スポーツ選手の年収ランキング!世界・日本国内別、競技別の収入事情を解説

スポーツ選手の年収ランキング!世界・日本国内別、競技別の収入事情を解説

記事更新日: 2023/12/15

執筆: 大山直美

有名スポーツ選手たちは、その実力に加え、億単位の高額年収も度々話題になります

この記事では、気になるスポーツ選手の最新年収ランキングを世界・国内、男女別に調査しました。

一番稼いでいるのは誰なのか?一番稼げるスポーツは一体何なのか?も解説していきます。

また、その収入の内訳や、現役後の意外と苦しい懐事情にまつわる話もご紹介していきますので、ぜひご参考ください。

スポーツ選手の年収ランキング <世界版 2023>

世界で一番稼いでいるアスリートは誰なのでしょうか?

フォーブス誌から発表された2023年最新ランキングを元に年収額を紹介します。

総合ランキング

スポーツ選手の年収 世界ランキング2023

 

1位はサッカー・ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手で、推定年収175億円です。

年俸が高額な欧州サッカー、米国バスケットボール選手が、上位にランクインしているのが特徴です。

順位 名前 スポーツ 年収(日本円)
1 クリスティアーノ・ロナウド サッカー 175億円
2 リオネル・メッシ サッカー 168億円
3 キリアン・エムバペ サッカー 155億円
4 レブロン・ジェームズ バスケットボール 154億円
5 サウル・アルバレス ボクシング 142億円
6 ダスティン・ジョンソン ゴルフ 138億円
7 フィル・ミケルソン ゴルフ 137億円
8 ステフィン・カリー バスケットボール 130億円
9 ロジャー・フェデラー テニス 123億円
10 ケビン・デュラント バスケットボール 115億円

※円換算は2024年3月期決算の上場主要メーカー想定為替レートを使用。他記事内も全て同一レートを使用。


日本スポーツ市場の何十倍も大きな金額を得ている米欧の選手たちの高額年収に驚きますね。

なお、昨年TOP50以内に日本人で唯一ランクインしていた大阪なおみは今回圏外となり、女性アスリートも、49位のセリーナ・ウィリアムズのみとなりました。

また、大谷翔平は2023年のTOP50では圏外ですが、2024年から移籍するドジャースの年俸は、10年総額で1014億円(7億ドル)と北米プロスポーツ史上最高額での契約となりました。

単純計算で1年あたり年俸101億円ですが、今回大谷は、1014億円の大半の97%は10年契約満了後の2034年以降に支払われる"後払い"契約を選択しました。

そのため、2024年の年俸は2.9億円(前年より約40億円ダウン)。

2023年は50億円ほどあったといわれるスポンサー収入が今回の移籍で増額すれば、ランクインが期待されるかもしれません。

スポンサー収入ランキング

実は、年収額とは、「スポーツ本業での収入」+「スポンサー・広告料」の合計です。

スポーツでの年俸とスポンサー料は、必ずしも比例しているわけではなく、その選手の話題性や人気、スポンサー契約の巧みさによってかなり変動します。

それでは、スポンサー収入(副収入)が多い選手のランキングはどうなのでしょうか?

順位 名前 (総合ランキング順位) 年間副収入(日本円)
1 ロジャー・フェデラー (総合9位) 122億円
2 クリスティアーノ・ロナウド (総合1位) 116億円
3 レブロン・ジェームズ (総合4位) 97億円
4 リオネル・メッシ (総合2位) 84億円
5 タイガー・ウッズ (総合16位) 77億円


スポンサー収入の1位はフェデラー選手で、年間収入123億円のうち、99%にあたる122億円を競技外の副収入から得ています

タイガー・ウッズ選手も、ネームバリューと広告価値の大きさが現在も強いことがわかります。

注目選手の収入事情

世界ランキング上位の注目選手の収入・近況をみてみましょう。

クリスティアーノ・ロナウド


画像出典元:
instagram(@cristiano)

1位:クリスティアーノ・ロナウドCristiano Ronaldo

・ポルトガル出身のサッカー選手
・アル・ナスルFC所属(2022年冬~)
・ポルトガル代表
・ポジション:フォワード

 

