成功する起業家から学ぶ 3つの特徴と起業戦略をご紹介!

成功する起業家から学ぶ 3つの特徴と起業戦略をご紹介!

記事更新日: 2019/01/06

執筆: 松木大誠

起業を試みている人で、「どんな人が成功するのか」「成功する起業の戦略とは」など成功する起業方法を考える方が多いと思います。

多くの人が成功する起業方法を知ろうとしますが、正直にいうと成功する起業方法などは存在しません。そんなテンプレート的なものがあれば、起業する人はみんな大きな成功を納めているでしょう。

しかし、成功する起業方法はなくても成功確率をあげることは可能です。この記事では成功する起業方法ではなく、成功している起業家に近づくための特徴や具体的な戦略を紹介していきます!

成功する起業家の3つの特徴

特性や環境にも左右されますが、成功する起業家には共通した特徴があります。今回は3つの特徴に絞り、多くの成功する起業家が持っている特徴を紹介していきます。

1. 顧客と課題を明確にしている

成功している企業の多くは、顧客の課題をしっかりと理解し、その課題を解決できるサービスを提供しています

例えば30代のOLを顧客と定めた時に、OLがどんな課題を解決したいのかを調べる必要があります。その際に、OLにとって1番の課題を解決しなければニーズはありません。逆に自社が解決できる課題が、OLにとって5番目あたりの課題であったらOLにとっては特にニーズがないのです。

さらに、特にニーズのない課題を解決するサービスだと広告や宣伝、営業などの無駄なコストがかかってしまいます。もし顧客にとってニーズのある課題を解決できるのであったら、自然と顧客は集まるので無駄なコストを払う必要はありません。

成功している企業の多くは、顧客の課題を明確にするのが上手いです。解決したい課題を顧客目線で考え自己満足に陥らず、本当に必要なものを選定しているのです。

2. マネタイズを重視している

マネタイズとは簡単にいうと「収益化」のことです。先ほども記載しましたが、顧客の課題を理解して顧客が喜んでくれるものを作ることはとても大事なことで、これが顧客価値となります。

しかし、マネタイズが出来ていないのにも関わらず、顧客が喜ぶからといってアイディア重視で起業を進めてしまい、サービスは良いが価格設定を誤り、収益化が出来ずに倒産してしまうことも少なくはありません。

成功する起業家は顧客を喜ばせることと、企業が利益を得ることの両方を兼ね備えており、ビジネスモデルがしっかりしています。起業をする際には、アイディア重視にならずマネタイズとのバランスをしっかり行うようにしましょう!

3. 一緒に沈む覚悟がある人が組織に多い

成功する起業家の周りには、同じビジョンを共有し、どんなことがあろうと最後まで共にやりきろうと考えている人たちが集まっています。

起業をする人の中には、中途半端な気持ちで起業をして、その事業に情熱を持てない人がいます。どんな失敗があろうと、自分の責任と考えて最後までやりきる人はその事業に情熱を持っており、やり遂げる覚悟があります。

船で例えると、全て自分の責任と思える人は「船が沈むまで一緒にいる人」で、責任を負えない人は「途中で逃げ出す人」です。

これは経営者だけではなく、その周りの人たちにもいえます。船長(経営者)だけが船が沈むまで一緒にいる覚悟があっても、乗っているクルー(社員)にその覚悟がなければ組織としては弱くなってしまします。

逆に組織全員が一緒に沈む覚悟があれば、その組織はとても強固で周りの人たちに支援されるような会社に成長します。

数字や戦略は起業をする上でも大事なことですが、結局組織は人なので、どれだけ組織内にビジョンを共有できる人がいるのかは重要なポイントになってきます。

成功しやすい起業戦略3選

上記では成功しやすい起業家の特徴を挙げましたが、ここからは実例も入れて、実際に成功しやすい起業戦略をご紹介していきます。

成功しやすい起業戦略を知っておくだけで、成功確率を100%にすることは不可能ですが、ビジネスの成功確率をあげることは可能です。既に成功している事例も含めて、成功している起業家がとっている起業戦略を見ていきましょう!

1. ニッチな市場を狙う

ニッチな市場とは競合他社が少なく、特定のニーズを持つ小さな市場のことを言います。ニッチな市場は失敗リスクが高いというデメリットもありますが、市場選択を間違わなければ市場を独占することができます。

ではどのようにしたら市場選択を間違わずに、成功しやすいニッチな市場を選ぶことができるのでしょうか?

