ネットショップの開業が近年盛んに行われており、「うちのショップも集客できたら、、」と悩む方も多いと思います。
実は、集客施策によって、有料・無料の差だけでなく、広告効果が出るまでの期間も違うのです。
今回は、かかる費用が無料・有料か、効果がでるまでどれくらいの期間がかかるかという軸で、9つの集客施策をご紹介していきます。
ここで紹介した施策を取り入れれば、売れるショップになれるはずです。
このページの目次
個人ブログは無料で始められる、とても始めやすい集客施策です。
記事公開直後から広告として機能するため非常に即効性があります。
また、しっかり続けられれば大きな集客効果を発揮しますし、後ほどご紹介する集客施策のSEOでも、リンクを貼ったりできるため重要な資産となります。
はてなブログは、ブログ初心者でもとっかかりやすく、ブロガー同士のつながりも作れるため、ブログを始めようと思っている方は、はてなブログから始めることをおすすめします。ただし、継続しなければほとんど効果を発揮しないため、集客施策としては弱いです。
集客としては規模が小さくなってしまいますが、確実にユーザーを獲得できる点はとても大きなメリットです。まずは仲のいいご友人に紹介することが、ネットショップ集客の大切な第一歩になります。
ここまで、無料で即効性のあるネットショップ集客施策を2つ紹介しましたが、これらはやはり集客効果が弱いです。もし無料で簡単に集客できたら、全てのネットショップで商品が売れているはずですよね。
しかし、諦めるのはまだ早すぎます。他人が諦めるところで続けることが、ネットショップ成功には不可欠です。ここからは、効果が出るまで長期的な時間が必要であったり、有料の集客施策を紹介していきます。
無料で即効性がある、となるとなかなか効果は見込めないことがわかりました。
では、効果が出るまで時間はかかりますが、無料で長期的な集客施策はどうでしょうか。
ここでは3つの集客施策をご紹介していきます。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことです。
ユーザーが検索しそうなキーワードをサイトの中に組み込むことで、検索順位のアップにつながります。
例えば、日本酒のネットショップを開業する場合、「日本酒 ギフト」や、「日本酒 甘口」などの検索ワードを予想し、それらをサイトの中に組み込めば検索順位が上がります。検索順位が上がればそれだけ、自社サイトのクリック数が上がりますね。
逆に、自社サイトを制作しても検索上位に上がらなければ、ほとんど利益は見込めません。SEO対策をして、自社サイトへのアクセス数をあげることは大切な集客方法の一つです。
検索上位に反映されるまでは3ヶ月ほどかかることもあるので、効果がでるまで時間が必要ですが、一度上位に上がればそのあとは順位が落ちることはあまりないので、SEOは割に合った集客手段であると言えます。
SNSは拡散力があるだけでなく、直接お客さんとの間につながりを作ることができるのが集客手段としての強みです。単に製品を売り込むだけでなく、製品に関してリアルな声を聞くことができるので、より良い製品開発にも繋がります。SNSを利用して集客をするのは一般的な集客方法の一つです。
例えば、Twitterで集客をする場合、購入してくれた方のツイートを追跡して評価を知ることもできますし、リツイート機能によって人づてに評判が広まることもあります。
画像出典元:ココナラ公式ブログ
自社ブログは最近注目されているネットショップ集客方法です。
開発秘話や、製品にかけるこだわり、普段の社内の様子などを自社ブログとして発信することで、より興味を持った人を集客することができます。
SNSが発展したことで、そういったコンテンツはより影響力を持つようになりました。
商品の向こう側に見えない開発者たちの人間性にも、ユーザーは判断基準にします。
個人ブログと違い規模が大きいため、集客効果を産むまでは時間がかかりますが、その分得られる集客効果はとても大きいものになります。
有名な例を出すと、自分の持っているスキルを売り買いするココナラも、自社メディアを成功させています。
ここまで、無料の集客施策をご紹介してきました。
ここからは、有料ですが、一定期間後に効果が見込める、3つのネットショップ集客の方法をご紹介していきます。ここまでの集客施策とは違って有料である分、集客効果はとても大きいものになります。
