お歳暮のお礼状の書き方|ビジネスでも使えるシーン別文例まとめ

お歳暮のお礼状の書き方|ビジネスでも使えるシーン別文例まとめ

記事更新日: 2024/02/02

執筆: 編集部

知人や取引先からお歳暮をいただいた際、どうしたらいいか悩んだことはありませんか?

メールや電話など気軽にお礼を伝えられるツールはありますが、最も丁寧な対応として「お礼状」の送付が好ましいです。

今回はお歳暮が届いた時に送るお礼状の書き方の基本とマナーについてご紹介します。

さらにビジネス・個人で使用できる文例を手紙とメールに分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

記事を読む時間がないという方で今すぐに丁寧なお礼状を出したい方は、挨拶状ドットコムというビジネス挨拶状専門店を利用しましょう。

専門家が作成しているので文章に間違いがなく、30分ほどで作成完了するので忙しい方に最適なサービスです。

お歳暮のお礼状のマナーとは?

一年間の感謝を表す贈り物のお歳暮は、知人や親戚だけでなく、ビジネスシーンでいただくことも多いのではないでしょうか。

近頃は親しい中であればメールでお礼を済ませる場合もありますが、取引先や上司など目上の方からいただいた場合はお礼状で感謝の気持ちを伝えるほうが丁寧です。

ここでは丁寧なお礼状を書くためのマナーとして、押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

1. お歳暮が届いたらすぐにお礼状を出す

お歳暮のお礼状を出すタイミングは、届いてから3日以内を目安に対応できるといいでしょう。

特にお世話になっている取引先からお歳暮が届いた場合は、より丁寧な内容が好ましいため事前に文章を考えておくのもおすすめです。

休日を挟んでしまう場合などお礼状の送付がすぐにできない場合は、先にメールでお歳暮が到着していることを伝えるのもおすすめです。その際は、お礼状に遅れてしまったことへのお詫びの文章も付け加えておきましょう。

お歳暮はちょうど年賀状を準備する時期と被ってはいますが、年賀状にお歳暮のお礼を添えるのはマナー違反なので、注意してください。

2. 丁寧なお礼状を出したいなら「縦書きの封書」がおすすめ

お礼状の最も丁寧な送り方は「縦書きの封書」形式です。ビジネスシーンでは、すべて縦書きの封書で送っておけば間違いはありません。

ただ近頃は親しい取引先や担当には、横書きの封書や葉書、メールでも失礼にならないとされています。

お礼状を送る相手との関係性によって、お礼状の形式を使い分けられると好印象をもたれやすいでしょう。

3. 基本的にお礼の品は不要

基本的にお歳暮が届いても、お礼の品を贈る必要はありません。一年間の感謝の気持ちとして贈られた品物なので、お礼状で返礼の気持ちを伝えられれば十分です。

どうしてもお返ししたいと感じるようであれば、いただいた品物と同等もしくは半額くらいの品物を選んでください。

すぐにお返しをしてしまうと先方に気を遣わせてしまったと心配される可能性もありますので、少し時期をずらして寒中見舞いとして贈るといいでしょう。

寒中見舞いとして贈る場合は、松の内から節分までの間に贈るのがマナーです。

松の内は地域によって異なり、1月7日までとする地域と1月15日までとする地域があるので、贈る前に確認しておきましょう。

4. ビジネスと個人で出すお礼状の違い

お歳暮のお礼状は、ビジネスと個人で出し方が異なります。

大きく異なる点は以下の2つです。

  • 頭語・結語の違い
  • お礼状の形式


一般的なビジネスシーンでは「拝啓」から始まり「敬具」で終わる頭語と結語が使用されます。頭語と結語にはさまざまな種類があり、送る相手によって使い分ける必要があります。

