チャットボットとは、ネット上のリアルタイムコミュニケーションである「チャット」とロボットを意味する「ボット」を組み合わせた造語です。
人口知能を活用し、人の代わりにロボットがテキストメッセージや音声を使用し自動的に会話を行うプログラムのことを表します。
現在、顧客からの問い合わせ対応や、社内向けの質問窓口として、多くの企業の公式Webサイトや公式SNSアカウントなどで取り入れられています。
非常に便利ではあるものの、導入コストや運用コストなどの面を含めて、どのチャットボットを選べばいいのかいまいちよくわからないという声を多く聞きます。
この記事では、そんなお悩みを解決すべく、まずは手軽にチャットボットを体感できるおすすめ無料チャットボット12選をご紹介します。
無料チャットボットの選び方のポイント、メリット・デメリットなどを細かく解説し、導入のヒントを得て頂ければと思います。
1988年生まれ、東京大学文学部行動文化学科社会心理学専修課程卒業。
2011年に株式会社ガイアックスに入社し、BtoBマーケティング支援事業を立ち上げ。
2016年に株式会社才流を設立し、代表取締役に就任。
アドテック東京などのカンファレンスでの登壇、宣伝会議・広報会議など主要業界紙での執筆、取材実績多数。
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手軽に導入することができる無料チャットボットですが、そもそも完全なる無料チャットボットはあるのでしょうか。
現在、無料チャットボットとして利用できるものの多くは、「無料トライアル」として無料期間が決まっているものがほとんどで、有料チャットボットへ誘導するためのステップとしての位置づけのものになります。
無料プランを設けている数少ないチャットボットとしては、後の章でご紹介するHubspot、anybot、チャネルトークなどがあります。
ただし、無料プランの場合は、サポート内容の有無や、プラットフォームがWebサイトのみなど、当然のことながら有料との差別化はされています。
事業の拡大や顧客の増加に伴い、無料プランから有料プランへの変更を検討していくことも、活用のポイントと言えるでしょう。
チャットボットを導入する目的として、大きく分けると以下の2つが挙げられます。
また、この2つも更に細かく目的を落とし込めば、チャットボットの種類は異なってきます。
問い合わせ対応 | CVRの向上 | |
社内向け | 顧客向け | CRMプラットフォームあり |
AI型 | シナリオ型 | AI型/シナリオ型 |
問い合わせ対応は、社内向けであれば、複雑な専門用語も学習できるAI型、顧客向けであれば、ある程度パターン化した問い合わせを登録しているシナリオ型チャットボットと対象によって利用すべきシステムは異なってきます。
また、顧客のCVRの向上を狙うなら、チャットボット機能だけではなくマーケティングやセールス機能が備わったシステムが有効でしょう。
1でも述べた通り、チャットボットには大きく分けてAI型とAI非搭載のシナリオ型の2種類があります。
AI型とシナリオ型の最も大きな違いは、導入コストと導入後定着までの時間です。
高額でも時間と共に高度な質問にも回答ができるようになるAI型を導入するか、コストをおさえて早期に使用開始できるシナリオ型を導入するか、自社のニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
無料プランや無料トライアルの場合、利用できる機能が制限されている場合があります。
必要な機能が使えるか、いつまで無料で使えるのかについても事前に確認しておきましょう。
特に、有料プランの機能を期間限定で無料トライアルする場合、期間が過ぎると自動的に課金されてしまう可能性もあります。
また、社内問い合わせへの対応であれば短期間のトライアルでも使用感が掴めそうですが、顧客向けの場合はある程度の期間がないと実際の使用感を把握できない可能性があります。
画像出典元:「HubSpot」公式HP
HubSpotは、幅広い業務に対応可能なCRMプラットフォームで、その機能の一つにチャットボットがあります。
どの機能においても無料プランが用意されているため、チャットボットのみならず、マーケティングやセールスなどの無料プランを組み合わせて、自社に適したサービスにすることができます。