クリスティアーノ・ロナウド選手は、6年ぶり3度めの、年収世界1位アスリートとなりました。

年収総額は175億円で、フォーブス調査におけるサッカー選手の記録史上最高額となったそうです。

大手の暗号資産取引所運営企業とのパートナーシップ契約によって、フィールド外の収入が増加したことがランクアップの大きな要因といわれています。

レブロン・ジェームズ


画像出典元:
instagram(@kingjames)

4位:レブロン・ジェームズ(LeBron James

・アメリカ出身のバスケットボール選手
・NBA ロサンゼルス・レイカーズ所属
・オリンピック2回の金メダルに貢献
・ポジション:フォワード


レブロン・ジェームズ選手は、最年少・歴代記録をいくつも持つNBAバスケットボール選手です。

その記録の多さから、「史上最高のNBA選手」と称されることもあり、NBAチャンピオン・NBAファイナルMVP・NBA最優秀選手賞を全て4回ずつ受賞しています。

年俸以外のスポンサー・副収入も95億円と多く、ナイキとは生涯契約を締結。また、投資にも積極的で株からの収入も得ているそうです。

サウル・アルバレス


画像出典元:
instagram(@canelo)

8位:サウル・アルバレス(Saúl Álvarez

・メキシコ出身のプロボクサー
・世界4階級制覇王者
・PFP(階級越え格付けランク)で1位獲得
・ウェルター級→ライトヘビー級


サウル・アルバレス氏は、ボクシング界で唯一年収ランキングTOP10入りした人気ボクサーです。

愛称はカネロで(スペイン語でシナモンの意味)彼の赤褐色の髪の毛に由来しています。

放送権契約も破格で、「DAZN」とは2018-2023年まで1試合あたり37億円の独占放送権契約を締結しています。

スポーツ選手の年収ランキング <日本国内版 2023>

今度は、日本人選手の年収ランキングを見ていきましょう。

日本人選手の年収は、総合ランキングは公表されていないため、各競技の公開年俸や賞金情報、スポンサーの社数や契約金額のデータ等を元に、編集部にて推定年収を算出しました。

世界ランキングとはまた異なった、種目や選手の顔ぶれに注目してみてください。

男女総合ランキング

スポーツ選手の年収 日本ランキング2023
 


2023年の推定年収1位は大谷翔平選手で、前年1位の大阪なおみ選手を抜いて初の1位となりました。

2024年以降も、新球団ドジャースでの年俸や、さらに増えるスポンサー収入などにより、他競技の選手を大きく引き離した高額年収となることが大いに予想されるでしょう。

また、世界ランキングTOP10では1人も入っていなかった野球選手(MLB)が、国内ランキングでは複数名ランクインしている点が大きな特徴といえます。

順位 名前 スポーツ 年収(日本円)
1 大谷 翔平 野球(MLB) 84億円
2 ダルビッシュ 有 野球(MLB) 39億円
3 朝倉 未来 格闘技 30億円
4 八村 塁 バスケットボール 28億円
5 鈴木 誠也 野球(MLB) 22億円
6 錦織 圭 テニス 18億円
7 大坂 なおみ テニス 16億円
8 松山 英樹 ゴルフ 15億円
9 菊地 雄星 野球(MLB) 14億円
10 羽生 結弦 フィギュアスケート 10億円


また、2022年までのランキングでは圏外だった格闘家の朝倉未来氏が3位にランクイン

2023年の後半は格闘技を一旦休むことを表明していますが、アパレルブランドや不動産投資などで副収入も多く、その総額は30億円程といわれています。

ほかに、2023年よりプロスケーターへ転向し、結婚からのスピード離婚も話題となった羽生結弦氏も10位にランクイン。

プロ転向後は、アイスショーやスポンサー収入などが増え、現役時代の年収3億円を大きく超える約10億円であると予想されています。

男性ランキング

日本人選手の男性版ランキングも見てみましょう。

順位 名前 スポーツ 年収(日本円)
1 大谷 翔平 野球(MLB) 84億円
2 ダルビッシュ 有 野球(MLB) 39億円
3 朝倉 未来 格闘技 30億円
4 八村 塁 バスケットボール 28億円
5 鈴木 誠也 野球(MLB) 22億円
6 錦織 圭 テニス 18億円
7 松山 英樹 ゴルフ 15億円
8 菊地 雄星 野球(MLB) 14億円
9 羽生 結弦 フィギュアスケート 10億円
10 三笘 薫
サッカー 7.5億円


