MiiTel for Zoom

記事更新日: 2022/08/18

執筆: 平塚みき

編集部コメント

Zoomでの商談内容を解析・一元管理できるオンライン商談ツール

「MiiTel for Zoom」は、Zoomの商談分析に強みを持つツールです。

搭載されたAIによって、全商談内容の文字起こしとトーク分析が可能。商談状況が可視化できるため、営業効率化につなげることができます。

データはMiiTel管理画面で一元管理。情報共有が簡単におこなえてフィードバックにも活用できるので、オンライン商談の成約率向上を目指す企業におすすめです。

ただし、データ保存期間は通常翌月末までのため、注意が必要です。

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良い点

AIによる文字起こしとトーク分析によって、オンライン営業の強化が図れます。録画データは簡単に共有でき、フィードバックやセルフコーチングに活用できます。

悪い点

MiiTel for Zoomの機能を最大限に活かすには、Zoom有料版の契約が必要です。

費用対効果:

月額費用1,980円/1ID〜という手頃な価格で、文字起こしや音声解析など、営業効率化につながるAI機能が使用できます。

UIと操作性:

Zoom上での会話は自動で録音が開始され、リアルタイムで文字起こしが行われます。

社外連携:

タスク自動化ツール「Zapier」と連携し、Googleドキュメントなど外部ツールへの出力や、Slackへの通知が使用できます。

 MiiTel for Zoomの導入メリット4つ

1. 商談相手の負担が軽減される

MiiTel for Zoomは、Zoomを使用して商談を行うため、取引先の負担になりにくいというメリットがあります。

他社ツールの中には、取引先にソフトやアプリのインストールをお願いしなければならないものがあります。

その点、MiiTel for Zoomはインストール不要

取引先はユーザーが発行したURLにアクセスするだけでつながるため、オンライン商談に不慣れな取引先でもストレスなく利用できます

またZoomはメジャーなツールであるため、取引先も使い慣れている可能性が高いです。

いつも使っているツールならば、戸惑うことなく商談に参加できるでしょう。

使い慣れたツールで相手の負担を軽減

2. 営業効率化が図れる

MiiTel for ZoomはAIが搭載されており、オンライン商談の全内容を自動で文字に書き起こしてくれます。

起こされた文字は、議事録作成などに活用が可能。

テキスト化されたデータをベースに、修正を加えるだけで議事録が完成します。

議事録作成などのノンコア業務は、営業担当にとってかなりの負担となります。

ノンコア業務の作業負荷が軽減できれば、営業効率化を図ることができるでしょう。

またMiiTel for Zoomは、事前に声を登録することで、参加者が3人以上の場合でも、話者を特定しての記録が可能。

複数人での商談にも使用できます。

話者を特定して自動でテキスト化

3. 録画データの共有が簡単

MiiTel for Zoomは、録画データの保存が簡単に行えます。

クラウド録画したデータは、商談終了時に自動でMiiTel管理画面に保存され、URLのコピー&ペーストで共有可能。

手動でアップロードする必要がないため、動画の共有忘れを防止できます

動画を見返すことができれば、商談状況が可視化できるため、よりクオリティの高いフィードバックがおこなえるようになるでしょう。

URLのコピー&ペーストで動画を簡単共有

4. 音声解析ができる

MiiTel for Zoomは音声を解析し、話者ごとにトーク内容の定量評価が可能

話す速度や、会話の被り回数、お互いの沈黙時間が長くなった時の回数などをAIがスコアリングします。

AIの音声解析でトップ営業の話し方の分析や、自らの振り返りに活用すれば、営業のチーム全体のレベルアップが図れます。

またMiiTel for Zoomは、あらかじめ登録しておいたキーワードの自動検出が可能。

重要なキーワードが使われているか、NGワードを発していないかなど、発言のチェックを行えば、トーク力の向上につながります。

AIがトーク内容をスコアリング

 MiiTel for Zoomのデメリット2つ

1. 別途Zoomを導入する必要がある

MiiTel for Zoomは、Zoomと連携することで、オンライン商談を効率化するためのツールです。

そのため、主催者側である企業は、Zoomを導入する必要があります。

また、クラウド録画からMiiTel管理画面への自動アップロードを利用するには、Zoom有料版の契約が必須です。

別途費用がかかるため、予算に組み込むとよいでしょう。

2. データの保存は翌月末まで

MiiTel for Zoomでのデータ保存は、標準の場合翌月末までです。