またお礼状の形式もビジネスでは「縦書きの封書」が一般的ですが、個人でお礼状を出す場合は「葉書」で出している方が多いようです。

どちらも親しい間柄であればメールでお礼を済ませる場合もありますが、手書きでお礼状出す場合はシーンにあった形式で出しましょう。

お歳暮のお礼状の書き方

ここからはお歳暮のお礼状を書く際の基本的な構成についてご紹介します。

お礼状の構成は、お歳暮以外のお礼状を書くときにも使えるので、覚えておくとさまざまなシーンで活用できるでしょう。

また悩みやすい頭語と結語、お礼状を代筆する際の注意点についてもご紹介していますので、参考にしてください。

基本的なお礼状の構成

お礼状は基本的に「頭語・時候の挨拶・お礼の言葉・相手の健康を気遣う言葉・結びの言葉」の5つの構成でできています。

お歳暮のお礼状は「お歳暮をいただいたことへのお礼」と「一年間お世話になったことへの感謝」「来年以降も健康、繁栄を祈る言葉」を意識して盛り込むといいでしょう。

お歳暮のお礼状を書き始める前に、構成ごとのポイントをそれぞれご紹介します。

構成1. 頭語

ビジネスシーンでよく使用される「拝啓」もしくは「拝呈」は、誰でも一度はみたことがある頭語ではないでしょうか。

頭語とは、お礼状の書き始めに、送る相手へ敬意を示す手紙の基本です。

いくつかある頭語の中から相手に合ったものを選び、手紙の締めくくりに書く結語との組み合わせも間違えないように気をつけなければなりません。

構成2. 時候の挨拶

時候の挨拶は「師走の候」や「年の瀬もいよいよ押し詰まり」といった季節を表す挨拶の言葉を書きます。

時候の挨拶は時期によって適したものが異なるため、書き始める前に確認しておきましょう。

お礼状を出すタイミングが適した時候の挨拶とズレそうな場合には「寒い日が続きますが」から始まるシンプルな挨拶もおすすめです。

構成3. お礼の言葉

時候の挨拶の後には、お歳暮をいただいた感謝の気持ちを丁寧に書きましょう。

相手との関係性やいただいた品物によっては「チームの全員で美味しくいただきました」など、具体的な内容を書けるとより感謝の気持ちが伝わります。

構成4.相手の健康を気遣う言葉

お歳暮をいただく時期は、年の瀬に近づき忙しさから体調を崩しやすい時期でもあります。

感謝の気持ちとともに、相手の健康を丁寧に気遣った言葉を書くと先方へ好印象をもたれやすいです。

取引先であれば、健康だけでなく来年以降の成功や繁栄を祈る激励の言葉を書き加えられると、より先方に喜ばれるでしょう。

構成5. 結びの言葉

結びの言葉は、頭語の反対に手紙を締めくくる、手紙の基本の言葉です。

頭語と結語は組み合わせが決まっており「拝啓」を頭語に選んでいるのであれば「敬具」で締めくくるなどの決まりがあります。

中には女性のみが使用できる頭語と結語の組み合わせがありますが、女性らしさが全面にでてしまうためビジネスシーンでは使用しないようがいいでしょう。

また結びの言葉の後に、日付と差出人の名前を記入するのを忘れないように注意してください。

頭語と結語について

頭語と結語は一組で使用する決まりがあるため、好きなものを選んで書けるわけではありません。

ビジネスシーンでは「拝啓・敬具」を使用していれば問題ありませんが、より丁寧に書きたい場合は「謹啓・謹言」の頭語・結語を使用するといいでしょう。

一般的な頭語と結語の組み合わせをまとめると以下のようになります。

相手 頭語 結語
ビジネス全般 ・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・啓上(けいじょう)
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
目上の方 ・謹啓(きんけい)
・謹呈(きんてい)
・恭啓(きょうけい)
・謹んで申し上げます(※)
・謹言(きんげん)
・謹白(きんぱく)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※)
友人・親族 ・前略(ぜんりゃく)
・冠省(かんしょう)
・前文お許しください
・前略失礼いたします
・前略ごめんください(※)
・草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・かしこ(※)

(※)女性が差出人の場合

代筆する場合の注意点

どうしてもお礼状を自分で書けない場合は、妻もしくは代理人が代筆することも可能です。代筆の場合は次の点に注意しましょう。

  • 必ず手書きで書く
  • お礼状の内容は代筆者目線で書く
  • 妻が代筆する場合は「内」、その他の人が代筆する場合は「代」と差出人の後ろに書く


近頃はメールや印刷したお礼状を送る場合も多いですが、代筆の場合は手書きで書いた方が丁寧な対応とされています。

またお礼状の内容は代筆者目線で書く必要があるため、妻が代筆するのであれば「夫がいつもお世話になっております。」といった内容を書き加えるのが一般的です。

また代筆であることを示す「内・代」は縦書きと横書きで書き方が多少異なります。

(例)横書きの場合

 

