マネーフォワードクラウド会計

記事更新日: 2019/10/17

執筆: 宮嵜涼志

運営コメント

会計ソフトはマネーフォワード クラウド会計か、その競合のfreeeがおすすめ。どちらも安く、かつ高機能です。どちらを使うか判断するにあたって、無料体験期間を活用して、実際に仕訳などをしてみることをおすすめします。

1. スマート取引取込

銀行明細、クレジットカードなどの取引データ、レシートや領収書のスキャンデータを取り込み、自動仕訳する

2. 会計帳簿・経営レポートの自動作成

登録した取引から会計帳簿を自動で集計・作成できる。また日々入力した取引の集計結果をわかりやすいグラフで表示可能

3. 決算書作成機能

入力されたデータに基づいて、かんたんに決算書を作成できる

良い点

高機能を低価格で利用でき、コストパフォーマンスが良いです。簿記の知識がない人もある人も、誰でも使いやすいUIです。

悪い点

特に会計の初心者にとっては、freeeの方が使いやすいという声があります。

費用対効果:

UIと操作性:

誰でも使いやすいように工夫されています。

サポート:

メール・チャットによるサポートが受けられますが、プランによっては電話サポートを受けられません。

会計ソフト2強、マネーフォワード クラウドとfreeeのどちらを使うべき?

クラウド会計ソフトでシェアNo.2の「マネーフォワード クラウド会計」(旧MFクラウド会計)。クラウド会計ソフト普及の波に乗じて、導入企業数を大きく伸ばしています。

この記事ではマネーフォワード クラウドでできることから、シェアNo.1のfreeeと比較した「マネーフォワード クラウド会計」の機能や価格・特徴まで、徹底解説します。

クラウド会計ソフトとは?

クラウド型の会計ソフトと比較されるのは、インストール型の会計ソフトです。

クラウド型ではインターネットを介して会計ソフトを利用するのに対して、インストール型では自分のパソコンにソフトウェアをインストールして使います。

では、クラウド型とインストール型のどちらを導入すれば良いのでしょうか?

結論として、クラウド型会計ソフトをおすすめします。

クラウド型のメリットとしては、以下のような点が挙がられます。

・WindowsでもMacでも使える
・ネット経由だから、どこでも、スマホでも使える
・バージョンアップが不要
・銀行口座やカード明細などから取引データを取り込める

一方、デメリットとしては、ページが重く挙動が遅い場合がある、という点が挙げられます。しかし最近は通信速度も劇的に向上していますし、デメリットである操作性も昔ほど気にならなくなりました。

結果として、クラウド会計ソフトの「銀行口座やクレジットカードなどの明細データを自動で取得できる」というメリットがあまりにも強力なため、クラウド型の普及が進んでいるというのが現状です。

マネーフォワードクラウド会計でできること

マネーフォワード クラウド会計の基本的な機能を紹介していきます!

1. 取引明細を自動取得



 

クラウド会計ソフトを利用する最大の魅力がこの機能です。

例えば銀行明細だと、マネーフォワード クラウド会計と連携している金融機関のインターネットバンキングの口座から、入出金の履歴の明細データを取り込み、自動で仕訳をしてくれます。

この機能により、会計業務の中でも時間がかかる帳簿作成のためのデータ入力の負担を大幅に軽減することができます。けっして安いとはいえない会計ソフトですが、業務負担を軽減した分、人件費などのコストが浮くと考えれば、十分におつりがくるといえます。

2. 会計帳簿・経営レポートの自動作成

登録した取引から会計帳簿を自動で集計・作成できます。また、日々入力した取引の集計結果をわかりやすいグラフで表示。

24時間いつでも経営状況をひと目で把握できます。

3. 決算書作成機能


決算書出力の操作画面

日々の経理処理を行うだけで決算書が作成できます。法人の決算書として、貸借対照表や損益計算書のファイル出力・ダウンロードが可能です。

 

マネーフォワードクラウド会計の2つの特徴

マネーフォワード クラウド会計の基本的な機能を紹介してきましたが、次は他の会計ソフトと比較した、マネーフォワード クラウド会計の特徴を紹介していきます!

