LPOとは?対策の基本手順・ポイントと具体事例を解説!SEO・EFOとの違いも

LPOとは?対策の基本手順・ポイントと具体事例を解説!SEO・EFOとの違いも

記事更新日: 2024/05/29

執筆: 大山直美

「サイト訪問者は結構いるのに収益につながらない!」とお悩みの方におすすめなのがLPOです。

LPOとは「ランディングページ最適化」の意味で、Webサイト改善の有名な手法です。

LPOによって、ユーザーが広告をクリックしてはじめに見るランディングページ(LP)のデザインなどを改善することで、売上アップにつなげることができます。

この記事では、LPOのそもそもの意味や目的、具体事例をわかりやすく解説します。

また、実際のLPO対策の流れや注意点、ツール導入のメリット・デメリット、気になるSEO、EFOとの違いも紹介しますので、ぜひご活用ください。

LPOとは?


LPOは”Landing Page Optimization”の頭文字を取ったもので、訳すとランディングページ最適化という意味になります。

ウェブサイトの改善策のひとつで、外部サイトから最初に訪れるページの構成やデザインを改良することを指します。

そうすることで、サイト訪問者が離脱するのを防ぎ、会員登録や商品購入など収益につながる具体的なアクションに結び付けるのが目的です。

LP(ランディングページ)とは何?

そもそもLP(ランディングページ)とは何なのかというと、サイト訪問者が検索や広告などのリンクをクリックして、最初に表示されるWebページのことです。

最初に着地(ランディング)するという意味でそう呼ばれています。

LPは大きく2種類に分かれ、

  • 検索などからアクセスし、最初に見るWebページ全般(トップページ、商品紹介ページなど)
  • 広告の飛び先で表示される、縦長デザインの広告専用ぺージ

を指しますが、LPOで対象とされるのは、主に後者のLP(縦長デザインの専用ページ)です。

パッと見で目を惹くデザインが使われたり、「資料請求」や「問い合わせ」などのボタンが配置されるのが特徴です。

LPOの目的

LPOの目的は、サイトを訪れてくれたユーザーに、目的のアクションをしてもらうことです。

この目的のアクションが行われることを「コンバージョン」と呼び、CVと略されます。

目的のアクションは、全て売上・収益に繋がるものですが、具体的な例としては、

  • 資料請求をしてほしい
  • 問い合わせ、見積り請求をしてほしい
  • 会員登録をしてほしい
  • 商品購入をしてほしい

などが挙げられます。

ただ「資料請求」のボタンを置くだけでは、競合サイトに負けてしまうので、LPOの工夫を加えた見やすいページを作り、より多くのユーザーのアクションを促すことが必要となるのです。

LPOが大切な理由

LPOは近年のWebマーケティングでは必須対策といわれますが、なぜ重要視されるのでしょうか。

① 直帰率を下げる

Webのユーザーはシビアなので、一般的に「このサイトに自分の求める情報がある」かどうかを3秒~5秒で判断するといわれています。

つまり、LPの内容がサイト訪問者の目的とかけ離れていたり、サイトのデザインが見づらいとすぐに前のページに戻られてしまいます。この割合を「直帰率」といいます。

サイト訪問者がある程度いても、直帰率が高いと、会員登録や見積もり、資料請求や商品購入などのサイトの目標達成にはつながらないので、LPOによるデザインの工夫などが求められるのです。

② 多様なユーザーに対応

ユーザーニーズが多様化した昨今は、ただ誰にとっても目立つページを作るだけでは、顧客の獲得が難しくなってきました。

例えば、同じ旅館のページを検索する人でも、年代・家族構成・予算などが大きく異なります。

そのため、「ファミリー向け」「キャンペーン価格」「露天風呂付」など、LPOを活用して求めるニーズによってページを変える必要が出てきたのです。

③ テストして最適解を見つける

マス媒体に広告を打てば売れる時代と異なり、現代は「どうすれば売れるかはユーザーに聞かないとわからない」時代です。

例えば、例えば商品のアピールポイントを「早さ」と「価格」のどちらにしようか迷った場合、社内で時間をかけて検討するより、ユーザーの反応をみたほうが答えに早くたどり着けるのです。

この「ユーザーの反応をテストする」文化が広まってきたため、LPOを用いて、2パターンのページを実際に表示させ、どちらのほうが反応がいいかを調べるニーズが高まってきたといわれます。

