【国際発送のしかた】スタートアップ越境EC業者が初めて海外に商品を送る話

【国際発送のしかた】スタートアップ越境EC業者が初めて海外に商品を送る話

記事更新日: 2019/08/27

執筆: 編集部

近年グローバルに活躍する中小企業(SME)は増えていますが、そのときに意外と戸惑うのが国際発送。

今回は、初めて海外のお客様に商品を出荷するスタートアップの越境EC事業者に、FedEx Express(フェデックス)のサービスを使って、その経験を共有してもらいました。

実際に使ってみて分かった、国際輸送をするときの注意点も紹介します。

イタリア・ミラノから、はじめての注文!

はじめての注文はイタリアのミラノから!今回注文が入ったのはこちらの漆器。

早速発送の準備にとりかかります。

ざっくり見積り

まずは送料、到着日の見積もりをしましょう。見積もりはフェデックスの公式HPのTOPからできます。

▲見積もり条件入力画面


送り元、送り先の郵便番号を入力するだけで簡単に見積もりができます。

梱包材は、フェデックス専用の梱包材を使うことにしました。

ちなみに、梱包材を「お客様ご用意の梱包材」にした場合も料金は変化なしでした。

▲見積もり結果


見積もり結果では、利用サービスごとの到着予定日と料金の違いを確認することができます。

フェデックス・アカウントの作成


ざっくりと費用感を確認できたところで、早速出荷のためのアカウントを作っていきます。

フェデックスの公式HPでアカウント登録日から送料割引になるキャンペーンを実施していたので、今回はこれを活用します。トップページから、指示にしたがって情報を入力すれば完了、これからフェデックスを利用する人はお得にサービスを利用できます。

ただしキャンペーン割引を受けるには、クレジットカード(MasterCard、Visa、JCB、またはAmerican Express)の登録を行い、クレジット請求で発送をする必要があるので要注意です。登録するカードは個人のものでも、法人のものでも問題ありません。

再度見積り

アカウント登録後、ログインした状態で再度見積もり。


会員登録したことにより、割引された料金が表示されるようになりました。

出荷書類作成

フェデックスHP上で「出荷」を選ぶと、実際に出荷書類の作成に進むことができます。


正直なところ、ここの入力ははじめての人にとっては少し難しいです。

分からないことは、平日の8:30〜19:00、土曜8:30〜17:30であればカスタマーサービスが対応していて、電話で問い合わせられるので安心です。

特に難しかったのは、「5. パッケージと貨物の詳細」の「税関申告価額」と「通関書類」の「インボイス」を選ぶ箇所。

電話で確認したところ、「税関申告価額」はだいたいの市場流通価格(普通に買ったらいくらか)を入力したらいいとのこと。

また「インボイス」というのは、書類以外の貨物の通関で必要になる書類。「コマーシャル・インボイス」か「プロフォーマ・インボイス」から選ぶのですが、送り先から特別の指定がない限りは「コマーシャル・インボイス」を選べば大丈夫とのことでした。

「インボイス」が何か、といった基本的な部分から丁寧に説明してくれて、対応がとても親切だなと感じました。

ちなみに今回利用したサービスは、通常プランのインターナショナル プライオリティ。発送日の3日後には到着する見積もりでした。

到着日や料金の見積もりはサイト上でもできますが、それでも心配な場合は電話サポートで正確な額を確認できます。

印刷


出荷書類作成用のフォームに必要事項をすべて入力して、右下の「発送」ボタンを押すとラベルと書類印刷用の画面にうつります。

部数なども勝手に必要なだけ印刷される設定になっているので、「印刷」ボタンを押すだけで問題なく印刷できました。

梱包

梱包にあたって注意点は、早めに梱包材の準備をすませておくこと。フェデックス専用の無料の梱包材は、フェデックスHPの該当ページから依頼できます。

▲梱包材オーダー画面


今回は、フェデックス・ボックスMサイズを利用しました。

金曜日の夕方に梱包材をオーダーして、月曜日の午前中には梱包材が届きました。

▲届いた梱包材


そして意外と悩ましいのがどうやって梱包するのかですが、フェデックスのHPには貨物の梱包方法に関する情報が掲載されているので、これを参考にすれば大体問題なく梱包できると思います。

今回は、気泡緩衝材で漆器を包装。フェデックス・ボックスの内側にはくしゃくしゃにした紙を敷き詰めることで、中で商品が動かないように固定します。

無事、梱包完了です。

発送

発送は簡単。今回は集荷による発送を選択していたので、印刷した出荷書類と梱包済の商品を、集荷に来てくれた配送員の方に渡すだけでした。

集荷のほかに、営業所に持ち込んで発送する方法もあります。

追跡(トラッキング)

発送後のトラッキングはかなり細かくできます。

発送時に取得するトラッキングコードをサイトTOPに入力することで確認できます。

▲実際のトラッキング画面


一日2・3回くらい気になったときにみると、何かしら更新されているような感じでした。

かなり細かく状況を確認できるので、安心感がありました。

受け取り

予定通り、発送の3日後に到着。写真が荷受人から送られた写真で、無事に商品を送り届けることができました。

まとめ

今回フェデックスを実際に使ってみて感じたのは、初めてだと少し戸惑う部分はあるものの、全体的には使いやすいサービスだということ。分からなところがあってもサポートを利用すれば解決するので特に困ることはありませんでした。

また特に驚いたのが詳細な国際輸送のトラッキング。集荷から配送まで自社の輸送網で輸送するフェデックスの特長と言えるでしょう。

はじめての商品発送はきちんと顧客のもとまで商品が届くか不安なもの。商品を確実に、約束した時間で届けてくれる輸送サービスは、これから海外に展開していくスタートアップEC事業者の強い味方になり得ると感じました。

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