1. 充実した連携サービス

マネーフォワード クラウド最大の魅力が、充実した連携サービスです。連携サービスで生じたお金の出入りを自動取得し、自動仕訳することができます。

頻繁に利用するサービスがある場合、連携による業務削減効果は絶大です。

マネーフォワード クラウド会計が連携できるサービスはクラウドソーシング、決済、POS、Eコマースなど他の会計ソフトと比較しても広い領域にわたり、充実しています。自分の会社がよく使うサービスと連携しているかどうかは要チェックです。

2. 安心のセキュリティ

クラウドサービスで心配なのが、セキュリティ。その点でマネーフォワード クラウド会計は安心です。

マネーフォワード クラウドは、グローバルスタンダードの TRUSTe や、日本工業規格JIS Q 15001に適合するプライバシーマークを取得しています。

また金融機関のシステムを担当していたプロが構築しており、かつ、定期的に外部のセキュリティ評価会社の第三者評価を受けてセキュリティ面の改善も行っているなど、セキュリティに対する意識の高さがみられます。

 

マネーフォワードクラウド会計の料金プラン

マネーフォワード クラウド会計を提供する株式会社マネーフォワードは、クラウド会計以外のサービスも提供しています。

経理から労務まで、バックオフィス全般の効率化をサポートするツールをまとめてお得に利用できるのが、マネーフォワード クラウドです。

法人向けと個人向けのプランがあり、それぞれ月額・年額プランが設けられています。


法人向け


個人事業主向け

法人向けプラン・個人事業主向けプランを問わず、マネーフォワード クラウド経費やマネーフォワード クラウド給与を利用する場合、6名以上は従量課金制になります。

また導入後、1ヶ月間は無料で利用できます

法人向け2プランの大きな違いは、登録可能な部門数とクラウドストレージの容量です。

登録可能な部門数は、スモールビジネスプランで2部門、ビジネスプランでは無制限かつ2階層です。ストレージの容量はスモールビジネスプランで100MB、ビジネスプランでは10GBまでです。ストレージ容量を超えてしまった場合は、あとからのプラン変更で対応できます。

 

マネーフォワードクラウド会計の評判・口コミ

ベンチャー・スタートアップに最適
株式会社ビザスク

エクセルで毎月丸1日かけていた会計処理が今は2時間で終わります。スタートアップはお金の流れを把握することが重要です。時間をかけずに楽に会計管理をしています。

他社経理ソフトと比較しても圧倒的な使いやすさ
ウォンテッドリー株式会社

導入にあたり、2社のクラウド経理ソフトを比較検討しました。まず最初に、仕訳データをインポートしたとき、他社経理ソフトと比較してマネーフォワード クラウド会計は使い方がシンプルでとても分かりやすく、データの分類も正確に行われました。

また、マネーフォワード クラウド会計は他の機能も全体的に画面が分かりやすく、イメージ通りに使うことができました。無料期間で試用できるため、乗り換えを検討していた弊社にとって、トライアルで既存の経理ソフトからのデータ移行を試せるのは、とても大きかったですね。社内のメンバーのほとんどはMacを使用しているので、Macに対応しているというのも選んだポイントです。

管理会計を実現する法人会計ソフト
株式会社スクー

経営陣や株主へのレポーティングのことを考えると、これまでの数値を出すだけの会計から、管理会計にシフトする必要があり、管理会計ソフトとして使える法人会計ソフトを導入する必要がありました。

税理士事務所が使っている法人会計ソフトを社内にも導入することも検討しましたが、データを社内共有しやすく費用も安いものという観点で法人会計ソフトを探していました。 「マネーフォワード クラウド会計」は1か月間無料でお試しができる点が非常に助かりました。実際に使ってみて使い勝手が良いことが分かったため、導入を決めたのですが、試してみると細かい使用感を把握できるため、まずは使ってみることが重要だと感じました。

※マネーフォワード クラウド公式HP参照

freeeとマネーフォワードクラウド会計の比較

筆者が自信を持っておすすめする会計ソフトは、freeeとマネーフォワード クラウド会計の2つです。

ではどちらを使うべきなのでしょうか?

