身につければ就活や転職など様々な場面で有利になることができるプログラミング技術。
「今は仕事が忙しいから来年始めよう。」「周りで誰もやってないし自分には必要ない。」など、時間や環境を言い訳にして学ぶことを諦めていませんか?
そんな人に向けて今回はプログラミングを学ぶメリットや不安を抱えている人におすすめの学習方法を紹介していきます!
このページの目次
でははじめに、プログラミングを学ぶことは具体的にどんな場面で役に立つのでしょうか?
プログラミングを学べば就職で有利に、より良い条件での雇用に近づけます!周りと差をつけ自身の強みをアピールすることは、就職においてとても重要なポイントとなります。
また、その技術を証明する資格を持っていることは、年収の向上にも繋がります。
経済産業省のIT人材育成の状況等についてによると、IT人材は将来的に40~80万人の規模で不足が生じると言われています。
このIT業界はただいま成長中であり、需要が高まっている業界であるため、大変狙い目な就職先であることがわかります。
また、IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果から今現在でも技術系のIT人材が不足していると答えた企業が40%近くと多く、需要の高い職種であることがわかります。
マイナビ転職の職種別モデル年収平均ランキングをみてもわかるように、プログラミング技術を持っていると有利になる職業であるシステムコンサルタントは平均974万円で全体の職種のうち6位と、比較的とても高い平均年収を得ています。
また、他の職業でも、インターネットサービス企画で639万円、情報アーキテクト・UI/UXデザイナーで630万円と、日本人の平均年収である443万円を大きく上回っていることがわかります。
プログラミングを学んだ後、さらに資格を取得することで、視野を専門職にまで広げることができます。
専門性の強い職業では、一般職と比べて職を失う可能性が低く、より長い間その職を継続することができるでしょう。
一般的にプログラミングの基礎を習得するには勉強時間が200〜300時間かかると言われていて、一年で習得しようとすると、毎日1時間程度はプログラミング学習に割ける環境が必要であると考えられます。
さらに、1日にプログラミング学習に割ける時間を増やすことができればより短い期間で技術を習得できます。
2022年の20代の転職率は7.6%と2016年以降で最も高く、最近ではキャリアアップのために自ら転職を選ぶ人も多くいます。
平均で転職活動に3〜6ヶ月かかるとされていてこれに加えて1年学習期間が必要となると、資格を取得してからの転職にはかなりの期間を要することがわかります。
しかし、現在の仕事とのバランス調整さえうまくいけば、1日あたりの学習時間を増やすことで、この期間の大幅な短縮が可能となります。
また、転職においても上記のような年収の高さや学びやすさという点から、プログラミングはかなり役立つ技術であると考えられます。
プログラミングを学べば、アプリやゲームを開発することが可能となるため、普段の生活に役立つ便利ツールや自分のやりたいゲームなどを作成することができます。
自分オリジナルの世界で、好きな動物をモチーフにしたキャラクターになりきって、国を襲う怪獣を倒してみたり、海の中で生活してみたり、というような現実世界では成し遂げられないような夢を叶えてみてください!
また、プログラミング技術があれば、自分の好きなビールについての口コミアプリが欲しい!や、家族で共有できる体調管理アプリが欲しい!などといった、自分の生活をより便利にさせる願望も叶えられます!
このように、プログラミングは仕事として役立つほか、趣味として楽しむことも可能です!
プログラミング技術を身につければさらに、Webサイトの作成も可能となります。
訪れて楽しかった旅行先や食べて美味しかったお店の料理の記録をサイトを通して共有すれば、今まで関わることのなかったような人から共感のコメントが届いたり、その観光地の人気を高めるきっかけになることができたり…なんてこともありえます!
