マニュアル作成ツールを選ぶ時、こんな疑問はありませんか?
そこで今日は、TeachmeBizを「起業LOG編集部が実際に使ってみた」リアルな感想をお届けします。
このページの目次
Teachme Bizでのマニュアル作成は超楽でした。
初めてTeachme Bizでマニュアル作成をしましたが、30分かからず動画マニュアルを作成できたのは「いや、すごいな」と関心しましたね。
慣れたら、10分くらいで作成できる気がします。
テンプレートがある程度決まっているので、パソコン操作が苦手な人でも安心で、誰が作っても読みやすいマニュアルになります。
スマートフォンでのマニュアル作成は、動画撮影との相性が抜群で、パソコンよりも楽です。
今回は、社内で利用しているウォーターサーバーの使い方をマニュアルにしてみましたが、たった10分で動画かつテキストや図形を入れることができました。
例えば、お惣菜屋さんの従業員に調理方法を説明する場合などは、スマホで動画撮影し、スマホで編集して、簡単にマニュアルを作成できます。
オフィス設備の使い方など簡単なマニュアルであれば、パソコンに動画をアップロードする必要なく、作成できるのは手軽で便利ですね。
Teachme Bizでは、画像や動画のアップロードを簡単に行えるのですが、正直「少し時間がかかるな」という印象です。
具体的には、4分弱の動画をアップロードした際には、約9分ほどかかってしまいました。
PCのスペックやネット回線にもよると思いますが、10分を超える動画のアップロードは「かなり時間がかかってしまう」という起業LOG編集部の声もあります。
Teachme Bizでは、ファイルの階層わけが2階層までしか作成することができません。
例えば、部署間でフォルダをわけ(1階層)、各仕様のルールなどでフォルダをわけ(2階層)しかできないため、ファイル階層を深く分類するのが難しいです。
そのため、作成するマニュアル数が多くなる企業などは、フォルダわけに苦戦するかもしれません。
Teachme Bizは、シンプルで使いやすいフォーマットは魅力的ですが、一方でカスタマイズしにくいというデメリットを感じました。
例えば、手順1から3までは同じでも、手順4以降は分岐するなどの複雑なマニュアルは作成できません。
外部リンクや関連マニュアルの追加で、補足説明は可能ですが、手順が分岐するなどの複雑なマニュアルを作成したい業界には合わないかもしれません。
マニュアルは、基本この3ステップで超簡単に作成できます。
Teachme Bizの公式サイトでも使い方など解説されていますが、基本的なマニュアルであれば、説明書がなくても直感的な操作で作成できるのが最高です。
Teachme Bizの編集機能は、WindowsのペイントやMacのプレビュー機能のように操作シンプルです。
左にアイコンが出るのですが、なんとなく「このアイコンはテキスト入力だな」と選ぶと、だいたい合っています。
■画像編集の場合
■動画編集の場合
シンプルな機能に絞られているため、オリジナリティを出したい人向けではありませんが、初心者でも安心して編集することができます。
Teachme Bizには、スナップショットという特許機能があるのですが、この機能「めっちゃ便利」と思いました。
具体的には、1つの動画を複数に区切り、その後簡単にマニュアルの作成に利用することができる機能です。
例えば、手順が①から⑥まであると、通常だと手順①で説明する動画を撮影しアップロードする、手順②で説明する動画を撮影しアップロードするのように、手順数に応じて動画を撮影しなければいけません。
ですが、スナップショット機能があれば、手順①から⑥までと通して撮影した後に、必要な部分を切り取り、マニュアルに組み込むことができます。
言葉では説明しにくい機能ですが、とても便利な機能なので、起業LOG編集部でも人気の機能です。
Teachme Bizのステップ構造は、ボタン1つで動画や画像を埋め込み、タイトルや説明文を設定できる機能です。
パッと見でわかる作成画面とシンプルな操作なので、パワーポイントなら4枚程度使わないと説明できない手順も、動画と画像で簡単に説明できるのは、すごいなと素直に感心しました。
これは、公式サイトを見てわかる通りの使いやすさです。
動画編集は基本的に使いやすいです。
ただ、マーキング(図形を入れる)を押せば、埋め込む図形一覧が表示されると思っていました。
