「会社に縛られずにプログラマーとして独立して、フリーランスになりたい!」
「私はまだ未経験だけどフリーランスのプログラマーって目指せるのかな?」
「フリーランスって大変そうだけどメリットやデメリットってある?」
フリーランスのプログラマーとして独立したいと考えている方はいませんか。
昨今のプログラミングブームから、ITスキルを身につけて独立したいと考える人は増えてきていますよね。
プログラマーとして独立すれば、給与を大幅にアップさせることができ、会社に縛られずに自由な働き方を実現することが可能です。
ただ、現在プログラマーとして仕事をしている方も、具体的にどのように独立すればいいのか分からない方は多いですよね。
そこで今回は、フリーランスのプログラマーとして転職する上でのメリットやデメリット、成功するための方法などについて解説していきます。
このページの目次
「フリーランスのプログラマー」という単語を聞いても、ピンとこない方が大半ですよね。
結論から言うと、未経験でもフリーランスのプログラマーは目指すことが可能です。
ここでは未経験の方にもイメージしてもらいやすいように、プログラマーの仕事内容やフリーランスとして独立した後の生活などについて詳しく解説します。
プログラマーとは、コンピューターに思い通りの動きをさせるシステムを作る人のことを指しています。
プログラミング言語を書くことで、コンピューターに指令を出し、指令通りに動くシステムを構築します。
業務で使われるシステム、みなさんが使っているWebサイト/アプリ・スマホアプリなどはプログラマーによって、プログラミング言語化されて作られています。
プログラマーは世の中の数ある職業の中でも、非常に独立しやすい職業の1つでもあります。
技術職であるがゆえに、スキルが高ければ高いだけ評価してもらえて、高い給料を得やすいです。
フリーランスのプログラマーの働き方は「常駐型」「フルリモート型」の2つに分けられます。
常駐型 | 独立しているが、案件先の企業に出勤して社員の人と開発を行う。プロジェクト単位での契約が多い。 |
フルリモート型 | その名の通り、企業に出勤しなくてもリモートで作業を行うことが可能。自宅でもカフェでも作業できる。 |
常駐型の場合は、2~6ヵ月単位で1案件をこなし、企業に常駐しながら仕事をこなしていきます。
IT業界の案件は、フリーランスであっても常駐型の割合が圧倒的に多く、完全フルリモートの案件は少ないです。
フルリモート型の場合は「案件の納品」ベースで行われることが多く、何時に起きてどこで作業するのかも自分で決めることができるのが大きな強みです。
一方で常駐型の場合は「月単価」で報酬が支払われ、企業に常駐することを強いられるので、働き方の面ではあまり会社員の方と変わらない可能性が高いです。
フリーランスのプログラマーとして独立したい方の中には、独立して年収をアップさせたい!と考えている方が多いはずです。
確かにフリーランスのプログラマーの中には、年収が1,000万円以上ある方も多数いますが、スキルによって年収は大きく異なります。
フリーランスプログラマーの平均年収の実態は「600~800万円」くらいが相場です。
もちろん、あくまで平均であり、最高年収では1,200万円ほどの年収をもらっている方も存在するため、スキルによって全く異なるということを覚えておきましょう。
フリーランスプログラマーの報酬の支払われ方は、プロジェクトごとで支払われることが多いです。
基本的には1案件ごとに、報酬が支払われる形になっていますが、請負契約と準委任契約で支払われ方は異なります。
請負契約の場合は、成果物が納品されたタイミングで全ての報酬が支払われます。
準委任契約の場合は、労働の期間に対して報酬が支払われる仕組みで、月単位で報酬が支払われる形になります。
つまり納品ベースの場合、納品されたタイミングで報酬が支払われ、プロジェクトベース(常駐案件に多い)では月単位でお金が支払われるケースが多いです。
フリーランスのプログラマーとしてのメリットは、主に3つ挙げられます。
・年収アップ
・複数案件での経験が積める
・場所にとらわれない
それぞれ会社員では経験できない大きなメリットであるため、把握しておきましょう。
フリーランスのプログラマーになる上で1番大きいのは、年収アップが見込めるというポイントです。
平均年収の項目でも述べましたが「600~800万円」という額は、平均的なサラリーマンの給与よりも200万円~400万円ほど高いですよね。
しかもプログラマーという職業は、技術次第でどうにでもキャリアアップできるため、上手く経験を積めば圧倒的に年収を上げることもできます。
現在の年収よりも年収をアップさせたい!と考えているのであれば、十分にフリーランスのプログラマーを目指す価値はあるはずです。
複数の案件での経験が積めるというのも、キャリアアップしていく上で非常に大きなメリットです。
会社員として働いていると、決まった案件しか担当できなかったり、言語や技術も市場に対応しにくいものになってしまう可能性があります。
フリーランスの場合は、数ヶ月単位で担当できる案件が全く異なるため、技術の幅を大きく広げることが出来るのがメリットです。
