プログラマーになるには?未経験から成功するための方法を徹底解説!

プログラマーになるには?未経験から成功するための方法を徹底解説!

記事更新日: 2020/06/04

執筆: 編集部

未経験からプログラマーになるためには、どうすれば良いのか悩んでいる方はいませんか。

プログラマーは、キーボードをひたすら叩いて仕事をしているイメージから、初心者からすると、非常に敷居が高いですよね。

未経験から目指したいと思っても、「自分にあんな難しそうなことができるのだろうか」と不安になってしまう人も多いはず。

しかし、結論から言うと、未経験からプログラマーになることは十分可能です。この記事は、未経験からプログラマーになるための方法を徹底的に解説します。

プログラマーとは?

あなたは、プログラマーという職業について、どんなイメージを持っているでしょうか。

プログラマーがどんな職業なのか分からない人は、なんとなく「難しそう」「数学が得意そう」など色々な印象を持っているかもしれません。

ここでは、プログラマーという職業に対する理解を深めてもらうため、仕事内容や将来性などについて解説します。

プログラマーの仕事内容

プログラマーとは、PCを使って、システムやゲームを開発する人のことを指しています。

一口に「プログラマー」と言っても、銀行などの金融機関のシステムを作る人や、スマホのアプリを作る人、ゲームを作る人など、色々な種類があります。

プログラマーという職業は、コンピューターを相手にする仕事であるため、100%の正解を求められます。

もし、少しでも間違ったシステムを作ってしまうと、そのシステムは正常に動作できなくなってしまうためです。

そのため、入念に何度もチェックしたり、システムを組む時に論理的に考えられる思考力が求められます。

プログラマーになるために必要な資格

プログラマーになるために必要な資格は特にありません。

世間的には、「理系の人がやる職業」「数学に強くなくてはいけない」などのイメージがありますが、文系出身のエンジニアも非常にたくさんいます。

また、プログラマーは超技術主義の世界であるため、学歴よりも圧倒的にスキルと経験が重視されます。

学歴も、高卒でも専門学校卒でも大卒でも、ほとんど関係なく、プログラマーになることができます。

プログラミングを勉強して、企業に認めてもらえれば、どんな人にも均等にプログラマーになれる点が、大きなメリットでもあります。

プログラマーの将来性

これから、ますますIT化が進んでいく社会の中で、プログラマーという職業は、非常に需要が高い職業の1つです。

現在は、AI(人工知能)、VR/AR(仮想空間認識)の分野が非常に伸びてきていて、技術を持っている人は、非常に重宝されます。

また、プログラマーは何年も前から、慢性的な人材不足であると言われており、これからますます将来性が増してくる職業であると言えるでしょう。

プログラマーになるための3つの方法

プログラマーになる方法に決められたものは、一切存在しません。

経験や学歴がなくても、スキルや若さがあれば、プログラマーとして企業に採用してもらうことは十分に可能です。

ここでは、大きく分けて3つのプログラマーになる方法を解説していきます。

1. 新卒でプログラマーとして採用される

まずは、新卒でプログラマーとして採用される方法です。高卒でも専門卒でも大卒でも、新卒として企業に採用されれば、誰でもプログラマーになることが可能です。

未経験の場合、プログラマーになる1番の近道が新卒採用です。

なぜなら新卒採用の場合は、即戦力としての採用ではなく、その人のポテンシャルや将来性を判断材料にして、採用することが多いためです。

中途採用になると、プログラマーとして即戦力になるかどうかが、面接での判断基準になるため、未経験の人は一気にハードルが上がります。

大学生の場合は、文系でも理系でも関係なくプログラマーの採用を行っているため、新卒でのプログラマーになりたいと考えている方は、ぜひ応募してみましょう。

2. 独学で勉強して就職・転職する

独学でプログラミングを勉強して、未経験からプログラマーに就職することもできます。

新卒ではなく、第二新卒・フリーター・他業種からの転職の場合、全て中途採用扱いになります。中途採用の場合は、企業側も即戦力になれる人材を求めているため、スキルが重要視されます。

そのため、ある程度のプログラミングのスキルがあることをアピールするために、実績や成果物を作っておく必要があります。

独学の場合は、自分で本を買ったり、Progateやドットインストールなどのサイトを使ってプログラミングを学習します。

学習が一通り終わったら、自分でオリジナルのアプリケーションを作って、企業の面接に臨みます。

しかし、プログラミングは独学で学ぶと80%以上の人が、挫折してしまうと言われており、相当根気強い人でないと、学び続けるのは厳しいです。

3. プログラミングスクールに通う

現在、プログラミングスクールに通って、プログラミングを学んでからプログラマーになる人は増えてきています。

プログラミングスクールは、年齢や職歴を問わず、誰でも受け入れてくれるスクールがほとんどです。

また、プログラミングスクールでは、就職・転職サポートを行っているスクールもあり、未経験の人でもプログラマーとして就職しやすい環境が整っています。

ただ、独学に比べて、圧倒的にお金がかかってしまうというデメリットもあります。

独学(書籍やネット教材) 約5~6万円
プログラミングスクール(転職サポ付き) 約70~100万円

上記のように、かなり金額に差が出てしまうため、確実に就職したい気持ちとお金に余裕のある人以外は、あまりおすすめ出来ません。

スクールに通って転職したい人は、しっかり覚悟を決めて通うようにしましょう。

 

