入れなどの支払い期日までに手元の現金を十分に確保しながら事業運営していくのは、起業に初めて挑む方には難しいこともあり、それが原因で失敗してしまうこともあります。

自身で計画を立て、回していくのに自信がない場合は、前述のように、詳しい専門家やアドバイザーの力を借りるのも得策でしょう。

3. 単独判断・独りよがりになってしまう

起業は自分1人、もしくは仲間と数名でスタートすることが殆どです。

よく「経営者は孤独だ」といわれますが、全て自分の決めたいように会社運営できる反面、単独判断やいつのまにか独りよがりな考えに陥ってしまい、それが元で失敗するケースもあります。

また、気の合う友人同士で起業した場合など、会社が大きくなるにつれ「責任の所在」や「収益の分配」などで揉めてしまうこともあり、代表である自分が公平でフラットな判断をし続けることは、会社を存続させるうえでも非常に重要です。

事業の状況や、自身の判断の妥当性を客観的に見ることは時に難しいので、第三者の視点をもつこと、また実際に、信頼できる第三者に定期的にアドバイスをもらうなどのルーティンをもつことも失敗を防ぐ対策となるでしょう。

失敗の確率や失敗しやすい人の特徴について、さらに知りたい方は以下の記事もご覧ください。


また、これらの失敗要素をカバー・サポートしてくれる起業家支援プログラム「TOPGUN」を活用するのも一手です。

東証プライム上場企業である株式会社北の達人コーポレーションの利益体質な経営方法を学びながら事業を進めることができ、企業内リソースの提供や、事業資金のサポート、広告など先行投資に必要な資金面でのサポートもあるため、ノウハウ面・資金面に不安をかかえる起業関心層にも嬉しいプログラムです。

D2Cで成功する商品を企画するところからサポートを受けることができ、Webのランディングページ(LP)のクリエイティブ制作や、メーカー委託の知見やノウハウの提供もあるので専門家不足の悩みも解消します。

また、コネもないところからたった一人で資本金1万円で事業を起こし15年で東証一部(現プライム)上場企業にまで育て上げた株式会社北の達人コーポレーションの木下勝寿社長とのデイリーの打ち合わせで常に経営者の視点からのアドバイスを受けることもできます。

起業家志望の方は、ぜひ一度、プログラムの内容をご覧ください。

 

まとめ

この記事では、起業を志す方が成功しやすいよう、成功しやすい業種と失敗でよくあるケースなどについて解説しました。

失敗に陥りやすいケースも多く紹介しましたが、事前にそれを知り対策やサポートを受ければ、乗り越えられない壁ではありません。

一度の人生、自分のアイデアを形にして起業したい!という情熱をお持ちの方は、これらの情報を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

画像出典元:o-dan

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