BASE(ベイス)の評判・機能・料金、デメリットも徹底解説!無料でネットショップを開設しよう!

BASE(ベイス)の評判・機能・料金、デメリットも徹底解説!無料でネットショップを開設しよう!

記事更新日: 2024/05/29

執筆: 宮林有紀

「ネットショップをやってみたい!だけど、難しそう…」 そんな不安を抱えていませんか?

BASEは、初心者でも簡単にネットショップ作成ができると評判の高いサービスです。

無料からでもスタートでき、業界最安の決済手数料2.9%~を誇ることでも人気があります。

BASEをおすすめする3つの理由

理由(1) 初心者がお試し感覚で使える

理由(2) 圧倒的にメリットが多い

理由(3) 多機能なのに利用料金が安い


2024年1月からは、月商50万円以上を稼ぐ安定的なショップオーナー向けの月額料金の大幅改定と機能アップデートも行われますます話題です。今回は、そんな注目のBASEについて徹底解説します。

ネットショップに興味がある方は、BASEを使って店長デビューしましょう!

BASE(ベイス)とは?どんなサービス?

BASEとは?

BASEは、ショップ開設数200万ショップ突破、ネットショップ開設実績6年連続No.1のネットショップ作成サービスです。

ネットショップのサイトデザインや決済機能など、ショップ運営に必要な機能がオールインワンで搭載されていて、誰でも簡単にネットショップのオーナーになれるのが魅力です。

BASEの利用料金としては、スタンダードプランであれば、初期費用・月額費用は0円、購入成立時にBASEかんたん決済手数料やサービス利用料がかかる仕組みになっています。

特徴1. 無料でネットショップが開設できる

画像出典元:「BASE」公式HP

BASEの一番の魅力は、ネットショップが無料で開設できること。商品が売れた時には決済料とサービス料がかかりますが、売れるまでは一切のお金がかかりません。

毎月の利用料金がかかるサービスを使うと、「売上ゼロなのに維持費だけがかかって赤字…」なんて悲しい状況になるリスクがあります。

でも、売れるまでは無料のBASEなら、「試しにちょっとやってみようかな~」くらいの気軽な感覚でネットショップが始められます。

特徴2. 特別なPCスキルは不要

ネットショップ開設に踏み切れない理由のひとつが「パソコンスキルに自信がない…」ですよね。

BASEを使えば特別なPCスキルは不要!、初心者でもネットショップ開設までにかかる時間はわずか数十分です。

もちろん開設後にも様々な設定・管理を行う必要はありますが、どの作業も簡単ラクラク。フォーマットが用意されているので、パソコン操作に自信がない方でも、おしゃれなネットショップが作れます。

特徴3. 初心者向けサポートが整っている

ネットショップ開設が無料でできるサービスは他にもありますが、BASEの強みは開設後のサポート体制が充実していること。

チャットによるオンラインサポートがあるので、困った時には解決法を教えてもらえます。

さらに、ネットショップ運営のノウハウを教えてくれるセミナーを開催、多岐にわたる販売チャンネルを使った集客支援など、初心者向けサポートが整っています。

初めてネットショップを開設する方や、運営しながら学んでいきたいと考えている方にBASEはおすすめです。

 

BASE(ベイス)のメリット5つ

1. BASEかんたん決済がある

ネットショップ運営における決済手段は、売上に直結する重要事項です。なぜなら、希望の支払い方法が選べないと購入を控えるお客様が多いからです。

商品に魅力を感じても支払い方法で問題があると、お客様の一部は他のお店に流れ、または購買意欲がなくなる場合があります。

総務省の平成28年の調査によると、インターネット通販での決済方法第1位はクレジットカード、第2位はコンビニなどでの後払い、第3位が代金引換です。

(参考:総務省「平成28年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」

「じゃあ、販売の機会損失を避けるためにクレジットカード決済を導入しよう!」となりますが、クレジットカード会社との契約は結構大変。手続がスムーズに進まないと、面倒な作業で時間を浪費してしまいます。

そんな「ネットショップあるある!問題」を解決するのが、BASEかんたん決済です。利便性に優れた豊富な決済手段が用意されているので、決算方法で悩む心配がありません。

「BASEかんたん決済」で対応している決済方法

  • あと払い(Pay ID)
  • クレジットカード決済
  • Amazon Pay
  • キャリア決済(docomo、au、softbank、Y!mobile など)
  • 銀行振込
  • コンビニ決済・Pay-easy
  • PayPal
  • 後払い決済*

