作業割当AId

記事更新日: 2023/03/27

執筆: 桐野ひさや

編集部コメント

スタッフの過不足の見える化で、人時生産性の向上が実現

「作業割当AId」は、スタッフの能力や作業優先度で自動割り当てができるシフト管理ツールです。

人時売上高やスタッフの稼働状況がいつでも確認できるため、目標の人時売上高とのギャップもすぐに把握できます。

拠点間の比較も簡単に確認できるので、複数店舗を運営している企業にぴったりです。

スマホブラウザからシフト希望・変更申請が可能なため、わざわざ紙のシフト表へ記入する手間もありません。

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良い点

人時売上高目標とのギャップを見える化できるため、現場スタッフの配置や人件費をコントロールできます。シフト変更はスマホからも可能です。

悪い点

メインサポートはメールのみのため、別途操作について説明を聞きたい場合は、自社のシステム部を通す必要があります。

費用対効果:

パッケージング料金でなく、スタッフ数に応じた料金体系のため、無駄なコストが発生しません。

UIと操作性:

パソコン操作に慣れていない方でも見やすいシンプルな画面で、スマホでも同様の機能が利用可能です。

サポート体制:

メインサポートはメールのみです。別途操作について説明を聞きたい場合は、自社のシステム部を通す必要があります。

 作業割当AIdの導入メリット4つ

1. 作業割当を最大限効率化させるシフト管理ツール

作業割当AIdは、作業や個人能力、勤務条件を連動させることで全拠点のシフトを自動で作成できる管理ツールです。

作業計画表やスタッフ情報を基に、作業割当表・シフト表が作成されるので、シフト作成・作業割当の手間が大幅に削減されるでしょう。

また、スタッフの割当優先度・能力は、作業毎に登録可能で、他部門や他店舗応援にスタッフを回す余力があるかどうかも確認できます。

拠点ごとの稼働スタッフ数が一目瞭然

2. シフト登録しておけば各時間帯を自動割当

レジ作業や冷蔵庫の温度管理など、作業毎に必要な人時数を登録しておけば、シフトタイプとして自動で割当が可能です。

お昼時やタイムセール時など割当人数を増やして登録しておくことで、作業割当時にレジ業務を効率的にできるスタッフを割り当てられます

15分ごとに細かく作業シフトを管理できるため、店舗ごとに異なるイベントやタイムセールの調整もしやすいです。

細かい作業設定が可能

3. 優先度に応じて作業を自動割り当て

優先度やスタッフの能力に応じて自動割り当てできる作業割当AIdは、色分一覧画面で人員の過不足を確認できます。

人時の過不足を直感的に確認できるので、必要な作業にアサインできる人材育成の目安にもなるでしょう。

未割り当ての時間がある場合は、独自作業、別部門、別店舗への応援割当も可能なので、近隣で複数店舗運営している企業にぴったりです。

必要人時が足りていない場合は、赤く欠員と表示される

4. スマホから個人スケジュールの確認、変更が可能

作業割当AIdはスマホから個人のスケジュールやシフト管理が可能なため、スタッフのシフト管理漏れが軽減されます。

シフト変更申請もスマホからできるので、シフト変更のためにわざわざ出社する必要がありません

申請状況は他のスタッフとも共有ができるため、空いたシフトにアサインするスタッフからの変更申請も同時に確認が可能です。

作業内容もスマホで確認可能

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 作業割当AIdのデメリット2つ

1. サポートはメールのみ

作業割当AIdのサポートはメールが基本となっていて、スタッフへの電話や対面でのサポートは原則的にありません。

質問内容や契約プランによっては、回答に時間がかかる場合もあるようです。

使用方法や設定に不安がある場合は、導入時に前もって相談しておくといいでしょう。

2. IE・Safariには対応していない

PC・スマホどちらも利用できる作業割当AIdですが、PCはWindowsもMacもGoogle Chromeのみ対応しています。

スマホの推奨環境は、iPhoneであればiOS11以上、AndroidであればAndroid7.0以上です。

閲覧できたとしても意図しない操作が行われてしまう可能性もあるので、推奨ブラウザを利用しましょう。

 作業割当AIdの料金プラン

作業割当AIdはスタッフの人数によって月額料金が決まる料金体系です。

店舗の人数に合わせて利用できるため、無駄なコストがかかりません

利用料金には自社の課題に対する利用方法のアドバイスも含まれていて、勤怠管理システムとの連携もオプションで用意されています。

  基本プラン名
初期費用
(税別)
200,000円
月額費用
(税別)
100~400円/1スタッフ
オプション ・セミ・フルセルフレジ対応
・勤怠連携
・カスタマイズ
無料トライアル 2ヵ月