総合上位10名のうち9名が男性のため、ほぼ同一ランキングにはなりますが、10位に入ってきたのは、サッカープレーヤー・三笘 薫選手でした。

所属するイングランド・プレミアリーグのブライトンと2027年まで契約を延長し、5年総額で最大約40億円ともいわれる日本人選手としては歴代最高クラスの大型契約を締結しました。

契約延長、増額は、成績への評価と期待の証なので、今後の活躍にも期待ですね。

女性ランキング

日本人女性版のランキングもまとめてみましたので、ご覧ください。

順位 名前 スポーツ 年収(日本円)
1 大坂 なおみ テニス 16億円
2 畑岡 奈紗 ゴルフ 3.6億円
3 渋野 日向子 ゴルフ 3億5000万円
4 高梨 沙羅 スキージャンプ 1億2500万円
5 石川 佳純 卓球 1億2000万円
6 笹生 優花 ゴルフ 1億1910万円
7 山下 美夢有 ゴルフ 1億1227万円
8 西郷 真央 ゴルフ 1億24万円
9 稲見 萌寧 ゴルフ 9,449万円
10 古江 彩佳 ゴルフ 8,066万円

※ゴルフの賞金ランキング2023年度版は記事作成時(23年11月時点)途中経過のため、2022ランキングを引用


2023年はけがと妊娠のために試合を一時離れていたにもかかわらず、大坂 なおみ選手の収入が他女性アスリートとはケタ違いであることがわかります。

ほかに、高梨 沙羅選手や石川 佳純選手は、競技そのものから得られる収入よりも、人気に裏打ちされたスポンサー契約などからの収入が多いため、上位にランクインしています。

注目選手の収入事情

日本人ランキング上位の注目選手の収入・近況をみてみましょう。

大谷 翔平


画像出典元:
instagram(@shoheiohtani)

男性1位:大谷 翔平

・岩手県出身のプロ野球選手
・ロサンゼルス・エンゼルス(MLB)所属
・右投左打の二刀流
・花巻東高校→日本ハム→メジャーへ

 

大谷 翔平選手は、投手・打者の両方で活躍する「二刀流」で有名なメジャーリーグの野球選手です。

日本プロ野球在籍時も、史上初となる2桁勝利・2桁本塁打を記録し、メジャー挑戦後も、新人王やシーズンMVPなどの記録を打ち立てています。

それらの活躍により、前年スポンサー収入が3倍以上に増額したと伝えられており、アシックスやデサントなど15社から年25億円の収入があると推定されます。

メジャー最高額1014億円での移籍契約も話題となり、2024年のスポンサー収入の増額にも注目が集まります。

錦織 圭


画像出典元:
instagram(@keinishikori)

男性6位:錦織 圭

・島根県出身のプロテニスプレーヤー
・自己最高位:世界ランキング4位
・アジア男子初グランドスラムファイナリスト
・リオ五輪銅メダル


錦織 圭選手は、18歳での全米16入りなど若手時代から実績を重ねるプロテニスプレーヤーです。

近年は怪我による不調が指摘されながらも、高い年収を維持できている理由は、年30億円にものぼる多数のスポンサー契約にあるといえます。

ユニクロの場合はスポンサー料だけでなく、大会での成績によって億単位のボーナスを更に支給することもあるそうです。

結局どのスポーツが稼げるのか?

ここまでのランキングを見ると、稼ぎの多いスポーツには一定の傾向があるようです。

これは、競技によって、所属団体の経営規模やスポンサー数、集客益などが大きく異なるためです。

成功すれば大金を稼げる一番夢のある競技は何なのでしょうか?

この章では、稼げるスポーツ、逆に少し稼ぎづらいスポーツについてご紹介します。

男子なら野球、女子ならゴルフ

世界の年収ランキングでは、前述のとおり欧州サッカーや、米国のバスケットボールが圧倒的です。

ただ、日本人の体格などを鑑みると、海外でトップ選手へ登りつめるのは難易度が高そうです。

男子が稼ぎやすいのは野球

日本人が高額年収を目指すのであれば、男子であれば、野球でMLB(メジャーリーグ)が最適です。

日本プロ野球の最高年俸は、田中将大選手の9億円ですが、メジャーの最高年俸は45億円とケタ違いですし、日本選手年収ランキングでも上位10人のうち4人はメジャーリーガーです。