ですが、実際のところ、マーキングをクリックした後に、マーキングを追加を押す必要があり、少し「面倒」でした。
とはいえ、動画編集は満点くらいに使いやすくて、専門的な経験がなくても、パワーポイントやイラスト機能を使ったことがある人なら、説明書なしで使いこなせるレベルです。
画像編集は、マニュアルを作り込みたい人には物足りないくらいシンプルな編集しかできません。
ただ、個人的にはこのくらいシンプルな方が使いやすいなと感じました。
実際、テキスト入力と図形くらいに機能が絞られている方が、マニュアル作成の時間も短縮され、業務効率化にもつながると思いました。
Teachme Bizは、写真&動画のアップロードは楽ですが、少し時間がかかるなという印象でした。
数秒の動画や画像なら一瞬でアップロード可能ですが、4分弱の動画で9分くらいかかりました。
これは少し残念です。
アップロード完了までの時間の目安などが表示されれば、他の作業をすることもできますが、いつ終わるかわからない状況では、その場から離れられません。
スナップショット機能は「特許取るだけあるな」ってくらい便利な機能でした。
言葉にすると普通にですが、マニュアル作成をしてみると「この機能めっちゃ便利」と実感するので、そこは試してみてください。
画面キャプチャは便利な機能だと思ったのですが、Macに対応してないのは残念ですね。
Macでも(shift+command+5)で動画&画像のキャプチャー撮影できるので問題ありませんでしたが、ツール内でできるに越したことはないと思います。
スライドショー表示は、Teachme Bizの詳細機能一覧に載っていたので試してみたかったのですが、ツールを見ただけではイマイチわからず、断念してしまいました。
おそらく、スナップショット機能の画像バージョンだと理解しています。
2023年3月~5月であらたに、次の機能がリリースされました!
Teachme Bizはますます便利になっています!
共同編集では、権限を付与することで、複数人でマニュアルを作成できる便利な機能です。
最初は複数人でマニュアル作成する必要ないと思いました。
ただ、手順に専門的な業務を担っている担当者が複数にいる場合は、おのおのに権限を付与し、それぞれ作成&追加してもらうのは便利だと思いました。
ですが、マニュアル作成の社内ルール的なものを整備しておかないと、説明したいことがバラバラで読みにくいマニュアルになってしまう気もします。
Teachme Bizでは、PDFやWord、PPTなどもマニュアルにアップロードすることが可能です。
ですが、PDFはドラッグ&ドロップで手順に追加することはできないので、ステップ追加の際にPDFファイルを追加する必要があります。
そこまで面倒ではありませんが、他の機能でTeachme Bizの期待値が上がり「ドラッグ&ドロップで追加できないのか」と思ってしまいました。
ちなみに、今までパワーポイントでマニュアル作成していた企業も「既存のマニュアルをどう移行しよう」と悩む必要なく、Teachme Bizにアップロード可能です。
マニュアルの複製では、ボタン1つで既存のマニュアルを複製することができます。
途中まで手順が同じマニュアルを作成する場合、ボタン1つでマニュアルをコピーできるこの機能は便利です。
とはいえ、デメリットでも記載しましたが、手順が途中まで同じ場合に、マニュアル複製機能を使うなら、分岐機能があったほうが楽だなと思いました。
Teachme Bizでは、他マニュアルへのリンク、外部リンク、施設名などを設定することができます。
例えば、マニュアルの中に専門用語がある場合、手順内で説明すると文字が多く見にくくなってしまいますが、既存のマニュアルや外部リンクを設置することで、初めて業務に携わる新人の方でも見やすいマニュアルになります。
また住所や施設名を追加することもできるため、社内の業務マニュアルだけでなく、ルート営業や配達業務にも使用できるのは便利だと思いました。
マニュアル作成時にずっと気になっていた(ずっと右側に表示されているため)クリップボードですが、見ただけでは使い方がわからなかったので、公式サイトで操作を調べました。
要は、マニュアルで作成したステップをクリップボードにドラッグ&ドロップしておくと「別のマニュアルを作成するときにも簡単に追加できるよ」という機能でした。