*「後払い決済」は送付された請求書(ハガキ)にそってコンビニで支払う方法です。「あと払い(Pay ID)」の提供開始にともない2023年内に終了が予定されています。


BASEなら、これら6つの決済方法がすぐに利用できるのがメリット。ただし、3番目に利用者の多い代金引換に対応していないのが、BASEのデメリットです。

2. Instagramと連携できる

画像出典元:「BASE」公式HP

BASEのメリット2は、Instagramの投稿に商品をタグ付けして、BASEの商品販売ページへ直接リンクさせられること。SNSを使って商品アピールをすれば、新たなお客様獲得につながります。

集客ツールとしてSNSは欠かせない存在ですが、その中でもInstagramは利用者数が多く、写真メインの投稿なので、高い宣伝効果が得られるSNSだと言えるでしょう。

マージェリックが2018年に行った「Instagramのショッピング機能に関する調査(10代~35歳の女性が対象)」によると、半数近くのユーザーがInstagramを見て商品を買った経験があり、そのうち7割のユーザーが衝動買いを経験しています。

Q1. Instagramで見つけた商品を購入したことがありますか?

ある 45.8%

ない 54.2%

Q2. Q1で「ある」と答えた人は、Instagramの投稿を見て衝動買いしたことがありますか?

ある 70.7%

ない 29.3%

参考:Instagramのショッピング機能に関する調査 - MERGERICK inc.│株式会社マージェリック

「Instagramのフォロワー数が増える→お客様の目に触れる機会が増える→売上アップ」こんな良い循環が生まれれば、ネットショップを軌道に乗せられます。

3. 1,100万人が使う専用アプリがある

1,100万人が使うBASE専用アプリがあるので、アプリ経由の集客が見込めるのもメリット。

ネットショップを開いても、誰にも見てもらえないと商品を売るのは到底無理だからです。

「何気なくBASEアプリで商品を眺めてたら欲しいものを発見!」こんなお客様が結構います。無名のお店でもBASEに出店していれば、アプリをダウンロードした1,100万人の方に見てもらえる可能性があります。

4. リアルショップに出店できる

BASEには商品を届けるだけで出品可能な、マルイベースマーケットがあります。これは、マルイの人気エリアに自分のお店の商品を置いてもらえるとっても嬉しいサービス。委託型なので、商品を送り届けるだけで、販売・認知拡大することができます。

もうひとつの出店方法が、渋谷マルイのスペースを借りる方法。

・3~7日という短期間

・販売手数料15%の出店料のみ

という最小限のリスクでリアル店舗にチャレンジできるのが魅力です。

5. BASE Uでノウハウを学べる

BASE Uは、ネットショップ運営のノウハウ・役立つ情報を配信してくれるサービス。つまり、BASEはネットショップ開設機能だけでなく、教育機能もあるのです。

ビジネスで大切なのは「学習+実践」。学習だけではダメ、実践だけでもダメです。学びながら実践していくことで初めて事業を大きく成長させられます。BASEは、「学習+実践」両方の機能を兼ね備えています。

BASE(ベイス)のデメリット3つ

1. 集客力が弱い

BASEのデメリットは集客力が弱いこと。

楽天やamazonに比べると知名度で劣るので、出店するだけでは売り上げを伸ばすのは難しいです。

それに加えて、「簡単にネットショップを開設できる=ライバルの数が多い」ということなので、集客力を上げるための工夫・努力が必要になります。

2. 売上が上がるほど費用がかさむ

ネットショップ開設サービスは、固定月額費用(900円~3,000円ほど)がかかるところと、BASEのように商品が売れた時に料金がかかる仕組みの2種類あります。

本格的に事業をしたい人にはBASEの料金設定は向いていません。

BASEの決済手数料は、「売上額の3.6%~+40円」というルール。

1,000円の商品が30個売れた場合には…

1,000円×3.6%=36円

1,000円の商品1つあたりの決済手数料「36円+40円=76円」

76円×30=2,280円

決済手数料だけで2,280円!

