【Amazonジャパン第3の拠点】 多様性に配慮した超快適空間!最新オフィスの全貌は?

【Amazonジャパン第3の拠点】 多様性に配慮した超快適空間!最新オフィスの全貌は?

アマゾンジャパン合同会社

記事更新日: 2019/05/30

執筆: 狐塚真子

9月19日(水)に 目黒セントラルオフィスにて行われた Amazon 新オフィスお披露目会に参加してきました!

AI技術者や財務、マーケティング部門などの拠点になるこのオフィス。緑を基調とし、誰もが働きやすい空間を目指したという、このオフィスの全貌を詳しく紹介していきます!

新オフィスオープニングイベント

オープニングイベントは、アマゾンジャパン 社長 ジャスパー・チャン氏 の挨拶から始まりました。

アマゾンジャパン 社長 ジャスパー・チャン氏

新オフィスのデザインについてチャン氏は以下のように述べていました。

ー 新オフィスはフリーアドレス制を採用しており、お客様の変化や要望に迅速に対応するため、社員の働き方を分析した結果に基づきデザインされました。

社員の働き方に柔軟に対応するだけでなく、身体と心のケアにも配慮しています。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン 代表取締役社長 長崎忠雄氏

続いて、アマゾン ウェブ サービス ジャパン 代表取締役社長 長崎忠雄氏から挨拶がありました。

ー この拠点にはAmazonプライムビデオ、Amazonミュージック、Amazonデバイスなど多岐にわたるチームが入所予定です。このオフィスは イノベーションを起こすために、揺らぎを持たせたデザインに設計されています。また、緑をふんだんに盛り込んでおり、社員が家やカフェで働くような環境を作っていきたいと思っています。

記念撮影の様子

(左から)NPO法人 Kid’s Door 理事長 渡辺由美子氏
衆議院議員 自民党 広報本部長 IT 戦略特命委員長 平井卓也氏
アマゾンジャパン 社長 ジャスパー・チャン氏
株式会社メルカリ・メルペイ プリンシパルエンジニア・マネジャー 高橋三徳様
アマゾン ウェブ サービス ジャパン 代表取締役社長 長崎忠雄氏

新オフィス見学

オープニングイベントの後は、いよいよオフィスの見学です。

開放的なエントランス部分

21階にある開放的なエントランス。至る所に植物があり、壁や床なども木を使っている部分が多いので とても癒されます。

入り口付近には 水・お茶のペットボトル、ウォーターサーバーがありました。

いよいよ移動!報道陣が10人ほどのグループに分けられ、フロアごとの見学に向かいます。

エレベーターの扉はAmazonのダンボール箱のデザインでした。

働く場所はどこでもOK!オフィススペース

18階に到着。

入るとすぐに ロッカールーム、ハンガーラックがありました。多荷物で出勤してもここで荷物をまとめられたら 持ち運ぶ必要が無いのでデスク周りもスッキリしそうですね!

様々なタイプのデスク形態があり、自分のその日の気分によって場所を自由に選ぶことができる、フリーアドレス制を導入しています。緑もふんだんに使用されていました。なんとオフィスの中だけでも600種類以上の植物があるそう。