※料金に含まれるもの

  • インポート用のサンプルデータ、フォーマットファイル
  • 入力済みフォーマットファイルのインポート作業
  • Web操作説明会2回の実施
  • 課題に対する利用方法の提案

競合サービスとの料金比較

作業割当AIdは競合サービスと比較すると、初期費用を含めやや安めの料金体系です。

スタッフの人数に合わせて月額費用が上下しますが、カスタマイズやオプションの利用がなければ低コスト運用が叶います

勤怠管理やセルフレジなど、連携できるシステムについては導入時に相談してみてください。

  作業割当AId Airシフト アールシフト
初期費用 200,000円
(税別)
要問合せ 650,000円~
月額費用/1スタッフ 100円~
(税別)
110円~
(税込)
300円~
(税別)
無料トライアル 2ヵ月 2ヵ月 2ヵ月

 

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 作業割当AIdの評判・口コミ

人件費1割ダウンを目標に経営層主導で導入し、導入後1~2年経過し、約5割の達成状況
Aスーパー

・最適な作業割当表の作成により、少ない人時で現場を回せるように
・人時の過不足調整により作業割当・人員配置の最適化を段階的に実施
・スタッフからのシフト変更はスマホ経由で申請・承認の実施を行う、申請状況は他のスタッフ間でも共有し、代替候補者の申請を受ける
・目標と計画の人時売上高を比較しながらシフト作成

マルチジョブ化の推進・目標人時売上高を達成できるシフト計画を作成
Bスーパー

・作業登録は1部門1作業のみとし、初期登録の負荷を最小化
・目標と計画の人時売上高を比較しながらシフト作成
・部門間のリソースの過不足に応じて自動的にマルチジョブ化を推進

*「作業割当AId」公式HP参照

 作業割当AIdを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・人材をマルチジョブ化したい企業

作業割当AIdはスタッフの割当優先度や能力の設定が可能で、マルチジョブ化させたい人材の割当優先度を自由に設定できます。

人が足りていない部門・店舗業務がある場合、自店舗スタッフで適性があるスタッフを応援に回すこともできるでしょう

作業割当は店舗責任者だけでなく、本部スタッフから指示することもできるため、エリア内の店舗を効率よく運営したい企業にも向いています。

・作業割当を自動化・可視化させたい企業

作業割り当てを自動化できる作業割当AIdは、大手スーパーや小売店など、雇入れスタッフの多い企業におすすめです

複雑なシフト調整や作業割り当てを半自動化し、シフト変更の調整もWebから簡単にできるため、シフト担当者の負担が大幅に軽減されます。

一覧画面では全拠点・各拠点のスタッフ稼働状況が確認できるので、欠員がでている作業への増員や応援要請の調整もしやすいでしょう。

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向いていない企業

・スタッフの管理ツールを一括でまとめたい企業

タイムカードの機能があるシフト管理ツールもありますが、作業割当AIdには搭載されていません。

そのため、スタッフ管理にかかわるツールを一つにまとめたい企業には、少々機能不足に感じてしまうかもしれません。

オプションで勤怠連携、カスタマイズが利用できるので、導入時に自社で利用している勤怠システムが連携できるか確認してみてください。

 まとめ

「作業割当AId」は、複雑な作業割り当ても半自動化できるシフト管理ツールです。

スマホから手軽にシフト確認・変更ができるため、スタッフの利便性も高められます。

スタッフの人数が多く、複数店舗を運営している企業担当者の負担軽減にうってつけのサービスといえます。

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画像出典元:「作業割当AId」公式HP

 

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