Hubspotのチャットボットは、目的に応じたテンプレートが用意されているため、テンプレートを選択し、必要に応じて、企業イメージに合った口調で会話できるようエディターでカスタマイズすれば完成です。
無料のHubSpot CRMとの連携により、蓄積されているデータを活用して、顧客に親しみを感じさせるようなメッセージを送信できます。
BtoBマーケター/株式会社才流 代表取締役
BtoBマーケの専門家 栗原康太によるHubspotの総評
10年以上、BtoBマーケターとして活動。過去数百件のBtoBマーケティングプロジェクトに関わる。2016年に「才能を流通させる」をミッションに掲げる株式会社才流を設立し、代表取締役に就任。
現代のマーケターがやるべき施策が自然とできてしまうツール
無料プランには期限はありません。
より幅広い機能を利用したい場合は、月額5,400円~有料プランから用意されています。
※一括で支払いの場合、10%の割引が適用となります。ただしエンタープライズプランは異なるので、問い合わせが必要です。
IT
51〜100人
UIが最悪であるため、全く活用できていない
とにかくUIが分かりづらいです。コンタクトや取引を作成する度に不要な遷移が発生して、サクサクとは程遠いUIとなっています。自分の担当案件を確認するのにも何度も遷移が必要で、マニュアルをいちいち見ないと操作ができないです。
サービス
51〜100人
エンジニアやデザイナーがいない会社は便利に使える
SEOの知識がなくても、関連ワードなどから分析して、目的に見合った効果的なコンテンツを提案してもらえるところです。コピーとペーストを中心とした簡単な操作でLP作成できます。専門的な知識がなくても多くの顧客をLPに流し込めたと感じています。
画像出典元:anybot公式HP
anybotの無料チャットボットは、Web上の問い合わせへの自動応答から管理者通知までを自動化できるツールです。
開発不要で、1行のHTMLコードを貼り付けるだけで、使いやすいUIのチャットボットを自社のWebサイトに公開することができます。
従来のチャットボットと異なり、複数選択、単一選択、日程調整機能など、高度な接客ツールをチャット内で表示することができるため、ユーザーの離脱防止に役立ちます。
anybotには、他にも有料プランにてCRMやミニアプリによる販売・予約、集計分析機能が提供されています。
・Web用UI、チャット用アイコンのカスタマイズ
・入力時の自動候補
・カールセル・イメージマップ
・複数選択・単一選択
・タブメニュー
・日程調整・自動通知
無料プランに期限はありません。
有料プランの料金は要問合せになります。
画像出典元:「hitobo」公式HP
hitoboは、FAQを利用することで、導入がおよそ3日~とスピーディに行えることが特徴のチャットボットです。
表記ゆれ(表現は異なるけれど意味は同じである同義語)も自動で認識し、ルール付けしていくので、担当者の設定の負荷が大幅に削減します。
また、有料プランでは、チャットボットのみでの対応に限らず、問い合わせの1次振分け役としてチャットボットを活用することも可能です。
問い合わせ内容を自動で振り分け、返答が難しい場合は人が直接対応するという臨機応変なフローも構築できます。
・デフォルト設定でチャットボットの動作確認
・Q&Aを自社用に書き換えて自社用Botとして利用可能
・チャットボットツール「hitobo」のみ利用可能
30日間の無料トライアルがあります。
有料プランについては問い合わせをする必要があります。
サービス
51〜100人
仕事がスピーディで正確になった
FAQのフォーマットをダウンロードすることでそれらを事務ソフトで効率的に作成していけるようになったのが便利でした。チャットボットと人との作業連携が可能になり、全体的に「正確にスピーディに仕事をしていく」ことができるようになりました。
画像出典元:「チャネルトーク」公式HP
チャネルトークは、LINE公式アカウントとの連携など使いやすチャネル構築が特徴のCRMプラットフォームで、その機能の1つとしてチャットボットがあります。
機能としては、顧客向けWebチャット・社内向けビジネスチャット・カスタマーマーケティングの3つがあり、無料プランでは、Webチャットとビジネスチャットが利用可能です。