リモートの案件を担当できた場合は、場所にとらわれない働き方ができるのも、大きなメリットであると言えます。
会社員として働いている場合は、毎日同じ時間に同じオフィスに通勤しなければなりませんよね。
しかし、リモートの案件を担当できれば、いつでもどこでも場所にとらわれない働き方を実現することが可能になります。
特に「海外で働きたい!」などの海外志向をお持ちの方は、非常に思い通りに働ける可能性が高いです。
逆にフリーランスのプログラマーになるデメリットには、以下のようなものがあります。
1. 収入が安定しない
2. 確定申告などの手続きが面倒
3. 保険などの各種保障が手薄い
まず1つ目は収入が安定しないことです。
会社員と違って、独立するといつどんな仕事が取れるか分からないため、収入が安定しないという特徴があります。
スキルさえ持っていれば、どこの企業からも需要はありますが、それでも案件が終わると次の案件を探さなくてはならない面倒さもあります。
特にスキルが未熟な状態で独立すると、低単価の仕事しか回って来なくなり、疲弊してしまうため、会社員としてスキルをつけて独立することをおすすめします。
フリーランスになると、毎年自分で税金を納めるために確定申告をしなければなりません。
確定申告は、フリーランスなら避けては通れない道ですが、年間の領収書や売り上げを計算して自分で計上する作業は非常に面倒です。
クラウド会計ソフト「freee」などのアプリが出てきて作業は効率化されましたが、まだまだ面倒な作業を担なければならないことを覚えておきましょう。
3つ目に保険などの保障が手薄になってしまうことが挙げられます。
フリーランスとして独立すると、国民健康保険への加入が必須になり、若干保険料が高くなってしまいます。
また年金の面でも、厚生年金から国民年金へと変更になるため、将来お金をもらう額が若干少なくなってしまいます。
フリーランスのプログラマーとして独立するためには、主に3つのスキルが重要です。
・2~3年の実務経験
・市場で必要とされる技術力
・営業力
どれもフリーランスとして独立するために必要なスキルであるため、目指している方はぜひとも身に着ける努力をしていきましょう。
フリーランスとして必要とされる力は「スキル×経験」で決まります。
転職する場合でも同様ですが、基本的に企業が中途採用やプロジェクト単位で人員を探している場合は実務経験も重視されます。
どの言語ができて、何の分野が強いのか、がはっきりしていると、採用する側も非常に人を選びやすくなります。
フリーランスとして独立したい方は、まず2~3年の実務経験を積んでから独立を検討しましょう。
市場で必要とされている技術力は何か把握できていると、非常に年収を伸ばしやすくなります。
例えば、現在のIT業界の状況でいうと「Go」という言語が非常に普及し始めていて、ここ数年で需要が急激に増加しています。
このタイミングで自分が今持っているスキルセットと「Go」の親和性が高いのであれば、学んでおくと後で非常に評価され得る技術力になり得ます。
反対に、世界的に言語としての人気が落ち始めている「Ruby」を今から学び初めても、2年後独立する時に役に立たない可能性が高いです。
このように市場で必要とされる技術力をその時々で見極めて、必要な技術力を手に入れられるといいでしょう。
プログラマーの場合、フリーランス向けに案件紹介を行ってくれるサイトも存在するため、よほどのことがない限り実務経験があれば仕事を紹介してもらえます。
ただ、フリーランスエージェントを使わないで自力で案件を取っていきたい!と考えている方にとっては、営業力が非常に重要となります。
どんなにスキルがあっても仕事をもらえなければ報酬はもらえません。
会社員のうちから色々な人と会って、仕事がもらえる環境を作っておけるように努力しましょう。
「i-common tech」は人材サービスを手掛けるパーソルキャリアが運営しているフリーランスエンジニア専門エージェントです。
通常のフリーランス向けの案件仲介サービスと異なり、企業と直接契約ができる案件紹介サービスとなっています。
直接契約であるため、エンジニアから仲介手数料を引かれることはありません。
案件紹介は行ってもらえるものの、クライアント企業との面談は自分で行う必要があるため、営業力自体は常に磨いておきましょう!
画像出典元:「レバテックフリーランス」
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※1:2021年1月実績
※2:2022年6月実績
今回は、フリーランスのプログラマーになるための方法について具体的に解説してきました。
フリーランスのプログラマーになるために学歴や経歴は特に関係なく、会社で現場経験を積むことが出来れば独立は難しくありません。
ただ、技術力が低かったり市場の求めているものとは異なったりすると、高い給与をもらいにくい傾向があります。
しっかり稼げるプログラマーになりたいなら、まず技術力をアップさせて現場で経験を積んでから、独立するように努めましょう。
画像出典元:Pixabay
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