SEO、EFOとの違い

LPOとよく比較される「SEO」と「EFO」との違いについても理解しておきましょう。

どれもWebマーケティングの用語なのですが、ユーザーがWebで検索して目的のアクションに至るまでの「どの段階に対する対策」なのかが異なります

SEO

SEO(Search Engine Optimization)は、ページを検索結果の上位に表示させるための対策です。

SEOの目的は、サイト訪問者を増やすことです。

ユーザーがよく検索するキーワードを盛り込んだり、わかりやすいページを作ることで、上位に表示されるよう工夫します。

LPO

前述のとおり、LPOは、ページを訪れた人が離脱せずアクションするための対策です。

LPOの目的は、直帰率を下げCV率を上げることです。

ページの構成やデザインを改良したり、ボタンの位置を工夫したりすることで、サイト訪問者のアクションに繋げます。

EFO

EFO(Entry Form Optimization)は、申し込みフォームなどを入力しやすくするための対策です。

EFOの目的は、申込途中での離脱を防ぎ、CV達成に繋げることです。

入力まで至った訪問者が途中で面倒になってやめてしまわないように、入力項目を少なくする、ボタンで回答できるようにするなどして、最終的なCVを完遂させます。

 

このように、SEO、LPO、EFOは順に結びついており、これらを同時に行うことで最終的に売上を見込めるWebサイトになるというわけです。

 

LPOの具体事例

そうはいっても「LPO」って何か難しいのでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。

ここでは「LPOで一体何ができるのか?」をもっと具体的にイメージしてもらうために、2,700件超のSaaSサービスを取り扱う起業ログの口コミや導入例から、成功事例をいくつか紹介していきます。

 

■LPO成功の具体事例

・ボタンの色味を変更してみた:
 女性向けダイエット商品のLPなので、全体的に明るい色のデザインにしていたが、問い合わせフォームのボタンが背景と同化してしまっていたため目立つ色に変えたところCV率を2倍に改善

・写真からイラストに変更してみた:
 木製の知育玩具の紹介LPで一番最初に目に入る箇所を、フリー素材のような子供の写真にしていたが、もっとあたたかみのあるイラストに変更したところ、直帰率が大幅に改善した。

・アニメーションを削除してみた:
 動きのあるLPで興味を惹こうと人物がアニメーションで少し動くようにしていたが、ページの読み込みの速度が遅くなっていた。アニメーションを無くしてページを軽くしたところ直帰率が下がった。

・よく読まれている情報だけに絞った:
 脱毛サロンの紹介LPで、「美肌ケア」と「最新機器」の紹介をどちらも訴求点として載せていたが「美肌ケア」のところがよく読まれているとわかったので、そのポイントを上部にもってきて絞って説明したところ、読了率とCV率が上がった。

 

他社事例:重要なのは競合との差別化

事例を参考にすることも大切ですが、一方で、株式会社ニュートラルワークスの調査では、LPの課題として感じていることの第一位は「他社との差別化」だったそうです。

画像出典元:「株式会社ニュートラルワークス:LPの制作/活用に関する意識調査

LPの競争は激化しており、競合他社の多くもLPOに取り組んでいるので、競合・市場調査を十分に行ったうえで、勝ち筋・差別化を追求する必要があるようです。

LPのデザインの参考にできる情報サイトも多数あるので、サービスごとの傾向やトレンドを把握などもぜひ参考にしてみましょう。

① LANDINGPAGE BOOKMARK

画像出典元:LANDINGPAGE BOOKMARK

LANDINGPAGE BOOKMARKは、商品やカテゴリ別にランディングページのデザインが見られるサイトです。

美容系に強く、細かい商品カテゴリで絞って競合のデザインを見ることができます。

姉妹サイトに、スマホ用のランディングページ集(LANDINGPAGE_DESIGN BOOKMARK_SMARTPHONE)もあるので参考になります。

② Web Design Clip

 画像出典元:Web Design Clip

Web Design Clipは、LPのデザインや海外のHPのデザインなども参考にできるサイトです。

新着のLPを多く掲載している点が強みなので、トレンドをいち早く知りたいという方におすすめです。

LPごとにタグがついており、「女性向け」「メインカラー:ブルー」など、似たような属性のデザインを横断検索することもできます。

③ ランディングページ集めました。

画像出典元:ランディングページ集めました。

ランディングページ集めました。は、幅広い商品カテゴリのLPが紹介されているまとめサイトです。

近年の更新頻度はそこまで高くありませんが、不動産や士業など他では扱わないカテゴリのLPも見られる点が特徴です。

 

多数のサンプルの中からどうやって自社の勝ち筋を見つければよいかわからない、という方は、LPOツールを活用したり、支援・コンサルサービスつきのLPOツールを検討してみるのもよいでしょう。

LPO対策の流れ

それでは実際のLPO対策の流れを見ていきましょう!