(例)縦書きの場合


親しい間柄の相手へお礼状を出す場合は、差出人を夫婦の連名もしくは妻の名前だけにしても問題はありません。

お歳暮のお礼状の文例【ビジネス】

ここではビジネスシーンで使えるお礼状の文例を手書きで出す場合、メールで出す場合で3つずつ分けてご紹介します。

手書きで出す場合

ビジネス手書き文例1. 12月全般

拝啓 師走の候 貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

さて この度はご丁重なお歳暮の品をお贈りいただきまして誠に有難うございました。

平素はこちらこそお世話になっておりますのに、いつも心にかけていただきまして恐縮に存じます。

歳末ご多忙の折から ご自愛のほどお祈りいたします。

まずは略儀ながら書面にてお礼申し上げます。

敬具

令和◯年◯月◯日

株式会社△△△
(役職) 鈴木 一郎

 

ビジネス手書き文例2. 12月下旬

拝啓 歳末の候 貴社におかれては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて この度は結構なお歳暮のお品を頂戴し 心よりお礼申し上げます。

本年のご厚誼に心から感謝し、新しい年のご繁栄をお祈り申し上げます。

今年も残り僅かとはなりましたが 貴社の皆様にはくれぐれもご自愛をお祈り申し上げます。

敬具

令和◯年◯月◯日

株式会社△△△
(役職) 鈴木 一郎

 

ビジネス手書き文例3. より丁寧な文例

謹啓 師走の候 貴社いよいよご隆盛のこととお慶び申し上げます。

日頃は一方ならぬご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、このたびは誠に結構なお品をご恵贈賜りまして、心より感謝申し上げます。

平素から多大なご芳情のほど、幾重にも感謝申し上げ、有り難く拝受させて頂きます。

来る年も皆様のご期待に添えますよう全力をあげて努力してまいりますので、今後とも変わらぬご高配を賜りますようよろしくお願いいたします。

まずは取り急ぎ、略儀ながら書中をもってお礼申し上げます。

謹白

令和◯年◯月◯日

株式会社△△△
(役職) 鈴木 一郎

 

メールで出す場合

メールでお歳暮のお礼を出す場合は、どんな内容のメールなのかを件名でわかるようにしておきましょう。

担当者によっては大量のメールが届いている可能性があるため「ありがとうございました」だけでは、なんのお礼かわからなくなってしまいます。

また手紙の場合に使用していた頭語と結語は、ビジネスメールでは不要とされています。しかし目上の方や常々お世話になっている取引先へのメールにはつけておいたほうが、より丁寧な対応として好ましいでしょう。

ビジネスメール文例1. 一般的なお礼

件名:ご丁寧なお歳暮をありがとうございました。

本文:

◯◯株式会社
◯◯部(肩書)〇〇様

いつも大変お世話になっております。
◯◯株式会社 〇〇部の〇〇です。

 この度は、大変結構なお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
いつも◯◯様には何かとお世話になり、その上このようなお心遣いまでいただき、大変恐縮でございます。

さっそく社員一同おいしくいただきました。

 これからも◯◯様の信頼にお応えできるよう、精一杯努力してまいります。
今後ともご指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

年末の忙しい折、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。

 メールにて恐縮ですが、まずはご挨拶かたがた厚くお礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

令和◯年◯月◯日

〇〇株式会社
◯◯部 鈴木一郎
電話:000-000-0000
メール:****@******.*****

 

ビジネスメール文例2. 目上の方に向けたお礼

件名:お歳暮ありがたく頂戴いたしました。

本文:

◯◯株式会社
◯◯部(肩書)〇〇様

拝啓

師走の候、貴社におかれましてはますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、この度は結構なお品をお送り頂きましてありがとうございました。

このような心遣いをいただき恐縮に存じます。

この一年、弊社の方こそ大変お世話になりましたのに、このようなお気づかいを賜り恐縮に存じます。

寒さはこれからが本番でございます。皆様におかれましてもどうぞご自愛くださいませ。

略儀ながらメールにて御礼申し上げます。

敬具

令和◯年◯月◯日

〇〇株式会社
◯◯部 鈴木一郎
電話:000-000-0000
メール:****@******.*****

 

ビジネスメール文例3. 親しい担当者宛

件名:お歳暮の品ありがとうございました。

本文:

◯◯株式会社
◯◯部(肩書)〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇〇〇の鈴木です。

この度は、結構なお品をお送りいただき、ありがとうございました。

日ごろから、私どもの方こそお世話になっておりますのに、このようなお心遣いをいただき、誠に恐縮です。厚くお礼申しあげます。

今後も◯◯様のご期待にお応えできるよう、真摯に仕事に取り組んで参ります。
何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