このような感じで、売上金額が上がれば利用料金も比例して高くなります。1ヵ月にかかる手数料が固定月額費用以下の場合には、BASEの料金設定のほうがお得。でも、一定額以上の売り上げがある場合には、固定月額費用よりも決済手数料が高くなり損です。

バリバリ稼ぎたい!という人は、固定月額費用のサービスを使ったほうが、利用料金を節約できます

ただし、BASEにもグロースプラン(月額固定費+決済手数料2.9%~)があり、決済手数料を低く抑えられるためBASEの方が他サービスより安くなるケースもあります。売上をもとに手数料を試算してみることが大切です。

3. 自由度が低い

BASEでお店のデザインや商品ページを作成する時には、用意されているテンプレートを組み合わせて作ります。

そのため、デザインの自由度が低いのもデメリットだと言えるでしょう。

追加料金を支払えば自由度が広がりますが、完全オリジナルにカスタマイズするには不向きです。

PCスキルがあって自由に店舗デザインを決めたい人は、BASEでは物足りなさを感じてしまうでしょう。

BASE(ベイス)の料金

BASE(ベイス)では、2つの料金プランが設定されており、グロースプランは2024年1月で料金体系が変わります。

月の売上金額に合わせて選択しましょう。

  スタンダードプラン 旧グロースプラン
(2024年1月15日まで)
新グロースプラン
(2024年1月16日~)
おすすめユーザー 月商50万円未満のオーナー 月商17万円以上のオーナー 月商50万円以上のオーナー
2024年1月の
料金改定
なし(そのまま) 新プランにより廃止 2024年1月16日スタート
初期費用 無料 無料 無料
月額料金 無料 4,980円 16,580円
決済手数料 3.6%~+40円 2.9%~ 2.9%~
サービス手数料 3% 無料 無料

*表内のグロースプランは、年払い時の月額。月払いの場合は、旧:5,980円、新プラン:19,980円。


新料金プランの詳細や、安く抑えるコツなどを知りたい方は、以下記事もご覧ください。

 

BASE(ベイス)のおすすめ機能

機能1:ショップデザイン機能

自由度が低いのがBASEのデメリットですが、PCスキルに自信がない人にとってはそれがメリットとなります。なぜなら、テンプレートを決めればショップデザインが自動設定されるので、変更を加えるだけで良いからです。BASEのショップデザイン機能を使えば、ゼロからサイト作成をする必要がありません。

「でも、好みのデザインにできないのは不便では?」という心配は無用です。多彩なテンプレート(無料:17種類・有料:84種類)があり、ショップロゴ、背景、ナビゲーションを組み合わせてショップデザインをアレンジできるので800種類以上の表現が実現!

デザインを微調整できるHTML編集機能も無料使用でき、こだわりたい方向けの有料テンプレートもあります。

機能2:BASE Apps(拡張機能)

BASEの良さは、進化し続ける充実のオプション機能。

BASEを使わずにネットショップを開設した場合には、これらのシステム導入に手間や時間、お金がかかります。しかし、BASE Appsを使えば、無駄な労力・コストをかけずにショップ運営をスムーズに進められるでしょう。

機能3:オリジナル商品の作成・出品

画像出典元:「BASE」公式HP

「ネットショップをやりたいけど売るものがない…」そんな方は、画像データを使ってオリジナルTシャツを販売しましょう。画像1枚でTシャツ制作ができ、受注生産なので在庫リスクもなし!

他にも、スマホケース、キーホルダー、缶バッジ、マグカップ、タオルなど1,500種類以上のオリジナルグッズの作成・出品が可能です。オリジナル商品だけのオンリーワンのお店も良いですし、目玉商品のサブとしてオリジナル商品を扱えばショップの個性を出せます。

機能4:デジタルコンテンツ販売

BASEで販売できるのは、衣類やアクセサリー、食品などの「物」だけではありません。音楽や写真データ、動画、電子書籍なども販売できます。

商品を購入後、記載されているURLをクリックすれば、デジタルコンテンツをダウンロードできる仕組みです。

デジタルコンテンツの販売方法は、専用のAppを使うだけなので簡単です。従来とは違った形でネットショップ展開できればビジネスチャンスが広がります。

次は、BASEでネットショップを開設する方法を説明します。

 

BASE(ベイス)でネットショップを開設する流れ

1. BASEアカウントを作成する

BASEアカウントを作成する時に入力する項目はわずか3つ。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • ショップURL