チャットボットはシナリオ型で、ユースケースに合わせたテンプレートにより、簡単にシナリオの設定や改善をすることができます。
FAQやよくある質問への自動応答化も可能で、顧客の満足度向上と同時に、顧客対応の効率化も目指せます。
有料プランで利用できるカスタマーマーケティングでは、ABテストやゴール設定に対する効果測定の実施、ビジネスチャットではワンクリックで顧客からの問い合わせに回答できるなど、重宝する機能が揃っています。
・ビジネスチャット
・接客チャット
・LINE公式アカウントとの連携
・回答テンプレートの登録
・チャットボタンのカスタマイズ
・30日間の問い合わせ履歴の閲覧
▶︎無料プラン
無料プランに期限はありません。
※メッセージ検索機能や顧客情報の閲覧、オプション機能の利用不可
▶︎有料プランの14日間の無料お試しプラン
有料プランやオプション機能など、全ての機能が利用できます。
▶︎有料プラン
・X-Small: 3,000円/月(ユーザー数3,000人以下)
・Small: 5,000円/月(ユーザー数8,000人以下)
・Medium: 7,000円/月(ユーザー数7,000人以下) *人気プラン
・Large: 15,000円/月(ユーザー数80,000人以下)
・Enterprise: 20,000円/月(ユーザー数80,000人以上)
IT
1001人以上
teamsの方が多機能で使いやすい
質問などの情報がトークの中に閉鎖的にたまってしまうため、会社としてノウハウが溜まるような仕組みにはなっていないのが不便でした。過去の質問を検索する際は、検索機能が弱く時間がかかります。気軽に使えるぶん、重要な情報は蓄積できません。
サービス
31〜50人
ポップアップ機能が便利
特定のフラグを立てたりして該当のメッセージをポップアップで表示できる点は、非常に便利だと感じました。質の高いAIの回答能力にも満足しています。
画像出典元:「ChatPlus」公式HP
ChatPlusは、1分でID発行&3分でチャットスタート、たった4分で利用を開始できる手軽さが魅力です。
JavaScriptのタグを配置するだけで、自社のサイトに簡単にチャットボットを作れたり、スタンプ、フォーム受付、イメージマップ、動画など、テキストやボタン以外の多様な表現を利用できたりするのが強みです。
また、利用中のメール配信システムやショッピングカート、SFA、CRMとの連携も可能で、追加開発をしたい場合でも柔軟な対応が可能です。
月額1,500円と安価ではありますが、1つのID料金で複数の端末から同時ログインできたり、スクリプト制作から設定共有までをカバーする万全のサポート体制が敷かれていたり、安心に利用できる環境が整っています。
・ID即時発行と即時利用
・同時ログイン
・オペレーター用のスマホアプリ
・チケットとしてサポート全体を管理
・API連携
▶︎10日間の無料トライアルでは、プレミアムプランまでの機能が利用可能です。
▶︎有料プラン(年間契約)
ミニマムプラン: 1,500円/月(月契約1,980円/月)
ビジネスライトプラン: 9,800円/月(月契約10,800円/月)
ビジネスプラン: 15,800円/月(月契約16,800円/月)
プレミアムプラン: 28,000円/月(月契約30,000円/月)
AIチャットボット: 150,000円/月(月契約170,000円/月)
医療
2〜10人
他社のシステム連携が少ない
他社のシステム連携が少ないと思います。スケジュールアプリ等のサービスと連携できるともっと使いやすいでしょう。現に、それが原因で他のチャットシステムを導入しました。
小売
31〜50人
問い合わせ率が2%近く上がった
顧客のニーズやコンバージョンの獲得を見据えた設定を都度柔軟に行えたので便利だと感じました。担当者から聞いた話だと、導入前に比べて問い合わせ率が2%近く上がったらしいです。
チャットボットの公式HPにも載っていない、より詳細な料金情報を効率的に集めませんか?
起業LOG独自の取材や口コミ調査などで分かった、公式HPには載っていない料金情報をまとめました。
色々なサイトで詳しい料金情報を調べる手間を省いて、効率的にサービス比較をしませんか?