ニッチな市場には「ただ小さな市場」と「今は小さいが将来性のある市場」の2つがあります。ニッチなビジネスで成功する起業家は、徹底的に分析をして後者の「今は小さいが将来性のある市場」を選んでいます。将来性のある市場とは現時点では小さいが、横に広げれば市場を拡大できる市場のことです。

成功した具体例をあげると「POL」という会社があります。

「POL」は理系の学生の就活支援や、研究室にまつわる問題を解決する事業を行っています。全国的に多くの学生インターンを組織し、研究室に直接サービスを紹介しに行くという、学生ならではの方法でユーザーを一気に集めることに成功しました。

2. プラットフォームビジネス

まず、プラットフォームとは「土台」「場」という意味です。そして、プラットフォームビジネスとは、「他のプレイヤーが提供する製品・サービス・情報と一緒になって、初めて価値を持つ製品・サービスを提供するビジネス」のことです。

このビジネスの特徴は、多くの顧客を有しており、環境内に製品やサービスを複数掲げ、追加や変更などの更新が可能であることです。

わかりづらいと思うので例えると、ショッピングモールはプラットフォームと同様の仕組みといえます。ショッピングモールは自身で商品を作る必要はなく、出店する場を提供することにより、そこに顧客を集めて、出店しているお店(企業)から出店料を得ています。

要は、プラットフォーム(ショッピングモール)を作り、そこに提供する側(お店や企業)と享受する側(顧客)をたくさん集めることによって成り立つビジネスのことです。

プラットフォームビジネスで成功して企業はたくさんあるので、ここからは具体例を紹介していきます。

クックパッド

クックパッドはプラットフォームを構築し、成功した企業の1つです。現在ではプレミアム会員数は190万人を超え、月間では6,000万人以上が利用をしています。

クックパッドが出る前は、レシピを知るには雑誌を買ったり、ネットで検索をするしか方法がありませんでした。そこでクックパッドは、レシピを提供する側とレシピを知りたい側をつなげる場のプラットフォームを作りだしたのです。

これにより、多くのユーザーを獲得することに成功し、有料(280円)プランの登録や広告収入などで収益を得ることができ、ビジネスとして成功することができました。

3. 0→1ではなく1→nを狙う

この方法は商品やサービスをゼロから作るのではなく、既存のものを参考にしてビジネスを行う方法です。成功している海外のサービスを自国で真似する方法や、Webメディアで既にあるプロダクト(商品)を紹介する方法などがあります。

成功している海外のサービスを自国で真似する方法

具体例をあげると「メルチャリ」は中国の「モバイク」という既存の事業をベースに作られたシェアバイクサービスです。中国で大成功し、世界にシェアを広げたモバイクの成功事例を参考に、日本でサービスを展開し、現在は福岡県で成功しています。

しかし、成功している海外のサービスを自国で真似する際に気をつけなくてはいけないことがあります。それは「地域や文化にあうか分析すること」です。

例えば、中国でQRコード決済がすごい流行ったからといって、日本でQRコード決済を展開したところで成功するかと言われれば、必ずしも成功するわけではありません。中国は偽札が多く出回り、現金に信用がなかったからこそQRコード決済が流行ったのであって、偽札が出回っていない、特に現金決済に不満を持っていない日本で展開してもあまり上手くいきません。

成功した海外のサービスを真似するときは、自国にそのサービスが需要があるかどうかをしっかりと分析するようにしましょう。

Webメディアで既にあるプロダクト(商品)を紹介する方法

例えば比較サイトなんかは、すでにある商品を紹介する方法のわかりやすい例でしょう。比較サイトは自分たちで商品を作っているわけではなく、ユーザーにわかりやすく数ある商品を紹介し、比較しています。

自身のメディアにユーザーが集まれば認知度が上がり、メディアから商品を購入する人も増えてきます。すると、商品を提供している企業から広告料や紹介料をいただくことができ、実質ビジネスとして収益をあげることができるのです。

メディアは素人の方でも簡単にできて、始めやすいビジネスの1つなので、初めての起業としてはおすすめの起業方法です!

まとめ

いかがだったでしょうか?

成功する起業家の特徴を理解し、戦略を参考にすることで起業に成功する確率は自然と上がると思います。しかし、いざ起業をするとなると間違いを犯していることに気付かず、いつの間にか成功する起業家とは逆のことを行ってしまうことがあるので、気をつけることも大事です。

あくまで起業の成功確率をあげるための戦略なので、もちろん失敗することもあります。そんな時は、その失敗から学び、さらに成功確率をあげる努力をしましょう!


起業を考えている方の中には、事業アイディアがなくて悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか?

しかし、起業にアイディアが必要だというのは誤解です。以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

画像出典元:pixabay, Burst

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