TOP > SaaS > カスタマーサポート > サポート自動化 > タッチパネル型券売機
TOP > SaaS > カスタマーサポート > サポート自動化 > タッチパネル型券売機
タッチパネル型券売機を利用することで、多様化する決済ニーズや顧客ニーズへの対応・従業員の負担軽減などが期待できます。直感的な操作が可能で扱いやすいため、多くの現場に投入されています。
本記事では、タッチパネル型券売機の選び方や導入メリットからおすすめのシステム10選までを詳しくご紹介します。
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
タッチパネル型券売機とは、ディスプレイに直接触れて必要な操作を行なえる券売機です。
搭載されている機能は製品によって異なりますが、以下のような操作・管理が可能です。
タッチパネル型券売機があれば、人手不足の解消や、従業員の負担軽減が可能です。
例えば以下のような場所で、タッチパネル式券売機が多く見られます。
タッチパネル型券売機を導入することで、メニュー管理や顧客管理・売上管理がスムーズになります。
タッチパネル型券売機の導入メリットについて、詳しく見ていきましょう。
タッチパネル型券売機は画面表示が見やすいうえ、レイアウトは自由自在です。
顧客ニーズに合わせたメニュー配置が可能となり、経営を効率化できます。
多言語対応可能なタッチパネル型券売機も多く、インバウンド顧客にもスムーズな対応が可能です。
タッチパネル型券売機なら、商品・サービスの詳細な情報を画像付きで表示できます。
顧客の情報収集は券売機のみで完結するため、店員が対応に当たる必要がありません。
また決済機能を搭載したタッチパネル型券売機なら、デバイス上で注文から決済まで完結します。
決済のための人員を常駐させておく必要がなく、従業員の負担軽減・人手不足の解消に有益です。
タッチパネル型券売機なら、顧客が好きなタイミングでの注文・決済が可能です。
「待ち」の時間が最小化・混雑の緩和により、顧客の不満を抑えられます。
またタッチパネル型券売機は、キャッシュレス決済・現金決済・QRコード決済などに対応しているものが豊富です。
顧客が自由に決済手段を選択できることは、顧客満足度の向上につながります。
売上集計機能付きのタッチパネル型券売機であれば、POSレジとの連動やデータ出力がスムーズです。
売上の推移や人気メニューの特定が容易になることで、経営戦略の精度も向上します。
加えて顧客との取引内容は、データベース上に蓄積されていく仕組み。
顧客とのトラブルが発生した際も、デバイスに残された記録データが証拠となります。
注文ミス・決済ミスなどのトラブルに対応しやすくなるのも、大きなメリットです。
ツール名 | 価格 | リース・レンタル | 決済方法 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
VT-T21M | 要問合せ | リース会社でリース可能 | 現金 (キャッシュレス決済はオプション) |
アニメーションと音声ガイダンスによる操作ナビゲーション機能を搭載 |
楽らく券助FSC-156T | 547,800円(税込) | 5年リース:10,956円/月 | 現金 | 省スペースで設置できる卓上型 |
Tenpos Ticket | 19,800円/月〜(税込) | なし | 現金、キャッシュレス決済 | iOSを利用したiPad型の券売機 |
POS+ selfregi | 10,000円/月〜(税別) | なし | 現金、キャッシュレス決済 | セルフレジと券売機の機能を自由に切り替え可能 |
USEN Ticket & Pay | 228万円~(税別) (USENレジ+USEN Ticket & Pay) |
なし | 現金、キャッシュレス決済 | USENレジと連携すれば売上の一括管理が可能 |
CASHIER タッチパネル型券売機 | 480,000円〜(税表記なし) | 35,580円/月〜 | 現金、キャッシュレス決済 | 直感的に操作できるシンプルなUIを搭載 |
VMT-600 Series | 要問合せ | リース会社でリース可能 | 現金、キャッシュレス決済 | 9種類の交通系電子マネーに対応 |
KC-TXシリーズ | 要問合せ | リース会社でリース可能 | 現金、キャッシュレス決済 | 待機中はサイネージとして使用可能 |
MP-T4Sシリーズ | 要問合せ | リース会社でリース可能 | 現金、キャッシュレス決済 | 必要な機能を本体中央にレイアウトしたユニバーサルデザイン |
画像出典元:「GRORY」公式HP