女子が稼ぎやすいのはゴルフ

女子であれば、ゴルフで賞金女王を目指すのが良いでしょう。ランキングも上位10人中7人が女子ゴルファーです。

海外で活躍する女性アスリートも増えてきましたが、高額年俸に届く選手はまだ少なく、ゴルフの賞金獲得のインパクトのほうが、いち早く高額年収に手が届きやすいようです。

年俸・賞金が安いといわれるスポーツ

一方で、トップ選手となっても他競技に比べ収入を得づらいスポーツも少なからず存在します。

例えば、バレーボールには正式なプロリーグが存在しないため(Vリーグはセミプロ)、多くの選手は実業団チームを持つ企業に所属することになります。

そのため、その企業の会社員の給与がベースとなり、年収600万円前後、イタリアリーグで活躍する石川祐希選手でも、年収は2,000万円ほどだそうです。

また、スキージャンプの1位賞金は、世界大会でも800万円程と他競技に比べ低額です。

90年代から始まった新しい競技のため、高梨沙羅さんなどの一部の選手を除き日本国内ではまだスポンサーのつく風土がないことや、近年、賞金獲得人数が増やされたことで一人当たりの取り分が減ったことなどが理由のようです。

なぜスポーツ選手は高額年収なのか?

サラリーマンの平均年収が461万円といわれる中、スポーツ選手はなぜそんなに稼げるのでしょうか

まず、高額年俸が支払われるためには、当たり前ですが、その「原資」が必要です。

例えば、試合開催で得られる原資は、放映料、広告料、入場料、グッズ販売料などです。

プロ野球であれば、ファン数も多く、1試合で1億円程の収益が得られることに加え、年間試合数も140試合以上と、収益金が集まりやすいので、必然的に選手に対する支払い額も高くなります。

それに加え、選手本人やその競技がメジャーになり人気が出れば、スポンサーも集まりやすくなり、CM契約料、スポンサー料や賞金もそれに連動して高くなります。

試合数もファン数も、つまるところ、全ては『人気』に裏支えされた高額年収なのですね。

 

半分持ってかれる!?実際の手取り額は?

年に1億円貰えたらどう使おう?と夢膨らみますが、公表される年収は「手取り額」ではありません

日本は、所得が高い人ほど高い税率がかかる累進課税制度を採用しているため、高額年収のスポーツ選手には驚くような『高税率』がかかります。

具体的な競技・年収例を使ってどの程度税金を支払うのかみてみましょう。

年俸1億のプロ野球選手の手取り例

実は、プロ野球選手は個人事業主にあたるため、かかる税金の内容が少し違います。

年俸1億円の選手の場合
・所得税率は45%(最高税率)
・消費税もかかる
・健康保険料は全額自己負担
などの条件があるため、1億円年収があっても手取りは約4,700万円となります。

また、この違いにより、仮に、年収1,000万円の会社員とプロ野球選手がいたとした場合、プロ野球選手のほうが6-7%支払う税率が高くなり、手取りは65万ほど少なくなります。

もちろん税制面で不遇な点だけではなく、プロ野球選手などの業種は不安定な形態であることを鑑み、一般個人事業主が支払う個人事業税の対象外とはされています。

しかしながら、雇用保険もなく、失業しても失業給付はないため、プロスポーツ選手には、将来を見据えた貯蓄・資産形成が非常に重要です

大坂なおみ選手は日本で納税してない?

約半分が税金ならば、大坂なおみ選手は70億円のうち35億円を日本に納税している?のかと思いますが、実態はそうではありません。

大坂選手は、国籍としては日本を選択していますが、日本の税制は「日本に180日以上居住しない場合は、所得税の納税義務は発生しない」という原則があります。

そのため、米国フロリダを拠点とする大坂選手には国内への納税義務はないのです。

米国の税制は、日本と単純比較はできませんが、最高所得税率45%の日本に対し、連邦税は最大37%なので、米国を拠点とするほうが税金的には少し得ということになります。

なお、大坂選手ともなると、遠征費用やヒッティングパートナー、トレーナーへの支払いも高額となるため、手取りはさらに減ることもあるでしょう。

スポーツ選手にまつわる収入事情

憧れの高収入スポーツ選手といえど、その収入の内情には様々な要素があることがわかりました。

ここからは、さらに幅を広げて、様々なスポーツ選手の収入事情を見ていきましょう。

サッカー選手は生涯分は稼げない?