ステップ1:現状の問題点を洗い出す

まずはじめにすべきことは、現状の問題点の把握です。

「資料請求数が少ない」だけでは、どこから解決してよいかわからないので、その結果に至るまでの細部のプロセスのどこに問題があるのかをチェックします。

■問題点把握の際に見るべきポイント

  • 広告表示回数
  • クリック数・アクセス数
  • コンバージョン数・CV率
  • 滞在時間
  • 直帰率
  • 離脱場所
  • 検索キーワード など


これらの数値を、Google AnalyticsやLPOツールで取得して、問題ポイントを把握します。例えば、

  • CV数が少ない以前に、広告の表示回数が少なかった
  • 滞在時間が短く、ファーストビューで離脱されている
  • 資料請求ボタンの前で離脱されているので、CV率が低い

など、現状の問題点を明らかにしましょう。

ステップ2:仮説を立て、改善案を作る

問題ポイントがわかったら、その原因について仮説を立て、仮説ごとに具体的な改善案を作ります

例えば「資料請求ボタンの前で離脱されているので、CV率が低い」の原因仮説は、

仮説1:資料請求ボタンの前の説明文が長い
仮説2:資料請求ボタンの前のイラストがニーズと合っていない
仮説3:ボタンの位置が悪い

などと、複数考えられます。

ステップ3:改善案を実行し、テストする

仮説別の改善案を実行し、テストします。

LPOの要であり優れた点は、この「テストして確かめる」ところです。複数の対策の中から、どれが一番良いかを絞りこんでいきましょう。

1. A/Bテスト

A/Bテストは、LPOで一番有名な王道のテスト方法です。

A/Bテストとは、テストパターンを複数用意しユーザーを振り分けて「どちらがより良い成果を出せるのか」を検証するテストです。

A/Bテストという呼ばれ方をしていますが、2パターン以上の複数案で検証することもあります。

例えば、前章の仮説を試したいのであれば、「説明文」、「イラスト」、「ボタンの位置」のパターンを変えたページを用意し、どれがより高いCV率になるかを見てみます。

A/Bテストで実績を上げた有名な例としてはオバマ大統領の選挙資金収集のためのサイトがあります。

サイトのカラー、画像、クリックボタンの文言に関してA/Bテストを繰り返しCV率を40%向上させることができ、結果的に60億円の追加資金調達に成功したそうです。

2. 多変量テスト

多変量テストは、ページ上で複数の箇所を変更してその組み合わせをテストする方法です。

仮説1つに対する改善案が複数ある場合などに効果的です。

例えば、前章の仮説に試したい改善案がそれぞれ2案ずつある場合、

「説明文①、説明文②」×「イラスト①、イラスト②」×「ボタンの位置①、ボタンの位置②」の8通りを一気に試し、どの組み合わせがCV率が高いか試すことができます。

より細かく最適な組み合わせが導き出せる点がメリットですが、A/Bテストに比べて複雑であり、ある程度のアクセス数があるサイトでないと信頼性のあるデータが得られないので注意が必要です。