例えば、別のマニュアルを作成する際に、既存マニュアルの一部を使いたい場合は、このクリップボード機能は超便利そうだなと思いました。
ただ、いまいち使う場面を想像できなかったのが正直な感想です。
QRコード出力機能は、QRコードを読み込むことで、マニュアルを閲覧できる機能です。
QRコードの作成自体は、ボタンを押せば5秒で作成できるので超楽で、超速でQRコードを読み込みます。
そのため、スマートフォンで読み込もうとした時の写真がブレブレになってしまいました。
現場での業務が多い場合やオフィスの使い方を説明する場合、わざわざ人が隣で説明する必要がなくなるのは、超便利だと思いました。
ですが、QRコードはシールなどにして貼り付けることで、この機能を最大化できると考えているため、シール発注サービスまで連携していると、さらに便利だなと思いました。
ただ、ここまでの機能は求めすぎかな?とも思います。
マニュアル検索では、テキスト、ファイル、更新日からマニュアルを探すことができます。
「マニュアル検索機能が微妙」という口コミを見たので、最初から疑いの目で使っていたのですが、私が使った範囲では探したいマニュアルが見つからなかったということはありませんでした。
もしかすると、同じようなタイトルのマニュアルが複数あるような場合だと、Teachme Bizのマニュアル検索機能だと項目が少ないかもしれません。
ですが、一般的な企業では十分な検索機能があるので心配する必要はなさそうです。
Teachme Bizでは、マニュアルを公開範囲を設定することができます。
そのため、社内での公開範囲を設置することはもちろんですが、外部の方にもマニュアルを公開することができます。
マニュアルを閲覧するのが社内だけとは限らないので、こういった公開範囲を設定できるのは、セキュリティー的にも安心ですね。
Teachme Bizでは、マニュアルを共有し「○日までに記入して下さい」のようなタスクを投げかけることができます。
タスク管理は別のツールを使ってるいるため「いらない機能かな」とも思いました。
経理に聞いてみたところ「年末調整は、マニュアル見て○日までにやってね」のように使えるので、便利らしいです!
限定的な機能かもしれませんが、マニュアルを見ながらやってほしい業務がある場合には、非常に使える機能です。
アクセスログでは「誰が、いつ、どのマニュアルを、何回」閲覧したかを確認することができます。
マニュアルがどのくらい読まれているのかの指標にはなりますが、基本使わない機能だと思いました。
検索ログでは、マニュアル検索に用いられたキーワードを確認することができます。
例えば、キーワードの検索数が多いのに「マニュアルがない」場合は、新たにマニュアル作成する必要があるなどの気づきを得ることができます。
ただ、便利だとは思いましたが、そこまで使う機能ではなさそうです。
Teachme Bizでは、これまで説明した機能以外に、フィードバックやコメントなど、作成したマニュアルに対してアクションを起こすことができます。
フィードバックやコメント機能があることで、作成して終わりのマニュアルではなく、常に改善することで良いマニュアルになっていくのは、良いと思いました。
今回は、起業LOG編集部がTeachme Bizを実際に使ってみましたが、正直「めっちゃ良かった」です。
カスタマイズ性が低いデメリットがありますが、その分シンプルな作成方法になっているため、初心者でも安心してマニュアルを作成できます。
今までパワーポイントでマニュアル作成していた人なら、動画マニュアルの便利さに感動すらするかもしれません。
ですが、ツールを選ぶときは注意が必要です。
なぜなら「確かに、Teachme Bizめっちゃいい、めっちゃいいけどうちの会社には別のツールの方があうかもしれない」ということがあるからです。
ただ何十とあるマニュアル作成ツールを、1つずつ比較検討するのは面倒だと思うので、今回は「Teachme Bizを含むマニュアル作成ツールの資料」をご用意しました。
利用料金や機能面など、公式サイトを行ったり来たりして比較する手間なく、マニュアル作成ツールを選ぶことができるので、ぜひご覧になってみてください。
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