Webサイトを通して「好き」を広げたり、深めたりということが可能となります。
プログラミングでは、コードを作成し、バグが現れたら、それをを訂正し…という地道な作業が求められます。
そのため、かなり長い時間集中力を保つことが必要となります。
したがって、一つのことに長い間集中するのが得意な方は、比較的プログラミングに向いていると考えられます。
プログラミングを仕事に生かそうと考えている人の中でもIT業界、特にソフトウェア業界を志望している方は、プログラミングの資格を存分に活かせます。
ここはシステムの設計や開発を行う業界で、プログラミングの技術を有利に働かせることが可能です。
プログラミングの学習方法として対面のスクールのほか、オンラインスクールや本などを用いた独学があります。
もちろん独学がもっとも安くプログラミングを学ぶ手段ではありますが、時間や理解度、続けやすさなど他の視点からもそれぞれのメリット・デメリットについて徹底比較していきます!
メリット | デメリット | |
通学型 | わかりやすい・挫折しづらい | 授業費が高い・通学に時間や手間がかかる |
オンライン型 | 通学の手間がない・費用が安め | 平面的でわかりづらい・時間が縛られる |
独学 | 圧倒的な低コスト・自由度が高い | 挫折率が高い・人に質問できない |
唯一対面で学べる手段ということで、授業のわかりやすさ、学習に取り組む中での挫折のしづらさは圧倒的です!
学習を進めていく中で出てきた「こんな時どうすれば?」という疑問点も対面ならその場で質問してすぐに問題を解決することができます。
バグとの戦いが鍵になってくるプログラミングにおいて生じた問題にすぐ対応してくれる人がそばにいるという環境は、初心者にとって大きな安心に繋がるでしょう。
また、一緒に学んでいる人が目に見えるので、自分しかいないというような孤独感が解消され、同じ立場で頑張っている人がいるというライバル心も生まれることで、継続意欲が刺激されます。
挫折率が高いとされるプログラミング学習も、対面のスクールで実際に人との繋がりを肌で感じることで心折れることなく最後まで取り組めるのではないでしょうか。
一方で、通学型のスクールは授業を行うための校舎や設備などを用意するために費用がかかる分、授業費もかさみます。
また、通学にかかる時間や手間も多く、仕事や学校などで忙しい人にとっては両立が難しく、不都合であると思われます。
オンラインスクールは対面のスクールと独学のメリットデメリットを兼ね備えた手段です。
「仕事や学校の授業が終わって家に帰ってきた後、数時間だけなら取り組める!」「家の近くや定期券内にスクールがない!」という方でも、通学の手間が省かれるため、取り組みやすい学習方法になっています。
また、独学に比べて挫折率も高くなく、対面スクールに比べて費用も安いので継続力や経済面に不安がある方でも始めやすいのではないでしょうか?
一方で、オンラインスクールは対面での授業に比べて平面での指導となるためわかりづらく、学習のなかで躓いてしまう場面や解消できない疑問点が溜まってしまったりということがあります。
また、独学に比べて費用がかかったり決まった時間に受講しなくてはならない分、時間も縛られます。
しかし、これらのデメリットは通学や独学という手段と比べて小さいものです。
独学はほか二つの方法に比べて圧倒的に費用が安いだけでなく、自分のペースに合わせて学習を進めていける分、自由度がとても高い手段です。
スクールの開講時間に合わせて学習する必要もないため、「仕事の合間や移動時間で学びたい!」という人や「不定期で休講になるため空き時間ができる!」という人でも効率的に時間を使って学習することができます。
一方で、誰かに指導されることもないため圧倒的に挫折率が高く、資格取得まで辿り着ける人がかなり少ないのも事実です。
また、指導者がいないことで、学習の中で出てきた疑問点などを解消する際も質問ができず、自分自身で1から調べる必要があります。
初めて触れる分野で問題が生じても頼れる人が近くにいないという状況はかなり不安な気持ちになるでしょう。
Tech Mentor
画像引用元:「Tech Mentor」公式HP
ここまで、大学生や社会人からの目線でプログラミングのメリットについて紹介してきました。
就活に活かしたい人も、転職で活かしたい人も、趣味として極めたい人も、ぜひまずは自分自身のスケジュールや性格をみて、自分にあった勉強方法を見つけ出してみてください!
画像出典元:o-dan、経済産業省