純広告とは、人気サイトの広告枠を購入して、そこに広告を掲載するというシステムの広告です。
確実に広告を掲載できますし、多様な層の潜在顧客に閲覧されるというメリットがあります。しかし、広告対象者の層を絞ることが難しいため広告効果の反映が遅いことがデメリットです。また、純広告は一回の掲載に30~100万円くらいの費用がかかるので、予算のない初期段階のネットショップにはおすすめしません。
動画広告とは、サイト閲覧中に広告として流れる動画のことです。
例えば、YouTubeの本動画の前に流れる動画は、インストリーム広告という動画広告です。
動画の完成度によって広告としての影響力は大きく変わりますが、動画はメディアとしてメッセージ性が強いため、視聴者の印象に残りやすく、アピールに向いています。
しかし、一回の再生あたりの費用が数十円と高額なため、始めたてのネットショップにはやはりおすすめしません。
SNS広告とは、文字通りSNSのタイムラインに流れてくる広告のことです。
普段のタイムラインに溶け込んで流れてくるので、不特定多数のユーザーに対して、自然に宣伝をすることができます。
メリットとしてはやはり、広い層のユーザーを囲い込むことができる点です。
かかる費用としても、Facebookは300円から広告を出すことができるので、予算のないネットショップでも気軽に始められておすすめの広告です。
しかし、注意点があります。例えば、Facebookには30歳以上のユーザーが多いのに対し、インスタグラムは10~20代のユーザーが多く、年齢層が違います。また、メディアとしてもインスタグラムは写真や動画など、見た目を重視したコンテンツが多いのも特徴です。
SNSごとに利用者層が違うため、それぞれのSNSの特徴に合った広告を使用することが大切なのです。
ここからは有料で、なおかつ効果が短期間で反映される広告を3つ紹介していきます。
広告としての効果は大きく、ネットショップ運営に一番効果を発揮する集客方法です。
リスティング広告は有料ではありますが、その集客率の高さからネットショップ集客に極めて有効です。リスティング広告とは、検索をした際に、検索の上位にサイトとして表示される広告のことです。
なぜ集客効果が高く、短期的に効果が出るかというと、リスティング広告を見るユーザーたちは、すでに広告と同じキーワードで検索をかけており、極めて需要がマッチしている顧客だからです。
需要と広告の内容がマッチしているため、購入につながるユーザーが必然的に多くなります。予算は最低でも30万円程度は必要なので、十分な検討が必要になります。
リターゲッティング広告とは、一度サイトを訪れたことのあるユーザーに対して表示される広告のことです。「一度サイトを利用した」というユーザーの特徴により、サービスに対する購買意欲の高い層にターゲットを絞ることができ、リスティング広告と同様、短期的に高い集客効果を出すことができます。こちらも初期費用が30万円ほどかかる広告です。
アフィリエイト広告とは、自社の商品を第三者のメディアに紹介してもらう代わりに、購入が発生したら報酬を支払うというシステムの広告です。
リスティング広告やディスプレイ広告に比べて集客効果は小さいですが、購入までにコストが発生しないため非常にコストパフォーマンスがいいです。
また、アフィリエイト広告の仲介会社には3~5万円程度で依頼することができるので、出費も抑えられおすすめの広告です。
第三者によって、信頼性のある客観的な紹介をしてもらえることも、広告効果の即効性につながっています。
いかがでしたか?ネットショップ集客には、無料・有料の集客施策、効果が出るまで短期・長期の集客施策など、様々なものがあることが分かりました。
やはり、効果が実感できるのは有料のリスティング広告や、アフィリエイト広告です。
しかし、資金のない状態で有料の集客施策をするのは得策ではありません。
だからこそ無料で、将来的に大きな資産となるSEOは必須の集客施策となります。
SEOでの集客をしっかりするかどうかが、長い目で見たネットショップの売り上げを大きく左右します。
画像出典元:Unsplash
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