画像出典元:「Cogmo Attend」公式HP
Cogmo Attend(コグモアテンド)は作り方・運用も簡単なAIチャットボットです。AIにIBM Watsonを採用しているために質問理解力にすぐれた機能を持ち、的確な回答を提示することが出来ます。
社内のヘルプデスクやお客様対応の窓口として活用することで、大幅な工数・コスト削減ができます。
1つのライセンスで複数のチャットボットが作成できるので「お客様用・社内用で併用したい」「幅広い業務を効率化したい」と考えている100人以上の規模感の企業などでは特にお得に使えます。
・会話設計が優秀な最新のWatson API (Assistant)を利用しており、主な会話形式にはすべて対応
・回答の登録や新たな構築が、専門的な知識不要で簡単に設定できる
・Salesforceやビジネスチャットとの連携が可能
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料トライアル | 要問合せ | AI |
無料デモが利用できます。
ライセンス初期費用として60万円必要です。
初期費用はやや高額ですが、1ライセンスで複数チャットボット運用可能でリーズナブルです。
月額利用料金は10万円からになっていますが、チャットの会話数により利用料は変わります。
詳細は以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
Cogmo Attend 含むチャットボットの資料を一括DL
hachidoriの最大の特徴は、エンジニアの知識なしで、問い合わせ対応や営業支援を手助けするチャットボットの作成ができる点です。
またLINE・LINEWORKSの認定パートナーなので「LINE広告」「LINE内決済」「通知メッセージ」など、LINE上でのチャットボットの実装を得意としています。
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料トライアル | 要問合せ | AI |
マーケティング用途:初期費用 100,000円~、月額費用は、月額固定型と成果報酬型があります。
業務効率化用途:初期費用0円~、月額費用10,000円~
画像出典元:「AI-FAQボット」公式HP
AI-FAQボットは、AI型チャットボットでありながら、事前の学習を行う必要は一切ないことが大きな特徴です。
Excelで作成した質問・回答のQAデータを用意するだけで始められるため、稼働前の準備にかける時間や労力を大幅にカットできます。
また、既に利用しているグループウェアとの連携も可能で、使い勝手が良いということも特徴の1つです。
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料トライアル | 30日間 | AI |
SaaS版は初期費用は無料です。
月額費用は、QA数100問までの場合30,000円で、100問増えるごとに10,000円追加されます。年間一括払いの場合は10ヶ月分の料金で利用可能です。
オンプレミス版はお問い合わせをする必要があります。
BOTCHAN EFOは、入力フォームとチャットボットを掛け合わせ、売上改善・成約率向上に特化したチャットボットです。
入力しやすいチャット形式の入力フォームによって、ユーザーのストレスが軽減され途中離脱を防ぎます。
最短5分で設置でき、料金も月額10,000円からとリーズナブルなことも魅力の一つです。
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料トライアル | 30日間 | シナリオ |
無料トライアルでは、30日間期間限定ではありますが、全機能を利用することができます。
Pro PLAN | Standard PLAN | Minimum PLAN | |
月額費用 | 30,000円 | 20,000円 | 10,000円 |
テンプレートからの シナリオ作成 |
◎ | ◎ | ◎ |
メール送信設定 | ◎ | ◎ | ◎ |
デザイン設定 | ◎ | ◎ | ◎ |
条件による シナリオ分岐 |
◎ | ◎ | × |
API連携 | ◎ | × | × |
ABテスト | ◎ | × | × |
アクティブボット数 | 5ボット | 3ボット | 1ボット |
なおチャットボットの運用も並走してもらえる「Premiumプラン」もあります。詳細は資料でご確認ください。
画像出典元:「My-ope office」公式HP
My-ope officeはチャット形式でAIが学習していく機能を搭載しているチャットボットです。
社内問合せ用に自社開発したAIエンジンを搭載しているため、社内の問い合わせに対応しきれていない場合や、社内FAQが機能していないと感じている場合にはぴったりのシステムです。
chatworkやSlack、LINE WORKSなど、さまざまなチャットツールとの連携もできるため、新たなツールを導入するときの緊張感もなく、スムーズな運用ができます。
また、サポートが充実しており、状況のヒアリングから導入後のアフターサービスまで、安心して運用できる体制が整っています。
・直感的な対話学習UI
・CSVファイルによる対話定義の流し込み
・Q&Aデータツリービュー
・問い合わせサジェスト
・対話履歴の閲覧
・社内のアクセスのみを許可できるセキュリティ
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料トライアル | 30日間 | AI |
▶︎無料トライアル
▶︎有料プラン
初期費用:16万円
ライトプラン:月額12万円(3アカウントまで)
スタンダードプラン:月額20万円、(10アカウントまで)
エンタープライズプラン:要問い合わせ(20アカウントまで)
「RICOH Chatbot Service」はAI搭載ながらも初期費用5,000円・月額18,000円~と割安で利用できるチャットボットです。
Q&AをExcelで管理しているので、導入や運用のハードルも低く、初心者でも簡単に利用することができます。
Excel形式でQ&A設定ができるチャットボットは他にはなかなかないので、「チャットボットを導入したいけど運用できるか不安」と考えている場合には特におすすめです。
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料トライアル | 30日間 | AI |
・スタータープラン:18,000円 / 月(税別)
・スタンダードプラン:50,000円 / 月(税別)
・エンタープライズプラン:229,000円 / 月(税別)
30日間の無料トライアルが可能なので、まずは使い勝手を試してみることをおすすめします。
画像出典元:「Repl-AI」公式HP
初めてログインし最初のボットを作成するまで10分程度。IT知識に乏しい方でも直感的な操作でボットがつくれる優秀なシステムです。
そのうえ、ほかのAIチャットボットより自然な受け答えができると高評価を得ています。
曖昧な表現もきちんと認識し、過去のチャットのやり取りを整理して利用者の欲しい情報をしっかりと提示することができます。
企業のイメージキャラクターがいる場合は、そのキャラクターをアイコンとして利用することも可能です。
無料プランor無料トライアル | 無料期間 | AI/シナリオ |
無料プラン | 要問合せ | AI |
Free:月額0円(作成ボット数:1/APIコール数:月1,000 コール)
Light:月額5,000円(作成ボット数:3/APIコール数:月2,000 コール)
Basic:月額10,000円(作成ボット数:5/APIコール数:月50,000 コール)
Enterprise:要問合せ
チャットボットの比較検討に役立つ資料を無料配布中!