データを有効活用するためには、こまめにチェックを行う必要があります。

また、翌月末以降はデータが閲覧できない可能性があるため、大切なデータはバックアップを取るとよいでしょう。

 MiiTel for Zoomの料金プラン

下表は、AI搭載型クラウドIP電話「MiiTel」とセットで利用した場合の価格です。

プランは月間40時間まで利用できるトライアルプランと、100時間までのスタンダードプランがあります。

MiiTel for Zoom単体での利用も可能ですが、別途閲覧専用ID利用料が発生します。

  トライアルプラン スタンダードプラン
月額費用(税別) 1,980円/1ID~ 3,980円/1ID~
月間利用可能時間 40時間 100時間


※MiiTel for Zoom単体契約の場合は別途、閲覧専用 ID利用料 980円/月がかかります。

※月次契約10ID以下の場合は別途、事務手数料89,000円がかかります。

※税対応不明

競合製品との料金比較

オンライン商談ツールの料金体系は、大きく2つに分けられます。

一つ目はネット上の仮想商談ルーム数に課金されるタイプ、二つ目はIDごとに料金が発生するタイプです。

MiiTel for Zoomは比較的リーズナブルである後者の料金体系を採用しており、初期費用は無料

コストを抑えて、少人数から大人数での商談にも利用できます

  MiiTel for Zoom B-Room jinjerミーティング
初期費用 無料 無料 20万円(税別)
月額費用 1,980円/1ID~
(税対応不明)
35,000円/1ルーム~
(税別)
1,500円/1ID
(税別)
最低ID数 10ID以下の場合
別途費用要
30ID
最大接続人数 100名
(Zoom 無料版の場合)
4名/1ルーム 120名

 

 MiiTel for Zoomの評判・口コミ

商談状況の可視化によって売上アップ
ヘイ株式会社

MiiTel for Zoomの導入によって、録画データをアップロードする必要はなく、即時に商談動画を確認できるようになりました。 商談の内容把握やフィードバックを迅速に行えるようになり、結果として商談成約率は5パーセントも向上しています。

文字起こしの作業時間が大幅に短縮できる
東京工業大学 環境・社会理工学院

MiiTel for Zoomで文字起こしされたテキストを見ながら音声を聞いて確認し、間違ったところを訂正したり、追加したり、順番を変えたりといった作業のみになりました。 高い精度で話者をきれいに分離してくれる上に、テキストが自動で生成されます。 おかげで作業量は約1/3ほどにまで削減でき、かなりの負担軽減につながっています。

録画データが自動で保存される
WOW WORKS株式会社

Zoomの録画データをUSBに落としてそれをストレージに移すというアナログな方法から解放され、かなり効率化されました。 以前は、容量ファイルをオンラインストレージで送る必要があるなどとても大変でしたが、そうした作業にかかっていた目に見えない時間的コストは削減されていると感じます。

*「MiiTel for Zoom」公式HP参照

 MiiTel for Zoomを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

 既にZoomで商談を行っている会社

Zoom単体で商談を行う場合、録画データの管理が複雑で、思うように活用できないといった問題が起こりがちです。

しかしMiiTel for Zoomであれば、録画データを自動的にMiiTel管理画面に保存し、一元管理が可能

スムーズにデータ共有が行え、商談内容の振り返りなどに活用できます。

 全社で営業トーク力をアップさせたい会社

MiiTel for ZoomはAIが搭載されており、商談内容を解析できる機能が充実しています。

音声解析でトップパフォーマーの会話の特徴を明らかにし共有を行えば、全社的な営業力の向上につながるでしょう。

向いていない企業

 オンライン商談ツール特有の機能で効率化を図りたい会社

名刺交換機能やトークスクリプト機能など、他のオンライン商談ツールに備わっていても、MiiTel for Zoomに搭載されていない機能もあります。

バーチャル背景に名刺情報を載せたり、資料が表示されているエリアだけを共有したりと、Zoomの機能を駆使して補うとよいでしょう。

 まとめ

MiiTel for Zoomは、オンライン商談の状況をAIによって可視化できるツールです。

これまでZoomで商談を行ってきたが、思うように成果が出ていないという企業におすすめです。

音声解析結果をもとに、営業トークをブラッシュアップすれば、成約率向上につながるでしょう。

 

画像出典元:「MiiTel for Zoom」公式HP、pixabay

 

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