2023年の世界一位年収もロナウド選手ですし、サッカー選手は、子供たちの憧れの職業の一つです。

しかしながら、一部のスター選手を除き、現役引退後には厳しい現実があるようです。

例えば、イングランドでは大学での研究発表にて、プロ引退後のサッカー選手の40%が4年以内に破産しているという結果が報告されているそうです。

日本でも、J1選手の平均年俸は約2,100万円ですが、コーチの給料は人気チームであっても月給20万円程のところもあります。

30代には現役引退をする選手も多いため、もし世帯持ちである場合、生涯分家族を養っていくだけの収入を国内選手が現役時代だけで得るのはかなり難しいです。

セカンドキャリアでも成功したスポーツ選手

TBSドラマ「オールドルーキー」でも話題になったように、スポーツ選手のセカンドキャリアの重要性が近年取り沙汰されるようになりました。

確かに、現役引退後の飲食店経営の失敗や、引退後の生活の悩みから万引きで逮捕された選手の報道など、厳しい現実の報道もあります。

しかしながら一方で、計画的に、また一念発起し、セカンドキャリアの道を開いた選手もいますので、その方たちを紹介していきます。

鈴木 啓太氏(サッカー選手→会社経営者)

日本代表や浦和レッズで活躍した鈴木 啓太氏は、引退後、AuB株式会社の代表取締役となりました。

アスリートのコンディションを左右する腸内細菌に目をつけ、世界レベルのデータ保有数を武器にした研究開発を元にしたヘルスケア商品・サービスを販売しています。

奥村 武氏(野球選手→公認会計士)

阪神タイガースの元選手奥村 武氏は、現役引退後に友人と飲食店経営を開始した際に、「世間や他業界のことを知らない」現実を目の当たりにし、難関資格である公認会計士の受験を開始。

当初は苦戦したようですが、資格試験サポートのTACに入社しながら勉強を続けるという粘り強さで、元プロ野球選手発の公認会計士についに合格しました。

現在では、アスリートデュアルキャリア推進機構の代表理事も務めているそうです。

急成長中!日本の若手アスリートの年収は

年収の高い選手たちはベテラン勢が多いですが、最後に、最近の活躍が目覚ましい、今後さらに高額年収を得そうな注目選手たちを紹介していきます。

藤田 菜七子


画像出典元:
instagram(@nanako.fujita_official)

藤田 菜七子

・日本中央競馬会所属
・16年ぶりのJRA女性騎手
・2018年JRA女性最多勝利記録


JRAの女性騎手・藤田菜七子氏は、その成績だけでなくルックスからも近年注目を浴びています。

2022年は怪我による不調で獲得賞金は下がる可能性が高いですが、ホリプロへの所属を発表し芸能活動等で、競技外で年1,000万円の収入が見込まれるともいわれます。

須藤 弥勒


画像出典元:YouTube
(@MiROCK IN JAPAN)

須藤 弥勒

・ジュニアゴルフ世界グランドスラムを達成
・1歳からゴルフを始める
・東大出身の父・憲一さんの指導法も話題


ゴルフ世界ジュニアメジャー4勝を誇る10歳の須藤弥勒さんの収入もすごいです。

年齢的にもまだプロ契約を行えないアマチュア選手の扱いなので年収ランキングには掲載されませんが、スポンサー数はすでに10社以上あり、年数千万円の収入があるのではないかと推定されます。

まとめ

この記事では、スポーツ選手の年収事情について世界・国内のランキングをまとめました。

一流のプロ選手になるには、どの競技であっても人並みならぬ努力が必要ですが、努力の後得られる収入面については、競技によって違いがあることもわかりました。

今後は、注目選手の収入面での動きや、引退後の活躍について着目してみるのも興味深いでしょう。

 

画像出典元:o-dan
ランキング情報出典元:<海外>Forbes  THE  WORLD’S  HIGHEST-PAID  ATHLETES 2023
<国内> 各競技公開年俸(野球・バスケットボール・テニス)や賞金情報(ゴルフ:男子(日本ゴルフツアー機構)女子(日本女子プロゴルフ協会)2022年8月情報)、その他競技は公開メディア取材情報、Wikipedia、スポンサーの社数や平均契約金額から推定

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