これらを入力し、「無料でネットショップを開く」をクリック。次に表示される、反社会的勢力ではない旨の誓約書に同意すれば完了です。

2. アカウント作成後の手続き

アカウント作成が終わったら次はメール認証です。記入したメールアドレス宛にBASEからのメールが届くので、認証URLをクリックしてください。その後、運営に関わる情報を設定し、決済方法に関する選択を済ませます。

3. 商品の登録

一通りの手続きを終えたら、いよいよ商品の登録。商品情報が手抜きだとお客様に信用してもらえません。できる限り詳しく商品の説明をしましょう。

商品の登録で記載すること

  • 価格
  • 商品説明
  • 商品画像
  • 在庫数 など

 

4. ショップ設定をする

商品の登録と同時に、あなたのお店のショップ設定をしてください。

ショップ設定で決めることは「ショップ名」「ショップの説明」「ショップデザイン」。どれもお店の雰囲気を左右する重要なもの。今後の売上に大きく関わるので、時間をかけてお店のイメージ作りをしましょう。

5. ショップを公開する

これで、ネットショップのオープン準備が整いました。でも、これは最低限度の準備にすぎません。拡張機能があるのがBASEの特徴なので、オープン前に必要なAppを導入して質の高いネットショップを作成しましょう。

最後は、登録した商品の最終チェックをして、ショップ公開状況を「公開」にして保存ボタンをクリックしてください。これであなたのお店がオープンしました!

今すぐBASEでネットショップを開設しよう!BASEの無料登録はコチラ

 

BASE(ベイス)で開設して成功した事例・評判

BASEを利用して事業を成功させている例を紹介するので、ネットショップ運営に役立ててくださいね。

事例1:14QUATORZE(キャトルズ)

画像出典元:「QUATORZE」公式HP

キャトルズはレディース向けのアクセサリー作成を手がけるお店。BASEに出店する前は、ハンドメイド商品をセレクトショップなどで販売していました。

お客様から「商品をぜんぶ見てみたい」と言われたのがきっかけでネットショップオープンを決意。BASE出店で思っていた以上の反響があり、これまで以上にたくさんのお客様に購入していただけることに…。

お客様との距離感が近いので、「このピアスと同じデザインでイヤリングを作ってほしい」などの要望を取り入れながらネットショップの運営を続けています。

また、お客様からの反応がモチベーション維持に役立っているようです。

事例2:enku(エンクウ)

画像出典元:「enku」公式HP

2013年に設立されたエンクウは、染皮作家の原田賢一さんのブランド。藍染した革製品を扱う珍しいショップで、染色から製品の仕上げまで原田さん自身が手掛けています。

原田さんの前職は電機メーカーのデザイン部。一念発起して革小物作りへの挑戦を始めました。しかし、技術は身に付いたものの、経験の無い状態でリアル店舗を構えるのはハードルが高い…そんな理由でネットショップを開設。

BASEを選んだ理由は、手軽にECサイトを始められると思ったことと、写真と文章能力で世界観を伝えられると思ったから。インターネットスキルが乏しくても、簡単に使えるので助かっているとのことです。

オープン後、都市部の流行に敏感な人達だけでなく、沖縄の離島、北海道の方まで幅広い分野のお客様からの注文が入っています。

事例3:zZz(ジィーズ)

画像出典元:「zZz」公式HP

ジィーズはストリートウェアのブランドで、ブランド戦略やデザインを手掛けるオーナーのDさんが2016年(大学在学中)に立ち上げました。

留学先のカナダで刺激を受けたDさんは、帰国後に「あっ」と目を引くデザインを探しましたが、「見つからない!」「あっても海外製ばかりで輸送費が高い…」という結果に。

「好きな服が買えなくてもどかしい…だったら自分で作ろう!」とDさんはジィーズ立ち上げを決意します。

ネットショップをオープンさせた後は、名古屋と東京でポップアップストア(期間限定店舗)を開催するなど精力的に活動しています。海外のお客様もいるので、海外への販路を広げる予定だそうです。

まとめ

ネットショップ開設を検討している方は、BASEを使って最初の一歩を踏み出しましょう。初期費用がほとんどかからないので、リアル店舗よりも気軽に始められます。

無料でネットショップ開設ができるので、ネットショップに詳しくなくても、とりあえず始めてみることができます。運営しながら学んでいきたいという人は是非BASEを利用してみてはいかがでしょうか。


画像出典元:O-DAN 、BASE公式ホームページ

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