Timely

記事更新日: 2023/02/13

執筆: 木下千恵

編集部コメント

多店舗でも手間なく管理・集計できる勤怠管理システム

「Timely」はおもに外食チェーンにおける勤怠管理の負担を減らしてくれるシステムです。

Timelyでは法令に違反したシフトを入力すると警告が出るので、就業時間の細かい制限にも負担なく対応できるでしょう。

同社の提供サービスは、累計約26,000店(約1,800社)に導入されているため、実績も抜群。

学生や留学生を多く雇っている企業や、人件費のロスを圧縮したい企業におすすめです。

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良い点

運営元の株式会社アルファクス・フード・システム(AFS)はホテル・レストランを運営しており、Timelyなどの自社サービスの検証を実施。現場の実態に即して開発されたシステムといえます。

悪い点

WEB給与明細はオプション対応です。

費用対効果:

UIと操作性:

集計方法が多様で打刻修正の履歴も確認できるなど、詳細な管理に適したシステムです。

知名度:

AFS社が提供するソリューションはTimely含め、導入店舗数が累計約26,000店(約1,800社)と飲食業界での知名度は抜群です。

Timelyの導入メリット4つ

1. シフト作成で負担なく法令を順守できる

Timelyでは法律に違反したシフトを入力すると警告が出るため、管理者は法令の順守に神経質になる必要がありません。

設定できる対象は「未成年」「36協定」「雇用保険・未加入」など多岐にわたります。

外国人についても、「留学生(正規生・就学生)」「家族滞在」などあらかじめ属性を設定しておけば、就業時間の細かい制限まで完璧です。

在留期限の確認などもアラート表示されるため、法令順守も負担なく対応できるでしょう。

ミスがあればシフト作成時に警告が出る

2. オーダー用ハンディでも打刻できる

Timelyではパソコンからの勤怠入力だけでなく、オーダーに使用するハンディ端末でも打刻できます。

使用できるハンディは同社が提供している「オーダーショット」というオーダーエントリーシステムです。

ほかにも静脈認証端末や磁気カードによる打刻ができるので、店舗の環境に適した打刻方法を選べます。

社員番号による二重チェックも設定できるなど、使い勝手がよいだけでなく不正防止にも役立つシステムと言えます。

打刻はハンディや静脈認証などさまざま

3. 飲食店に特化した自動集計機能

Timelyはフードサービス業のあらゆる勤務体系、集計形式に対応しています。

時間給は15種類まで、1時間未満の丸め処理や正月といった特別期間など、個人ごと・店舗ごとに柔軟性高く設定が可能です。

ヘルプの別集計も可能になっており、フードサービス業で想定されるさまざまな場面に対応しています。

汎用型の勤怠管理システムではイチから設定する必要がありますが、Timelyなら準備された機能をすぐに使えるので、飲食店にとって導入しやすいシステムと言えるでしょう。

ヘルプの自動振替などにも対応

4. 多言語にも対応

Timelyはこれまで日本国内向けに提供されていましたが、2022年3月にグローバル版(多言語対応)リリースの発表がありました。

回転すしチェーン「スシロー」の中国店舗に導入されており、他の海外店舗にも導入拡大が予定されているようです。

海外でも日本食がブームとなっている昨今、海外展開を視野に入れている企業にとって強い味方になってくれることでしょう。

中国語での打刻画面イメージ

Timelyのデメリット

ハンディでの打刻にはオーダーエントリーシステム導入が必要

Timelyはパソコンからも出退勤の打刻をできますが、もしハンディで打刻したいなら、同社が提供している「オーダーショット」を導入する必要があります。

すでに他社のオーダーエントリーシステムを導入済みの場合は、ハンディで打刻できない可能性があります。

Timelyの料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

競合製品との料金比較

飲食業に特化した勤怠管理システムのなかでも、Timelyはとくにシフト管理の面で優れています。

競合サービスでも残業時間の超過アラート機能があるものは多いです。

しかし、Timelyのように留学生の在留資格による判別未成年の夜間勤務への警告など、詳細まで自動で管理するにはカスタマイズが必要になってしまいます。

  Timely MAIDO SYSTEM
スタンダード
かえる勤怠管理 飲食
CAERU AI
初期費用 要問合せ 0円 0円
月額費用 要問合せ 1,980円/1店舗 7,500円/1拠点
特徴 詳細なアラート設定や多言語対応など
飲食店の現場に即したシステム
売上・勤怠・レシピ・予約など
飲食店の管理に必要な機能を備えたオールインワンのシステム
タブレットの無料レンタルや、従業員用スマホアプリの提供など、利便性の高いサービス

(税別)

Timelyを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・留学生や学生を多く雇っている会社

Timelyはシフト作成で負担なく法令を順守できるので、就業時間に細かい規定がある留学生や学生などを多く雇っている会社にうってつけです。

従業員が1人ひとりシフトを申請する場合、単純なミスや少しでも多く稼ぎたいといった心理から、知らずに法令に違反した申請をしてしまうこともあるでしょう。

Timelyではシフト作成画面で警告表示が出るため、管理者にとって心強いシステムです。

・海外展開を目指す企業

Timelyは多言語にも対応できるため、飲食事業の海外展開を目指す企業にもおすすめです。

すでにスシローの中国店舗に導入された実績があります。

現地の店舗における実績データを、日本の本部で管理・集計できる点も便利です。

向いていない企業

・1店舗のみなど小規模運営の会社

Timelyを含め、同社が提供するシステムは外食チェーン向けなので、本部が複数店舗を管理するように設計されています。

1店舗のみや、従業員のシフトが固定されているような場合には、費用対効果は得られづらいでしょう。

まとめ

Timelyは飲食店の人件費管理を効率化できる勤怠管理システムです。

従業員に留学生や学生が多く、法令順守に負担を感じている管理者にもおすすめです。

飲食店での実績があるTimelyを導入し、経営改善に役立てましょう。

画像出典元:「Timely」公式HP

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