ステップ4:結果を振り返る

テストの結果の数値を見て、効果を確認しましょう。

「どの改善案がうまくいったのか」「何か他の要因はないのか」をよく検討してください。

うまく答えがでない場合は、ステップ1に戻り、問題点の洗い出しから再度PDCAを回す必要があります。

実際、1回のテストでキレイに「この案だ!」と結論が出るケースは稀なので、何度も繰り返して、最適解を見つけていきましょう。

LPO対策のポイント

問題の解決策としてよく用いられる、LPO対策を効果的に行うポイントを説明していきます。

ファーストビューで興味を惹く

サイトを訪れたユーザーの約70%は、アクセスして初めに見る画面=ファーストビューで離脱してしまうといわれています。

この先を読み進めてみたい!と思われるように、魅力的で興味を惹くようなデザインにしましょう。

キャッチコピーや画像、イラスト、ボタンの配置や色なども重要です。

信頼性を示す

コンバージョンに繋げるためは、ユーザーに「この商品、サービスは良さそう」「大丈夫そう」と信頼感を持ってもらうことも重要です。

そのため、信頼性を示す文言や数値、コンテンツなどを配置してみましょう。

「好評販売中!」といった主観的な言葉ではなく、「導入実績No.1」「顧客満足度〇%」などの客観的な数値や、第三者の専門家監修や推薦などがあるとより良いです。

ページの読み込み速度が遅くないか確認

Web制作の初心者によくあることですが、魅力的なコンテンツを作ろうとするあまりページが重くなってしまい、表示速度が遅いという場合があります。

ユーザーは気長に待ってはくれないので、コンテンツそのものは悪くなくても、ページ読み込みが遅いだけで離脱の原因となってしまいます。

3秒を超えると直帰率が50%upするともいわれますので、Googleの提供する「PageSpeed Insights」などを用いて計測してみましょう。

LPO対策の注意点

逆に、LPO対策の注意点はどんなところにあるのでしょうか。

広告とファーストビューの不一致

広告の文言とファーストビューのメッセージが違ってしまうと、直帰率を高める原因になります。

当たり前のことのようですが、実際このズレに気づいていないLPが多いのが現実です。

例えば、広告には「英会話・短期間」と書かれているのに、LPに飛ぶとファーストビューのキャッチコピーが「英会話・実力講師」だったとします。

短期間×実力講師なことを知らせたいのだとしても、「短期間」で広告をクリックしたユーザーは「思ったのと違う」と反応してしまう可能性が高いです。

ユーザーがまず欲しいと思っている情報にドンピシャなファーストビューを見せたうえで、もっと知って欲しい情報を読み進めてもらうようなデザインにしましょう。

リンクや入力項目が多すぎないか

せっかく広告をクリックしてくれたユーザーに、あれもこれも知って欲しいと、リンクなどを多数設けがちのLPも散見されます。

確かに自社HPへのリンクがあれば、より詳しい内容なども見てくれるので良さそうに思えますが、結果的にコンバージョンには遠回りになってしまいます。

LP内で欲しい情報を過不足なく与え、資料請求や問い合わせなどの目的のボタンをしっかり押してもらえるようデザインしましょう。

また、資料請求などのアクションで入力を求める項目は必要最小限に留めましょう。

ユーザーの属性を知りたいがあまり、後半に任意のアンケートなどをつけてしまうとコンバージョン率の悪化に繋がります。

LPOは一度で終わらない、継続性が必要

LPOに取り組むうえで一番知っておくべきことは「LPOは一度で終わらない」「すぐに効果が出ない」というポイントです。

この点の理解が不十分であると、やってみたけど効果が出なかったとすぐに止めてしまい結果的にコストの無駄になってしまいます。

Webユーザーの反応に影響する要素は、複数あり、複合的なので、一度の施策改善で効果が出ることのほうが難しいです。

数値をチェックしながら、試行錯誤とチューニングを継続して最適解を見つけていくのがLPOだという前提を理解しておきましょう。

LPOツール活用のメリット・デメリット

ここまで紹介したとおり、LPOは「テスト」の要素や「継続的なチューニング」などが必要な施策です。

初心者にとっては何から手をつけてよいか難しいかもしれませんが、そんな際は「LPOツール」を導入するのが有効です。

A/Bテストやユーザー属性ごとに適切なページを表示させるなどの作業は自分たちで行うとなるととても困難な作業となりますが、LPOツールを使えばこうした難しい作業を半自動化でサポートしてもらうことができます。

ランディングページの直帰率の高さやCV率の低さでお悩みなら、無料・有料のLPOツールがありますので、この機会に前向きに導入を検討しましょう。



それでは、LPOツールを導入することでどんなメリット、デメリットが予想出来るかもご紹介しておきます。

メリット

LPOツールを導入すれば以下のようなメリットが生まれます。

1. ランディングページの直帰率の減少・CV率の向上

2. 顧客満足度の向上

3. ランディングページの製作コストを抑えられる

 