12月も半ばになりまして、寒さもいよいよ本番でございます。
皆様どうぞご自愛くださいませ。

まずは、略儀ながらメールにてお礼のご挨拶とさせていただきます。

令和◯年◯月◯日

〇〇株式会社
◯◯部 鈴木一郎
電話:000-000-0000
メール:****@******.*****

お歳暮のお礼状の文例【個人】

個人宛に出すお歳暮のお礼状は、相手との関係性に合わせてフランクなものに変えられるといいでしょう。

目上の方や日頃からお世話になっている方へ送る場合はビジネスとほぼ変わらない内容で問題ありません。親しい友人宛であれば、近況を交えた柔らかい文章の方が喜ばれるでしょう。

手書きで出す場合

個人手書き文例1.

拝啓

寒さ厳しき折、皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。

さて、この度はお歳暮の品を頂戴しまして、ありがたく存じます。いつもお心にかけて頂き心より感謝申し上げます。

まだしばらくは厳しい寒さが続きますが、ご自愛のうえ、幸多き年を迎えられますようお祈りいたします。

略儀ながら、書中にてお礼申し上げます。

敬具

令和△△年△△月△△日

鈴木一郎

 

個人手書き文例2.

拝啓 

寒冷のみぎり、○○様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、この度はお心のこもったお品を頂き、誠にありがとうございました。いつに変わらぬお心くばり、恐縮に存じます。

時節柄、くれぐれもご自愛いただきますようお祈り申し上げます。

略儀ながら、書中にてお礼申し上げます。

敬具

令和△△年△△月△△日

鈴木一郎

 

個人手書き文例3.

寒さがひとしお身にしみる季節となりましたが、皆様、おすこやかにお過ごしのことと存じます。

さて、この度は大変結構なお歳暮の品をお送りいただきまして、本当にありがとうございました。好物の◯◯を覚えてくださっていて嬉しいです。家族全員で美味しくいただきました。

寒さもいっそう厳しくなりそうですので、どうかご自愛いただき、よいお年をお迎えになりますようお祈りいたします。

令和△△年△△月△△日

鈴木一郎

 

メールで出す場合

個人宛にメールを出す場合は、ビジネスシーンのよりもシンプルにまとめたお礼メールが好まれます。また家族の近況も入れられるとより相手の方へ感謝の気持ちが伝わるかもしれません。

個人メール文例1. 

件名:お歳暮ありがとうございました。

本文:

△△△△様

この度は貴重なお品物を贈っていただき、ありがとうございました。

早速、家族全員でおいしくいただきました。

年末年始が近づきお互いに忙しくなりそうですね。お互い体調を崩さないよう頑張りましょう。

取り急ぎお礼のみにて失礼いたします。

またお正月みんなで会えるのを楽しみにしています。

鈴木一郎

 

個人メール文例2.

件名:お歳暮届きました

本文:

●●さん、お元気ですか?△△です。

本日、送っていただいた品物が我が家に届きました。

いつも気にかけていただきありがとうございます。

(喜んで食べている子供たちの写真を添付しました。)

これからますます寒くなりますが、風邪など引かないように気を付けてください。

鈴木一郎

 

個人メール文例3.

件名:本日お歳暮の品が届きました。

本文:

朝ふとんから出るのがつらい季節がやってきましたが、お達者にお暮らしですか。

おかげさまで私たちは元気で過ごしております。

本日 ◯◯さんからのお歳暮の品が届きました。

こちらのハムは家族全員の大好物でして、取り合いになりそうです。

いつもお心遣い本当にありがとうございます。

年末ご多忙の折、風邪など引かず元気に年末を乗り切りましょう。

まずは、取り急ぎメールにて

お礼のご挨拶とさせていただきます。

鈴木一郎

 

お歳暮のお礼状の文例【親族】

親族へお歳暮のお礼を出す場合は、基本的なマナーさえ守られていれば普段の手紙やメールと同じように出していいでしょう。

普段あまり連絡を取っていないのであれば、近況や家族の写真を添えて送るのも喜ばれます。

手書きで出す場合

親族手書き文例1.

お変わりありませんか?

本日、送って頂いた◯◯が届きました。

いつも丁寧な心配り頂きありがとうございます。子供たちも大喜びです。

こちらでは、来週地元のクリスマスイベントがあり、 子どもたちも出演する予定です。たくさん写真や動画を取っておきますので、お正月にお見せできればと思っております。

お正月には家族全員でお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

取り急ぎお礼申し上げます。

ありがとうございました。

鈴木一郎

 

親族手書き文例2.

