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世界中で話題になっている『ChatGPT』は、様々なシステムと連携できます。
チャットボットと連携させた場合、人間に近い対話体験が実現され、ビジネスや顧客サービスの領域で新たな可能性が広がっています。
当記事では、ChatGPT搭載チャットボットおすすめ9選の機能と料金を徹底比較します!
従来のチャットボットとの違いや自社に合ったサービスの選び方も説明するので、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
ChatGPT搭載チャットボットとは、OpenAI社が開発した『ChatGPT』と連携できるサービスです。
ChatGPTはAI技術によって人間同士のような会話ができるシステムで、チャットボットと組み合わせることで問い合わせへの対応範囲が広がります。
具体的になにができるようになるのかを、詳しくみてみましょう。
ChatGPT搭載チャットボットは、社員や顧客からの問い合わせ業務を自動化するために役立ちます。
チャットボットがスピーディーな返答を可能にし、さらにChatGPTの自然言語処理能力によって、より高度なやりとりができるようになります。
担当者の代わりにChatGPTが顧客の質問意図をくみ取って問題を解決できれば、社員は他の重要な業務に集中できるでしょう。
ChatGPT搭載チャットボットをWebサイトに設置すれば、商品やセールの説明、支払いのサポートなど、購買を促す接客ができます。
有人対応のような接客が可能になり、顧客が買い物を楽しめることで、売上アップやリピーター増加につながるでしょう。
ChatGPT搭載チャットボットは、顧客とのやり取りなど自然言語の理解や情報抽出、要約などのタスクを自動的に記録・分析できます。
大量のデータを有効活用すれば、新たな顧客ニーズを拾いだしたり、強い戦略を立てられます。
画像出典元:「Chat Plus」公式HP
「Chat Plus」は、月額1,500円〜でチャットボットも有人チャットも利用できるお得なサービスです。
導入企業は10,000社以上と圧倒的なシェアを誇っており、機能数も約5,000個と業界最多です。
Chat Plusのチャットボット導入で、サポートコストの80%削減を実現させています。
ありとあらゆる業種、業態で利用されていて、他社サービスとの連携もできるので使い勝手の良さが魅力です。
さらにChatGPTとの連携により、Q&Aの作成作業が自動化され、設定にかかる時間が1/3〜1/10になりました。
ただし、ChatGPTを活用した新機能を利用できるのは、「AIライトプラン」以上となります。
プラン名 | ミニマム | ビジネスライト | プレミアム | AIライト | オートAI | AIチャットボット |
初期費用 | 無料 | |||||
月額利用料 (年契約) |
1,500円 | 9,800円 | 28,000円 | 50,000円 | 71,500円〜 | 150,000円 |
(税別)
画像出典元:「KARAKURI]」公式HP
「KARAKURI」の特徴は、管理画面がシンプルなつくり&手厚いサポートで初心者でも無理なく取り扱えることです。
導入前だけでなく導入後の支援も充実していて、利用継続率99%以上と顧客から高く評価されています。
もう1つの強みは、AIチャットボットの回答精度を上げるための機能で特許を取得していることです。
手順を最小限に抑えてAIを育てられることに加えて、コーディングなどの専門的なスキルは不要なので、エンジニア不足に悩んでいる企業に向いています。
注意点は、カスタマーセンター特化型サービスだということで、社内用の質問箱として利用したい場合は向き不向きを確認しましょう。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「シゴラクAI」公式HP
シゴラクAIは、入力データをOpenAIの学習に使われることなく安全にChatGPTを利用できる、企業向けのChatGPT活用サービスです。
プロンプトエンジニアにより自社専用の利用環境が整備され、プロンプト(依頼する際の文章)はテンプレートを利用、新規で保存、共有することができます。
ユーザーの利用状況の管理や回答結果の共有も可能なため、組織的な活用がしやすいでしょう。
ChatGPTを仕事で活用したいが方法がわからない、セキュリティが不安、組織利用での管理ができないなどという企業にオススメです。