1. ランディングページの直帰率の減少・CV率の向上

ランディングページのデザインや構成などを最適化することで、サイト訪問者の直帰率を減らすことができます。

訴求力が高いランディングページになれば、会員登録・資料請求・見積もり・商品購入などのサイトの目標達成つまりCV率の向上につながります。

2. 顧客満足度の向上

行動ターゲティングにより特定の属性の人に対して訴求力のあるウェブページを表示させることができます。

エリアマーケティングを使えば特定の地域の人に有用な情報やサービスを提供できます。

そこのウェブページを訪問すれば、自分にとって必要な情報や製品、サービスを得られると顧客が思うようになれば、顧客の満足度は向上し、サイトへの再訪問の回数も増えることになります。

3. ランディングページの製作コストを抑えられる

LPOツールを導入すればランディングページの変更が必要な部分のみを差し替えるだけで変更可能です。

ランディングページを2つ作る場合でも、最初から2つ制作する必要がなく、最初に作ったランディングページにいくつか変更を加えてそれを2つ目のパターンのランディングページにするといった編集方法が可能です。

そうすることでランディングページ制作のコストや時間の削減になります。

デメリット

ランディングページの最適化を支援してくれるLPOツールはとても便利ですがデメリットがあります。

それは、LPOツールが有効なサイトとそうでないサイトがあるという事です。

LPOはサイト全体のコンテンツが豊富で、サイト訪問者個々のニーズに対応したコンテンツを提案できるサイトには効果があります。

しかし、コンテンツ量の少ないサイト、企業名など特定の検索ワードでしか流入してこないサイトなどではLPO導入の効果はあまり得られません。

こうしたサイトではLPOよりもSEO対策で検索上位に表示されることにい力を注ぐ方が有効です。

ECサイトや資料請求・無料見積もりなどを目的としたサイト、不動産情報の検索やグルメ情報の検索サイトではLPOは高い効果を発揮します。

LPOツールの導入で商品購入、問い合わせ、資料請求などのCV率を向上させることができます。

必ず押さえておきたい!おすすめのLPO5選!

ここではまず最初に導入を検討したい、おすすめLPOツール5選を紹介します。

1. ノーコードで設定が簡単!『CODE Marketing Cloud』


画像出典元:「CODE Marketing Cloud」 公式HP

 
 

特徴

CODE Marketing Cloudでは、多様なユーザーの興味や要望に合わせたLPO作成が可能です。

訪問回数、訪問ページ、利用端末、サイト内遷移、滞在時間、訪問タイミングなどの行動データをもとにコンテンツの出し分けが可能

タグを設置すれば、バナーの表示条件とユーザーへ伝えたい内容を決めるなので、誰でも簡単に設定でき、導入後すぐに施策をスタートできるのがメリットです。

接客テンプレートが充実しているのも嬉しいポイント!

パーソナライズ化されたweb接客でユーザーのサイト離脱を減らし、CVRの改善に貢献します。

機能

  • ポップアップやバナー表示など行動データに即して最適化
  • 業界別に最適化したWeb接客用のウィジェットを用意
  • ノーコードで設定が簡単
  • Google AnalyticsやMAツールとの連携が可能

料金プラン

料金プランや詳しいお見積りに関してはお問い合わせが必要です。

サービスの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

実際に利用したユーザーの口コミ

小売/流通/商社

501人〜1000人

 

抽出作業も容易でスピード感を持って対応できる

項目により、1~2クリックで売上実績や損益計算書の確認が可できる。取引先にスピード感をもって対応できることは好印象であるため、CODE Marketing Cloudの使い勝手は良いと思う。

 
CODE Marketing Cloudの口コミをもっと見る

 

2. 最短30秒でWebサイトの改善案が手に入る!『dejam』

画像出典元:dejam公式HP
 

特徴

「dejam」は、CROサジェストという独自機能で、最短30秒でWebサイトの具体的な改善案を自動で取得できます。

Webサイトの画像をアップロードするだけのシンプルな使い方に特徴があり、Webコンサルタントとやり取りをする時間がない企業や、すぐに改善案を取得したい企業でも、気軽にCVR改善に取り組むことが可能です。

CROサジェスト機能はまだ特許出願中のため、今後、類似サービスが登場する可能性がないとは言い切れません。

機能

  • 数百の施策や数万のデザインデータを解析したナレッジから、デザインの改善案を自動で提案
  • 画面のスクリーンショットをアップロードし、改善箇所を選択すれば、改善案を自動提案
  • 改善ナレッジを入手可能
  • チャットツールでいつでも相談可能