現在、起業LOGでは独自に実施した取材や口コミ調査などで分かった情報をまとめた、お役立ち資料を無料配布中です。
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チャットボットを検討している企業にとって、文字通り無料で導入できることで、圧倒的にコストを抑えることができます。
特にAI型チャットボットの導入を検討している企業は、高額になることも往々にしてあるため、無料プランを利用して事前に使用感を確認できることは大きなメリットでしょう。
前の章でもご紹介した通り、チャットボットには大きく分けてAI型とシナリオ型があります。
それぞれの特徴を踏まえて導入を検討したいものですが、実際に使用してみないと、どちらが自社のチャットボット導入の目的に適しているのか、なかなか見えづらいものでしょう。
無料チャットボットであれば、コストをかけずにAI型とシナリオ型のどちらも試してみて、本当に適したものを実際に導入するということが可能です。
これまで一度もチャットボットを導入したことがない、あるいは現在のチャットボットの型が本当に適しているのか見当したいといった企業には、是非無料チャットボットでどちらの仕組みが自社に適しているか体感してみることをおススメします。
チャットボットは、あくまでも顧客もしくは従業員といった「人間」が使うものです。
そのため、そのUI/UXが使いやすく満足のいくものでなければ、いくら機能が優れていても良いツールと言えないでしょう。
無料チャットボットであれば、定期的にその使用感をヒアリングし、もし使い勝手が良くなければやめればいいだけです。
本格的に導入した後、業務が混乱したり、結局別システムに乗り換えたりするといった労力を無くす意味でも、無料チャットボットは使えるサービスです。
前の章でご紹介した通り、無料プランの場合は、機能として使えないものがあります。
例えば、プラットフォームがWebのみしか使えない、CRMの機能は使えない、利用可能ユーザー数が決まっているなど、各社制限は様々なので、必ず確認が必要です。
但し、有料プランの無料トライアルを利用する場合は、基本的には有料プランの機能をそのまま利用することができるでしょう。
期限付きであること、無料トライアル期間が終わるとそのまま有料プランに移行してしまうというリスクを理解した上であれば、より多くの機能を試せるのは有料プランの無料トライアルです。
完全な無料プランではなく、有料プランの無料トライアルを試す場合は、無料期間を必ず管理しなければなりません。
なぜならほとんどの無料トライアルは、期間が終わると自動的に有料プランに移行し、課金されてしまうからです。
もし、無料トライアル期間が終わったら利用をやめるなどの場合は、必ず期間の管理を徹底しましょう。
無料プランでは、機能に制限がありますが、その後有料プランに移行した際に、どのような機能が使えるようになるか必ず確認しましょう。
有料プランでは、サポート体制が強化されたり、使用できるプラットフォームやCRMが増えるなど、各社様々な機能が追加されます。
自社の業務フローにあわせて、必要なサポートが受けられるか事前にチェックしておきましょう。
完全無人型のチャットボットの場合、難しい質問などの問題がその場で解決されないと、顧客が離脱する可能性が高くなります。
この場合、有人対応に切り替えることができれば離脱を防ぎ、顧客の満足度も向上させることができます。
無料期間のうちから、有料プランのサポート体制、有人対応の可否を確認しておけば安心です。
無料チャットボットは、チャットボットを初めて導入する、または現在のチャットボットが自社に適しているのか疑問を持つような企業であれば、是非一度試してみて損はないでしょう。
ただし、あくまでもチャットボットは、ユーザー同士のリアルなコミュニケーションをより効率的に行うためのツールにすぎません。
チャットボットで作った最初の関係を、業務にきちんと活かせるかどうかは、あくまでもユーザー一人一人の力にかかっています。
その点を理解した上で、無料チャットボットで自社に適した形を探してみてはいかがでしょうか。
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