法人印鑑は個人用の印鑑とは異なり、銀行口座開設や重要な契約に関わる書類で使用することが多いです。今ではインターネットで簡単に法人印鑑を作ることができ、安いものだと数千円で作成可能です。
しかし、
「法人用の印鑑は安いもので大丈夫なの?」
「選ぶ際に気をつけるポイントを知っておきたい!」
といった疑問や不安を抱く方も多いでしょう。
今回はそんな疑問を解決するために、法人印鑑は安いものでも大丈夫なのか・選ぶ際に気をつけるポイント、などをご紹介していきたいと思います!
ぜひ、法人印鑑を購入する際の参考にしてください。
このページの目次
会社設立に必要な印鑑は「代表者印・銀行印・社印・角印」の4種類です。
1つ1つの紹介の前に、下記の表ではそれぞれの印鑑の特徴をご紹介します。
表を見てもらうとわかるように印鑑1つ1つにそれぞれの役割があり、使用する用途が異なっています。
では次に、4種類の印鑑がどの場面で必要なのかや、それぞれの役割を詳しく説明していきます。
法人、団体が法務局へ会社設立登記を行う際に必要となるのが代表者印です。法務省への登記所登録は法律で決まっているため、法人設立の際には必ず作る必要があります。
契約などの大切な場面で使用することが多く、直径18mmが一般的なサイズとなります。
銀行口座を開設するときに必要な印鑑になります。
銀行取引の際に使用し、銀行印は代表者印でも代替は可能ですが、代表者印を紛失したり悪用されたりする恐れがあるため、銀行取引専用の印鑑を作っておくと便利です。
また、取引をする銀行ごとに銀行印を作成する必要があるので、複数の銀行印を持つことがあります。
日常の業務で使う印鑑のため、一番身近な印鑑と言えるでしょう。主に請求書や領収書の発行で使用し、代表者印を悪用されないために日常使い用として準備しておくと便利です。
一般的に会社の名前だけが印面に彫られていることが多いです。
主に利用するケースとしては社印と同じです。さまざまな書類の署名欄に自筆のサイン代わりに使えたり、封筒の差出人欄に使用できたりと、いろいろな場面で使用できる印鑑です。
一般的には、会社名や代表者名・電話番号・メールアドレスなどが掘られています。
以上が、会社設立に必要な印鑑についてでした!基本は実印・銀行印・角印の3セットがあれば十分なのため、上記の3つはマストで作成するようにしましょう。
では次に、法人印鑑の選び方を書体・素材・大きさの観点から見ていきたいと思います。
法人印鑑には「篆書体」や「吉相体」など、使う用途によって最適な書体が異なります。
また、印鑑の特徴としては他社との重複を避け、複製されないようにあえて読みづらい書体になっています。もし判読しやすい書体を使用してしまうと、書体を複製し悪用されてしまう恐れがあるため、必ず書体は注意して選ぶようにしましょう!
下記の表では、法人印鑑でよく使われるオススメの書体を紹介しています。
一般的に法人印鑑で最も使われる書体は「篆書体」と「吉相体」です。この二つは判読が難しく偽造もされにくい書体のため、実印や銀行印に向いています。
また、印鑑を購入する際は、印鑑ごとに書体を選べるのであればそれぞれに最適な書体を選ぶと良いですが、セットで注文する場合は篆書体か吉相体を選ぶようにしましょう。
柘は最もリーズナブルな価格帯のため、印鑑を早く作りたい方やお金をかけたくない方におすすめです。
一般的に多く選ばれるのは薩摩本柘と彩樺で、コストは大きくかけたくないがしっかりとした素材を選びたい、と考えている方におすすめです。
またチタン素材は価格こそ高いですが、その耐久性の高さや捺印のし易さは抜群です。法人印鑑にお金をかけられる場合は、チタン製の印鑑を検討してみると良いでしょう。
会社の印鑑にはそれぞれ適したサイズがあり、多少のサイズ変更は可能ですが、上記の表に記載してある一般的なサイズを選んでおくことが無難でしょう。
また、角印は21.0mm・24.0mmどちらでも問題ないので、どちらでも大丈夫です。
筆者は店舗で買うよりも、断然インターネットで購入することをおすすめします。理由は、今は店舗よりもインターネット注文の方が格段に安く早く作れるからです!
当たり前のことですが、店舗を構えて人を介するビジネスは家賃と人件費がかかりますので、その分が印鑑の値段に入ることになり高くなってしまいます。
逆にインターネットを中心とした印鑑作成は、その分の無駄なコストがかかっていない分、どこよりも安く作ることが可能です。
さらに印鑑を店舗で買いに行くと、数時間待たされることや店舗まで行く時間が掛かるのであまりおすすめしません。今のインターネット注文では、申し込みから2日で印鑑が届くといった便利なサービスもあるので、配達時間が思っているよりもかからず、ストレスを感じることがありません。
以上のことから、印鑑を購入する際はインターネットで購入することをおすすめします!
しかし、一つ気をつけなくてはいけないことは、「怪しい印鑑業者は避ける」ことです。
安価だからといって、あまり知られていないサイトの業者に頼んでしまうと、印影の作り方が機械彫りで同じ印影ができてしまい、印鑑が偽造されてしまうなどといった危険性があります。
インターネットで印鑑を購入するときは明らかに安すぎる業者は避け、評価を受けている業者を選ぶようにしましょう。
では次にインターネットで注文できる、おすすめの印鑑通販サイトをご紹介します!