なお、2023年5月よりサービス開始をしたばかりの新サービスのため、UI/UXが簡素なつくりでカスタマイズ性があまり良くないという点に注意が必要です。
1ユーザーあたり月額約1,000円から利用可能です。
詳しくは要相談となります。
画像出典元:「OfficeBot」公式HP
「OfficeBot」は、FAQや社内ファイルを登録するだけですぐに利用開始可能なFAQシステムです。
特に優れている点は、AIチャットボットが自動回答できない質問をされた場合、ノウハウを持つ他の社員を探して必要な情報を回収&共有する機能があることです。
社員から集めた情報から適切なものを選び出してボットに追加するので、自動的に自社ナレッジを蓄積できます。
OfficeBotアプリをインストールするだけでPCでもスマホでも利用でき、Microsoft Teams、LINE、Slackなど様々な場所で使える便利なサービスです。
最大1ヶ月のトライアル期間が設けられているうえ、最低利用期間が1ヶ月なのも嬉しいポイントです。
継続的な開発を行なっており、年間10以上の機能が追加されているので今後にもさらに期待できます。
▶初期費用:350,000円(税別)
▶月額利用料:150,000円(税別)
画像出典元:「DECA カスタマーサポート」公式HP
「DECA カスタマーサポート」は、顧客情報や問い合わせ履歴、商品情報等のデータとChatGPTを連携させて、FAQ生成や顧客への問い合わせ対応をチャットボットで自動化できる便利なツールです。
QA作成の手間を大幅に省くことができるので、初めて利用する企業や使い方に不安のある企業でも扱いやすいでしょう。
対応チャネルは、Webサイト、LINE、Instagramとなっているので、ユーザーが利用しやすい導線にチャットボットを設置することで利用率を高めることが可能。
運営元の「ギブリー」は、マーケティング関連のサービスを多数展開する企業なのでサポート対応が手厚いサービスを求めている企業におすすめです。
DECA カスタマーサポートの利用料金は、問い合わせが必要です。
画像出典元:「hitobo」公式HP
「hitobo」は、シナリオをつくらなくてもQ&Aを自動作成する機能があるサービスです。
顧客とのやり取り(メールやチャット)をコピペするだけで良いので、準備作業を大幅に省略でき、約3日〜2週間で導入できます。
もちろん既存のQ&Aの利用も可能で、不足している部分をレコメンドしてくれるQ&A自動改善機能があることもメリットです。
表記ゆれにも対応しているAIチャットボットなので、お客様が登録した語句以外で質問した場合でも意味を理解して臨機応変に対応します。
30日間の無料トライアルが用意されているため、AIチャットボットをまずは試してみたいという企業におすすめです。
詳細については、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「カサナレ株式会社」公式HP
「Kasanare」の特徴は、導入~運用〜保守まですべてお任せできることです。
運用はすべて丸投げOKで、自社開発もエンジニアも不要のため、開発コストを抑えたい会社にはうってつけです。
利用中のFAQデータをKasanareに送るだけで最適な状態に加工し、高性能なチャットボットを自社サイトで利用可能。
Kasanareは、回答精度が求められるユースケースに特化し、高品質なサービス提供ができることが特徴です。
自社構築にトライしたが求められる水準まで調整するのが難しかったなど、生成AI構築の課題に対してRAGのアプローチを中心に解決することが可能です。
参考価格 | |||
初期開発費用 | 要問い合わせ | ||
月額利用料 |
画像出典元:「TalkQA」公式HP
「TalkQA」の特徴は、独自開発したAIエンジン『エクスウェアAI』と『IBM Watson』のどちらかを選べることです。
『IBM Watson』は世界的な金融機関の70%で利用されている有名なサービスで、一方『エクスウェアAI』は独自開発のためお得な月額料金で利用できます。
利用目的に合わせオリジナルカスタマイズ可能で、既存の社内システムとの連携、LINE連携、Google Homeでの音声対応も可能です。
曖昧な質問に対しては、いくつかの候補を出して質問し返す機能もあるので、見当違いな回答をするミスを減らせます。
月額33,000円から利用できますが、1万コール以上は追加料金がかかります。