「VT-T21M」は、22インチワイド液晶を搭載した、多言語対応可能なタッチパネル型券売機。
見やすいデザインや使いやすいUIが搭載されており、顧客にストレスを与えません。
店舗支援ASPサービス 「SalesView(セールスビュー)」を使用すれば、売上集計から勤怠管理までシステム上で自動化できます。
評価の高いポイント3つ★★★
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「BOSTEC」公式HP
「楽らく券助FSC-156T」は、低額紙幣の利用が多い店舗におすすめのタッチパネル型券売機です。
テンプレートのメニュー画面は3種類あり、本体から直接メニューを登録・変更できます。
ボタン式の券売機に近い画面が採用されており、デジタル機器の使用に不慣れな人も抵抗なく使えるデザインです。
評価の高いポイント3つ★★★
楽らく券助FSC-156T | |
初期費用 | 要問合せ |
購入価格 | 547,800円 |
5年リース価格 | 10,956円/月 |
(税込)
画像出典元:「テンポス情報館」公式HP
「Tenpos Ticket 」は、iPadを専用デバイスとして利用できる、タッチパネル型券売機。
導入コストが低い上、省スペースで設置できるのが強みです。
機能面では、英語表記への切り替えやおすすめメニューの表示・注文伝票印刷などに対応します。
POSレジ・自動釣銭機・クレジット端末と連動すれば、決済の完全自動化も可能です。
評価の高いポイント3つ★★★
キャッシュレスのみ | キャッシュレスと現金対応の場合 | |
初期費用 | 660,000円~ | 1,540,000円~ |
月額利用料 | 19,800円 |
(税込)
画像出典元:「ポスタス」公式HP
ポスタスは、クラウド型のPOSシステム。「POS+ selfregi」は、飲食店向けサービスの一部に含まれる高機能セルフレジ券売機です。
券売機はPOSレジやキッチンプリンターとの連携にも対応しており、注文から決済までを自動化できます。
導入に当たってはベンダーが店舗スタッフの教育までサポートしてくれるため、POSレジの導入に不安がある企業も安心です。
評価の高いポイント3つ★★★
POS+ 各サービス | |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 10,000円〜 |
POS+ selfregi利用料金(オプション) | 要問合せ |
(税別)
画像出典元:「USEN」公式HP
「USEN Ticket & Pay」は、タブレット型POSレジシステム「USENレジ FOOD」のオプションサービスです。
発券機能と清算機能を搭載しており、時間ごとに機能を切り替えて使用できます。
決済方法は、現金のほかカード決済、各種電子マネー決済に対応。
個別会計機能・多言語(英語・中国語・韓国語)対応機能も搭載しており、顧客ニーズに合わせた接客が可能です。
評価の高いポイント3つ★★★
USENレジ+USEN Ticket & Pay | |
初期費用+24ヶ月分の月額料金 | 約228万円 |
(税別)
画像出典元:「CASHIER」公式HP
「CASHIER(タッチパネル券売機)」は、「見やすさ」「分かりやすさ」を重視したタッチパネル型券売機です。
CASHIERは21インチのディスプレイとQRコードリーダー、レシートプリンターを搭載。
また、自動釣銭機他、ニーズに合わせて多様な周辺機器と自在に組み合わせることができます。
注文と会計、厨房への伝達を自動化できるのでフロアスタッフの省人化が実現します。
マルチリンガル(4ヵ国語対応)で、機械に不慣れな方や外国人の方も直感的に操作することができます。
導入時にはベンダーによるスタッフへの教育や稼働立ち会いもあり、手厚いサポートを受けられるのも魅力です。
評価の高いポイント3つ★★★
キャッシュレス専用 | キャッシュレス+現金対応 | リース | |
初期費用 | 480,000円~ | 1,380,000円~ | 無料 |
月額料金 | 9,400円 | 11,400円 | 35,580円〜 (基本料金+リース料金) |
(税表記なし)
画像出典元:「Mamiya-OP」公式HP
「VMT-600 Series」は、小型液晶パネルの券売機において、シェアナンバー1ともいわれるタッチパネル型券売機。
通信機能を搭載しており、売上管理からメニューの一斉配信まで対応可能です。
決済では現金・電子マネーのほか、QRコード決済を利用できます。