料金プラン

「dejam」では、アカウント料金(月額2,000円)と通常機能料金(月額100,000円)を基本料金として支払う必要があります。

CROサジェスト機能は月額140,000円でオプションとして利用可能です。

初期費用は200,000円ですが、半額の100,000円になるキャンペーンが実施されています。

初期費用 200,000円
アカウントの料金 月額2,000円/ユーザー
通常機能の料金 月額100,000円
CROサジェスト機能の料金 月額140,000円


dejam 含むLPOツールの資料を無料DL

 

 

3. 3つの事業課題を改善!『Kaizen Platform』

画像出典元:Kaizen Platform公式HP
 

特徴

Kaizen Platformは事業成長に欠かせない改善活動をトータルサポートするマーケティングプラットフォームを運営し、企業の事業成長に合わせたKAIZENチームをクラウド上で提供します。

特に企業にありがちの事業課題「ネット人材が確保できない」「解決すべき課題がわからない」「やりたくても、できない」の3つに注視し、これらを改善することを謳っています。

機能

  • アクセス分析ツールで課題を早期発見が可能
  • 強みを持つグロースハッカーとのマッチング機能
  • 施策評価をよりスピーディーで手軽に実現

料金プラン

料金は完全オーダーメイド見積りです。

 

4. 同一URLで簡単A/Bテスト!『Visual Website Optimizer』   

画像出典元:Visual Website Optimize

特徴

コスパのよさがきっかけとなり、日本でのシェアを急速に拡大しているLPO(ランディングページ最適化)ツール。

A/Bテストに加え、さまざまな分析機能を採用。数あるLPOツールの中でも機能の充実度はトップクラスです。

特にA/Bテストを得意としており、簡単な操作で分析結果を確認できる操作性に定評があります。

機能

  • 同一URLを利用したA/Bテストの実施が可能
  • クリック率の高いコンテンツから最適なページが作成可能 
  • 基本機能に加えてヒートマップ分析が可能

料金プラン(月額)

スタンダードプラン:100,000円〜

サポートプラン:200,000円~

実際に利用したユーザーの口コミ

メーカー/製造

101人〜250人

 

テスト結果などが感覚的に理解しやすかった

マウス操作のみで全ての機能を使う事ができるためすごく簡単に使える。他と比べて管理画面がわかりやすく、テスト結果なども感覚的に理解しやすかった。タグさえ埋め込めば、ツール上の操作だけでA/Bテストを試すことができる。

サービス/外食/レジャー

 

11人〜30人

サポートをもう少し強化してほしい

基本はメールでのサポートになってしまう。電話対応もできてくれればよかった。使い勝手は良いと思うが、やはり始めのうちはわからない事や相談したい事等が少なからず出てくるので、個別に担当者がついてくれると迅速に話もできて良かったかなと思った。

 
Visual Website Optimizerの口コミをもっと見る

 

5. 正確な広告投資とLP改善を!『WebAntenna』



画像出典元:WebAntenna
 

特徴

WebAntennaはアトリビューション分析で、広告の正しい貢献度を簡単に計測できる広告効果計測ツールです。

複数のウェブ広告や自然検索も同じ指標で一括評価できる点が強みです。

測定結果はまとめて管理するため面倒なデータ集計もいらず、その場で確認できる使い勝手の良さから、大手からベンチャー企業まで、幅広い業界で利用されています。

機能

  • 認知効果を正しく把握し、勝ちパターンを分析
  • ユーザ一人ひとりの行動パターンを分析
  • SNS広告の効果も他の広告と同様に計測可能
     

料金プラン

初期費用:無料 

クリック数従量制:20,000円~500,000円 / 月

 

まとめ


LPOとはランディングページの最適化です。

サイト訪問者が最初に訪れるランディングページを見直すことでサイト訪問者の直帰率を減少させ、商品購入・資料請求・見積もりなどのサイトの目標達成つまりCV率の向上につなげます。

LPOの手法には、A/Bテストや行動ターゲティング、エリアターゲティングといった方法がありました。

LPOツールを導入すればこうした方法をすぐに実行でき、訴求力のあるランディングページをコストを抑えつつ制作することができます。

なお以下の記事でLPOツールについてより詳しく比較紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

 

画像出典元:pixabay

 

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