また、無機質にパーテーションで仕切るようなオフィスよりも、壁やデスクなどのデザインを曲線的にすることによって、温かみのある雰囲気にしているのだとか。

さらに中を進んでいくと変わったデスクもありました。

1つ1つが壁によって仕切られ、個室の様になっています。周囲を完全にシャットアウトして作業に集中したいときにはぴったりですね。

ちなみに 誰かがこの中に入って作業をするときは「ON AIR」のライトがつくそう。細かいところまでおしゃれ…

大きなプランターだなあ…と思っていたら

えっ…椅子と机がある… ここでも作業ができるそうです。すごく落ち着きそうだし個人作業のときにも集中して出来そうですね。

オフィスの中心部には休憩できるフロアもありました。

更に進んでいくと、

謎のポールを発見。これは何だろう…と思っていたら

使い方を実践していただきました(笑) 長時間のデスクワークで凝り固まった体をほぐすには最高ですね。

社員が気持ちよく働けるように、と これほどまでに配慮されたオフィスだなんて…!と感動していたら、最後に案内されたのがここ。

何ですかこの眺めは…!疲れたときはここで綺麗な景色を眺めて一休みをするそうです。

よく見ると写真の左奥にはレインボーブリッジが。反対側には東京タワーとスカイツリーも一緒に見えました。良く晴れた日は富士山も見えるようです。

麻雀・チェス・将棋ができちゃう?! カフェスペース

私たちが次に案内されたのが 27階のカフェ。

エレベーターを降り、通路を進んでいくと…

Amazon のマークがお出迎え。このマークが至る所にあるそうなので、探しながら見学することに。

壁や床だけでなく 木目調のカウンターやテーブル、植物が至る所にあるので、全体的に温かい雰囲気がありました。

このフロアで一番驚いたのがテーブルのデザイン。テーブルの天板のデザインで気付く方もいるかもしれませんが、下にある引き出しを引っ張ってみると…

麻雀ができるんです!

この他にも、

チェスや、

囲碁までありました!

ご飯を食べた後に仲間と一緒にわいわいできそう。これもまた社員が快適に過ごすためのアイデアなんですね。

窓も大きいので、外の景色を一望できました。上の写真のように障子が取り付けられているところも!

あれ、この障子、よく見てみると…

ありました!Amazonのスマイルマーク!見つけたらハッピーな気分になりますね。

カフェ後方には、フルーツや野菜で出来たマークも発見しました。おしゃれですね。

更に進んでいくとステージとピアノも発見!いずれはアーティストの方を呼んでここで音楽イベントをしたいとおっしゃっていました。

ここがお会計。天井からレジがぶら下がっています。Amazonでは混雑を防ぐために、会計は食事後・オートレジのシステムになっているそうです。

確かに これなら混雑しない!

片付けもセルフサービスでした。

以前は どこに何を片付けるかを文字で表示していたそうですが、海外出身のスタッフから分かりにくいとの声が上がったそう。今回新たにできたカフェではユニバーサルデザインを取り入れたそうです。ダイバーシティに配慮したデザインですね。

お会計の奥に進むと…

靴を脱いでゆったりと過ごせるスペースを発見。

絨毯をよく見ると…

ありました。Amazonのマーク。一体全部で何個あるんだろう…

このスペースの奥にまだ何かあるようです。広いなあ… 入ってみると、そこには…

なんとヨガができるスペースがありました…!窓がとても大きいので景色を眺めながらできるんですね。羨ましい。

清潔感のあるシャワールームもちゃんとありました。これなら汗をかいても大丈夫!

しかもちゃんとドライヤーまである。どこまで親切なんでしょう。

ダイバーシティに配慮した設備

続いて案内されたのが17階。

ITサポートの窓口と共に、ケーブルやキーボードを販売する自動販売機がありました。

コーヒーなどの飲み物を販売する自動販売機、ウォーターサーバーのほかにも、電子レンジや冷蔵庫も完備。アイスクリームも売られていました。

この他にも、この階には社員が働く際にとても便利な部屋が沢山ありました。

疲れたときに利用したいマッサージルーム。

礼拝室。多国籍企業ならではの配慮ですね。

医師が常駐する医務室の他にも、上の写真のような搾乳室までありました。子供を連れて出勤することはできませんが、搾乳することは可能だそうです。

Quiet Room...?一体何の部屋だろうと思って中に入ってみると…

アロマのいい香りがする落ち着いた空間になっていました。普段は部屋の明かりが消えており、10分程度の仮眠をとるために利用することが多いそうです。

短時間でも質の高い休憩をとると、仕事の効率も上がりますよね。

 

どこをとっても多くの人に配慮された素晴らしいオフィスでした。こんなに充実した環境で働けるなんて、Amazonの社員のみなさんが羨ましいです!

普通の企業ではここまで徹底したオフィスデザインにするのは難しいですが、自社ならではの遊び心を入れてみたり、社員の健康を気遣うような設備を入れてみたりと工夫が出来るはずです!

社員全員が快適に働けるようなオフィスを目指すために、Amazonの新オフィスを参考にしてみてはどうでしょうか?

 

 

次回は、自由度が高く開放感のあるオフィスを目指した、クラウド会計ソフト運営会社「freee」を訪問します。

狐塚真子

この記事を書いたライター

狐塚真子

津田塾大学英文学科に在学。趣味は映画鑑賞、ダンス、旅行、ライブに行くこと。

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