メニューは英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)表記に切り替えられるので、インバウンド集客にも有効です。
評価の高いポイント3つ★★★
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「芝浦自販機株式会社」公式HP
「KC-TXシリーズ」は、27インチ大画面を搭載した、視認性良好のタッチパネル型券売機。
画面の構成パターンをテンプレート化して登録できるので、メニュー変更もスムーズです。
券売機は動画再生機能を搭載しており、おすすめ商品を動画で紹介できるのが魅力。
デジタルサイネージとして有益な情報を発信すれば、顧客の注目・関心を集めることが可能です。
評価の高いポイント3つ★★★
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:NECマグナスコミュニケーションズ」公式HP
「MP-T4Sシリーズ」は、ユニバーサルデザイン採用のタッチパネル型券売機。
タッチパネル画面は業界最大級の23.8インチで、視認性と操作性に優れています。
使いやすさにこだわった本体には、1万円札の返金が可能な紙幣ユニットや硬貨補充用トレー・釣り銭取り忘れ防止センサーなどが搭載されており、両替や金銭トラブルが発生しにくい仕様です。
評価の高いポイント3つ★★★
詳細については、お問い合わせが必要です。
タッチパネル型券売機の導入に当たっては、購入ではなく「リース」「レンタル」を選択する方法もあります。
リースとレンタルの違いやメリット・デメリットについて見ていきましょう。
リースとは、中長期契約を結んで必要なサービス・機器を借りる仕組みです。
リース期間は半年から年単位となるのが一般的で、10年単位で契約を結ぶこともあります。
リースでタッチパネル式券売機を導入するメリット・デメリットは以下のとおりです。
リースのメリット | リースのデメリット |
|
|
リースならリース会社の新品を借入れられるため、最新のタッチパネル型券売機も選択可能です。
自社のニーズ・課題に合わせたシステムを選択でき、業務効率の向上や顧客満足度の向上を実現できます。
種類や機能にもよりますが、月々のリース料金は10,000~30,000円程度が目安です。
レンタルとは、短期間のみ必要な物を借りられる仕組みです。
タッチパネル型券売機を時間単位・日単位で導入できるため、「お試しで使ってみたい」「複数の機器を使い比べてみたい」などと考える企業におすすめできます。
レンタルのメリット・デメリットは以下のとおりです。
レンタルのメリット | レンタルのデメリット |
|
|
基本的にレンタルは、レンタル会社が保有する機器からしか選べません。
使ってみたいモデルがあったとしても、希望に添えない可能性があります。
また一般的に、レンタル料金はリース料金よりも割高なため、延長契約を続けると、トータルコストがかさむ恐れがあります。
タッチパネル型券売機の導入を検討している企業は、「長期保有ならリース」「お試しならレンタル」と使い分けるのがおすすめです。
タッチパネル型券売機を選ぶときは「機能」「デザイン」「サポート」に注目しましょう。
タッチパネル型券売機の比較ポイントについて、詳しくご紹介します。
タッチパネル式券売機を導入する前に、自社の課題を明確化してください。
必要な機能・不要な機能を洗い出すと、導入すべき機種が見えてきます。
特に重視したいのは「決済方法」「視認性」「操作性」です。
顧客層のデジタルリテラシーも考え、顧客がストレスなく使えるものを選びましょう。
タッチパネル型券売機のサイズやデザインも重要です。
店内・設備内の置き場所を決め、スペースに収まるものを選びましょう。
店内・設備内に統一感を出すなら、イメージを損なわない色・デザインであることも重要です。
万が一タッチパネル型券売機が動かなくなってしまうと、事業経営は大きな損失です。
ベンダーのトラブル対応や受けられる補償内容をチェックしておきましょう。
また顧客の個人情報や決済情報を扱うからには、セキュリティ面の信頼性も重要です。
システムやベンダーのセキュリティ対策がどのように行われているのかも、チェックしてみてください。
タッチパネル式券売機は、人手不足の解消や従業員の負担軽減・顧客満足度の向上に有益です。
業種や顧客層・店舗の規模によって必要な機能・仕様は異なるため、導入前にしっかりと比較・検討を行いましょう。
また導入方法には、購入のほかリースやレンタルもあります。
タッチパネル型券売機の相性を見極めたい場合は、レンタルでお試し期間を設けて購入・またはレンタルに踏み切ると失敗のリスクを低減することが可能です。
画像出典元:O-dan