はんこプレミアム(Inkans.com)は業界随一の低価格を実現し、「印鑑を安く作りたい!」と考えている方におすすめの印鑑業者です。
年間に数万本の印鑑を熟練の職人が手彫りで作成し、出荷しているため信頼性は高いです。さらに、10年間の保証書もついてくるので、万が一の対応もばっちり。
実印は最安値2,000円代から売っており、会社実印・銀行印・角印の三本セットは最安価8,000円から売っています。
この安さの理由は「広告宣伝を一切していない」ことにあります。広告費にお金をかけないことで、低価格の商品を提供することが可能になっているのです。
はんこプレミアムで法人印鑑を買う場合は「柘(アカネ)の3本セット」がおすすめ。このセットの1番の魅力は8,480円という破格の安さにあります。
主な印鑑業者のセット価格と比較すると、この価格の安さがわかるでしょう。
印鑑業者 | 3本セットの値段 |
はんこプレミアム | 8,480円(税抜) |
ハンコヤドットコム | 17,780円(税抜) |
平安堂 | 42,300円(税抜) |
3本セット最安値比較
表を見ていただくと、はんこプレミアムの値段が他と比べて安価だとわかります。
法人印鑑を安価に購入したい方や、今すぐ印鑑が必要な方は、はんこプレミアムで購入することをおすすめします!
天章堂は昭和36年創業、60年近く続く印鑑専門店です。
一級技能士による手彫り印鑑、「手書き文字」と「手彫り」にこだわっており、一品モノのハンコに強みがあります。
「キレイな印影のもの」
「なるべく良い素材・彫刻のもの」
「長持ちするもの」
「セキュリティーのしっかりしたもの」
これらを重視しているため、スピードよりも品質を求める方におすすめのサイトです。
また、ネット通販では珍しい印材の中でも最高級品と言われる象牙を取り扱っています。
見た目の美しさや耐久性に優れており、朱肉吸着性が良い点が特徴です。
天章堂では政府認定の象牙を取り扱っています。
印鑑を100%自社製造加工しているからこそ実現できる、高品質低価格の「スーパーハンコ」。
16時までの注文で、即日スピード出荷対応もしてくれます。
出典元:「Sirusi」公式HP
Sirusiは印影デザイン(文字デザイン)が好評な印鑑通販サイトです。
実際に利用したユーザーからは、「他社にはないシンプルさとおしゃれさに満足」「注文から校正まで1営業日、校正から発送まで1営業日とスピーディーに対応してくれた」との声が上がっています。
Sirusiには、事前のデザイン確認サービスがあるので、通販で依頼すると思い通りのデザインにならないかも…という不安も解消できます。
また、Sirusiの印鑑は一部商品を除き、10年間の印面保証(10年以内であれば無料で彫り直しが可能なサービス)がついているので安心です。
対象の商品をまとめて購入すると2商品で10%OFF(一部商品を除く)となりかなりお得になっています。
【送料】:通常660円
※商品代金6,600円以上の購入or送料無料印鑑を購入で送料「無料」
【支払方法】
※詳しくは以下の公式ホームページからご確認ください。
ハンコヤドットコムは通販専門シェアでNo.1の印鑑通販ショップです。年間36万件以上の出荷実績があり、印鑑通販ショップで圧倒的なシェア率を誇ります。
サービスとしては5,400円以上の購入で送料が無料になり、注文から2日で商品が届くのでとてもスピーディーです。さらに専属の印影デザイナーも多く在籍し、TVCMもやっているため安心度が高いのも魅力の1つ。
そして、筆者が数ある印鑑の中からおすすめするのが「起業応援印鑑セット」です。
この印鑑は起業した方たち向けに作られた印鑑セットで、実印・銀行印・角印の3本セットになっています。特に実印はチタンでできており、壊れづらく高級感があります。値段も定価より26%OFFになっています。
ハンコヤドットコムは他社と比べて多少コストはかかりますが、「長期的に法人印鑑を使いたいから、良いものを選びたい!」と考えている方にはぴったりです。
ハンコスターは、デザインから彫刻、加工、梱包、出荷まで全て自社工場でおこなっている国内企業です。
一貫生産により、品質を守りながらも大幅なコストダウンを強みとしています。
実際に、ハンコスター限定の側面刻印などデザイン性も高いです。
以上が「安い印鑑でも大丈夫?会社設立におすすめの印鑑通販サイト3選!」についてでした。
印鑑は実店舗よりもインターネットの方が、格段に安く早く購入することができ、会社設立の際に購入する印鑑はしっかりとした業者を選ぶことが重要です。
法人印鑑を選ぶ際は価格なのか、質なのかなどを事前に確認しておき、自分のニーズにあった印鑑サイトを選ぶことで、購入後に失敗するリスクを減らすことができるでしょう!
▼法人印鑑3本セットの人気ランキングはこちら
画像出典元:Burst
無料配信!起業家のお金の失敗と銀行選びのポイントを解説!
50代での起業の割合は意外と多い?!50代で起業するメリットやおすすめの業種までご紹介!
会社名の決め方・ルールのポイント8つと、発想法や実例アイデアを紹介!
脱サラしたいあなたへ。成功率から考える現実と乗り越え方を教えます!
脱サラの失敗例は?成功者との違いや独立前に必要な準備を徹底解説
【まとめ】起業で必要な備品・必須アイテム一覧 | 費用を抑える工夫も紹介
【初めてでも安心!】会社 ホームページの作り方を一から解説!
記憶に残る会社ロゴの作り方 | 有名企業から学ぶコツとポイント
会社ホームページのドメインは「.co.jp」で決まりの理由
【起業準備】成功確率を少しでも上げるためにやるべきことリスト