クラウド会計ソフトNo.1のシェアをもつfreeeと、マネーフォワード クラウド会計を比較していきます。

クラウド会計ソフトでシェアNo.1のfreee

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画像出典元:MM総研「クラウド会計ソフトの法人導入実態調査」


上の円グラフが示すように、クラウド会計ソフトではfreeeが全体の3分の1程度のシェアを占め、頭一つ抜き出ている状態です。

2. 料金と機能

上の図は、freeeとマネーフォワード クラウドのそれぞれのプランの料金(月額・税抜)と、プラン同士の関係を示したものになっています。どれも初期費用は無料です。

冒頭に説明をしたように、freeeのミニマム版とベーシック版の最大の違いは経費精算機能の有無です。

ベーシック版は経費精算機能がつく代わりに月額2,000円が上乗せされています。

人気の経費精算システムであるジョブカン経費精算の料金が、一人あたり月額400円ですから、人数制限なく月額2,000円というのは、かなりお買い得だということが分かります。

freeeにはこれらとは別に予実管理機能が付随されたプロフェッショナル版も月額39,800円で用意されています。

freeeのミニマム版とマネーフォワード クラウドのスモールビジネス版の違いは、請求書機能です。マネーフォワード クラウドのスモールビジネスでも請求書機能はありますが一部機能しか使うことができません。

マネーフォワード クラウドのビジネスプランであれば、全ての請求書機能を利用可能です。

マネーフォワード クラウドのスモールビジネス版とビジネス版の違いは、登録可能な部門数とクラウドストレージの容量です。基本的に社員10人未満の会社で利用する場合は、スモールビジネス版で十分です。プランの移行は比較的簡単です。

以上をまとめると、以下のようになります。

  • 請求書機能が必要であればfreee
  • freeeを使ううえで、経費精算機能が必要であればベーシック
  • マネーフォワード クラウドを使ううえで、10人以上の会社ならビジネスプラン

3. UIと操作性

freeeとマネーフォワード クラウド会計の最大の違いがUI(ユーザーインタフェース)です。

freeeの最大の特徴は、簿記の知識に乏しい人でも利用しやすいように設計された操作画面です。

一方でマネーフォワード クラウド会計は「借方」「貸方」といった表現がでてくるなど、簿記の知識がある人が自然に操作できるような設計になっています。

freeeの操作画面


マネーフォワード クラウド会計の操作画面

freeeとマネーフォワードクラウド会計、どっちがいい?

freeeとマネーフォワード クラウド会計の最大の違いはUI(ユーザーインタフェース)です。誰が実際に会計ソフトを扱うかでfreeeかマネーフォワード クラウドを選びましょう。

初心者が使うならfreee

簿記の知識が乏しい人でも感覚的に操作することができるのが、freeeの大きな特徴です。例えば経営者が会計を兼務するなど、その特徴を最大限活かすことができる会社ではfreeeを使うべきです。

 

経験者が使うならマネーフォワード クラウド会計

初心者のためにデザインされているがゆえに、freeeの操作画面はやや特殊です。基礎知識が十分にある経験者は、マネーフォワード クラウド会計の方が使いやすいと感じるはずです。

 

マネーフォワードクラウド会計を使うべき会社は?

どちらを導入するかにあたっての検討は、会計freeeマネーフォワード クラウド会計の無料体験期間を活用して、実際に仕訳などをしてみることをおすすめします。

freeeは簿記の知識が乏しい人が操作しやすいように設計されていますが、その特徴的な操作画面が使いづらいという声もあります。どちらが操作しやすいと感じるかで、利用するソフトを決めましょう。

どちらも機能に大きな不足はないので、機能を細かく確認する必要はありません。ただし、請求書機能を使いたい場合はfreeeを使ったほうが安くすむ、という点は覚えておくと良いでしょう。


画像出典元:「マネーフォワード クラウド会計」公式HP・「freee」公式HP

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