また、追加学習などのオプション料金がかかる場合もあるうえ、最低でも12ヶ月間の契約が必要な点には注意しましょう。
プラン名 | エクスウェアAI | IBM Watson |
初期費用 | 715,000円 | 715,000円 |
月額利用料 | 33,000円~ | 99,000円~ |
+1万コール/月 | 11,000円〜 | 22,000円〜 |
(税込)
画像出典元:「Support Chatbot」公式HP
「Support Chatbot」は、サポート体制がとても充実しており、特にチャットボットの構築代行サービスは魅力的です。
他にも、FAQ作成方法のレクチャー会、運用開始前の説明会、オンラインの運用コンテンツなどが用意されており、システム導入に慣れてない企業に最適でしょう。
平均95%という高い解答率を実現しており、チャットボットでは対応できない問い合わせはすぐに有人オペレーターにエスカレーションされます。
SNSや社内チャットツールとの連携もできて、厚生労働省や竹中工務店をはじめ多種多様な業界&規模の企業で利用されています。
チャットボットに慣れてない方向けのクリック型と、迅速に答えが出せるフリーワード検索型から選べるので「お客様に優しいインターフェース」がつくれます。
英語対応もしていますが、他の言語はこれから実装する予定です。
詳細については、お問い合わせが必要です。
※契約は6ヶ月更新
ChatGPTと連携させることで、会話するたびにAIが自動的に学習していくので回答精度がどんどん上がっていきます。
その結果、想定外の質問など、これまでは回答できなかった問い合わせにも対応できるようになり、回答範囲が拡大。
さらに、ChatGPTは自然言語を使ったオリジナルで多様な会話を生成できるため、より満足度の高いコミュニケーションを実現できるでしょう。
ChatGPTと連携させると、質問内容が不明瞭な問い合わせがあった時でも、そのユーザーに合った質問をし返したり、選択肢を出すことができます。
ChatGPTは前の会話を学習しているため、従来のチャットボットのように万人に対する回答ではなく、各ユーザーごとの対応が可能となります。
ユーザーの悩みへの理解度が上がり、問題を明確にできれば、より解決可能な事案が増えるでしょう。
従来のチャットボットも同様ですが、人間と異なり24時間体制でカスタマーサービスを提供できます。
さらにChatGPTと連携することで、人間同士の対話と同じ雰囲気でやり取りできることが大きな特徴です。
顧客が質問したい時に質問できることで機会損失を防ぎ、その回答が早ければ早いほどユーザーの満足度は向上するでしょう。
従来型チャットボットを導入する時には、Q&A設定等の事前準備をしないといけません。
ChatGPTと連携できるサービスなら、ファイルをアップロードするだけで自動的にシナリオが作成できるなど、便利な機能が満載です。
運用を開始した後も、自動的に学習したり、不足している回答を自動提案する機能があるため管理にまつわる手間暇を減らせるでしょう。
ChatGPTと連携できるチャットボットを導入する際は、自社が想定する用途に合ったサービスを選びましょう。
たとえば、コールセンター業務に導入する場合、「AIチャットボットだけで完結させたい」「必要があれば有人対応に切り替えたい」「FAQを充実させたい」など様々なケースが想定できます。
自社が想定しているケースごとに必要な機能が異なるので、まずはどのような使い道にするか計画を立てるのがおすすめです。
ChatGPTと連携できるチャットボットの魅力は、対応している言語が多いことです。
しかし、サービスによって違いがあるので、自社が想定するお客様が使う言語に対応しているか必ず確認しましょう。
チャットボットは他のシステムと連携させることが多いため、既存システムや連携させたいシステムとの相性も要チェックです。
LINEで問い合わせを受け付けたいならLINE連携が必須ですが、その際は追加料金の有無も確認しておくと安心です。
ChatGPTとチャットボットを連携させると、これまでにはできなかった臨機応変な対応ができます。
AIアバターと組み合わせて使うなど、消費者にとって目新しいサービスを提供できるのも大きなメリットです。
本格的に取り入れたい場合は高性能サービス、まだ検討段階の場合は無料プランがあるサービスが向いています。
システムの扱いに慣れていない場合でも、コーディングスキル不要で利用できるAIチャットボットなら安心です。
それぞれの特徴を比較して、自社に合ったサービスを見つけてくださいね。
画像出典元:O-dan