プログラマーへの道は険しい?超えるべき壁

プログラマーになるためには、いくつかクリアしなければならない問題があります。

昨今のプログラミングブームによって、「スクールに入っとけばプログラマーになれるんでしょ?」と安易に考えている人も多いかもしれません。

しかし、実際にプログラマーになるためには、かなり超えなければならない壁もあります。

適性がある人とない人がいる

どの職業にも必ず、向き不向きはありますよね。プログラマーの場合も同様に、適性のある人とない人がはっきり分かれています。

プログラマーという職業は、正確に早く効率的にコードを書いて、システムを構築できるかが優秀であるかどうかの判断基準になります。

システムを作っていく中で、ロジカルに考えられなかったり、すぐにイライラしてしまう人は、あまり向いていません。

適性が無いまま、就職してしまい、「やはり向いていなかった・・」と感じるのは、時間もお金も勿体ないですよね。

自分に適性があるのか判断するためにも、まずはProgateや書籍などでプログラミングを始めてみることが重要です。

技術を勉強し続けなければならない

プログラマーという職業は、常に新しい技術をインプットし続けなければなりません。

プログラミングという技術は、日進月歩でアップデートされていくため、1〜2年単位で大きく変化しています。

技術についていけなくなると、プログラマーとしての市場価値は大きく下がるため、新しい技術をチェックし、学び続ける姿勢が重要です。

土日や祝日も勉強の時間に当てたり、就業後に勉強したりできる人ではないと、かなり難しいかもしれません。

学習の途中で挫折する人が多い

未経験の初心者にとって、プログラミングというのは、非常に挫折しやすいです。

プログラミングは、ネット上にある無料教材などでも簡単に勉強することが出来るため、自分でいくらでも学び続けられます。しかし、学び続ける中で、システムが上手く作動せずに、解決出来ないことも出てきます。

システムが動かなかった時に、自分で解決出来ずに、結局挫折してしまう人が非常に多いです。

近くに質問できる人がいれば、2分で解決出来る問題が、初心者だと1週間もかかってしまうこともあります。

学習の途中で、挫折しないためにも、

・MENTAなどでメンターを見つける

・エンジニアの勉強会などに参加し、現役のプログラマーと仲良くなる

など学習する上での工夫が必要です。

プログラマーから著名な社長になった人の事例

この記事を読んでいるあなたは、プログラマーを目指している方が大半ですよね。

プログラマーとして活躍し、社長になった人達は、意外と多いです。

ここでは、プログラマーから著名な社長になった人の事例をいくつか紹介していきます。

岩田 聡(任天堂元代表取締役社長)

任天堂の元代表取締役社長である岩田 聡さんは、生前、天才プログラマーとして知られていました。

数々の名作ゲームを生み出したほか、ニンテンドーDSやWiiなどをプロデュースしました。

HAL研究所代表取締役社長を務めていたときは、『星のカービィ』シリーズ、『MOTHER2 ギーグの逆襲』などのヒット作品を世に送り出しています。

「ゲーム人口の拡大」を目標に様々なゲームを手がけ、その実現に邁進した方でした。

マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)

Facebookの創業者であるマークザッカーバーグは、かなり優秀なプログラマーでした。

彼は、ハーバード大学在学中に、今のSNSの原型ともなるFacebookを開発し、瞬く間に世界的な大企業の社長になってしまいました。

2010年には、世界で最も若い10人の億万長者で1位に選出されるなど、プログラマーとしてかなり成功した社長の1人です。

ビル・ゲイツ(Microsoft 創業者)

言わずと知れた億万長者のビル・ゲイツも、元々はプログラマーでした。

彼は、高校時代から政府に対して交通量計測システムを開発して、納入してお金を稼いでいたり、ビジネスマンとしてとても優秀でした。

大学時代には、ポールアレンと共にマイクロソフトを創業し、IBMにシステム開発を任されたり、Windowsを開発したり、精力的に活動します。

その結果、1990年代には世界一の大企業として、成功者の仲間入りをし、世の中にその名を知らしめました。

マイクロソフトの技術指導にも携わるなど、社長になってもプログラマーの育成に貢献しています。

まとめ

今回は、未経験からプログラマーになるための方法について主に解説してきました。

プログラマーになるために必要なのは、技術力であるため、非常に目指しやすい職業の1つであるとも言われています。

未経験からでも十分にチャンスがありますが、なるべく早めに目指すに越したことはありません。

プログラマーになりたい方は、ぜひ本記事を参考にして、まずはプログラミングの学習を始めてみましょう!

画像出典元:Pixabay

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