起業ログTOP > 法人ITサービス一覧 > 会計ソフト > FX4クラウド
起業ログTOP > 法人ITサービス一覧 > 会計ソフト > FX4クラウド
FX4クラウドは外部連携も充実していますが、料金が高めに設定されているので中〜大企業にオススメな会計ソフトです。
365日変動損益計算書、部門別業績管理などを自社に合った形で業績管理が可能
他社業務システムとのデータ連携、仕訳入力作業を大幅に省力化によって経理業務を合理化できる
24時間365日様々な利用者環境からアクセスし、業務報告や管理が実施できる
TKCのクラウド型サービスであるので、会計ソフトとしては使いやすいです。仕訳も自動化可能で、大幅な省力化が期待できます。
価格が高く感じるかもしれません。最低でも年間80万円かかり、売上5億円以上の企業がターゲットになっています。
会計コンサルタント次第で効果は変わります。機能は充実しているので業務効率化は図れます。
よくできています。操作は迷うことなくできますし、導入時の操作説明も有料で行なっていただけます。
業務システム、銀行信販データ受信機能、支払い管理など外部連携は十分な機能を持っています。
このページの目次
FX4クラウドの1つ目の特徴、それは独自の管理資料を簡単に作成できることです。FX4クラウドの機能の一つである「MR(マネジメントレポート)設計ツール」を使うと、最新の業績データを反映させた自社独自の資料をExcelで簡単に作ることができます。
マネジメントレポート(MR)設計ツール
次に紹介するFX4クラウドの特徴、それはTKC経営指標の利用ができることです。FX4クラウドでは、『TKC経営指標(BAST)』で貴社業績と同業他社の平均業績(黒字企業平均等)を簡単に比較できます。
同業他社との経営指標を比較できるのです。なお、FX4クラウドのホームページの情報によると、”TKC経営指標”とは次のようなものです。
「TKCの会計ソフトを2年以上継続利用している中堅・中小企業(年商100億円以下)の経営成績と財政状態を分析し、日本標準産業分類(総務省統計局公表)に基づき体系的に分類して経営指標にまとめたもの」(TKC社FX4クラウドのホームページより引用)
TKC経営指標
FX4クラウドの特徴3つ目は、他社業務システムとのデータ連携が容易であることです。業務システムとのデータ連携は、下記の図の通りCSVファイルでデータを連携して更新します。このように、既存の業務システムとの連携が可能となっています。
業務システムとの連携
次に、銀行信販データ受信機能を使って複数の金融機関(銀行や信販会社)からインターネットを利用して取引データを自動受信できます。この時、下記のようにTKCデータセンターを介してデータのやり取りを行います。
さらに、その取引データをもとに仕訳ルールの学習機能を利用して仕訳を簡単にに計上できます。これにより、経理事務の省力化がかなり期待できます。
データ連携
料金は、基本的には別途見積もりを会計事務所などに取ることになります。
下記に一つの例を掲載します。月額最低42,000円〜(3台利用可能)となっております。
画像出典元:「税理士法人 アクシア」HP
この他、TKCデータセンター利用料(月額)やFX4クラウド電子帳簿閲覧システム利用料などがかかってきます。詳しくはお問い合わせの上、見積もりをしていただく必要があります。
最低料金を試算してみますと、初年度の費用は以下のようになります。
・基本システム 企業グループ1社目:月額42,000円 ⇒ 年額504,000円
・TKCデータセンター利用料(10GBまで):月額9,500円 ⇒ 年額114,000円
・FX4クラウド電子帳簿閲覧システム(システム利用料):20,000円
・導入コンサルティングサービス(12時間):200,000円
合計:838,000円
会計ソフトウェアとしての機能は十分に備えています。会計コンサルタントに相談して、会計管理をコンサルしてもらいながら、ITツールとして導入していくことになります。
社員数が少ない数十人の企業がご利用になるものではなく、中堅企業の会計ソフトウェアとして利用するものです。
外部連携が充実していますので、今までExcelやAccessで会計管理を行っているような企業に導入すれば、会計業務効率化の観点で大きな導入効果が得られます。
ご利用人数としては、100人以上、年商5億円以上の規模の企業におすすめです。導入のハードルは高めですが、業務効率化は図れますので、コスト削減も行えます。
画像出典元:「FX4クラウド-株式会社TKC」公式HP