お元気ですか?

今日、◯◯が届きました。

今年も◯◯が届き、子どもたちも大喜びです。

あと数週間でお正月。みんなに会えるのを楽しみにしています。

風邪などひかないよう 元気でね。

またそちらに向かう時に連絡します。

鈴木一郎

 

親族手書き文例3.

12月に入り、朝晩の冷え込みがいよいよ厳しくなってきましたね。風邪などひいていませんか。

こちらは、家族全員風邪も引かずおかげさまで元気に暮らしております。

このたびは貴重なお品物を贈っていただき、ありがとうございました。

早速、家族全員でおいしくいただきました。

年末年始でお忙しいとは思いますが、体調管理にはお気をつけて。

まずは、お品物が届きましたこととお礼を申し上げます。

鈴木一郎

 

メールで出す場合

親族メール文例1.

件名:お歳暮届きました

本文:

朝晩の冷え込みが厳しくなりましたが、風邪などひかれていませんか。

先日は洗剤セットを送ってくれて、ありがとうございました。

子どもが部活動でユニフォームをたくさん汚してくるのでとても助かります。

ありがたく使わせていただきますね。

今年は例年よりも早く雪が降るかもしれないとのことなので、体調には十分気をつけてね。

お正月に会えるのを楽しみにしています。

鈴木一郎

 

親族メール文例2.

件名:お歳暮ありがとうございました。

本文

変わりありませんか。

本日送っていただいた◯◯が届きました。

いつもお気遣いいただきありがとうございます。

特に子どもが◯◯が好きなので、大喜びしています。

体調に気をつけて、皆様ですこやかな新年をお迎えください。

鈴木一郎

 

親族メール文例3. 自分からもお歳暮を送っている場合

件名:お歳暮いただきました。

本文:

お元気ですか?

今日、蟹が届きました。

いつも心遣いをありがとう。子どもたちも大喜びです。

こちらから別便でいつもと同じ、ハムを贈りました。

この前美味しいレシピを見つけたので、送ります。ぜひ作ってみてください。

またお正月に会えるのをとても楽しみにしています。

あと数週間、風邪などひかないよう 元気でね。

 

お歳暮のお礼状に使えるフレーズ集

最後にお歳暮のお礼状で使いやすい、時候の挨拶と結びの言葉を集めてみました。

ご紹介した文例をアレンジする際にぜひ活用してみてください。

時候の挨拶例文

12月全般
  •  師走を迎え、貴社におかれましては一層ご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  • 師走の候 貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 寒冷の候 貴社ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます
  • 師走の慌ただしい季節となりましたが、皆様にはいよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。
12月下旬
  • 歳末の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 今年もあとわずかとなりましたが、〇〇様にはお元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。
  • 今年も余すところわずかとなり、何かとお忙しくお過ごしのことと存じます。皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
  • 年の瀬も押し迫り、何かと気ぜわしいころとなりましたが、ご健勝にお過ごしのことと拝察いたします。


「候」を「折」や「みぎり」にアレンジしてみてもOKです。(例:師走の折)

お歳暮のお礼例文

  • さて、この度はお歳暮の品をいただきまして、誠に恐縮でございます。
  • この度は、結構なお品をお送りいただき、ありがとうございました。
  • さて、この度はお心尽くしのお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
  • この度は、ご丁寧なお歳暮をお贈りいただき誠にありがとうございました。

 

健康を気遣う言葉例文

  • 寒さはこれからが本番でございます。皆様どうぞご自愛くださいませ。
  • 寒さ厳しい折、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
  • 歳末ご多忙の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
  • 厳冬に向かいます折からお体をご自愛下さいますようお祈り申し上げます。

 

まとめ

お歳暮のお礼を伝えるには、素早くお礼状を出すのがポイントです。

かしこまって文章に悩むようであれば、素直な気持ちをそのまま文章に起こして伝える方が喜ばれるでしょう。

今回ご紹介した文例はほんの一例です。自分の近況や気持ちを書き加えてオリジナルのお礼状を作成してみてはいかがでしょうか。

お礼状を作成する時間がない、文章に自信がないという場合には挨拶状ドットコムを利用しましょう。

30分で簡単に作成できるため繁忙期で時間がない方や完璧なお礼状を作りたい方におすすめなサービスです。

 


画像出典元:写真AC、pixabay

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